JPH05188681A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05188681A
JPH05188681A JP4005549A JP554992A JPH05188681A JP H05188681 A JPH05188681 A JP H05188681A JP 4005549 A JP4005549 A JP 4005549A JP 554992 A JP554992 A JP 554992A JP H05188681 A JPH05188681 A JP H05188681A
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JP4005549A
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Tsukasa Okido
司 大木戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、自動露光センサを有する複写装置に
おいて、そのセンサの出力より無原稿または白紙原稿が
判断されるとき、帯電動作をオフして無駄なトナーの消
費を防止することを最も主要な特徴とする。 【構成】CPU101は、AES100の出力を取り込
み、これをROM102に記憶されている設定量と比較
する。そして、AES100の出力が上記設定量をこえ
ているとき、原稿の無しまたは白紙原稿を判別し、帯電
装置42による帯電動作をオフさせる。このような制御
を、コピー動作が終了するまで繰り返す構成となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば自動露光セ
ンサを有する複写装置などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な複写装置においては、キ
ャリッジのスキャン中、つまり原稿の露光走査の最中に
あっては、常に帯電装置がオンされるようになってい
る。こうして、感光体の表面が、静電潜像の形成に備え
てあらかじめ帯電された状態に保たれるようになってい
る。
【0003】しかしながら、この帯電動作は、原稿の有
無あるいは原稿の画像の有無(白紙原稿)にかかわらず
行われるものであった。このため、原稿がおかれていな
い場合や白紙原稿の場合にもトナーが感光体の表面にの
り、無駄なトナーの消費が増えるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、キャリッジのスキャン中は常に帯電装置が
オンされるようになっているため、原稿がおかれていな
い場合や白紙原稿の場合にも不要なトナーが感光体の表
面に付与されることとなり、これにより排トナーが増え
るなど、トナーの無駄な消費が問題となっていた。そこ
で、この発明は、現像剤の無駄な消費を抑えることが可
能な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の画像形成装置にあっては、自動露光セ
ンサを有するものにおいて、前記自動露光センサの出力
の変化から原稿の有無を判別する判別手段と、この判別
手段の判別結果にもとづいて感光体への帯電動作を制御
するようにしてなる帯電手段とから構成されている。
【0006】また、この発明の画像形成装置にあって
は、原稿台に載置される原稿を露光走査する走査手段
と、この走査手段による露光走査の出力を受け、前記走
査手段の露光量を決定するための原稿濃度値を検出する
自動露光センサと、前記走査手段による露光走査の出力
にもとづいて前記原稿の画像に対応する静電潜像が形成
される感光体と、この感光体上に前記静電潜像を形成せ
しめるべく帯電を行う帯電手段と、前記感光体上に形成
された静電潜像を現像剤により顕像化する現像手段と、
この現像手段で顕像化された現像剤像を被画像形成媒体
上に転写する転写手段と、前記自動露光センサの出力の
変化から原稿の有無および原稿上の画像の有無を判別す
る判別手段と、この判別手段の判別結果にもとづいて前
記帯電手段による前記感光体への帯電動作を制御する制
御手段とから構成されている。
【0007】
【作用】この発明は、上記した手段により、原稿の有無
などに応じて感光体への帯電動作を制御できるようにな
るため、不要なトナーの消費を防止することが可能とな
るものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかる複写装置を示
すものである。
【0009】複写機本体(PPC)2は、その上部に、
