JPH05182838A - 油入電器の異常監視装置 - Google Patents

油入電器の異常監視装置

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JPH05182838A
JPH05182838A JP4000947A JP94792A JPH05182838A JP H05182838 A JPH05182838 A JP H05182838A JP 4000947 A JP4000947 A JP 4000947A JP 94792 A JP94792 A JP 94792A JP H05182838 A JPH05182838 A JP H05182838A
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秀雄 篠原
Katsumi Ekusa
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 油面検出器8及び油温検出器9からの油面信
号及び油温信号を一定周期毎にサンプリングし、油温度
変化に対する油面変化率あるいは油量変化率を演算する
演算処理部16を備えている。 【効果】 従って、上述したポテンショメータによる油
面位置検出や測温抵抗体による油温度検出が、局部的な
範囲において、変化値の測定精度が高く、かつ油面位置
あるいは油量が油温度に比例して膨張収縮することか
ら、もし対象機器に油漏れを生じた場合、油温度の変化
に対する油面位置あるいは油量の変化率が大きく変化
し、しかも油漏れ発生と同時に現れることにより、従来
の検出器を用いても、早期に油漏れを高感度で検出する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油入変圧器などの油
入機器の油漏れを早期に検出し、絶縁破壊などの重大事
故を未然に防止する油入電器の異常監視装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、変電所の無人化が進められてお
り、このことに伴い変電所における主要機器である変圧
器においても、従来の人による監視から自動監視が採用
されている。この自動監視の一項目として、油入変圧器
の油漏れを監視する以下に説明するような異常監視装置
が考えられている。この異常監視装置は、変圧器の代表
的な油温度を検出し、この温度に基づいて油の膨張収縮
を考慮した演算式で油面位置を求め、同時に測定した油
面位置と比較することで、油漏れを検出するものであ
る。
【0003】従来の油入変圧器の異常監視装置の構成を
図7を参照しながら説明する。図7は、例えば特公昭6
0−16736号公報に示された従来の油入変圧器の異
常監視装置を油入変圧器とともに示すブロック図であ
る。
【0004】図7において、1は油入変圧器、2は油配
管、3は油ポンプ、4は放熱器であり、油入変圧器1内
の発熱を冷却媒体である絶縁油(以下、「油」とい
う。)を油配管2を介して油ポンプ3により循環し、冷
却ファン5によって高温の油に低温の空気を強制的に吹
き付けて放熱する。7はコンサベーターであり、油配管
6を介して油入変圧器1に接続され、油入変圧器1内部
の油の膨張収縮を吸収する。8はコンサベーター7内の
油面位置Lを検出する油面検出器、9は油入変圧器1内
の代表的な油温度を検出する油温検出器である。
【0005】また、油面検出器8の出力は、油面信号変
換器11で電気信号に変換され判断部14に送られる。
油温検出器9の出力は、油温信号変換器12で電気信号
に変換され演算部13に送られる。判断部14は、2つ
の入力信号の差と設定値とを比較し、異常(すなわち、
油漏れ)と判定した場合は、警報出力部15により警報
を出す。なお、10は油入変圧器1の異常監視装置であ
る。
【0006】つぎに、前述した従来の油入変圧器の異常
監視装置の動作を図8を参照しながら説明する。図8
は、コンサベーター7の油面位置と油温度との関係を示
す特性図である。図8において、縦軸は油面位置H
(%)、横軸は油温度θ(℃)をそれぞれ示す。
【0007】油入変圧器1は、負荷に応じて発熱量が変
化し、それにつれて内部の油の温度も変化する。この温
度の変化に伴い、油の体積が膨張収縮するために、油入
変圧器1の油面が変化する。すなわち、油の温度変化に
よりコンサベーター7内の油面位置Lが変動する。
【0008】この関係は、図8の曲線fに示すように、
油入変圧器1の形状や油量などから変圧器固有の特性と
なる。もし、油漏れを生じた場合、図8の曲線gより下
の領域Aの実測油面位置となることから油漏れと判断で
きる。
【0009】具体的に、図2を参照しながら油面位置、
油温度の経時的実測例を併せて説明する。油の温度を油
温検出器9により検出し(図2に示す曲線a)、この油
