JPH05188260A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒

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Publication number
JPH05188260A
JPH05188260A JP2172792A JP2172792A JPH05188260A JP H05188260 A JPH05188260 A JP H05188260A JP 2172792 A JP2172792 A JP 2172792A JP 2172792 A JP2172792 A JP 2172792A JP H05188260 A JPH05188260 A JP H05188260A
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JP
Japan
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lens
zoom
barrel
fixing part
optical axis
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Pending
Application number
JP2172792A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Nagano
雅敏 永野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立て易く、電気配線が行い易いズームレン
ズ鏡筒を得ること。 【構成】 第2固定部3内に保持された第1固定部2を
備え、撮影光学系の固定レンズ1dと絞り手段7および
レンズ制御手段16を前記第1の固定部に保持したこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焦点距離を変化させるこ
とのできるズームレンズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、駆動アクチュエータを有する絞り
ユニットや、その制御回路を構成する電気基板を有する
レンズ鏡筒の開発が行われている。また、カメラの電子
化に伴い撮影光学系の焦点距離等の状態に応じてカメラ
制御が行われるようになりつつある。このため、撮影光
学系の焦点距離等を検出するためのエンコーダーを搭載
したレンズ鏡筒の開発が行われるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、駆動アクチュエーターを有する絞りユニット
や、その制御回路を構成する電気基板や、エンコーダー
等の各要素を電気信号線で結合させる必要があるため、
その構成が複雑になり、組立てにくく、電気配線が行い
にくいという問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を解消し、組立て易
く、電気配線が行い易いズームレンズ鏡筒を得ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成より
なることを特徴とするズームレンズ鏡筒である。 (1)第2固定部内に保持された第1固定部を備え、撮
影光学系の固定レンズと、絞り手段およびレンズ制御手
段を前記第1の固定部に保持したことより、組立て、電
気配線が行い易く、また、ズーム信号を容易に検出する
ことができる。 (2)前記第1固定部がズーム信号検出手段を保持する
ことを特徴とする。 (3)前記ズーム信号検出手段は、前記第1固定部に保
持される回転環と、この回転環の回転位置検出手段によ
り構成されることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0007】図1は本発明の特徴を最もよく表わすズー
ムレンズ鏡筒の縦断面図、図2、図3はそのズームレン
ズ鏡筒の要部の分解斜視図、図4、図5はそのズームレ
ンズ鏡筒の第1固定部の構成を示す分解斜視図である。
【0008】図において、1a,1b,1c,1dは撮
影光学系のレンズであり、1aはフォーカスレンズ、1
bはズーム変倍レンズ、1cはズーム補正レンズ、1d
は固定レンズ、2は図4、図5に示すように、同心状に
連結した大径筒2−1と小径筒2−2とからなる第1固
定部であり、この両筒の連結面2−3に形成された穴部
2a、周溝2b、電気基板16の取付部2cを有し、小
径筒2−2に固定レンズ1dを保持している。
【0009】3は同心状に嵌合した上記第1固定部2を
保持している第2固定部であり、光軸22と平行なカム
溝3a、ズーム補正レンズ1c用カム溝3b、ネジ部3
cを有している。4はフォーカスレンズ1aの保持鏡筒
であり、ネジ部3cと螺合するネジ部4aを有する。5
はズーム変倍レンズ1bの保持鏡筒、6はズーム補正レ
ンズ1cの保持鏡筒であり、リードを有するカム溝6a
と穴6bを有する。7は絞りユニット、8はネジ部8a
を有する直進筒、9は操作環であり、光軸22と平行な
カム溝9a、ネジ部8aと螺合するネジ部9bを有す
る。
【0010】10は外装筒、11はレンズマウント、1
2は保持鏡筒6に植設されているズーム補正レンズ1c
用コロ、13は保持鏡筒4に植設されているフォーカス
レンズ1a用コロ、14はカム溝3a、カム溝6aと係
合するコロ部14aを有し、直進筒8の内径側に植設さ
