JPH0543670Y2 - - Google Patents

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JPH0543670Y2
JPH0543670Y2 JP1988101372U JP10137288U JPH0543670Y2 JP H0543670 Y2 JPH0543670 Y2 JP H0543670Y2 JP 1988101372 U JP1988101372 U JP 1988101372U JP 10137288 U JP10137288 U JP 10137288U JP H0543670 Y2 JPH0543670 Y2 JP H0543670Y2
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JP
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accommodating part
molding machine
part side
accommodating
frozen dessert
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JP1988101372U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、一度に二様の冷菓を作れるように
した冷菓成形器に関する。
〔従来の技術〕
冷凍庫の普及に伴い、家庭で氷を作り、氷を用
いて飲食物を冷やしたり、シヤーベツトやアイス
クリーム等の冷菓を作り、冷菓を食するようにな
つている。冷菓成形器としては実開昭57−69592
号、実開昭60−136689号の如く成形器を二重壁構
造にし、二重壁間に保冷物質を封入したものが知
られている。この成形器は冷凍室に数時間入れ、
保冷物質を凍結硬化した状態にした後、冷凍室よ
り取出した成形器の収容部に飲料液を入れ、飲料
液を保冷物質の冷熱でシヤーベツト状にしたり、
氷にするものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来技術で述べた冷菓成形器にあつては、収容
部が1つしかなく、しかも保冷物質の冷熱効果は
外気温によつて減退するので、1〜2度しか冷菓
を作ることができない問題点があつた。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とする所
は、1度に二様のシヤーベツトやアイスクリーム
等を作ることのできる冷菓成形器を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案における冷菓
成形器は、第一収容部と第二収容部の冷却温度が
異なるように、両収容部の内径と収容部側壁の壁
厚さ、及び空間部空間幅の少なくとも1つ以上を
大小に形成したものである。
〔作用〕
第一収容部と第二収容部の冷却温度が異なるの
で、一度に二様の冷菓、例えばシヤーベツトとア
イスクリームを同時に作ることができる。
〔実施例〕
以下、本案冷菓成形器の構造を実施例の図面に
より説明すると、成形器1は冷却温度が異なる第
一収容部3と第二収容部3′を設けた内体2と、
内体2に嵌合固定する外体5の間に空間部7を設
け、該空間部7に常温で軟化し冷温で凍結硬化す
る保冷物質8を封入するものである。
内体2と外体5は合成樹脂にて形成され、その
内、内体2は上壁2aより下方に、上向きに開口
する第一収容部3と第二収容部3′を適宜間隔に
離して垂設し、両収容部3,3′の上部に夫々広
口の口縁部3a,3bを設け、上壁2aの外縁に
外体5との接続壁4を垂設する。
第一収容部3の内径Rと収容部深さHの少なく
とも1つ以上を、第二収容部3′の内径rと収容
部深さhより大きく形成するか、第二収容部3′
の側壁厚さTを、第一収容部3の側壁厚さtより
肉厚に形成する。
外体5は上部に向けて開口し、内体2の収容部
深さHより僅かに深く形成され、側壁5aの外側
に持手6を有するもので、内体2と組合わせた場
合、両収容部3,3′の外周と下部に空間部7を
形成する。この空間部7が第一収容部3側と第二
収容部3′側で異なるように、第二収容部3′側の
空間幅Pを、第一収容部3側の空間幅pより広幅
に形成することも可能である。
空間部7に封入する保冷物質8に、常温で軟化
し冷温で凍結硬化する澱粉や糊、或いはゼラチン
を主としたゲル状の冷媒、又は商標登録名「アイ
スノン」を用い、これを直接、又は袋にいれて封
入する。
内体2と外体5の接合手段としては、内体2の
接続壁4を外体5の上部に嵌合するか、内体接続
壁4と外体5の上部を重ね合せ、接着剤を用いて
固着するか、高周波を用いて融着するものであ
る。
第2図の内体2は、接続壁4より側方に向けて
突片9を突設し、突片9に吊り下げ用の係止孔1
9を穿設したものである。
第5図の内体2は、第一収容部3の内径Rを第
二収容部3′の内径rより大径に形成し、第二収
容部3′の中心まで達する熱伝導を第一収容部3
より良好にしたものである。
第6図の内体2は、第一収容部側壁13の壁厚
さtを第二収容部側壁23の壁厚さTより肉薄に
形成し、第一収容部3の熱伝導を第二収容部3′
より良好にしたものである。
第7図の内体2は、第二収容部3′の収容部深
さhを第一収容部3の収容部深さHより浅く形成
し、収容量が異なるようにしたものである。
第8図の成形器1は、第二収容部3′側の空間
