JPH02221797A - 油入機器の油漏れ検出装置 - Google Patents
油入機器の油漏れ検出装置Info
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- JPH02221797A JPH02221797A JP1039459A JP3945989A JPH02221797A JP H02221797 A JPH02221797 A JP H02221797A JP 1039459 A JP1039459 A JP 1039459A JP 3945989 A JP3945989 A JP 3945989A JP H02221797 A JPH02221797 A JP H02221797A
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- oil level
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- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、油入変圧器等の油入機器の油漏れを監視する
油漏れ監視装置に関するものである。
油漏れ監視装置に関するものである。
「従来の技術」
油入変圧器等の油入機器は、タンク内に絶縁および冷却
の媒体として絶縁油が収納されている。
の媒体として絶縁油が収納されている。
この油入機器において、パツキン等の劣化、配管、タン
ク等の破損により漏油が生ずると充電部の気中露出とな
り絶縁破壊を生じて致命的な事故となる。そのなめ、漏
油が発生した場合には早急の対策が必要である。
ク等の破損により漏油が生ずると充電部の気中露出とな
り絶縁破壊を生じて致命的な事故となる。そのなめ、漏
油が発生した場合には早急の対策が必要である。
従来の油漏れ検出装置においては、第2図に示すように
温度検出器4の指示から計算される油面レベルとコンサ
ベータ2にとりつけた油面計3の油面レベルとを判定装
置5で比較し、比較した値が同じであれば油漏れはない
と判定し、油面計3の油面レベルの方が低い場合には油
漏れが生じていると判定していた。
温度検出器4の指示から計算される油面レベルとコンサ
ベータ2にとりつけた油面計3の油面レベルとを判定装
置5で比較し、比較した値が同じであれば油漏れはない
と判定し、油面計3の油面レベルの方が低い場合には油
漏れが生じていると判定していた。
「発明が解決しようとする課題」
このような油漏れ検出装置では、油漏れが自動的に検出
でき、遠隔地にても監視できる利点がある。
でき、遠隔地にても監視できる利点がある。
一方、近年の電力安定供給の要求は強く、停電が許され
ないため、変圧器に異常が生じた場合には他の健全な変
圧器に負荷を振分けた後に運転を停止する等の処置が取
られる。そのため、変圧器異常時には、致命的な異常で
ない限り運転停止までに数分〜数時間の運転が要求され
る。
ないため、変圧器に異常が生じた場合には他の健全な変
圧器に負荷を振分けた後に運転を停止する等の処置が取
られる。そのため、変圧器異常時には、致命的な異常で
ない限り運転停止までに数分〜数時間の運転が要求され
る。
油漏れは、その事故だけでは変圧器の致命的な事故では
ないが、油漏れが継続し油面が低下することにより内部
絶縁破壊等を生じる。そのなめ、油漏れを検知しても、
急激な油面低下をともなう油漏れを除いて、検知後も数
分〜数時間変圧器の運転が継続できる場合が多い。
ないが、油漏れが継続し油面が低下することにより内部
絶縁破壊等を生じる。そのなめ、油漏れを検知しても、
急激な油面低下をともなう油漏れを除いて、検知後も数
分〜数時間変圧器の運転が継続できる場合が多い。
しかし、従来の油漏れ検出装置では、油漏れの検出はで
きてもその量までは把握できなかったなめに、油漏れを
検出した場合には早急に変圧器の運転を停止して点検を
行わなければならなかった。
きてもその量までは把握できなかったなめに、油漏れを
検出した場合には早急に変圧器の運転を停止して点検を
行わなければならなかった。
「課題を解決するための手段」
本発明による油入機器の油漏れ検出装置は、油温から計
算される油面レベルと油面計による実際の油面レベルと
の差の時間的変化を演算し、油入機器に油漏れが生じた
場合に油面が変圧器運転継続不可となるレベルに到達す
る時間を算出することを特徴とする。
算される油面レベルと油面計による実際の油面レベルと
の差の時間的変化を演算し、油入機器に油漏れが生じた
場合に油面が変圧器運転継続不可となるレベルに到達す
る時間を算出することを特徴とする。
「作用」
油入機器の油漏れを検知するとともに油面が油入機器運
転継続不可となるレベルに到達する時間を算出すること
により、漏油発生時においても変圧器の運転を継続した
ままでの他の健全な変圧器への負荷配分、および変圧器
の点検の可否を判断することができる。
転継続不可となるレベルに到達する時間を算出すること
により、漏油発生時においても変圧器の運転を継続した
ままでの他の健全な変圧器への負荷配分、および変圧器
の点検の可否を判断することができる。
「実施例」
第1図は本発明の一実施例で、機器と共に絶縁油を収納
したタンク1に温度検出器4が設置されており、またタ
ンク内の絶縁油の熱による膨張、収縮を吸収するための
コンサベータ2が設けられている。このコンサベータに
は油面の位置を検出する油面計3が設けられており、温
度検出器4と油面計3はポテンショメータ等により検出
結果を油面レベル演算装置5へ伝送する。
したタンク1に温度検出器4が設置されており、またタ
ンク内の絶縁油の熱による膨張、収縮を吸収するための
コンサベータ2が設けられている。このコンサベータに
は油面の位置を検出する油面計3が設けられており、温
度検出器4と油面計3はポテンショメータ等により検出
結果を油面レベル演算装置5へ伝送する。
油面レベル演算装置5においては、第3図に示すように
検出時刻t、およびt2 (t+<ti)にそれぞれ対
応する、油温から計算される油面レベルと油面計による
実際の油面レベルとの差Δχ、およびΔχ2を算出する
。また、t2時刻における、油面の変圧器運転継続不可
レベルと油温から計算される油面レベルとの差ΔKが算
出される。
検出時刻t、およびt2 (t+<ti)にそれぞれ対
応する、油温から計算される油面レベルと油面計による