温信号を油温信号変換器12を介して演算部13に取り
込み、この演算部13において基準油温度に対する油の
膨張収縮を演算し、さらにこの演算結果をもとにコンサ
ベーター7の正常時の油面位置(図2に示す曲線c)を
演算により推定して判断部14に出力する。
【0010】判断部14では、油漏れと判断する正常油
面位置と実測油面位置との許容差ΔH0が予め設定され
ており、この設定値と演算部13からの出力信号である
推定油面位置及び油面検出器8で検出した油面信号変換
器11を介して送られてきた実測油面位置L(図2に示
す曲線b)の差とを比較し、この差が上記設定値を外れ
た場合、異常(油漏れ)発生と判断して警報出力部15
から警報を出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
油入電器の異常監視装置では、一般的に検出器には長期
信頼性や耐環境性等を考慮して、油面位置検出にはコン
サベーター7に取り付けたフロート式のダイヤル油面計
の油面位置に比例するフロートアームの回転角をポテン
ショメータの回転角の変化に変換する方式、すなわち可
変抵抗器の抵抗変化に変える方式を使用している。ま
た、油温度検出には油温度に比例した測温抵抗体の抵抗
変化を使用している。これらの検出器よりの対フルスケ
ール測定精度は、各々1〜2%程度であり、総合的な精
度はコンサベーター油面の5%程度である。そこで、こ
の異常監視装置を数百MVA級の大容量変圧器に適用し
た場合、変圧器のコンサベーターの油量が1Kリットル
程度あることから、油漏れと判定した場合、既に数十〜
数百リットルも漏れていることになり、検出遅れの可能
性が高いという問題点があった。
【0012】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、従来の油面及び油温検出器により
油漏れを精度よく検出し、より早期に異常を発見するこ
とができる油入電器の異常監視装置を得ることを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る油入電器の異常監視装置は、次に掲げる手段を備えた
ものである。 〔1〕 油入電器に付設されているコンサベーターの油
面位置を検出する油面検出器。 〔2〕 前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出
器。 〔3〕 前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込ん
で油温変化に対する油面変化率を計算し、この油面変化
率が設定許容範囲を外れた場合には異常と判断する演算
処理手段。
【0014】この発明の請求項2に係る油入電器の異常
監視装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 油入電器に付設されているコンサベーターの油
面位置を検出する油面検出器。 〔2〕 前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出
器。 〔3〕 前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込ん
で油量を求め油温変化に対する油量変化率を計算し、こ
の油量変化率が設定許容範囲を外れた場合には異常と判
断する演算処理手段。
【0015】この発明の請求項3に係る油入電器の異常
監視装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 油入電器に付設されているコンサベーターの油
面位置を検出する油面検出器。 〔2〕 前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出
器。 〔3〕 前記コンサベーターの油温度に対する正常時油
面位置許容範囲データを記憶する記憶部。 〔4〕 前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込ん
で油温変化に対する油面変化率を計算し、この油面変化
率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判断する機能
と、検出油温度に対する前記正常時油面位置許容範囲デ
ータを前記記憶部から読み出し検出油面位置と比較し
て、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合には異常
と判断する機能とを併用する演算処理手段。 〔5〕 前記検出油温度、前記検出油面位置、及び前記
演算処理手段の演算結果を外部に出力する伝送インタフ
ェース。 〔6〕 異常と判断された場合には警報を出力する警報
出力部。
【0016】この発明の請求項4に係る油入電器の異常
