JPH05184313A - おにぎり及びその製造方法 - Google Patents
おにぎり及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH05184313A JPH05184313A JP4002218A JP221892A JPH05184313A JP H05184313 A JPH05184313 A JP H05184313A JP 4002218 A JP4002218 A JP 4002218A JP 221892 A JP221892 A JP 221892A JP H05184313 A JPH05184313 A JP H05184313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- frozen
- ball
- rice ball
- ingredient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、短時間で作れるおにぎりと、その
製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 第１発明に係るおにぎりは、おにぎりの一方
半分構成用冷凍米と同他方半分構成用冷凍米との接合間
に冷凍された具を挿入配置し一括解凍してなるおにぎり
であり、本願第２の発明は、型を用いておにぎりの一方
半分構成米塊と同他方半分構成米塊を作成し、これらの
両米塊及び具を冷凍して一方半分構成用冷凍米と、他方
半分構成用冷凍米、及び冷凍具を得、所望時に前記冷凍
米間に冷凍具を挿入配置し一括解凍しておにぎりとする
おにぎりの製造方法。
製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 第１発明に係るおにぎりは、おにぎりの一方
半分構成用冷凍米と同他方半分構成用冷凍米との接合間
に冷凍された具を挿入配置し一括解凍してなるおにぎり
であり、本願第２の発明は、型を用いておにぎりの一方
半分構成米塊と同他方半分構成米塊を作成し、これらの
両米塊及び具を冷凍して一方半分構成用冷凍米と、他方
半分構成用冷凍米、及び冷凍具を得、所望時に前記冷凍
米間に冷凍具を挿入配置し一括解凍しておにぎりとする
おにぎりの製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は、おにぎり及びその製
造方法に関する。
造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】おにぎりは、周知のように人手によって
熱い米塊内に具を挿入し、形を整えることによって得ら
れる。また、型を用いて作製することもある。
熱い米塊内に具を挿入し、形を整えることによって得ら
れる。また、型を用いて作製することもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記おにぎりは、飲食
店、料理屋、旅館等においてしばしば多量に作製される
が、熱い米塊を手で扱う作業は大変であり、また、型を
用いるにしても一度に注文が殺到した場合には、迅速に
対応できないという問題がある。更に、手でにぎるのは
もちろん、型を使う場合も、雑菌が繁殖し得る状態にあ
り、衛生上の点で問題がある。
店、料理屋、旅館等においてしばしば多量に作製される
が、熱い米塊を手で扱う作業は大変であり、また、型を
用いるにしても一度に注文が殺到した場合には、迅速に
対応できないという問題がある。更に、手でにぎるのは
もちろん、型を使う場合も、雑菌が繁殖し得る状態にあ
り、衛生上の点で問題がある。
【０００４】本願発明は、上記問題点を解決することを
目的としてなされた。
目的としてなされた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち本願第１の発明
は、おにぎりの一方半分構成用冷凍米と同他方半分構成
用冷凍米との接合間に冷凍された具を挿入配置し一括解
凍してなるおにぎりであり、本願第２の発明は、型を用
いておにぎりの一方半分構成米塊と同他方半分構成米塊
を作成し、これらの両米塊及び具を冷凍して一方半分構
成用冷凍米と、他方半分構成用冷凍米、及び冷凍具を
得、所望時に前記冷凍米間に冷凍具を挿入配置し一括解
凍しておにぎりとするおにぎりの製造方法である。
は、おにぎりの一方半分構成用冷凍米と同他方半分構成
用冷凍米との接合間に冷凍された具を挿入配置し一括解
凍してなるおにぎりであり、本願第２の発明は、型を用
いておにぎりの一方半分構成米塊と同他方半分構成米塊
を作成し、これらの両米塊及び具を冷凍して一方半分構
成用冷凍米と、他方半分構成用冷凍米、及び冷凍具を
得、所望時に前記冷凍米間に冷凍具を挿入配置し一括解
凍しておにぎりとするおにぎりの製造方法である。
【０００６】
【作用・効果】本願の発明によれば、予めおにぎりの一
方半分構成用冷凍米と同他方半分構成用冷凍米を形成し
ておくことにより、これらを接合して解凍すれば短時間
におにぎりを製造できるという長所を有し、したがっ
て、おにぎり製造時間を使用状況に応じて種々可変でき
るという利点があり、急ぎの注文に対応できる。更に、
おにぎりは、おにぎり製造の初めから冷凍状態にあるの
で、おにぎり製造の初めから雑菌の繁殖を押えることが
できる。したがって、出来上がったおにぎりは衛生的で
ある。冒述の問題点を解消し得る。
方半分構成用冷凍米と同他方半分構成用冷凍米を形成し
ておくことにより、これらを接合して解凍すれば短時間
におにぎりを製造できるという長所を有し、したがっ
て、おにぎり製造時間を使用状況に応じて種々可変でき
るという利点があり、急ぎの注文に対応できる。更に、
おにぎりは、おにぎり製造の初めから冷凍状態にあるの
で、おにぎり製造の初めから雑菌の繁殖を押えることが
