JPH0518892Y2 - - Google Patents

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JPH0518892Y2
JPH0518892Y2 JP1987086568U JP8656887U JPH0518892Y2 JP H0518892 Y2 JPH0518892 Y2 JP H0518892Y2 JP 1987086568 U JP1987086568 U JP 1987086568U JP 8656887 U JP8656887 U JP 8656887U JP H0518892 Y2 JPH0518892 Y2 JP H0518892Y2
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cutter
frame
engine
cutter housing
lawn mower
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小型、簡易な乗用芝刈機、特に作業者
の足置用ステツプ及びエンジンの配置の改良に関
するものである。
(従来の技術) 前後左右に四輪を備え、この間にカツタ及びこ
れを囲むカツタハウジングを備え、ハンドルを押
操作で、カツタ及びタイプによつては後輪をエン
ジンで駆動する歩行型芝刈機は実開昭59−156432
号等で知られている。この種芝刈機は作業者がハ
ンドルを把持して歩行操作するので大面積の芝刈
作業を行うにはつかれる。
そこで自動車のように座乗し芝刈を行う乗用芝
刈機が実開昭61−28328号等で提案されるが、従
来のものは大型で、エンジンはフレームに搭載さ
れてボンネツトを備え、作業者の足置はフレーム
上に設けられたフロアでなされ、フレーム構造が
複雑化し、外装部材も多く、コスト的には専用機
なのでかなり高くなる。
そこで本出願人は歩行型と大差ない寸法の小
型、簡易な乗用芝刈機を提供しようとするが、こ
の場合、足置用ステツプをフレーム側にフロア構
造等で設けた場合、フレームの構造が複雑化し、
部品も多くなる。
又、エンジンをフレームに搭載するためにはエ
ンジンの取付スペースを確保しなければならな
い。従つて、フレームは増々複雑になる。
そこで本考案の目的はエンジンの配置及び足置
ステツプの配置を改善して、乗用芝刈機のフレー
ムの小型化と簡易化を図ることにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、カツタ
ハウジング上に作業者の足置きの為の左右ステツ
プとカツタ及び駆動輪回転の為のエンジンとを搭
載し、フレームにカツタハウジングを上下動させ
るための操作レバーを揺動可能に取付けたことを
特徴とする。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、カツタハウジング上に、作
業者の足置きの為の左右ステツプと、カツタ及び
駆動輪回転の為のエンジンとを搭載したので、こ
れらをフレームに取付ける必要がない。
(実施例) 次に本考案の一実施例を添付図面を参照しつつ
詳述する。
第1図は芝刈機の前面斜視図を、第2図は同側
面図を、第3図は同縦断側面図を、第4図は同説
明的平面図を示す。
芝刈機1のフレーム2は前半部3aを前下傾さ
せ、後半部3bを略水平としたフロントメンバ3
と、正(背)面視門型のリヤメンバ4とからな
り、リヤメンバ4は横架された横部4aと、これ
の左右両端から垂下された左右の脚部4b,4b
とからなる。フロントメンバ3の前端にはブラケ
ツト5を垂下して下方左右にある前輪6,6を支
持し、前輪6,6はフロントメンバ3前端に設け
たヘツドチユーブ7から若干後上傾する如く起設
されたバーハンドル8にタイロツド9、ナツクル
10を介して連結され、ハンドル8の左右の操作
で前輪6,6は操向される。
リヤメンバ4の左右の脚部4b,4b下部には
車軸11を回転自在に横架し、該車軸11の両端
に左右の後輪12,12を止着し、車軸11上の
一部にはプーリ13を固着する。脚部の一方には
ブラケツト14を介してミツシヨンケース15を
取付支持せしめ、車軸11の上方にあつてこれと
平行するミツシヨンケースの出力軸16のプーリ
17と前記車軸のプーリ13をベルト18で連結
し、後輪12,12を駆動する如く構成する。
以上のフレーム2のフロントメンバ3の略水平
な後半部3b上にはシート19を搭載し、シート
19は跨乗する鞍乗型とする。
前後輪6,6,12,12の間であつてフレー
ムフロントメンバ3の下方には水平面内で回転す
る芝刈用カツタ20を設ける。カツタ20の周囲
及び上方はカツタハウジング21で覆い、カツタ
ハウジング21は周片21aと上片21bを備え
て下方に開放し、上片21bは平面視右後方を上
方に膨出する排出部21cとし、上片21bは排
出方向に上方に次第に膨出する凹溝21dを周辺
部に備え、以上のカツタハウジング21の前半部
上にはエンジン25を搭載する。カツタ20の駆
動軸22をハウジング21の上片21bの中央部
上方に突出し、又ハウジング21の排出部21c
を排出ダクト23に連結し、ダクト23の後部開
口23aは門型のフレームリヤメンバ4の左右の
脚部4b,4bを通つて後方に延出され、フレー
ム後方に脱着自在に止着したグラスバツグ24に
臨む。
エンジン25はクランクシヤフト縦置のバーチ
カルエンジンを用い、下位にクランクケース25
aを備え、縦向の出力軸26がクランクケース2
5aの下に垂下突出し、出力軸26はカツタハウ
ジング21の上片21b上に臨む。クランクケー
ス25aには横向きで前方に延びるシリンダブロ
ツク25bが配設され、これの周りをカバー27
で覆い、後部には燃料タンク28が、又中間部に
はエアクリーナ29が配設されている。エンジン
上部にはリコイルスタータを内装したカバー30
が設けられ、これの周りの右後方にはリコイルス
タータノブ31が設けられ、ノブ31をシート1
9に作業者が座乗したまま下方に手を伸ばして後
方、且つ外側上方に引張することによりエンジン
の始動を行う。
エンジン25によるカツタ20と後輪12を駆
動する伝動系は、出力軸26にプーリ32を設
け、又カツタ軸22の上端にプーリ33を設け、
更に後部のエンジンと別体のミツシヨンケース1
5の下部から垂下した入力軸34にプーリ35を
設け、これらプーリ32,33,35間をベルト
36で連結し、ベルト36はテンシヨンプーリ3
7、ガイドプーリ38で緊張且つ案内し、エンジ
ンの出力はプーリ32、ベルト36を介してプー
リ33,35に伝達され、カツタ20の駆動と後
輪12の駆動を行う。
ところでカツタハウジング21は上下方向の高
さ調節機構を備え、カツタ20を上下させて芝の