監視装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 油入電器に付設されているコンサベーターの油
面位置を検出する油面検出器。 〔2〕 前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出
器。 〔3〕 前記コンサベーターの油温度に対する正常時油
面位置許容範囲データを記憶する記憶部。 〔4〕 前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込ん
で油量を求め油温変化に対する油量変化率を計算し、こ
の油量変化率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判断
する機能と、検出油温度に対する前記正常時油面位置許
容範囲データを前記記憶部から読み出し検出油面位置と
比較して、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合に
は異常と判断する機能とを併用する演算処理手段。 〔5〕 前記検出油温度、前記検出油面位置、及び前記
演算処理手段の演算結果を外部に出力する伝送インタフ
ェース。 〔6〕 異常と判断された場合には警報を出力する警報
出力部。
【0017】この発明の請求項5に係る油入電器の異常
監視装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 油入電器に付設されているコンサベーターの油
面位置を検出する油面検出器。 〔2〕 前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出
器。 〔3〕 前記コンサベーターの油温度に対する正常時油
面位置許容範囲データを記憶する記憶部。 〔4〕 油温に対する油面変化率の許容範囲を設定でき
る設定手段。 〔5〕 前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込ん
で油温変化に対する油面変化率を計算し、この油面変化
率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判断する機能
と、検出油温度に対する前記正常時油面位置許容範囲デ
ータを前記記憶部から読み出し検出油面位置と比較し
て、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合には異常
と判断する機能とを併用する演算処理手段。 〔6〕 前記検出油温度、前記検出油面位置、及び前記
演算処理手段の演算結果を外部に出力する伝送インタフ
ェース。 〔7〕 異常と判断された場合には警報を出力する警報
出力部。
【0018】この発明の請求項6に係る油入電器の異常
監視装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 油入電器に付設されているコンサベーターの油
面位置を検出する油面検出器。 〔2〕 前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出
器。 〔3〕 前記コンサベーターの油温度に対する正常時油
面位置許容範囲データを記憶する記憶部。 〔4〕 油温に対する油量変化率の許容範囲を設定でき
る設定手段。 〔5〕 前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込ん
で油量を求め油温変化に対する油量変化率を計算し、こ
の油量変化率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判断
する機能と、検出油温度に対する前記正常時油面位置許
容範囲データを前記記憶部から読み出し検出油面位置と
比較して、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合に
は異常と判断する機能とを併用する演算処理手段。 〔6〕 前記検出油温度、前記検出油面位置、及び前記
演算処理手段の演算結果を外部に出力する伝送インタフ
ェース。 〔7〕 異常と判断された場合には警報を出力する警報
出力部。
【0019】
【作用】この発明の請求項1に係る油入電器の異常監視
装置においては、油面検出器によって、油入電器に付設
されているコンサベーターの油面位置が検出される。ま
た、油温検出器によって、前記油入電器本体の油温度が
検出される。さらに、演算処理手段によって、前記各検
出器の出力信号が一定周期で取り込まれて油温変化に対
する油面変化率が計算され、この油面変化率が設定許容
範囲を外れた場合には異常と判断される。
【0020】この発明の請求項2に係る油入電器の異常
監視装置においては、油面検出器によって、油入電器に
付設されているコンサベーターの油面位置が検出され
る。また、油温検出器によって、前記油入電器本体の油