れているズーム変倍レンズ1b用コロ、15は操作環9
に被せられたゴムリング、16はレンズ制御手段を構成
する電気基板であり、取付部2cに取付けられ、絞りユ
ニット7と電気信号線で結ばれている。
【0011】17は電気基板16と電気信号線で結ばれ
ているレンズ接点、18は図5に示されるように第1固
定部2の小径筒2−2の表面に貼り付けられているズー
ム信号検出用の電気基板であり、信号パターン18a,
18b,18cを有し、電気基板16と電気信号線で結
ばれている。
【0012】19は第1固定部2の大径筒2−1内面に
ワッシャー21により回転自在に保持された回転環であ
り、穴部2aを通り抜けて保持鏡筒6の穴6bと係合す
る腕部19aと、小径筒2−2の表面と平行に対向する
腕部19bを有する。20はその腕部19bに保持さ
れ、その先端が図5に示すように、電気基板18と接触
しているブラシである。なお、上記ワッシャー21は周
溝2bにはめ込まれ、回転環19の光軸方向の移動を規
制している。
【0013】23はコロ12を保持鏡筒6に固定するた
めのビス、24はコロ14を直進筒8に固定するための
ビス、25は電気基板16を第1固定部2の取付部2c
に固定するためのビスである。
【0014】30はカメラボディユニット、31は反射
ミラー、32はペンタプリズム、33はカメラ制御回
路、34はカメラ制御回路33と電気信号線で結ばれて
いるカメラ接点であり、このカメラ接点34はレンズ接
点17と接触している。35は撮像面、36はファイン
ダー、37はカメラ制御回路33と電気信号線で結ばれ
ている電源である。
【0015】次に、上記の構成からなる実施例の動作に
ついて説明する。
【0016】まず、フォーカス操作は操作環9を光軸2
2を中心に回動させることにより行う。操作環9が回動
すると、保持鏡筒4に植設されたコロ13がカム溝9a
に係合し、第2固定部3のネジ部3cと保持鏡筒4のネ
ジ部4aが螺合しているため、フォーカスレンズ1aは
光軸方向に移動しピント合わせを行うことができる。
【0017】このとき、ネジ部8a,9bはネジピッチ
がネジ部3c,4aに比べはるかに小さいため、操作環
9は光軸方向にわずかにしか動かない。
【0018】ズーム操作は操作環9を光軸22の方向に
動かすことにより行う。操作環9が光軸方向に直進する
と、直進筒8は操作環9と一緒に光軸方向に移動するこ
とにより、ズーム変倍レンズ1bの保持鏡筒5は直進筒
8に植設されたコロ14により保持され、また、コロ部
14aは第2固定部3の光軸22と平行なカム溝3aと
係合しているため、ズーム変倍レンズ1bは操作環9と
一緒に光軸方向に移動する。
【0019】また、同時にズーム補正レンズ1cの保持
鏡筒6のリードを持つカム溝6aはコロ14のコロ部1
4aに係合しており、保持鏡筒6に植設されたコロ12
は第2固定部3のカム溝3bに係合しているため、コロ
14が光軸方向に移動すると、ズーム補正レンズ1cは
回転しながら光軸方向に移動する。
【0020】上記カム溝3bはズーム変倍レンズ1bの
位置に応じて、ズーム補正レンズ1cが適正な位置にな
るように設けられている。つまり、操作環9を光軸方向
に動かすと、ズーム変倍レンズ1bとズーム補正レンズ
1cが光軸方向に移動しズーム操作が行える。このと
き、フォーカスレンズ1aは光軸方向に移動しない。
【0021】次にズーム信号検出について説明する。図
5に示されるように第1固定部2の小径筒2−2の表面
にズーム信号検出手段としての電気基板18が貼り付け
られており、この電気基板18に回転環19の腕部19
bに保持されたブラシ20の先端が接触している。この
回転環19の腕部19aはその回転範囲において、第1
固定部2と接触しないようにあけられた穴部2aを通り
保持鏡筒6の穴6bに係合しており、保持鏡筒6の回転
に応じて回転環19は回転を行う。
【0022】また、上記電気基板18は図5に示される
ような導電性のパターン18a,18b,18cを有
し、この各パターンとブラシ20の先端との接触位置が
変わると、パターン18aとパターン18b、またパタ
ーン18aとパターン18cの導通状態が変化し、ブラ
シ20がパターン上のどの位置にあるのか検出できる。
この電気基板18に対するブラシ位置検出は公知であ
る。
【0023】つまり、先に述べたようにズーム操作を行
うと、保持鏡筒6が回転しながら光軸方向に移動する。
この保持鏡筒6の回転に応じて回転環19が回転しブラ
シ20の電気基板18に対する位置が変化する。
【0024】そして、電気基板18のパターン18a,
18b,18cの導通状態からブラシ20の位置を検出
することで、撮影光学系の焦点距離がどの領域にあるか
を電気基板16に設けたレンズ制御回路16aが検出す
る。この検出情報がレンズ接点17、カメラ接点34を
介してカメラ制御回路33に伝達され、各ズーム領域に
応じた制御がカメラ制御回路33により行われる。
【0025】本実施例のズームレンズ鏡筒はマクロ撮影
を行うこともできる。
【0026】マクロ操作は操作環9を最も被写体側に動
かし(本実施例では広角端)かつ最もフォーカスレンズ
1aを繰り出した状態からさらに操作環9を回転させる
ことにより行う。第2固定部3のカム溝3aは図2に示
されるようなL字形をしており、コロ14は広角端にお
いてのみ光軸22を中心として回転できる。つまり、広
角端かつフォーカスレンズ1aを最も繰り出した状態で
さらに操作環9を回わすと、直進筒8が回動する。
【0027】そうすると、ズーム変倍レンズ1bは光軸