被読取物、つまり原稿が載置される原稿載置台(透明ガ
ラス板)10、この載置台10をとりまく上カバー10
b、および開閉可能に設けられ、上記原稿を載置台10
に対して保持するための原稿カバー12を有している。
上記上カバー10bには、ユーザ(利用者)の操作によ
り動作信号などが入力される操作パネル(後述する)が
設けられている。
【0010】上記載置台10の内側、つまりPPC2の
内部には、原稿を照明する照明ランプ22、このランプ
22から発生される照明光を原稿に集光する反射板2
4、および原稿からの反射光を反射させる第1ミラー2
6を有する第一キャリッジ20と、この第一キャリッジ
20で反射された原稿からの反射光をさらに反射させる
第2ミラー32および第3ミラー34を有する第二キャ
リッジ30とが配置されている。第一キャリッジ20
は、図示しない歯付きベルトなどを介して、図示しない
パルスモータによって載置台10と平行に移動可能に配
置されている。
【0011】第二キャリッジ30は、上記第一キャリッ
ジ20を駆動する図示しない歯付きベルトなどを介して
移動可能に配置され、上記第一キャリッジ20に対して
従動されるとともに、上記第一キャリッジ20に対して
1/2の速度で移動されるようになっている。
【0012】上記第一キャリッジ20の下方で、かつ第
二キャリッジ30を介して折り返される反射光の光軸を
含む面内には、図示しない駆動機構を介して移動可能に
設けられ、上記第二キャリッジ30からの反射光に集束
性を与えるとともに、自身が移動することで、その反射
光を所望の倍率で結像させる結像レンズ36が設けられ
ている。
【0013】また、この反射光を折り返し、感光体40
における所望の位置に結像させるとともに、結像レンズ
36の移動にともなう焦点距離の変動を補正するため
に、図示しない駆動機構によって光軸に沿って移動可能
な第4ミラー38が配置されている。なお、上記反射光
は、原稿に記載されている文字あるいは図形、つまり原
稿上の画像情報であることはいうまでもない。
【0014】上記レンズ36の下方で、PPC2の中心
付近には、上記第4ミラー38によって導かれた反射光
が結像されることで電荷の分布パターン、つまり静電潜
像が形成される感光体40が配置されている。
【0015】この感光体40の周囲には、感光体40に
対して所定の電荷を帯電させる帯電装置42、感光体4
0に形成された静電潜像をトナー(現像剤)を用いて顕
像化させる現像装置44、感光体40に形成されたトナ
ー像を後述する給紙デバイスから供給される被画像形成
媒体としての複写用紙Pに転写させる転写装置46、お
よび転写後の感光体40における電荷の分布を除去し、
感光体40の帯電特性を初期状態に戻すとともに、残存
トナーをかき落とすためのクリーニング装置48が順に
配置されている。現像装置44には、トナーを収納し、
消費したトナーを補給するためのトナーカートリッジ4
5が装着されている。転写装置46は、転写後の用紙P
を感光体40から分離させるためのAC電圧印加装置4
6aを一体に有している。
【0016】こうして、上記感光体40に形成された上
記潜像は、上記現像装置44によってトナー像に変換さ
れ、これにより上記原稿に含まれている画像情報がトナ
ー像として転写され、用紙P上に複写(コピー)され
る。
【0017】すなわち、PPC2の右方、つまり上記感
光体40における回転方向の上流に対応する位置には、
用紙カセット14a,14bが挿入される複数のスロッ
ト50a,50bが形成されている。
【0018】一方、PPC2の左方側面部には、上記感
光体40上に形成された画像(トナー像)が転写され、
定着された複写済み用紙Pがストックされる排出トレイ
16aが配置されている。
【0019】PPC2の内部であって、上記感光体40
の上流側に対応する位置には、上記用紙カセット14
a,14bから用紙Pを1枚ずつ引き出す第1,第2の
給紙ローラ51a,51bが設けられている。また、こ
れら第1,第2の給紙ローラ51a,51bの先には、
引き出された用紙Pを上記感光体40へ向けて給送する
第1,第2の搬送ローラ対52a,52bが設けられて
いる。さらに、これら第1,第2の搬送ローラ対52
a,52bの先には、それぞれ給送路53a,53bが
設けられている。そして、感光体40の直前で用紙Pの
傾きを補正し、感光体40上の画像の先端と用紙Pの先
端とを整合させ、感光体40の回転速度と同じ速度で用
紙Pを給送する一対のタイミングローラ54が配置され
ている。
【0020】加えて、上記PPC2の上記感光体40の
下流側に対応する位置には、上記感光体40上のトナー