温度が検出される。さらに、演算処理手段によって、前
記各検出器の出力信号が一定周期で取り込まれて油量が
求められ油温変化に対する油量変化率が計算され、この
油量変化率が設定許容範囲を外れた場合には異常と判断
される。
【0021】この発明の請求項3に係る油入電器の異常
監視装置においては、油面検出器によって、油入電器に
付設されているコンサベーターの油面位置が検出され、
油温検出器によって、前記油入電器本体の油温度が検出
される。また、記憶部によって、前記コンサベーターの
油温度に対する正常時油面位置許容範囲データが記憶さ
れる。さらに、演算処理手段によって、前記各検出器の
出力信号が一定周期で取り込まれて油温変化に対する油
面変化率が計算され、この油面変化率が設定許容範囲を
外れた場合は異常と判断する機能と、検出油温度に対す
る前記正常時油面位置許容範囲データが前記記憶部から
読み出され検出油面位置と比較されて、その検出油面位
置が前記許容範囲外の場合には異常と判断する機能とが
併用される。さらに、伝送インタフェースによって、前
記検出油温度、前記検出油面位置、及び前記演算処理手
段の演算結果が外部に出力される。そして、警報出力部
によって、異常と判断された場合には警報が出力され
る。
【0022】この発明の請求項4に係る油入電器の異常
監視装置においては、油面検出器によって、油入電器に
付設されているコンサベーターの油面位置が検出され、
油温検出器によって、前記油入電器本体の油温度が検出
される。また、記憶部によって、前記コンサベーターの
油温度に対する正常時油面位置許容範囲データが記憶さ
れる。さらに、演算処理手段によって、前記各検出器の
出力信号が一定周期で取り込まれて油量が求められ油温
変化に対する油量変化率が計算され、この油量変化率が
設定許容範囲を外れた場合は異常と判断する機能と、検
出油温度に対する前記正常時油面位置許容範囲データが
前記記憶部から読み出され検出油面位置と比較されて、
その検出油面位置が前記許容範囲外の場合には異常と判
断する機能とが併用される。さらに、伝送インタフェー
スによって、前記検出油温度、前記検出油面位置、及び
前記演算処理手段の演算結果が外部に出力される。そし
て、警報出力部によって、異常と判断された場合には警
報が出力される。
【0023】この発明の請求項5に係る油入電器の異常
監視装置においては、油面検出器によって、油入電器に
付設されているコンサベーターの油面位置が検出され、
油温検出器によって、前記油入電器本体の油温度が検出
される。また、記憶部によって、前記コンサベーターの
油温度に対する正常時油面位置許容範囲データが記憶さ
れ、設定手段によって、油温に対する油面変化率の許容
範囲が設定される。さらに、演算処理手段によって、前
記各検出器の出力信号が一定周期で取り込まれて油温変
化に対する油面変化率が計算され、この油面変化率が設
定許容範囲を外れた場合は異常と判断する機能と、検出
油温度に対する前記正常時油面位置許容範囲データが前
記記憶部から読み出され検出油面位置と比較されて、そ
の検出油面位置が前記許容範囲外の場合には異常と判断
する機能とが併用される。さらに、伝送インタフェース
によって、前記検出油温度、前記検出油面位置、及び前
記演算処理手段の演算結果が外部に出力される。そし
て、警報出力部によって、異常と判断された場合には警
報が出力される。
【0024】この発明の請求項6に係る油入電器の異常
監視装置においては、油面検出器によって、油入電器に
付設されているコンサベーターの油面位置が検出され、
油温検出器によって、前記油入電器本体の油温度が検出
される。また、記憶部によって、前記コンサベーターの
油温度に対する正常時油面位置許容範囲データが記憶さ
れ、設定手段によって、油温に対する油量変化率の許容
範囲が設定される。さらに、演算処理手段によって、前
記各検出器の出力信号が一定周期で取り込まれて油量が
求められ油温変化に対する油量変化率が計算され、この
油量変化率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判断す
る機能と、検出油温度に対する前記正常時油面位置許容
範囲データが前記記憶部から読み出され検出油面位置と
比較されて、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合
には異常と判断する機能とが併用される。さらに、伝送
インタフェースによって、前記検出油温度、前記検出油
面位置、及び前記演算処理手段の演算結果が外部に出力
される。そして、警報出力部によって、異常と判断され
た場合には警報が出力される。
【0025】
【実施例】実施例1.この発明の実施例1の構成を図1
を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1