実際の油面レベルとの差Δχ、およびΔχ2を算出する
。また、t2時刻における、油面の変圧器運転継続不可
レベルと油温から計算される油面レベルとの差ΔKが算
出される。
これらの時間および油面レベル差を、運転継続時間算出
装置6において第4図に示すようにΔχ2がそのまま増
加してΔXとなる時刻t3を算出する。
装置6において第4図に示すようにΔχ2がそのまま増
加してΔXとなる時刻t3を算出する。
すなわちt、は
ji= t −t
AZz−Δよ1 (ΔX−Δ22)+t2により求める
事ができる。
事ができる。
したがって、最終計測時刻t2から変圧器運転継続不可
時刻t)までの間に他の健全な変圧器への負荷配分を行
えば電力の安定供給が図られる。
時刻t)までの間に他の健全な変圧器への負荷配分を行
えば電力の安定供給が図られる。
また、(ti tt)が数時間〜数日ある場合には、
変圧器の運転を停止することなく漏油箇所の点検を行う
ことができる。
変圧器の運転を停止することなく漏油箇所の点検を行う
ことができる。
また、一定周期毎に自動計測を行い、計測毎に第4rM
に示すt、を演算して更新すればより精度のよい変圧器
の運転可能時間を得ることができる。
に示すt、を演算して更新すればより精度のよい変圧器
の運転可能時間を得ることができる。
なお、漏油検出結果および運転可能時間を遠隔地に伝送
すれば、変圧器の自動監視を行うことができる。
すれば、変圧器の自動監視を行うことができる。
「発明の効果」
以上のように本発明によれば、油入機器の漏油時に、油
漏れを検知するとともに油面が油入機器運転継続不可と
なるレベルに到達する時間を算出する。ことができるた
め、漏油検出後油入機器運転継続可能時間内であれ′ば
油入機器の運転を継続したままで、他の健全な油入機器
への負荷配分および油入機器の漏油箇所の点検ができ、
安定な電力供給を図りつつ、油入機器の無人化・自動化
を行うことができる。
漏れを検知するとともに油面が油入機器運転継続不可と
なるレベルに到達する時間を算出する。ことができるた
め、漏油検出後油入機器運転継続可能時間内であれ′ば
油入機器の運転を継続したままで、他の健全な油入機器
への負荷配分および油入機器の漏油箇所の点検ができ、
安定な電力供給を図りつつ、油入機器の無人化・自動化
を行うことができる。
第1図は従来の油漏れ検出装置を示す概略図、第2図は
本発明の一実施例を示す概略図、第3図は油温と油面レ
ベルを示す特性図、第4図は温度補正油面の時間変化を
示す特性図である。 1・・・変圧器タンク、 2・・・コンサベータ、3・
・・油面計、 4・・・温度検出器、5・・・油面レベ
ル演算装置、 6・・・運転継続時間演算装置、
本発明の一実施例を示す概略図、第3図は油温と油面レ
ベルを示す特性図、第4図は温度補正油面の時間変化を
示す特性図である。 1・・・変圧器タンク、 2・・・コンサベータ、3・
・・油面計、 4・・・温度検出器、5・・・油面レベ
ル演算装置、 6・・・運転継続時間演算装置、
Claims (1)
- 油入機器の油漏れをタンク内の絶縁油温度から計算され
る油面レベルと、油面計の指示とを比較して検出する油
漏れ検出装置において、油漏れにより油入機器が運転継
続不可となる時間を算出することを特徴とする油入機器
の油漏れ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1039459A JPH0828299B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 油入機器の油漏れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1039459A JPH0828299B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 油入機器の油漏れ検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02221797A true JPH02221797A (ja) | 1990-09-04 |
JPH0828299B2 JPH0828299B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=12553628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1039459A Expired - Lifetime JPH0828299B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 油入機器の油漏れ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828299B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05182838A (ja) * | 1992-01-07 | 1993-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | 油入電器の異常監視装置 |
CN103196496A (zh) * | 2013-04-03 | 2013-07-10 | 国家电网公司 | 电力变压器油温油位自动监测保护装置 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1039459A patent/JPH0828299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05182838A (ja) * | 1992-01-07 | 1993-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | 油入電器の異常監視装置 |
CN103196496A (zh) * | 2013-04-03 | 2013-07-10 | 国家电网公司 | 电力变压器油温油位自动监测保护装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0828299B2 (ja) | 1996-03-21 |
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