像が転写され、トナーが静電的に付着している状態の用
紙Pを搬送する搬送装置56が設けられている。また、
この搬送装置56の先には、定着装置58が配置されて
いる。
【0021】この定着装置58は、中空の円筒であっ
て、自身を加熱するヒータランプ58bを内部に収容す
るとともに、用紙Pに転写されたトナーを溶融定着させ
るために、上記感光体40における外周面の移動速度と
同じ外周移動速度で駆動されるヒートローラ58aと、
このヒートローラ58aに圧接され、ヒートローラ58
aおよび用紙Pに圧力を与えるとともに、トナーを溶融
定着させる加圧ローラ58cとから構成されている。そ
して、この先には、定着装置58を通過することにより
トナー像が定着された複写済みの用紙Pを、PPC2の
外部へ排出するための排出ローラ対16が設けられてい
る。
【0022】なお、図2に示すように、前記した結像レ
ンズ36の近傍で、かつ第二キャリッジ30を介して折
り返される反射光の光軸を含む面内には、自動露光セン
サ(AES)100が設けられている。このAES10
0は、第一,第二キャリッジ20,30を介して折り返
される原稿からの反射光を受け、前記照明ランプ22の
露光量を原稿の画像濃度に応じて自動的に制御するため
の原稿濃度値を検出するものである。図3は、上カバー
10bに設けられた操作パネル18を示すものである。
【0023】この操作パネル18には、複写開始信号が
入力されるコピーボタン18a、複写枚数の設定やデー
タ信号の入力に利用される“0”〜“9”の数字キー
(テンキー)18b、複写動作の中断や入力途中のデー
タを“0”に戻すクリヤキー18c、および入力された
データ(たとえば、複写枚数や複写倍率)を表示する表
示部18dが設けられている。
【0024】また、操作パネル18には、PPC2の動
作状態、たとえば選択されているカセットあるいは紙づ
まりの位置などを表示するモニタLED18e、自動露
光モードを設定するオート露光キー18f、マニュアル
にて露光量(複写濃度)をセットするマニュアル露光設
定部18g、複写倍率を所定の関係で設定する倍率設定
部18h、複写倍率を1%刻みで設定するズームキー1
8i、カセット14a,14bのいずれかを選択するこ
とによって用紙サイズを入力するカセット選択キー18
jの他、無原稿時または白紙原稿時に上述した帯電動作
をオフする帯電オフモードキー18kなどが設けられて
いる。次に、上記したPPC2における基本的な複写動
作(通常コピー)について説明する。
【0025】たとえば、操作パネル18を介して複写枚
数、複写倍率および用紙サイズなどの複写条件が選択さ
れ、さらにコピーボタン18aからの複写開始信号が入
力されることにより、原稿載置台10に載置された原稿
は、読み取り時、つまり第一キャリッジ20の往路移動
時に照明ランプ22からの光によって照明される。
【0026】このとき、オート露光キー18fによって
自動露光モードが設定されている場合には、前記AES
100の出力の変化に応じて逐次照明ランプ22の光量
が制御され、原稿の画像の濃度に対応する露光量にて露
光走査が行われる。また、マニュアル露光設定部18g
によってマニュアル露光モードが設定されている場合に
は、その設定値に応じて照明ランプ22の光量が制御さ
れて露光走査が行われる。
【0027】原稿からの反射光は、反射板24によって
生じたスリット領域を通過して第1ミラー26へ導か
れ、これにより第二キャリッジ30の第2ミラー32に
向けて反射される。第2ミラー32へ導かれた反射光
は、第3ミラー34で再び反射されて、所望の倍率を提
供する位置に移動されているレンズ36へ導かれ、ここ
で集束性の光に変換された後、第4ミラー36を介して
予め所定の電荷が与えられている感光体40の所定の位
置に結像される。
【0028】すなわち、上記第一,第二キャリッジ2
0,30のスキャン動作の開始にともなって帯電装置4
2がオンされ、この帯電装置42によって表面の電位が
ほぼ均一に保たれた感光体40に対して、原稿からの反
射光がスリット露光されることにより、その表面に静電
的なパターンが形成され、潜像となる。
【0029】感光体40上に潜像として形成された画像
は、所望の移動速度によって回転される感光体40の移
動にともなって現像領域へ導かれる。この現像領域で
は、上記現像装置44よりトナーが供給されるようにな
っており、これによりトナーが上記潜像に対して選択的
に付着されて現像される。
【0030】ここまでの一連の動作と並行して、指定の
用紙サイズに応じて、用紙カセット14a,14bのい