を油入変圧器とともに示すブロック図であり、油入変圧
器1〜油温検出器9、油面信号変換器11、油温信号変
換器12及び警報出力部15は上述した従来装置のもの
と同様である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当
部分を示す。
【0026】図1において、16は油温検出器9で検出
した油温信号を油温信号変換器12を介して、また油面
検出器8で検出した油面信号を油面信号変換器11を介
して一定周期でサンプリングし、演算処理及び異常判定
をする演算処理部である。
【0027】ところで、請求項1に係るこの発明の演算
処理手段は、前述したこの発明の実施例1では油面信号
変換器11、油温信号変換器12及び演算処理部16か
ら構成されている。
【0028】つぎに、前述した実施例1の動作を図2及
び図3を参照しながら説明する。図2は油面位置H、油
温度θの実測例を示す図、図3はこの発明の実施例1に
よる油温度変化に対する油面変化率ΔH/Δθを示す図
である。
【0029】油入変圧器1本体の油温度を油温検出器9
で検出し、この油温信号を油温信号変換器12を介して
演算処理部16に後述する油面信号と共に一定周期で取
り込む。一方、コンサベーター7の油面Lも油面検出器
8で検出し、油面信号変換器11を介して、油温信号と
同様に一定周期で、演算処理部16に取り込む。
【0030】演算処理部16では、測定時のノイズを除
去するために、数点の短時間周期の測定値の平均化処理
等を行い、所定の一定時間Δtに対する油温変化Δθと
油面位置変化ΔHを求め、油温変化に対する油面位置変
化比ΔH/Δθを計算する。図3には、図2に示す実測
油面−油温度時間変化例に対するΔH/Δθの演算処理
結果を示す。その後、演算処理部16で予め設定されて
いる異常判定基準値(設定許容範囲)δ0と比較し、 ΔH/Δθ<δ0 の場合(図3の時間t1)、油漏れ発生と判定し警報出
力部15から警報を出力する。
【0031】この油温変化に対する油面位置変化比ΔH
/Δθのような現象の変化率による判定は、測定値その
ものを比較するレベル判定に比べて、検出器の局部的な
範囲における相対感度が高いことや、油面位置変化比が
微分値であることから油漏れ発生時に直ぐに漏れ速度に
対応した値となり、しかも油温度変化を基準としている
ため、急峻な油温変化の影響も少なく高感度で油漏れを
早期に検出できる。すなわち、図2及び図3で明らかな
ように、従来の検出法での検出時間t2に対し、実施例
1ではt1の時点で検出できる。
【0032】なお、以上の説明では油面位置の変化につ
いて述べたが、油面位置測定値から油量に換算し、油面
位置変化の代わりに油量の変化を用いれば、さらに正確
に油漏れを検出できる。
【0033】この発明の実施例1は、前述したように、
油面検出器8及び油温検出器9からの油面信号及び油温
信号を一定周期毎にサンプリングし、油温度変化に対す
る油面変化率あるいは油量変化率を演算する演算処理部
16を備えている。従って、上述したポテンショメータ
による油面位置検出や測温抵抗体による油温度検出が、
局部的な範囲において、変化値の測定精度が高く、かつ
油面位置あるいは油量が油温度に比例して膨張収縮する
ことから、もし対象機器に油漏れを生じた場合、油温度
の変化に対する油面位置あるいは油量の変化率が大きく
変化し、しかも油漏れ発生と同時に現れることにより、
従来の検出器を用いても、早期に油漏れを高感度で検出
することができるという効果を奏する。
【0034】すなわち、油入変圧器1本体の油温変化に
対する油面位置あるいは油量変化率で油漏れを検出する
ので、測定値そのものを比較するレベル判定に比べて、
現象の変化を高感度で検出できることにより、油漏れを
早期に検出でき、しかも油温度の急激な変化の影響が少
なく検出の信頼性も高いという効果を奏する。
【0035】実施例2.なお、前述した実施例1では油
温度変化に対する油面あるいは油量変化率による異常検
出について説明したが、油温度に対する油面位置特性に
よる監視を併用することで、さらに検出、監視能力を向
上することができる。
【0036】この発明の実施例2の構成を図4を参照し
ながら説明する。図4は、この発明の実施例2を示すブ
ロック図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相
当部分を示す。
【0037】図4において、17は記憶部であり、予め
計算により求めてある対象機器に応じた図8に示すよう
なコンサベーターの油温度に対する異常判定境界油面特
性曲線h、gを記憶している。
【0038】この発明の実施例2では、演算処理部16
において、実施例1と同様に周期的に油温度及び油面位
置を取り込み、油温変化が図5に示す微小変動範囲(±
εの範囲)と判断した場合、実測油面及び油温度をもと
