JPS6319219Y2 - - Google Patents

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JPS6319219Y2
JPS6319219Y2 JP6513479U JP6513479U JPS6319219Y2 JP S6319219 Y2 JPS6319219 Y2 JP S6319219Y2 JP 6513479 U JP6513479 U JP 6513479U JP 6513479 U JP6513479 U JP 6513479U JP S6319219 Y2 JPS6319219 Y2 JP S6319219Y2
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JP
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accelerator
lever
engine
switch
exhaust brake
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JP6513479U
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排気ブレーキ作動回路中にアクセルペ
ダルと連動して開閉するアクセルスイツチを配設
した排気ブレーキ装置を具備した車両のアクセル
コントロール装置に関するものである。従来の車
両の排気ブレーキ装置は第7図に示すように、排
気ブレーキ弁1が弁体2内に軸1aによつて回動
自在に配設され、これを排気路3の途中に挿入す
ると共に、弁の軸1aの一端に連結したアーム
4、リンク5、回動支点6aをもつレバー6を介
してエアチヤンバー8のダイヤフラム8aに固着
したロツド8bに連結され、エアチヤンバー8の
働きによつて開閉が行なわれる。エアチヤンバー
8の空気室8c側はパイプ9及び電磁弁10を介
してエアタンク11に連結され、電磁弁10の開
き作動時に圧縮エアが送入されるように成つてい
る。
12は排気ブレーキ作動回路で、ブレーキスイ
ツチ13、クラツチペダル14と連動するクラツ
チスイツチ15、アクセルペダル16と連動する
アクセルスイツチ17及び上記の電磁弁10等か
ら成り、車両のバツテリ18及び作動表示灯19
と第7図のように結線されている。
他方、アクセルペダル16は、その揺動アーム
16a及びそれと連結したロツド(又はワイヤ)
28aを介して燃料噴射ポンプ20に軸21aを
もつて回動自在に設けられた燃料噴射ポンプ20
より各燃焼室へ供給される燃料送出量を制御する
コントロールレバー21に連結している。上述の
ようにして成る排気ブレーキ装置を作動させる場
合にはブレーキスイツチ13をオンすれば電磁弁
10が開き、タンク11からエアがパイプ9を介
してエアチヤンバー8の空気室8c内に送入され
るから、ロツド8bがレバー6を回動させ、リン
ク5、アーム4を介して排気ブレーキ弁1を破線
の位置より実線の位置まで回動するから、排気路
3が絞られて排気ブレーキが働くように成つてい
る。
しかしながら、上述のような排気ブレーキ装置
をエンジンの始動時に作動させて暖機促進作用を
行なわせる場合があるが、このように暖機運転中
において排気ブレーキ装置をさせたままでエンジ
ンのアイドル回転数を上げようとしてアクセルペ
ダル16を踏み込んでコントロールレバー21を
作動し、燃料の送出量を増大させうとすると、排
気ブレーキ弁1が十分に開き切る前にふかされる
ことになり、不完全燃焼のため排気路3よりの黒
煙の吹き出しが著しく増大するという不具合を惹
起する。
また、アクセルスイツチ17はコントロールレ
バー21をある程度燃料増方向に回動した状態、
即ちエンジン回転数がある程度上昇した後で開放
(オフ)するように成つているので、エンジンの
低回転域における定速走行時にアクセルスイツチ
17の開閉作動が不安定となり、その開、閉の作
動の繰り返し現象を起すという欠点を有してい
た。
また、特公昭39−12409号公報にはエンジンの
加速作動をフートブレーキを解除してから行わせ
ようとする通常における操作上の一連の動作をア
クセルペダルのみによつて行わせようとした自動
車のアクセル連動に依る自動ブレーキ装置が記載
されているが、この自動ブレーキ装置では第7図
に示した前記従来例のように排気ブレーキ装置を
暖機時に兼用せしめて作動させる構成がみられ
ず、更にアクセルスイツチを含む排気ブレーキ作
動回路も具備されていないので、前述のように排
気ブレーキ装置を暖機時に兼用せしめた場合に生
ずる不具合や欠点を解決することはできない。
更に、上記特許公報における装置ではアクセル
ペダルが気化器に連結されているが、このように
吸気路に配設されている気化器を制御する場合
は、吸入吸気量も同時に制御されるから、吸入吸
