JPH04138372U - 氷凍製盛り器 - Google Patents

氷凍製盛り器

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JPH04138372U
JPH04138372U JP5562991U JP5562991U JPH04138372U JP H04138372 U JPH04138372 U JP H04138372U JP 5562991 U JP5562991 U JP 5562991U JP 5562991 U JP5562991 U JP 5562991U JP H04138372 U JPH04138372 U JP H04138372U
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JP
Japan
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container body
ice
male
mold
sashimi
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Pending
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JP5562991U
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English (en)
Inventor
文子 荒川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 氷による、かつ生花等により装飾される、刺
身等の盛り器を得ることにある。 【構成】 刺身等の調理食品3が入れられる凹部1aを
有する容器本体1を氷凍成形する。該容器本体1の周壁
厚内に生花等の装飾物2を一体に埋設する。これにより
盛りつけ調理食品3を容器本体1これ自体で保冷でき、
装飾物2により装飾効果が得られ、夏季において涼感を
与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、刺身や冷やし麺等のように冷やして食べると美味しい調理食品の盛 りつけに好適な氷凍製盛り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、器物自体が氷で造られたものは見られず、刺身や冷やし麺などの盛りつ けに用いられる器物としては、一般に陶器製またはガラス製のものが大半で、調 理食品を保冷状態に盛りつけるには細かい氷をそのまわりに添えていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
盛りつけられた調理食品に保冷用の氷を添えることは面倒な手間を要するばか りか、その氷が調理食品の盛りつけに邪魔になることがあった。
【0004】 本考案の目的は、刺身や冷やし麺等の盛りつけ調理食品に氷を添えなくても保 冷でき、しかも涼感を出すことのできる氷凍製盛り器を提供しようとするもので ある。 本考案の他の目的は氷凍製盛り器の装飾的効果を高める点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図1に例示するように、刺身等の調理食品3が入る凹部1aを有す る容器本体1を氷凍成形し、該容器本体1の周壁の壁厚内に生花等の装飾物2を 一体に埋め込んでなるものである。
【0006】
【作用】
盛りつけられた刺身や素麺等の調理食品3は、氷で造られた容器本体1これ自 体で保冷される。 容器本体1に埋入された装飾物2は外部から透視できて装飾的機能を発揮し、 透明な容器本体1に彩りや美しさが加えられ、また涼しく感じさせる。 装飾物2として特に生花を用いると、これが持つ自然の美しさを容器本体1こ れ自体の冷却作用で長時間持続させることができる。
【0007】
【考案の効果】
従って、本考案の氷凍製盛り器によれば、容器本体1これ自体で調理食品を保 冷でき、しかも容器本体1に埋入された装飾物2の飾りつけにより美しく盛りつ けることができ、とくに夏季において涼感を与えるため小料理店などで使用価値 が大きい。
【0008】
【実施例】
本考案に係る氷凍製盛り器の一実施例を図面に基づき説明する。 図1および図2において、1は氷凍成形された容器本体で、その上面に刺身な どの調理食品3を盛りつけて収容するための凹部1aを形成している。その容器 本体1の周壁の内部には、生花、造花、その他の装飾物2が適当な間隔で埋め込 まれており、この装飾物2は外部から透視することができる。
【0009】 このような氷凍製盛り器は次のようにして製造することができる。まず、図3 および図4に示すように、その製造器具としては、容器本体1の外形を成形する ための雌型5と、容器本体1の凹部1aを成形するための雄型6と、雄型保持具 7とを用意する。 雌型5としては、たとえば容器本体1の外形を図2に示すごとく椀形状に成形 する場合は透明プラスチック製あるいはステンレス製の調理用ボール等を利用す るが、その外形をそのほかの形状に成形する場合はその形状に応じた形をもつ雌 型5を用いる。
【0010】 雄型6としては、たとえば容器本体1の凹部1aを図2に示すごとき半球状凹 曲面に成形する場合は雌型5に用いる前記調理用ボールよりも小さい調理用ボー ルを用いるが、そのほかの形の凹部1aを成形するにはその形に合わせた形をも つ雄型6を用いる。