幅Pを、第一収容部3側の空間幅pより大きく
し、空間部7に封入される保冷物質8の保冷力を
異なるようにしたものである。
尚、本案の冷菓成形器は上記実施例に限定され
るものではなく、第一収容部3と第二収容部3′
の内径R,rと収容部側壁13,23の厚さt,
T、収容部深さH,h、及び空間部7の空間幅
p,Pを組合わせれば、両収容部3,3′の冷却
温度差を一段と異なるように形成することができ
る。
例えば第二収容部3′の内径rを第一収容部3
の内径Rより小径に形成すると共に、第二収容部
側壁23の壁厚さTを、第一収容部側壁13の壁
厚さtより肉厚に形成するか、第二収容部3′側
の空間幅Pを、第一収容部3側の空間幅pより広
く形成し、或いは第一収容部3の収容部深さH
を、第二収容部3′の収容部深さhより深く形成
する。
又第一収容部3の収容部深さHを、第二収容部
3′の収容部深さhより深くすると共に、第二収
容部側壁23の壁厚さTを、第一収容部側壁13
の壁厚さtより肉厚に形成するか、第二収容部
3′側の空間幅Pを、第一収容部3側の空間幅p
より広く形成する。
更に第二収容部側壁23の壁厚さTを、第一収
容部側壁13の壁厚さtより肉厚に形成すると共
に、第二収容部3′側の空間幅Pを、第一収容部
3側の空間幅pより広く形成する。
〔考案の効果〕
本案の冷菓成形器は上記のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。
本案の冷菓成形器には冷却温度差の異なる二様
の収容部が形成されているので、一度に二様の冷
菓、例えばシヤーベツトとアイスクリームを作る
こともできるし、同じ冷菓を時間的に前後して作
ることができる。
本案の冷菓成形器は冷凍庫に入れ、成形器に封
入した保冷物質を凍結硬化した後、冷凍庫より取
出した成形器の収容部に菓子原液を入れ、保冷物
質の冷熱で原液をシヤーベツト状、又は氷状にす
るものであるから、コツプに原液を入れて直接冷
凍庫で凍結硬化する場合のように、コツプの出し
入れの時に原液をこぼして汚すこともないし、原
液の一部が冷凍庫内で蒸発し、冷凍庫に悪影響を
与えることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案冷菓成形器の斜視図、第2図は類
例成形器の平面図、第3図はその一部切欠正面
図、第4図は側面図、第5図乃至第7図は収容部
の構造例を示す内体の縦断面図、第8図は空間部
の形成例を示す横断面図である。 1……冷菓成形器、2……内体、3,3′……
収容部、4……接続壁、5……外体、6……持
手、7……空間部、8……保冷物質、13,23
……収容部側壁、R,r……収容部内径、H,h
……収容部深さ、T,t……収容部側壁の壁厚
さ、P,p……空間幅。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上方に向けて開口する第一収容部3と第二収
    容部3′を離して設けた内体2と、これに嵌合
    固定する外体5との間に空間部7を設け、該空
    間部に常温で軟化し冷温で凍結硬化する保冷物
    質8を封入し、且つ両収容部3,3′の冷却温
    度が異なるように、収容部内径R,rと収容部
    側壁13,23の壁厚さt,T、及び空間部空
    間幅p,Pの少なくとも1つ以上を大小に形成
    し、外体の側壁5aに持手6を設けた冷菓成形
    器。 2 第一収容部3の内径Rを、第二収容部3′の
    内径rより大径に形成した請求項1に記載の冷
    菓成形器。 3 第二収容部側壁23の壁厚さTを、第一収容
    部側壁13の壁厚さtより肉厚に形成した請求
    項1に記載の冷菓成形器。 4 第二収容部3′側の空間幅Pを、第一収容部
    3側の空間幅pより広く形成した請求項1に記
    載の冷菓成形器。 5 第一収容部3の内径Rを、第二収容部3′の
    内径rより大径に形成すると共に、第二収容部
    側壁23の壁厚さTを、第一収容部側壁13の
    壁厚さtより肉厚に形成した請求項1,2、又
    は3に記載の冷菓成形器。 6 第一収容部3の内径Rを、第二収容部3′の
    内径rより大径に形成すると共に、第二収容部
    側の空間幅Pを、第一収容部側の空間幅pより
    広く形成した請求項1,2、又は4に記載の冷
    菓成形器。 7 第二収容部側壁23の壁厚さTを、第一収容
    部側壁13の壁厚さtより肉厚に形成すると共
    に、第二収容部側の空間幅Pを、第一収容部側
    の空間幅pより広く形成した請求項1,3、又
    は4に記載の冷菓成形器。 8 第一収容部3の内径Rを、第二収容部3′の
    内径rより大径に形成し、第二収容部側壁23
    の壁厚さTを、第一収容部側壁13の壁厚さt
    より肉厚に形成すると共に、第二収容部側の空
    間幅Pを、第一収容部側の空間幅pより広く形
    成した請求項1,2,3,4,5,6、又は7
    に記載の冷菓成形器。
JP1988101372U 1988-07-30 1988-07-30 Expired - Lifetime JPH0543670Y2 (ja)

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JPH0223489U (ja) 1990-02-16

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