JPH04158811A - 氷製容器およびその生成具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、夏の暑い日等に冷たい食べ物をより美味しく
食べるための氷製容器およびその生成具に関するもので
ある。

（従来の技術） 夏の風物詩としてカキ氷・冷スイカあるいは。

素麺・冷麦等の涼気を誘う食べ物が種々ある１通常、こ
れらの食べ物はガラスの食器に盛ることにより清涼感詮
与え、より美味しくしかもより食欲が増すようにしてい
る。

そしてより清涼感を与えるために、特に後者の場合ガラ
ス食器に氷塊を入れ、これらの食べ物を冷やしながら、
また素麺・冷麦等の場合タレ内にも同様にして氷塊を入
れることにより１両者を冷やして食べるようにしている
。

ところで、昨今は、高性能な冷蔵庫が普及しており、一
般家庭においても冷凍座付の冷蔵庫が装備されている。

この冷凍庫にて容易に氷を製造することが可能である。

そこで、氷で作った器に上記食べ物を盛れば、より一層
美味しく食べられることは言うまでもない、この氷製容
器の成形具として本発明者により実願昭６３−１６１８
９１号が提案された。この考案は。

上下型の間に水を入れ冷凍庫にて氷結させることにより
、氷の器を成形するものである。

（発明が解決しようとする問題点） ところがこの場合、成形された氷製容器は、非常に冷た
く、シかも滑りやすいため、持ち運びに不便である。そ
して１周囲の気温により容器そのものが解け、テーブル
上等が水びたしシニなるという不具合が生じる。

また、単に水を凍結した場合は、無色透明であり、無味
乾燥なものである。

（発明の目的） 本発明は、上記種々の欠点、を解消すべくなされたもの
で、持ち運びの容易な、しかも夏期の暑い環境下で出来
るだけ解番ブに〈〈、氷の状態を永く保持できるような
氷製容器を提供しようとするものである。

また１本発明のもう一つの目的は単に無色透明の水を凍
結するだけでなく、氷製容器内に魚・星・花等の形に形
成した模型・模様を埋設し、よりメルヘンチックな氷製
容器を提供しようとするものである。更に、凍結する水
を、青色、ピンク。

黄色等に染めて凍結すれば、より以」二の効果が得られ
るものである。

（問題点を解決するための手段） アンカーを有する支持材を氷製容器底部に一体的に形成
したものである。

氷の器を成形するに際し、アンカーを有する支持材を、
下型に適宜の接着剤等で固着し、上下型の間に形成され
る空隙に水を入れ冷凍庫にて凍結させることにより氷製
容器を成形しようとするものである。なお、このアンカ
ーは、最低１個以上設け、氷製容器の底部あるいは側部
のいずれか又は両方に埋設する。

更に、上記で生成する氷製容器を氷の状態をより長く保
持するために前記上下型の間に色紙・魚・星・花等に形
成した模型・模様の保冷材あるいは蓄冷材を前もって挿
入しておき、この状態で凍結させる。

（作用） 上型と下型との間に形成される空隙に水を注入し、この
状態で冷凍庫にて凍結する。これを冷凍庫より取り出し
、水道水にサラとかければ上下の型を容易に脱型するこ
とができ、そして支持材と下型とを剥離すれば、支持材
を埋設した状態で氷製容器が得られる。

更に、上下型の間に色紙・魚・星・花等に形成した模型
・模様の保冷材あるいは蓄冷材を挿入して形成すれば、
これらの模型・模様が透けて見え。

非常に美麗である。しかも、保冷材・蓄冷材により長時
間水の状態を保持しつる。

上記の如く構成されるもので、且つ氷製容器底部あるい
は側壁部に陶器、金属あるいは合成樹脂等で形成した支
持材を一体的に埋設するようにしに美麗である。

このようにして成形した氷製容器は、冷凍庫にて保存し
ておき９食前に盛り付けるようにすれば容器が解けて形
がくずれたりすることはない。

（実施例） 本発明による氷製容器およびその生成具の実施例を図面
により説明する。

第１図は、氷製容器の生成具の一実施例を示す断面図で
ある。同図において、１は氷製容器である。該氷製容器
１は、上型２および下型３との間に形成される空隙Ｓに
注入した水を凍結することにより形成されるものである
。４は支持材で、該支持材４は上記下型３の底部に適宜
の接着剤９等で予め固着されており、下型３の一部を成
すものである。この支持材４には、アンカー５が一体的
に形成されている。そして、この状態で、水を注入・凍
結する。