づれか一つから、その対応する給紙ローラ51a,51
bによって一枚の用紙Pが引き出される。この一枚の用
紙Pは、それぞれの搬送ローラ52a,52bを介して
各給送路53a,53b間を送られ、上記感光体40に
おける回転方向の上流側から、感光体40と転写装置4
6との間に形成される転写領域へ給送される。
【0031】転写領域へ給送される用紙Pは、その直前
で、タイミングローラ54によって一旦停止される。こ
の後、上述した第一キャリッジ20あるいは第二キャリ
ッジ30のいづれか一方の副走査方向における移動を基
準とし、画像の先端と用紙Pの先端とが整合されて、感
光体40へ向かって給送される。
【0032】これに対し、感光体40に形成されたトナ
ー像が所望の速度で回転され、感光体40と転写装置4
6との間に規定される転写領域へ導かれると、上記タイ
ミングローラ54からの用紙Pが感光体40に残ってい
る電荷に引き付けられることで、吸着(密着)される。
そして、用紙Pは、感光体40の回転にともなって転写
領域を通過される。
【0033】このとき、感光体40および用紙Pに対し
て、(潜像形成のために)既に感光体40へ与えられて
いる電荷と同極性の電荷が転写装置46から供給され
る。この結果、感光体40へ付着しているトナーが用紙
Pへ転写される。
【0034】トナーが転写された用紙Pは、転写装置4
6に一体に形成されているAC電圧印加装置46aから
のAC電圧の供給によって上記感光体40との吸着から
解放され、トナーを載せた状態で搬送装置56へ送出さ
れる。そして、この搬送装置56を介してヒートローラ
58aおよび加圧ローラ58c間を通過されることによ
り、トナーは用紙Pに定着(固着)される。以上のよう
にして、原稿の画像が複写された用紙Pは、排出ローラ
16により排出トレイ16aへ複写面を表にした(上に
向けた)状態で排出される。
【0035】なお、用紙Pが分離された後の感光体40
は、さらに回転され、その表面がクリーニング装置48
によってクリーニングされる。すなわち、感光体40
は、クリーニング装置48により残留トナーが除去され
るとともに、図示しない除電ランプを介して表面の電荷
分布パターンが初期状態に戻されて、次の複写が可能な
状態が維持される。図4は、電気系の構成の要部を示す
ものである。
【0036】すなわち、CPU101はこのPPC2の
全体を制御するものであり、このCPU101には前記
の操作パネル18、帯電装置42、AES100、およ
びAES100の出力より原稿の有無または白紙原稿を
判定するための設定量などを記憶するROM102が接
続されるとともに、前記の複写動作に必要な各部を駆動
するための機構部(図示していない)などが接続されて
いる。次に、上記した構成における動作について説明す
る。図5は、コピー時における処理の流れの概略を示す
ものである。
【0037】たとえば今、操作パネル18のコピーボタ
ン18aが操作されたとする。すると、まず、帯電オフ
モードキー18kが押されているか否かが判断される。
この帯電オフモードキー18kが押されていない場合に
は、上述した通常コピーが行われる。
【0038】すなわち、通常のコピーモードにおいて
は、第一,第二キャリッジ20,30のスキャン(露光
走査)中に帯電装置42がオンされる。これにより、感
光体40の表面に、原稿載置台10上に載置されている
であろう原稿の画像に応じた静電潜像の形成が行われる
ことになる。
【0039】一方、帯電オフモードキー18kが押され
ていると判断される場合には、AES100の出力がR
OM102に記憶されている設定量と比較される。そし
て、AES100の出力が上記設定量以下であれば、原
稿があると判断される。この場合にも、帯電装置42が
オンされて上記と同様の処理が行われる。
【0040】もし、AES100の出力が上記設定量以
上であるときには、原稿の無し、または白紙原稿と判断
される。この場合には、帯電装置42がオフされ、感光
体40の表面への帯電が禁止される。これにより、第4
ミラー38を介して折り返される反射光が結像されて
も、感光体40の表面には潜像は形成されない。したが
って、感光体40の表面が現像装置44からのトナーに
よって現像されることもない。
【0041】すなわち、帯電オフモードにおいては、A
ES100の出力より無原稿または白紙原稿が判断され
る場合に限り、帯電装置42による感光体40の表面へ
の電荷の付与が阻止される。このため、たとえば第一,
第二キャリッジ20,30のスキャン動作によっても、
感光体40の表面に現像装置44からのトナーがのるの