に、記憶部17より予め記憶してある油温度に対する異
常判定境界油面位置特性曲線h、gから正常時油面位置
許容範囲を読み出し、前記実測油面位置と比較して、図
8の領域A、Bで示す許容範囲外の場合に異常と判断す
る。
【0039】この油温度に対する異常判定境界油面位置
特性曲線h、gからの異常判断機能を付加することによ
り、油温度変化がほどんどない場合における微小漏油も
検出することができ、さらに検出、監視能力を向上する
ことができる。
【0040】実施例3.また、前述した実施例1及び2
では外部出力として、異常検出時に警報を出力する警報
出力部15を備えていたが、異常検出の判定基準の設定
や油面位置・油温度の測定値及び異常の有無等の機器の
状態を表示する表示・設定パネル18と、外部とのデー
タ伝送を行う伝送インタフェース19とを設けると、機
器の油漏れ検出に同様な効果があり、さらに容易に判定
値の設定変更や現状の状態を把握できるという効果を奏
する。
【0041】この発明の実施例3は、前述したように、
油温度や油面位置等の測定結果、さらには演算結果及び
異常判定結果の表示機能や、外部へのデータ伝送機能を
付加したので、現状の状態を設置した現地あるいは遠方
で容易に把握することができる。つまり、遠方の異常表
示盤等に接続すれば、異常検出を遠方で即時に検出でき
る。また、装置の据え付け後、運転状態のまま最適な検
出値(異常判定基準値)に容易に変更することができ
る。
【0042】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る油入電器の異
常監視装置は、以上説明したとおり、油入電器に付設さ
れているコンサベーターの油面位置を検出する油面検出
器と、前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出器
と、前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込んで油
温変化に対する油面変化率を計算し、この油面変化率が
設定許容範囲を外れた場合には異常と判断する演算処理
手段とを備えたので、従来の油面及び油温度検出器によ
り油漏れを精度よく検出し、より早期に異常を発見する
ことができるという効果を奏する。
【0043】この発明の請求項2に係る油入電器の異常
監視装置は、以上説明したとおり、油入電器に付設され
ているコンサベーターの油面位置を検出する油面検出器
と、前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出器
と、前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込んで油
量を求め油温変化に対する油量変化率を計算し、この油
量変化率が設定許容範囲を外れた場合には異常と判断す
る演算処理手段とを備えたので、従来の油面及び油温度
検出器により油漏れを精度よく検出し、より早期に異常
を発見することができるという効果を奏する。
【0044】この発明の請求項3に係る油入電器の異常
監視装置は、以上説明したとおり、油入電器に付設され
ているコンサベーターの油面位置を検出する油面検出器
と、前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出器
と、前記コンサベーターの油温度に対する正常時油面位
置許容範囲データを記憶する記憶部と、前記各検出器の
出力信号を一定周期で取り込んで油温変化に対する油面
変化率を計算し、この油面変化率が設定許容範囲を外れ
た場合は異常と判断する機能、及び検出油温度に対する
前記正常時油面位置許容範囲データを前記記憶部から読
み出し検出油面位置と比較して、その検出油面位置が前
記許容範囲外の場合には異常と判断する機能を併用する
演算処理手段と、前記検出油温度、前記検出油面位置、
及び前記演算処理手段の演算結果を外部に出力する伝送
インタフェースと、異常と判断された場合には警報を出
力する警報出力部とを備えたので、従来の油面及び油温
度検出器により油漏れを精度よく検出し、より早期に異
常を発見することができるという効果を奏する。
【0045】この発明の請求項4に係る油入電器の異常
監視装置は、以上説明したとおり、油入電器に付設され
ているコンサベーターの油面位置を検出する油面検出器
と、前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出器
と、前記コンサベーターの油温度に対する正常時油面位
置許容範囲データを記憶する記憶部と、前記各検出器の
出力信号を一定周期で取り込んで油量を求め油温変化に
対する油量変化率を計算し、この油量変化率が設定許容
範囲を外れた場合は異常と判断する機能、及び検出油温
度に対する前記正常時油面位置許容範囲データを前記記