なお、この水は、ベニバナ、赤ジン、レモン等の自然染
料あるいは種々の化学染料で染めた水を使えばよりメル
ヘンチックな雰囲気が得られる。

以上のようにして凍結したものを冷凍庫より取り出し、
上型２および下型３を脱型し、且つ下型３と支持材４と
に剥離することにより、氷製容器１が形成される。

従って、アンカー５は、氷製容器１の底部に埋設され、
支持材４が該氷製容器１と合体されることになる。この
アンカー５は、氷製容器１の底部又は側部に最低１個、
できれば複数個埋設する。

その取付位置並びに個数については特に限定するもので
はない、１個の場合には、容器の中心より偏心させるこ
とが望ましい。

そして、上記上型２と下型３とは一定の空隙Ｓを有し、
互いに嵌着できるようになっている１例えば、上型２の
上端内側には係合子６が形成されており、下型３の上端
外側には突部７が形成され。

これら係合子６と突部７とで、互いに嵌着される。

なお、嵌着させる方法については、限定するものではな
い。

上記が本発明による一実施例である。これらの実施例に
通じていえることであるが、第１図中−点＃１ｓｉＡに
て示すように、折畳式の把持部８を前記支持材４と一体
的に形成あるいは着脱式に固着するようにしておけば、
持ち運びに非常に便利である。

例えば本実施例の場合、冷凍庫で凍結する際下型３の内
側面に沿って折り込み、そのまま凍結し、凍結抜上下型
２．３をはずし、氷製容器１より引き出せばよい。

次に、第２図に保冷材や蓄冷材で形成した魚・星・花等
の種々の模型・模様１０の一例を示す、これらの種々の
模型・模様ＩＯを第１図示の氷製容器１の成形の際、上
下型２，３の間に挿入し、その状態で凍結する。

このようにして出来上がったのが、第３図に示す氷製容
器１である。上記魚・星・花等の種々の模型・模様ｌＯ
は、透けて見え、清涼感を一層高めるのである。

（発明の効果） 本発明は上記の如く構成されるもので、本発明によれば
、氷製容器の底部あるいは側部に支持材を埋設して固着
するようにしたので、持ち運びに非常に便利であるとと
もに、テーブル上に置いても滑ることがなく、シかも安
定性が良い。

そして、支持材を下型の一部として形成しているので、
氷製容器との一体感が得られる。

また、その容器成形の際、型に凹凸の模様をいれたり、
あるいはそれらの型の間に保冷材あるいは蓄冷材で形成
した色紙・魚・星・花等の種々の模型・模様を入れ、水
内に閉じ込めれば非常に奇麗な氷の容器が成形出来、且
ついつまでも氷の状態を保持することが出来る。

更に、凍結する水を、染料で種々の色に染めればその効
果は、より増大する。

従って、カキ氷・冷スイカあるいは、素麺・冷麦等の涼
気を誘う食べ物に美味しく食べることができ、それによ
り、充分の栄養を補給することができ夏パテを生じるこ
となく、健康に過ごすことができるようになる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による氷製容器の実施例を示す。 第１図は氷製容器の生成具の一実施例を示す断面図、第
２図は保冷材あるいは蓄冷材で形成した種々の模型・模
様の一例を示す平面図、第３図は種々の模型・模様の保
冷材を埋設して成形した氷製容器の一実施例を示す斜視
図である。 １：氷製容器、２：上型、３：下型。 ４：支持材、５：アンカー、８：把持部。 ９：接着剤、１０：模様 Ｓ：空間 第１図 第２図 Ｃ（賓ト資捉、　　　　　　　　　ｄ　Ｈ′ｌ！Ｊ肴噴
）第３図 ξヰｌ碕

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）上型と下型との間に形成される空隙に水を注入し
   、これを凍結することにより得られる氷製容器において
   、上記上型と下型との間に種々の形に形成した保冷材あ
   るいは蓄冷材を埋設して成形したことを特徴とする氷製
   容器。
2. （２）上型と下型との間に形成される空隙に水を注入し
   、これを凍結することにより得られる氷製容器において
   、自然染料あるいは化学染料等の染料で染めた水を凍結
   することにより成形したことを特徴とする氷製容器。
3. （３）上型と下型との間に形成される空隙に水を注入し
   、これを凍結することにより得られる氷製容器において
   、上記下型にアンカーを有する支持材を固着し、前記水
   を凍結した後、支持材と下型とを剥離することにより氷
   製容器を成形することを特徴とする氷製容器の生成具。
4. （４）支持材を保冷材あるいは蓄冷材で成形したことを
   特徴とする特許請求の範囲第（３）項記載の氷製容器の
   生成具。