JPH0518238A - 車両用内燃機関の排気制御装置 - Google Patents

車両用内燃機関の排気制御装置

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JPH0518238A
JPH0518238A JP19852591A JP19852591A JPH0518238A JP H0518238 A JPH0518238 A JP H0518238A JP 19852591 A JP19852591 A JP 19852591A JP 19852591 A JP19852591 A JP 19852591A JP H0518238 A JPH0518238 A JP H0518238A
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▲き▼善 木立
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一郎 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットルバルブが開かれた比較的高出力状
態、例えば暖機運転時や出力があまり要求されないエン
ジン低回転時等に排気音を低減できる車両用内燃機関の
排気制御装置を提供する。 【構成】 内燃機関13の排気を排出する排気通路33
a,33bに開度を調節可能な排気絞り弁35を設け、
この排気絞り弁35を始動暖機装置19作動や停車操作
と連動させて排気絞り弁35で排気通路33a,33b
の開度を小さくするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用内燃機関の排気
制御装置に係り、特に、車両の停車時あるいは機関の暖
機運転時等に排気音を低減することできるようにした排
気制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の排気制御装置として
は、例えば、実開昭50−46814号公報に記載され
たものが知られる。この排気制御装置は、排気管内に常
閉形のリーフ弁を備えた排気絞り弁を介装し、この排気
絞り弁にアイドリング運転等の低負荷運転時に閉成する
手段を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の排気制御装置にあっては、低負荷運転時、すな
わちスロットルバルブの開度が小さい時に排気絞り弁を
閉成するにすぎないため、スロットルバルブの開度が比
較的大きな場合、例えば暖機始動時等には排気の流れを
絞ることができず、その排気音が大きくなるという問題
があった。
【0004】また、上述の排気制御装置は、エンジンの
運転状態にのみ依存して排気絞り弁の開度を調節するた
め、車両として排気音を小さくさせたい場合、例えば、
深夜あるいは早朝等における停車時等に排気音を小さく
できず、運転者が周囲に対して神経を使わなければなら
ないという煩雑さがあった。この発明は、上記問題に鑑
みてなされたもので、エンジンが比較的高い出力の運転
状態でも排気通路を絞ることができ、また、搭載される
車両の事情によっても排気通路を絞って排気音を小さく
できる排気制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明にかかる排気制御装置は、車
両に搭載された車両用内燃機関において、内燃機関の排
気を排出する排気通路に開度を調節可能な排気絞り弁を
設け、この排気絞り弁を始動暖機装置と連動させ、始動
暖機運転時に排気絞り弁で排気通路の開度を小さくする
ようにした。
【0006】また、請求項2に記載の発明にかかる排気
制御装置は、自動二輪車に搭載された車両用内燃機関に
おいて、、内燃機関の排気を排出する排気通路に開度を
調節可能な排気絞り弁を設け、この排気絞り弁を自動二
輪車の停車操作と作動的に連動させ、自動二輪車の停車
時または低速走行時に前記排気絞り弁で排気通路の開度
を小さくするようにした。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明にかかる排気制御装置
は、排気絞り弁を始動暖機装置と連動させるため、スロ
ットルバルブの開度が比較的大きな始動直後およびアイ
ドル運転時等に排気通路を絞って排気音を小さくするこ
とができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明にかかる排気