【0011】 雄型保持具7は雄型6の外周一部から突設した腕部8を抜き差し可能に挿入結 合するための溝9を有し、かつ雌型5の口縁の一部に着脱可能に立てられるよう にその下端にクリップ10を設けている。その溝9は縦方向に長く形成して腕部 8を上下方向にスライド移動自在とするとともに、その腕部8を任意位置で固定 自在とすることにより雌型5に対し雄型6を所望高さで水平姿勢に保持できるよ うにしている。
【0012】 これら雄雌型6・5および雄型保持具7を用いて氷凍製盛り器を製造するには 、まず雌型5の口縁の一部に雄型保持具7を立てて雄型6の取付け高さ調整を行 って、雄型6を雌型5の中に所定深さにセットする。その雌型5に対する雄型6 の深さ調整は氷凍製盛り器の目的の周壁厚寸法に合わせて行う。 次いで、雌型5の中に適量の水11を入れる。このとき雄型6には水11によ り浮力が作用するが、雄型保持具7の保持力によってその浮力に対抗できるため 、雄型6は所定高さ位置に安定確実に水平保持される。
【0013】 水11の中には生花や造花等の装飾物2を入れて所望間隔に配置させる。その 装飾物2としては盛りつけ調理食品に合ったものを選ぶ。 しかる後、これを冷凍庫に入れると水11は雄雌型6・5間で凍結し、装飾物 2を埋入した状態の氷凍製盛り器が冷凍成形される。
【0014】 冷凍成形後、冷凍庫から出して雌型5および雄型6を取り外す。このとき、雄 型6および雌型5が氷凍製盛り器に強く凍結していてそれらを直ぐに離脱するこ とができない場合には、雄型6の中に水を入れて雄型6の温度を一旦上げて氷凍 製盛り器の内面との間に温度差をもたらすことにより、その雄型6を容易に離脱 させることができる。また雌型5は水の中に入れることにより、雄型6の場合と 同様に、その離脱が容易に行える。
【0015】 雌型5および雄型6として、上記のように透明プラスチック製のものを使用す れば雌型5と雄型6間に入れる水の量や装飾物2の配置などを外から見ながら調 整することができ、ステンレス製のものを使用すれば冷却効率を高めることがで きる。
【0016】 雄型保持具7としては、上記したもの以外のものであってもよく、たとえば雌 型5の口縁から一体に立てるものであってもよい。また腕部8は雄型保持具7側 に上下動自在に常設させておいて、その腕部8の先端を雄型6の口縁に対し着脱 可能にクリップなどでつかむようにすることもできる。 なお、本案の氷凍製盛り器は使用直後冷凍庫に入れれば、数回にわたって使用 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】縦断面図である。
【図3】製造装置の断面図である。
【図4】製造装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 凹部 2 装飾物 3 調理食品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺身等の調理食品3が入る凹部1aを有
    する容器本体1が氷凍成形されており、該容器本体1の
    周壁厚内に生花等の装飾物2が一体に埋設されているこ
    とを特徴とする氷凍製盛り器。
JP5562991U 1991-06-20 1991-06-20 氷凍製盛り器 Pending JPH04138372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5562991U JPH04138372U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 氷凍製盛り器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5562991U JPH04138372U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 氷凍製盛り器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04138372U true JPH04138372U (ja) 1992-12-25

Family

ID=31929801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5562991U Pending JPH04138372U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 氷凍製盛り器

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JP (1) JPH04138372U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399549A (en) * 1977-02-12 1978-08-31 Hisato Matsubara Method of fabricating ice vessel
JPS5957606A (ja) * 1983-08-24 1984-04-03 草野 征夫 氷食器の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399549A (en) * 1977-02-12 1978-08-31 Hisato Matsubara Method of fabricating ice vessel
JPS5957606A (ja) * 1983-08-24 1984-04-03 草野 征夫 氷食器の製造方法

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