刈り高さを調節可能とした。即ち第2図で示す如
くフレーム側から左右のステイ39を後方に突設
し、これにL型のリンク40の中点を枢着40a
し、リンク40の一端40bをカツタハウジング
21前部上の左右に設けたステイ41に枢着す
る。一方、リヤフレームメンバ4の左右の脚部4
b,4bから前方にステイ42を夫々突設し、こ
れにT字型リンク43の中点を枢着43aし、リ
ンク43のアーム43bの一端をカツタハウジン
グ21の後部上の左右に設けたステイ44に枢着
し、リンク43の他のアーム43cの一端をバー
状リンク45を介して一方の脚部4bに枢着46
aした操作レバー46の基端に枢着し、レバー4
6はシフトパターン類似の溝47aを有する保持
板47に嵌挿し、リンク43の更なる他のアーム
43dの一端と前部リンク40の残つたアーム4
0cの端部とをロツド48で連結する。かくする
ことにより操作レバー46を前後に揺動操作する
ことによりリンク45を介してリンク43は揺動
し、一方リンク40はロツド48を介して連動
し、カツタハウジング21を上下動させる。
以上のカツタハウジング21上のシート19の
左右の前下方で該カツタハウジング21の前部中
間部上に搭載されたエンジン25の下部の後部左
右には足置用ステツプ49,49を設ける。ステ
ツプ49,49は実施例では正面視逆凹型をな
し、上杆49aが左右を向くようにカツタハウジ
ング21の片片の中央部より若干前方に偏寄つた
位置の左右に設けられ、パイプ材からなるフレー
ムフロントメンバ3及びシート19の下方、両側
は幅の狭いカバー50で覆われ、作業者はシート
19に鞍乗り姿勢で座乗し、両脚をカバー50を
この間に臨ませるように開いて下ろし、両足をス
テツプ49,49の上杆49a上に載せる。
以上実施例は前二輪の四輪タイプを示したが、
前一輪の三輪タイプでも良く、又実施例はエンジ
ンとミツシヨンとをベルト・プーリでつないだが
ドライブシヤフトでつないでも良く、伝動機構は
任意である。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、ステツプ
をフレーム側に設けることなくカツタハウジング
の上面を利用して設けたのでフロア等やステツプ
ブラケツト等をフレーム側に設ける必要がなく、
フレーム構造が極めて簡素化し、且つエンジンを
カツタハウジングに設けることによりフレームは
更に簡素化し、構造簡素で小型であり、取り扱い
操作性に優れる乗用芝刈機を歩行型芝刈機と大差
ないコストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は芝刈機の正面斜視図、第2図は同側面図、第3
図は同縦断側面図、第4図は同説明的平面図であ
る。 尚図面中、1は芝刈機、2はフレーム、6,1
2は前後輪、8はハンドル、19はシート、20
はカツタ、21はカツタハウジング、25はエン
ジン、46は操作レバー、49はステツプであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フレームの前部に操向輪をなす少くとも一輪の
    前輪と、フレーム後部に駆動輪をなす二輪の後輪
    を備え、フレーム上部にシートを配設し、フレー
    ム前部にはハンドルを配設し、フレームの下方で
    前後輪間にカツタハウジングを配置し、このカツ
    タハウジングでカツタの周囲及び上方を囲つてな
    る乗用芝刈機において、 前方カツタハウジング上に、作業者の足置きの
    為の左右ステツプと、カツタ及び駆動輪回転の為
    のエンジンとを搭載し、 前記フレームに、上記カツタハウジングを上下
    動させるための操作レバーを揺動可能に取付けた
    ことを特徴とする乗用芝刈機。
JP1987086568U 1987-06-03 1987-06-03 Expired - Lifetime JPH0518892Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987086568U JPH0518892Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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JP1987086568U JPH0518892Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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Publication Number Publication Date
JPS63196916U JPS63196916U (ja) 1988-12-19
JPH0518892Y2 true JPH0518892Y2 (ja) 1993-05-19

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ID=30942991

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JP1987086568U Expired - Lifetime JPH0518892Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009227082A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 作業車輌及びhstユニット

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3881304A (en) * 1971-12-20 1975-05-06 Homelawn Corp Dumpable grass catcher
US3969876A (en) * 1975-04-18 1976-07-20 Mtd Products Inc. Combination mower and catcher
US4589249A (en) * 1980-12-15 1986-05-20 Walker Manufacturing Company Mowing apparatus
JPS61115413A (ja) * 1984-11-08 1986-06-03 本田技研工業株式会社 乗用芝刈機

Patent Citations (4)

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JPS63196916U (ja) 1988-12-19

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