制御装置は、大きな出力を必要としない停車時または低
速走行時には排気通路を絞って排気音を小さくできる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図11はこの発明の一実施例にかかる
排気制御装置を示し、図1が自動二輪車の側面図、図2
がハンドルのグリップ廻りの拡大平面図、図3が図2の
3−3矢視断面図、図4が排気系の側面図、図5が排気
管の断面図、図6が同排気管の一部拡大断面図、図7が
同排気管の一部拡大断面図、図8および図9が同排気管
の横断面図、図10および図11がそれぞれ要部の他の
態様を示す図である。
【0010】図1中、11はエンジン13を懸架した自
動二輪車のメインフレームであり、メインフレーム11
には、前端にはヘッドチューブ12が固設され、後端に
スイングアーム14で後輪15が懸架される。ヘッドチ
ューブ12には前輪16がフロントフォーク17によっ
て操向ハンドル18による操向可能に支持される。な
お、70はメインフレーム11の下部に揺動自在に支持
されたスタンド(停車器具)であり、このスタンド70
は停車時において立脚される。
【0011】操向ハンドル18はハンドルパイプ18a
の両端にグリップ18bを設けて構成され、図2に示す
ように、ハンドルパイプ18aには左側のグリップ18
bに近接してチョークレバー(始動暖機装置)19が取
り付けられる。チョークレバー19はハンドルパイプ1
8aに回動自在に嵌合したインナ部材20に一体に起設
されて径方向に突出する。
【0012】図3に示すように、インナ部材20には外
周にアウタ部材21が回転自在に嵌合する。このインナ
部材20には突起20aが突設され、アウタ部材21に
は長穴21aが周方向に形成され、インナ部材20とア
ウタ部材21とは突起20aが長穴21aに挿通して所
定角度範囲θの相対変位を許容される。詳細な説明は割
愛するが、これらインナ部材20とアウタ部材21との
間にはボール69aを有するクリック機構69が設けら
れている。
【0013】そして、インナ部材20にはミューティン
グケーブル22の一端が係止し、アウタ部材21にはチ
ョークケーブル23の一端が係止し、後述するように、
ミューティングケーブル22は排気管のバタフライバル
ブに連結し、また、チョークケーブル23はエンジン1
3のスロットルバルブに連結する(図4参照)。
【0014】上述のチョークレバー19は通常時に図3
に実線で示すように上方に起立し、インナ部材20の突
起20aがアウタ部材21の長穴21aの図中上端に位
置する。そして、チョークレバー19を想像線で示すよ
うに図中時計方向に操作すると、先ずインナ部材20が
回動し、突起20aが長穴21aの下端に当接するとア
ウタ部材21が回動する。したがって、チョークレバー
19の回動角が小さい範囲ではミューティングケーブル
22のみが引っ張られ、チョークレバー19の回動角が
長穴21aの長さに対応した角度を越えて回動するとチ
ョークケーブル23が引っ張られる。
【0015】なお、上述のチョークレバー19は所定角
度以下の小さな操作角度ではミューティングケーブル2
2のみを引っ張り、大きな操作角度ではミューティング
ケーブル22とチョークケーブル23とを引っ張るよう
にするために所定角度θの相対変位が許容されたインナ
部材20とアウタ部材21とを用いているが、チョーク
レバー19は図10に示すような機構あるいは図11に
示すような機構を介し各ケーブル22,23と連結する
ことも可能である。
【0016】図10に示す機構は、メインフレーム11
等にディスク68を回動自在に支持し、このディスク6
8にチョークレバー19に連結したメインケーブル67
の一端を係止する。そして、ディスク68には、また、
径方向に離隔させてミューティングケーブル22とチョ
ークケーブル23とを係止させる。
【0017】また、図11に示す機構は、メインフレー
ム11等に中央部を回動自在に取り付けてレバー部材6
6を設け、このレバー部材66の一端側にチョークレバ
ー19と連結したメインケーブル67の端部を係止させ
る。そして、レバー部材66の他端側には、チョークケ
ーブル23の端部をスプリング65を介し係止させ、ま
た、回動中心からより外方に離隔した位置でミューティ
ングケーブル22の端部を係止させるものである。これ
ら図10および図11の機構にあっても、チョークレバ