を防止できる。この結果、不要なトナーの消費や、さら
には排トナーの発生をも減少し得る。また、原稿の画像
とは別の像、たとえば原稿載置台10や原稿カバー12
などの汚れがコピーされるのも防止できるものである。
【0042】このように、コピー動作が終了するまで、
AES100の出力を監視し、出力の変動、つまり原稿
の画像の有無に応じて帯電動作のタイミングが制御され
る。これにより、白紙コピーや一部が白紙(余白)とな
っている原稿についても、その白地部分を生かして、汚
れなどのないきれいなコピーを得ることができる。上記
したように、原稿の有無または画像の有無に応じて、感
光体への帯電動作を制御できるようにしている。
【0043】すなわち、AESの出力を監視し、その出
力が設定量をこえている場合に原稿の無しまたは白地を
判別して、帯電装置による感光体の表面への電荷の帯電
を禁止するようにしている。これにより、スキャンはさ
れても静電潜像が形成されることがないため、不要なト
ナーの消費を防止することが可能となる。したがって、
トナーの無駄な消費を抑えることができ、しかも白地部
分に原稿載置台などの汚れがそのままコピーされるとい
った不具合をも解消し得るものである。
【0044】なお、上記実施例においては、カセット給
紙についてのみ説明したが、これに限らず、たとえば手
差しコピー時にも同様に適用することができる。この手
差しコピーの場合、キャリッジは原稿サイズに関係な
く、フル・スキャンするようになっており、この間、帯
電はオンのままとなる。したがって、もし原稿がA4サ
イズのような小さいものである場合には、原稿の終端で
帯電がオフとなり、それ以上、トナーを使用しなくても
済むようになる。その他、この発明の要旨を変えない範
囲において、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、現像剤の無駄な消費を抑えることが可能な画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる複写装置の構成
図。
【図2】同じく、光学系の様子を示す上面図。
【図3】同じく、操作パネルの一例を示す図。
【図4】同じく、電気系の要部を示すブロック図。
【図5】同じく、動作を説明するために示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
2…複写機本体(PPC)、10…原稿載置台、14
a,14b…用紙カセット、18…操作パネル、18a
…コピーボタン、18k…帯電オフモードキー、20…
第一キャリッジ、22…照明ランプ、30…第二キャリ
ッジ、36…結像レンズ、40…感光体、42…帯電装
置、44…現像装置、46…転写装置、58…定着装
置、100…自動露光センサ(AES)、101…CP
U、102…ROM。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動露光センサを有する画像形成装置に
    おいて、 前記自動露光センサの出力の変化から原稿の有無を判別
    する判別手段と、 この判別手段の判別結果にもとづいて感光体への帯電動
    作を制御するようにしてなる帯電手段とを具備したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿台に載置される原稿を露光走査する
    走査手段と、 この走査手段による露光走査の出力を受け、前記走査手
    段の露光量を決定するための原稿濃度値を検出する自動
    露光センサと、 前記走査手段による露光走査の出力にもとづいて前記原
    稿の画像に対応する静電潜像が形成される感光体と、 この感光体上に前記静電潜像を形成せしめるべく帯電を
    行う帯電手段と、 前記感光体上に形成された静電潜像を現像剤により顕像
    化する現像手段と、 この現像手段で顕像化された現像剤像を被画像形成媒体
    上に転写する転写手段と、 前記自動露光センサの出力の変化から原稿の有無および
    原稿上の画像の有無を判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果にもとづいて前記帯電手段によ
    る前記感光体への帯電動作を制御する制御手段とを具備
    したことを特徴とする画像形成装置。
JP4005549A 1992-01-16 1992-01-16 画像形成装置 Pending JPH05188681A (ja)

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