方向に移動しないが、保持鏡筒6は光軸中心に回転し、
同時にカム溝3bとカム溝6aの関係によって光軸方向
に移動し、マクロ操作を行える。ただし、直進筒8の回
転方向に一致するマクロ域侵入方向とフォーカスレンズ
1aの繰り出しのための操作環9の回転方向が一致する
ようにカム溝3aは構成されている。また公知の手段に
より、直進筒8はフォーカス操作時には回動しないよう
に構成されている。
【0028】このようなマクロ操作が行えるズームレン
ズ鏡筒の場合、先に述べたズーム信号検出でマクロ信号
だけを同様に検出することもできる。そして、マクロ操
作の行えるズーム端方向へ操作環9を動かしたとき(本
実施例では操作環の望遠から広角方向への動き)の保持
鏡筒6の回転方向と、操作環9をマクロ侵入方向へ操作
したときの保持鏡筒6の回転方向が一致するとき(例え
ば本実施例においてズーム補正レンズ1cが正のパワー
を有するとき)には、先に述べた回転環19の回転量を
知ることで、マクロ信号とズーム信号の両方を同様に検
出することができる。
【0029】上記の実施例においては、ブラシ20と電
気基板18のパターン18a〜18cによりズーム信号
やマクロ信号を検出しているが、ズーム信号やマクロ信
号を検出するためのエンコーダーはどのようなものでも
良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2固定部内に保持された第1固定部に、撮影光学系の
固定レンズと絞り手段およびレンズ制御回路を保持する
ように構成したので、電気配線が行い易く、組立て易い
ズームレンズ鏡筒を提供できる効果がある。
【0031】また、上記第1固定部に、ズーム補正レン
ズの保持鏡筒と係合する回転環を保持しているため、ズ
ーム信号やマクロ信号の検出を行い易く、組立て性の良
いズームレンズ鏡筒を提供できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるズームレンズ鏡筒の縦
断面図。
【図2】本発明の実施例におけるズームレンズ鏡筒の要
部の分解斜視図。
【図3】本発明の実施例におけるズームレンズ鏡筒の要
部の分解斜視図。
【図4】本発明の実施例におけるズームレンズ鏡筒の第
1固定部の構成を示す分解斜視図。
【図5】本発明の実施例におけるズームレンズ鏡筒の第
1固定部の構成を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1a フォーカスレンズ 1b ズーム変倍レンズ 1c ズーム補正レンズ 1d 固定レンズ 2 第1固定部 3 第2固定部 7 絞りユニット(絞り手段) 16 電気基板(レンズ制御手段) 18 電気基板(ズーム信号検出手段) 18a 信号パターン(回転位置検出手段) 18b 信号パターン(回転位置検出手段) 18c 信号パターン(回転位置検出手段) 19 回転環 20 ブラシ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2固定部内に保持された第1固定部を
    備え、撮影光学系の固定レンズと、絞り手段およびレン
    ズ制御手段を前記第1の固定部に保持したことを特徴と
    するズームレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記第1固定部がズーム信号検出手段を
    保持することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ
    鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記ズーム信号検出手段は、前記第1固
    定部に保持される回転環と、この回転環の回転位置検出
    手段により構成されることを特徴とする請求項2記載の
    ズームレンズ鏡筒。
JP2172792A 1992-01-10 1992-01-10 ズームレンズ鏡筒 Pending JPH05188260A (ja)

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JP2172792A JPH05188260A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 ズームレンズ鏡筒

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JP2172792A JPH05188260A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 ズームレンズ鏡筒

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JPH05188260A true JPH05188260A (ja) 1993-07-30

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ID=12063111

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JP2172792A Pending JPH05188260A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 ズームレンズ鏡筒

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