ー19の操作角度が小さければミューティングケーブル
22のみを、チョークレバー19の操作角度が大きい場
合に両ケーブル22,23を引っ張るようにできる。
【0018】エンジン13は、4つのシリンダ部13a
を有する4気筒エンジンであり、シリンダ部13aを前
斜め上方に向けて搭載される。これらシリンダ部13a
は、それぞれ、上部に吸気管31(図4参照)を介し気
化器24とエアクリーナ25とが接続し、シリンダ部1
3aの下部に排気管26が接続する。上述の吸気管31
にはスロットルバルブが収容され、上述のように、スロ
ットルバルブにチョークケーブル23が連結する。
【0019】なお、図1中、27は燃料タンク、28は
シートフレーム29によって取り付けられたシート、3
0はスイングアーム14とシートフレーム29との間に
介設されたクッションユニット、64はラジエータであ
る。
【0020】排気管26は、図4および図5に示すよう
に、それぞれがエンジン13の下方を経て後方へ延出
し、第1の集合管59aと第2の集合管59bとを介し
マフラ34に接続する。これら集合管59a,b(以
下、必要に応じ添字のない番号で代表する)内には仕切
板32aで上下に通路33a,33bが隔成される。な
お、63はダミーカバーである。
【0021】通路33aには点火順序第1番目のシリン
ダ部13a(#1)から延設された排気管26と点火順
序第3番目のシリンダ部13a(#3)から延設された
排気管26とが開口して集合し、同様に、通路33bに
は点火順序第2番目のシリンダ部13aから延設された
排気管26と点火順序第4番目のシリンダ部13aから
延設された排気管26とが開口して集合する。この集合
管32の通路33a,33bはマフラ34に開口し、4
本の排気管26は点火時期が異なる第1と第3、また第
2と第4の気筒の排気管26が通路33a,33bで集
合した後にマフラ34で全てが集合する。
【0022】また、上述の仕切板32aには管長手方向
に長径を有する楕円形状の干渉穴32bが形成され、内
部に干渉穴32bと対応した位置でバタフライバルブ3
5が配設される。バタフライバルブ35は、径が干渉穴
32bの短径と略等しい円板状を成し、中央部分が支軸
36に固定されて支軸36を介し干渉穴32bを閉止可
能に支持される。なお、図5に示すように、バタフライ
バルブ35が干渉穴32bを閉止した状態では、干渉穴
32bの管長手方向両端に通路33a,33bを連通す
る三日月状の隙間が形成される。
【0023】支軸36は、図8および図9に示すよう
に、両端が集合管59の管壁を回転自在に挿通して支持
され、その図中右側にクリック機構37が、また、集合
管59外に突出した右端にホイール38が固設される。
ホイール38には、集合管32外壁との間にスプリング
39が縮装され、また、周縁に前述したミューティング
ケーブル22の端部が係止する。このホイール38はチ
ョークレバー19の操作で回動し、支軸36すなわちバ
タフライバルブ35がホイール38と一体に回転する。
なお、60はホイール38のストッパである。
【0024】クリック機構37は、図7に示すように、
支軸36の長手方向の一部に回転方向等間隔に4つの溝
36aを形成するとともに、集合管59に溝36aと対
応して4つの溝32cが形成されたブッシュ61を設
け、これら溝36a,32c間にゴム40を介設して構
成される。このクリック機構37は、支軸36の回転で
溝36aに対応してゴム40が変形し、クリック感を発
生する。
【0025】この実施例の排気制御装置にあっては、図
5の仮想線および図9に示すように、通常時にはバタフ
ライバルブ35が仕切板32aの干渉穴32bを閉止す
る。このため、エンジン13から排出される排気は、各
排気管26から集合管59の通路33a,33bを経て
マフラ34に流入し、マフラ34から排出される。ここ
で、排気は通路33a,33bに流入して集合する時に
互いに干渉して消音され、また、バタフライバルブ35
の前後の隙間を経て干渉して消音される。
【0026】一方、チョークレバー19を所定角度の範
囲内で操作すると、バタフライバルブ35が支軸36と
ともに回動し、図5、図6および図8に示すように、バ
タフライバルブ35が各通路33a,33bを閉止す
る。このため、外部に放散される排気音を低減できる。
【0027】また、エンジン13を暖機始動する場合
は、チョークレバー19をより大きく操作すると、アウ