憶部から読み出し検出油面位置と比較して、その検出油
面位置が前記許容範囲外の場合には異常と判断する機能
を併用する演算処理手段と、前記検出油温度、前記検出
油面位置、及び前記演算処理手段の演算結果を外部に出
力する伝送インタフェースと、異常と判断された場合に
は警報を出力する警報出力部とを備えたので、従来の油
面及び油温度検出器により油漏れを精度よく検出し、よ
り早期に異常を発見することができるという効果を奏す
る。
【0046】この発明の請求項5に係る油入電器の異常
監視装置は、以上説明したとおり、油入電器に付設され
ているコンサベーターの油面位置を検出する油面検出器
と、前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出器
と、前記コンサベーターの油温度に対する正常時油面位
置許容範囲データを記憶する記憶部と、油温に対する油
面変化率の許容範囲を設定できる設定手段と、前記各検
出器の出力信号を一定周期で取り込んで油温変化に対す
る油面変化率を計算し、この油面変化率が設定許容範囲
を外れた場合は異常と判断する機能、及び検出油温度に
対する前記正常時油面位置許容範囲データを前記記憶部
から読み出し検出油面位置と比較して、その検出油面位
置が前記許容範囲外の場合には異常と判断する機能を併
用する演算処理手段と、前記検出油温度、前記検出油面
位置、及び前記演算処理手段の演算結果を外部に出力す
る伝送インタフェースと、異常と判断された場合には警
報を出力する警報出力部とを備えたので、従来の油面及
び油温度検出器により油漏れを精度よく検出し、より早
期に異常を発見することができるという効果を奏する。
【0047】この発明の請求項6に係る油入電器の異常
監視装置は、以上説明したとおり、油入電器に付設され
ているコンサベーターの油面位置を検出する油面検出器
と、前記油入電器本体の油温度を検出する油温検出器
と、前記コンサベーターの油温度に対する正常時油面位
置許容範囲データを記憶する記憶部と、油温に対する油
量変化率の許容範囲を設定できる設定手段と、前記各検
出器の出力信号を一定周期で取り込んで油量を求め油温
変化に対する油量変化率を計算し、この油量変化率が設
定許容範囲を外れた場合は異常と判断する機能、及び検
出油温度に対する前記正常時油面位置許容範囲データを
前記記憶部から読み出し検出油面位置と比較して、その
検出油面位置が前記許容範囲外の場合には異常と判断す
る機能を併用する演算処理手段と、前記検出油温度、前
記検出油面位置、及び前記演算処理手段の演算結果を外
部に出力する伝送インタフェースと、異常と判断された
場合には警報を出力する警報出力部とを備えたので、従
来の油面及び油温度検出器により油漏れを精度よく検出
し、より早期に異常を発見することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を油入変圧器とともに示す
ブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の対象油入変圧器の油面位
置、油温度の実測例を示す図である。
【図3】この発明の実施例1の動作を示す特性図であ
る。
【図4】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施例2の動作を示す図である。
【図6】この発明の実施例3を示すブロック図である。
【図7】従来の油入電器の異常監視装置を油入変圧器と
ともに示すブロック図である。
【図8】従来の油入電器の異常監視装置の動作を示す図
である。
【符号の説明】
1 油入変圧器 7 コンサベーター 8 油面検出器 9 油温検出器 10A、10B、10C 異常監視装置 11 油面信号変換器 12 油温信号変換器 15 警報出力部 16 演算処理部 17 記憶部 18 表示・設定パネル 19 伝送インタフェース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油入電器に付設されているコンサベータ
    ーの油面位置を検出する油面検出器、前記油入電器本体
    の油温度を検出する油温検出器、及び前記各検出器の出
    力信号を一定周期で取り込んで油温変化に対する油面変
    化率を計算し、この油面変化率が設定許容範囲を外れた
    場合には異常と判断する演算処理手段を備えたことを特
    徴とする油入電器の異常監視装置。
  2. 【請求項2】 油入電器に付設されているコンサベータ
    ーの油面位置を検出する油面検出器、前記油入電器本体
    の油温度を検出する油温検出器、及び前記各検出器の出
    力信号を一定周期で取り込んで油量を求め油温変化に対
    する油量変化率を計算し、この油量変化率が設定許容範
    囲を外れた場合には異常と判断する演算処理手段を備え