できる。したがって、出来上がったおにぎりは衛生的で
ある。冒述の問題点を解消し得る。
【０００７】
【実施例】以下、添付図面に基いて本願発明を製造手順
に従って説明する。
に従って説明する。
【０００８】本願発明のおにぎり９は、一方（右）半分
構成用冷凍米１と他方（左）半分構成用冷凍米２と冷凍
具３（冷凍された具）とを組み合せて解凍して得る。
構成用冷凍米１と他方（左）半分構成用冷凍米２と冷凍
具３（冷凍された具）とを組み合せて解凍して得る。
【０００９】上記冷凍米１、２の作製については、図１
に示す如き型４、５を用いるのが便利である。同図にお
いて、４は平面視二等辺三角形（正三角形を含む）の受
型であって、おにぎり９の半分を形成する量の米塊が入
れられるものである。５は受型４と平面視同一形状の押
型であって、受型４に入れられた米塊を押圧するのに供
される。５１は上記押型５の上面に取付けられたつまみ
である。
に示す如き型４、５を用いるのが便利である。同図にお
いて、４は平面視二等辺三角形（正三角形を含む）の受
型であって、おにぎり９の半分を形成する量の米塊が入
れられるものである。５は受型４と平面視同一形状の押
型であって、受型４に入れられた米塊を押圧するのに供
される。５１は上記押型５の上面に取付けられたつまみ
である。
【００１０】また、上記押型５の下面中央には、具挿入
のための穴１０形成用の突子５２が付されると共に、上
記二等辺三角形の底面両端部に当る位置の一方に小突起
５３が、そして、他方に小穴５４が、付されている。こ
れらの小突起５３及び小穴５４は、後において冷凍米
１、２を接合させる場合の位置合せ部として、また解凍
後の結合力を強化する部位として供される。
のための穴１０形成用の突子５２が付されると共に、上
記二等辺三角形の底面両端部に当る位置の一方に小突起
５３が、そして、他方に小穴５４が、付されている。こ
れらの小突起５３及び小穴５４は、後において冷凍米
１、２を接合させる場合の位置合せ部として、また解凍
後の結合力を強化する部位として供される。
【００１１】上記型４、５の使用によって、おにぎり９
の半分を構成する米塊が得られる。この米塊２個のうち
一方は、右半分構成用米塊７として他方は左半分構成用
米塊８として用いられるが、両者７、８は同一形状のも
のである。具体的には、それぞれおにぎり９の半分の薄
さとされ、接合面とされる面の中央に具を入れるための
穴１０を有し、平面視二等辺三角形の両辺両端部に当る
位置の一方に小穴１１を、他方に小突起１２を、有して
いる。
の半分を構成する米塊が得られる。この米塊２個のうち
一方は、右半分構成用米塊７として他方は左半分構成用
米塊８として用いられるが、両者７、８は同一形状のも
のである。具体的には、それぞれおにぎり９の半分の薄
さとされ、接合面とされる面の中央に具を入れるための
穴１０を有し、平面視二等辺三角形の両辺両端部に当る
位置の一方に小穴１１を、他方に小突起１２を、有して
いる。
【００１２】上記右半分構成用米塊７と左半分構成用米
塊８を冷凍して、右半分構成用冷凍米１と左半分構成用
冷凍米２を得る。なお、これらに形成されている穴、小
穴、小突起の符号は上記米塊７、８について使用した符
号をそのまま用いる。また、これらの冷凍米１、２とは
別に具を冷凍しておいて冷凍具３を作製しておく。
塊８を冷凍して、右半分構成用冷凍米１と左半分構成用
冷凍米２を得る。なお、これらに形成されている穴、小
穴、小突起の符号は上記米塊７、８について使用した符
号をそのまま用いる。また、これらの冷凍米１、２とは
別に具を冷凍しておいて冷凍具３を作製しておく。
【００１３】上記冷凍米１、２及び冷凍具３は冷凍さえ
しておけば長期間保存が効く。したがって予めこれら冷
凍米１、２および冷凍具３を作製保存しておいて、必用
時に必要な量だけ取り出し使用を行なうことが可能とな
る。それゆえ上記冷凍米１、２及び冷凍具３を組合せて
パック（密封詰め）し、流通ルートに乗せることも可能
である。そして、おにぎり９が必要な場合には、一方の
冷凍米、例えば右半分構成用冷凍米１の穴に冷凍具３を
充填し、一方の小突起１２を他方の小穴１１に、他方の
小突起１２を一方の小孔１１に入れて位置合せを行ない
つつ両者を接合し、両冷凍米１、２間に冷凍具３を挿入
配置した状態とし、これをレンジ（図示せず）に入れて
解凍し、おにぎり９を得る。この解凍時に小突起１２と
小孔１１との嵌合箇所に強固な結合力が得られ、恰も当
所から一個のおにぎりと同様のおにぎりが得られる。
しておけば長期間保存が効く。したがって予めこれら冷
凍米１、２および冷凍具３を作製保存しておいて、必用
時に必要な量だけ取り出し使用を行なうことが可能とな
る。それゆえ上記冷凍米１、２及び冷凍具３を組合せて
パック（密封詰め）し、流通ルートに乗せることも可能
である。そして、おにぎり９が必要な場合には、一方の
冷凍米、例えば右半分構成用冷凍米１の穴に冷凍具３を
充填し、一方の小突起１２を他方の小穴１１に、他方の
小突起１２を一方の小孔１１に入れて位置合せを行ない
つつ両者を接合し、両冷凍米１、２間に冷凍具３を挿入
配置した状態とし、これをレンジ（図示せず）に入れて
解凍し、おにぎり９を得る。この解凍時に小突起１２と
小孔１１との嵌合箇所に強固な結合力が得られ、恰も当
所から一個のおにぎりと同様のおにぎりが得られる。
【００１４】なお、上記実施例においては、具挿入用の
穴１０を中央に設定しているが、勿論冷凍米１、２の周
辺に、例えば細長い溝穴として設けてもよい。
穴１０を中央に設定しているが、勿論冷凍米１、２の周
辺に、例えば細長い溝穴として設けてもよい。
【図１】型の斜視図。
【図２】押し型の裏側を示す斜視図。
【図３】一方半分構成用米塊及び他方半分構成用米塊の
斜視図。
斜視図。
【図４】本発明方法のフローチャート。
１ 一方半分構成用冷凍米 ２ 他方半分構成用冷凍米 ３ 冷凍具 ７ 一方半分構成用米塊 ８ 他方半分構成用米塊 ９ おにぎり