タ部材21も回動してチョークケーブル23が引っ張ら
れ、周知のようにスロットルバルブが開かれる。そし
て、この時も、上述のようにミューティングケーブル2
2も引っ張られてバタフライバルブ35が通路33a,
33bを閉止するため、暖機運転時の排気音を低減でき
る。
【0028】図12は請求項1に記載の発明の第2実施
例を示し、排気系の模式側面図である。なお、この実施
例および後述する各実施例では、上述の実施例と同一の
部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0029】この第2実施例は、バタフライバルブ35
を駆動するアクチュエータとして負圧アクチュエータ4
1を集合管59の近傍に設け、負圧アクチュエータ41
をケーブル42等でバタフライバルブ35、すなわち前
述したホイール38に連結する。負圧アクチュエータ4
1は、パイプ43で電磁形のコントロールバルブ44の
出力ポートに連絡され、コントロールバルブ44から供
給される負圧で作動する。
【0030】コントロールバルブ44は、パイプ45で
エアクリーナ25に、パイプ46で吸気管31に連絡さ
れる。このコントロールバルブ44は、スイッチボック
ス47に結線され、スイッチボックス47により制御さ
れて負圧アクチュエータ41に負圧を供給する。なお、
このコントロールバルブ44は周知のものが使用できる
ため、説明を簡略している。
【0031】スイッチボックス47にはチョークスイッ
チ19aまたはミューティングスイッチ19b等のスイ
ッチが設けられる。このスイッチボックス47は、停車
時や始動暖機運転時にスイッチが操作され、コントロー
ルバルブ44を通電して負圧アクチュエータ41に負圧
を供給し、また、図示しないアクチュエータでスロット
ルバルブを駆動し、吸気通路を狭くして空燃比を高め
る。
【0032】この実施例にあっても、チョークスイッチ
19aの操作時にはエンジンの排気集合管59とマフラ
34との間に配設されたバタフライバルブ35により通
路33a,33bを閉じて外部に放散される排気音を低
減できる。スロットルバルブ駆動用のチョークスイッチ
19aと排気音低減用のミューティングスイッチ19b
とが別個に設けられているので、暖機運転時のみならず
周囲の状況に応じて停車時に排気音を低減することもで
きる。
【0033】図13から図15には請求項2に記載の発
明の第1,第2実施例を示し、図13が排気系の模式側
面図、図14が主要部分の断面図、図15が図14と異
なる状態での主要部分の断面図である。この実施例は、
手動操作可能なコントロールバルブ48を用い、このコ
ントロールバルブ48をミューティングレバー19cと
ミューティングケーブル22によって連結する。
【0034】コントロールバルブ48は、図14および
図15に示すように、ハウジング49内に、連通孔51
aが形成された弁座部材51を設け、また、弁座部材5
1の連通孔51aを閉止可能にプランジャ50を収容す
る。弁座部材51はゴムのダイアフラム53とリテーナ
部材54とを組み付けて構成され、スプリング55でプ
ランジャ50側に付勢されている。
【0035】そして、ハウジング49には弁座部材51
の一方側で負圧アクチュエータ41と連絡したポート4
9aとエアクリーナ25に連絡したポート49bとが、
弁座部材51の他方側に吸気管31に連絡したポート4
9cが形成される。これらポート49a,49bはプラ
ンジャ50が弁座部材51の連通孔51aを閉止した状
態で連通し(図15参照)、ポート49a,49cはプ
ランジャ50が弁座部材51から離隔すると連通する
(図14)。
【0036】プランジャ50は、右端が駆動アーム56
と連結され、駆動アーム56の揺動でハウジング49内
を摺動して連通孔51aを開閉する。駆動アーム56
は、中央部が回動自在に指示され、上述のように一端が
プランジャ50と連結し、他端にミューティングケーブ
ル22が係止する。この駆動アーム56はミューティン
グレバー19の操作で揺動する。
【0037】この実施例にあっては、通常時にはコント
ロールバルブ48がポート49a,49bを連通して負
圧アクチュエータ41が作動せず、バタフライバルブ3
5が干渉穴32bを閉止した状態を維持する。そして、
ミューティングレバー19cが操作されると、コントロ
ールバルブ48が作動して駆動アーム56が図14のよ
うになると負圧アクチュエータ41に負圧が供給され、
負圧アクチュエータ41がバタフライバルブ35を駆動