    たことを特徴とする油入電器の異常監視装置。
  3. 【請求項3】 油入電器に付設されているコンサベータ
    ーの油面位置を検出する油面検出器、前記油入電器本体
    の油温度を検出する油温検出器、前記コンサベーターの
    油温度に対する正常時油面位置許容範囲データを記憶す
    る記憶部、前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込
    んで油温変化に対する油面変化率を計算し、この油面変
    化率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判断する機能
    と、検出油温度に対する前記正常時油面位置許容範囲デ
    ータを前記記憶部から読み出し検出油面位置と比較し
    て、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合には異常
    と判断する機能とを併用する演算処理手段、前記検出油
    温度、前記検出油面位置、及び前記演算処理手段の演算
    結果を外部に出力する伝送インタフェース、並びに異常
    と判断された場合には警報を出力する警報出力部を備え
    たことを特徴とする油入電器の異常監視装置。
  4. 【請求項4】 油入電器に付設されているコンサベータ
    ーの油面位置を検出する油面検出器、前記油入電器本体
    の油温度を検出する油温検出器、前記コンサベーターの
    油温度に対する正常時油面位置許容範囲データを記憶す
    る記憶部、前記各検出器の出力信号を一定周期で取り込
    んで油量を求め油温変化に対する油量変化率を計算し、
    この油量変化率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判
    断する機能と、検出油温度に対する前記正常時油面位置
    許容範囲データを前記記憶部から読み出し検出油面位置
    と比較して、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合
    には異常と判断する機能とを併用する演算処理手段、前
    記検出油温度、前記検出油面位置、及び前記演算処理手
    段の演算結果を外部に出力する伝送インタフェース、並
    びに異常と判断された場合には警報を出力する警報出力
    部を備えたことを特徴とする油入電器の異常監視装置。
  5. 【請求項5】 油入電器に付設されているコンサベータ
    ーの油面位置を検出する油面検出器、前記油入電器本体
    の油温度を検出する油温検出器、前記コンサベーターの
    油温度に対する正常時油面位置許容範囲データを記憶す
    る記憶部、油温に対する油面変化率の許容範囲を設定で
    きる設定手段、前記各検出器の出力信号を一定周期で取
    り込んで油温変化に対する油面変化率を計算し、この油
    面変化率が設定許容範囲を外れた場合は異常と判断する
    機能と、検出油温度に対する前記正常時油面位置許容範
    囲データを前記記憶部から読み出し検出油面位置と比較
    して、その検出油面位置が前記許容範囲外の場合には異
    常と判断する機能とを併用する演算処理手段、前記検出
    油温度、前記検出油面位置、及び前記演算処理手段の演
    算結果を外部に出力する伝送インタフェース、並びに異
    常と判断された場合には警報を出力する警報出力部を備
    えたことを特徴とする油入電器の異常監視装置。
  6. 【請求項6】 油入電器に付設されているコンサベータ
    ーの油面位置を検出する油面検出器、前記油入電器本体
    の油温度を検出する油温検出器、前記コンサベーターの
    油温度に対する正常時油面位置許容範囲データを記憶す
    る記憶部、油温に対する油量変化率の許容範囲を設定で
    きる設定手段、前記各検出器の出力信号を一定周期で取
    り込んで油量を求め油温変化に対する油量変化率を計算
    し、この油量変化率が設定許容範囲を外れた場合は異常
    と判断する機能と、検出油温度に対する前記正常時油面
    位置許容範囲データを前記記憶部から読み出し検出油面
    位置と比較して、その検出油面位置が前記許容範囲外の
    場合には異常と判断する機能とを併用する演算処理手
    段、前記検出油温度、前記検出油面位置、及び前記演算
    処理手段の演算結果を外部に出力する伝送インタフェー
    ス、並びに異常と判断された場合には警報を出力する警
    報出力部を備えたことを特徴とする油入電器の異常監視
    装置。
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