Claims (2)
- 【請求項１】 おにぎりの一方半分構成用冷凍米と同他
方半分構成用冷凍米との接合間に冷凍された具を挿入配
置し一括解凍してなるおにぎり。 - 【請求項２】 型を用いておにぎりの一方半分構成米塊
と同他方半分構成米塊を作成し、これらの両米塊及び具
を冷凍して一方半分構成用冷凍米と、他方半分構成用冷
凍米、及び冷凍具を得、所望時に前記冷凍米間に冷凍具
を挿入配置し一括解凍しておにぎりとすることを特徴と
するおにぎりの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4002218A JPH05184313A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | おにぎり及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4002218A JPH05184313A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | おにぎり及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184313A true JPH05184313A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11523224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4002218A Pending JPH05184313A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | おにぎり及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05184313A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012055273A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | U's:Kk | おにぎり成型器並びにおにぎり成型方法 |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP4002218A patent/JPH05184313A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012055273A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | U's:Kk | おにぎり成型器並びにおにぎり成型方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5425527A (en) | Apparatus for making edible, hand held containers made of cookie dough | |
| US3296956A (en) | Apparatus for edible baked cup-shaped product | |
| ES2207317T3 (es) | Dispositivo y procedimiento para la preparacion de un sandwich. | |
| JPH01310277A (ja) | 押圧熱熔解により球形に成形した氷塊及びその製造方法 | |
| CA2253718A1 (en) | Coated frozen confectionary article and method for making it | |
| JPH05184313A (ja) | おにぎり及びその製造方法 | |
| ES2258952T3 (es) | Procedimiento y molde de prensado para producir cuerpos de moldeo horneados. | |
| US1802306A (en) | Frozen confection | |
| US20030203077A1 (en) | Waffle ice cream sandwich & method | |
| JP2000189682A (ja) | 包 丁 | |
| USD434204S (en) | Cheesecake in a cone | |
| KR20150002820U (ko) | 형틀 구이 과자 | |
| JPH0543670Y2 (ja) | ||
| CN219939537U (zh) | 一种生鲜速冻塑形模具 | |
| CA1269882A (en) | Preproofed, frozen unbaked croissant and process of making same | |
| JP3080128U (ja) | ラスク | |
| JPS60196150A (ja) | ゼリ−状食品を内包したスポンジ菓子の製造法 | |
| US20080041239A1 (en) | Mixing stone assembly | |
| JPH05130828A (ja) | コロネ風パンおよびその製造方法 | |
| JP3127380B2 (ja) | お好み焼及びその製造法 | |
| KR20090048188A (ko) | 쌀 무스케익 및 그 제조방법 | |
| CN2891680Y (zh) | 冰棒 | |
| JP3037243U (ja) | 冷凍大判焼 | |
| JPS62289150A (ja) | 冷菓アイスクリ−ムサンドの製造方法 | |
| JPH0272821A (ja) | 可食容器の製造方法 |