して通路33a,33bを閉止する。また、エンジン回
転が上昇すると、バタフライバルブ75は負圧アクチュ
エータ41への負圧が小さくなり、排気路を開放する方
向に戻る。したがって、ミューティングレバー19bが
操作されれば、エンジン回転数が低いアイドル運転時等
の排気音を低減できる。なお、その他は上述の第2実施
例と同様であり、その説明は省略する。
【0038】図16には請求項2の発明の第3実施例に
かかる排気制御装置を示し、自動二輪車の一部拡大側面
図である。この実施例は、停車器具であるスタンド70
の基端部にミューティングケーブル22の端部を係止さ
せ、スタンド70の作動にバタフライバルブ35の開閉
を連動させるものである。
【0039】この実施例にあっては、スタンド70が立
脚される場合、すなわち自動二輪車がスタンド70を用
いて停車する場合にはバタフライバルブ35が通路33
a,33bを閉止する。このため、駐車時または停車時
において、排気音を低減できる。
【0040】なお、この請求項2の発明においても、上
述した請求項1の発明と同様に各実施例に具体化される
態様に構成することができる。また、この請求項2の発
明は停車器具としてスタンド70を例示してバタフライ
バルブ35をスタンド70の作動に連動させるが、スタ
ンド70のみならずパーキングランプ等の停車時に作動
する各種の機器に連動させることでも本発明が達成でき
る。さらに、エンジンは本実施例に例示するもの限らず
単気筒やV型多気筒などの複数気筒においても同様であ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、エンジンの始動暖機装置と連動して始動
暖機時に排気通路を閉じるようにしたため、始動暖機時
において排気音を低減できる。
【0042】また、請求項2に記載の発明によれば、車
両の停車操作と作動的に連動して排気通路を閉じるよう
にしたため、停車時において排気音を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の第1実施例にかかる車
両用内燃機関の排気制御装置が適用された自動二輪車の
側面図
【図2】同自動二輪車の操向ハンドルの一部を示す平面
【図3】図2の3−3矢視断面図
【図4】同自動二輪車の排気系の側面図
【図5】同排気系の排気管の断面図
【図6】同排気系の一部拡大断面図
【図7】同排気系の部分断面図
【図8】同排気系の横断面図
【図9】同排気系の図8と異なる状態の横断面図
【図10】同排気制御装置の一部の他の態様を示す図
【図11】同一部のまた他の態様を示す図
【図12】請求項2に記載の発明の第1実施例にかかる
排気制御装置の排気系の模式側面図
【図13】請求項2に記載の発明の第1実施例にかかる
排気制御装置の排気系の模式側面図
【図14】同排気制御装置の主要部品の断面図
【図15】同主要部品の図12と異なる状態の断面図
【図16】請求項2に記載の発明の第3実施例にかかる
排気制御装置の要部拡大側面図
【符号の説明】
13・・・エンジン、 19・・・チョークレバー、 19a
・・・チョークスイッチ、 19b・・・ミューティングスイ
ッチ、 19c・・・ミューティングレバー、22・・・ミュ
ーティングケーブル、 26・・・排気管、 32・・・集合
管、 35・・・バタフライバルブ、 41・・・負圧アクチ
ュエータ、 44,48・・・コントロールバルブ、 7
0・・・スタンド(停車器具)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気を排出する排気通路に開
    度を調節可能な排気絞り弁を設け、この排気絞り弁を始
    動暖機装置と連動させて始動暖機運転時に排気絞り弁で
    排気通路の開度を小さくするようにしたことを特徴とす
    る車両用内燃機関の排気制御装置。
  2. 【請求項2】 自動二輪車に搭載された車両用内燃機関
    において、、内燃機関の排気を排出する排気通路に開度
    を調節可能な排気絞り弁を設け、この排気絞り弁を自動
    二輪車の停車操作と作動的に連動させ、自動二輪車の停
    車時または低速走行時に前記排気絞り弁で排気通路の開
    度を小さくするようにしたことを特徴とする車両用内燃
    機関の排気制御装置。
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