気量の絞り損失や燃料消費量の悪化を招くおそれ
がある。
本考案は上述の如き従来装置の問題点に鑑みて
案出したもので、その目的とするところは、車両
の排気ブレーキ装置をエンジンの暖機時に作動さ
せて排気絞りを行い暖機促進作用を行わせる場合
に、エンジン回転数を上昇させるべくアクセルペ
ダルを踏み込んだ際に生ずる排気ブレーキ弁が十
分に開き切る前にふかされることによる不完全燃
焼及びその不完全燃焼による排気路からの黒煙吹
き出しを防止するとともに、エンジンの低回転域
における定速走行時のアクセルスイツチの開閉作
動の不安定さとその開閉作動の繰り返し現象をも
防止し、更に吸気路中のスロツトル弁によるエン
ジン回転制御作動によつてもたらされる吸入吸気
の絞り損失や燃料消費率の悪化及び吸気負圧制御
による応答性の悪化を防止した車両のアクセルコ
ントロール装置を提供することにあり、その要旨
は、排気ブレーキ装置を作動せしめるアクセルス
イツチを非操作時にオンするアクセルペダルと燃
料噴射ポンプのコントロールレバーとを連結する
連動機構中に、アクセルペダルの操作時アクセル
スイツチ開放後に前記コントロールレバーを遅れ
て作動せしめる作動遅延装置を設けてなる車両の
アクセルコントロール装置にある。
以下、本考案による車両のアクセルコントロー
ル装置の1実施例を第1図乃至第6図について説
明する。
第1図は本考案による車両のアクセルコントロ
ール装置22aと排気ブレーキ装置を示す概略
図、第2図は同アクセルコントロール装置22a
の要部の詳細拡大図であり、25は軸26に回動
可能に取付けられたペダル側レバーで、一端にク
リツプ27に接続したロツド(又はワイヤー)2
8をもつてアクセルペダル16に連結すると共
に、他端は折り曲げられてフツク部29を形成し
ている。
30は上記軸26に回動可能に取付けられたエ
ンジン側レバーで、ケーブル23を介してコント
ロールレバー21に連結し、前述のように燃料噴
射ポンプ20の燃焼室への燃料送出量を制御する
ように成つており、その中間部にレバー25のフ
ツク29が挿入され、それと係合して作動遅延装
置として作動する開口31が形成されている。
上記レバー30の開口縁30aとフツク29と
の間には予め設定された角度量θだけ間隙が設け
られペダル側レバー25の回動に対してθだけ遅
れてエンジン側レバー30が回動するようになつ
ている。
また、エンジン側レバー30の外周縁近くにピ
ン32が設けられていて、コントロールレバー2
1と連結したロツド23の一端が取付けられてい
る。
上記ロツド28、クリツプ27、ペダル側レバ
ー25、エンジン側レバー30及びケーブル23
はアクセルペダル16と燃料噴射ポンプ20のコ
ントロールレバー21とを連結する連動機構を構
成している。
更に、アクセルスイツチ17はその作動部17
aをもつてアクセルペダル16の背面に取付けら
れたリンク16bと接続し且つ軸16dを中心に
第6図で時計方向へ回動されるように設けられた
回動レバー16cの接触部16eと常時接触する
ように成つており、更に第6図に示す如くアクセ
ルペダル16の踏み込み(想像線で示す)によつ
て回動レバー16cの回動(想像線で示す)によ
つて上記接触が解放されるものである。
このように構成してなる車両のアクセルコント
ロール装置において、エンジンの暖機運転時の暖
機促進のためにブレーキスイツチ13をオンし排
気ブレーキ装置を作動せしめている際に、エンジ
ンの回転数を上昇させるべく、アクセルペダルを
踏み込むと、ロツド28を介してレバー25が軸
26を中心に時計方向へ回動するが、レバー30
の開口縁30aに当接するまでの間は角度量θだ
け単独に作動する。一方アクセルスイツチ17の
作動部17aと回動レバー16cの接触部16e
との係合はペダル16の踏み込みとほゞ同時に解
放されるから、直ちにブレーキ作動回路12が解
除され、排気ブレーキ弁1は開放される。その
後、レバー25はレバー30の開口縁30aに当
接し、レバー30を共に回動させるので、コント
ロールレバー21は第1図で反時計方向に回動さ
れ開放するが、上述のように排気ブレーキ弁1は
既に全開位置にあるので、従来のような燃焼室に
おいて不完全燃焼を起し排気路3より黒煙を吹き
出すというような不具合は防止される。
更に、アクセルスイツチ17は常にコントロー
ルレバー21の作動する前に開放するから、エン
ジンの低回転域における定速走行時にもアクセル
スイツチ17の開閉作動の不安定さが除去され、
且つその開閉作動の繰り返し現象も防止される。
以上のように本考案による車両のアクセルコン
トロール装置は排気ブレーキ装置を作動せしめる
アクセルスイツチを非操作時にオンするアクセル
ペダルと燃料噴射ポンプのコントロールレバーと
を連結する連動機構中に、アクセルペダル操作時
アクセルスイツチ開放後に前記コントロールレバ
ーを遅れて作動せしめる作動遅延装置を設けてな
るので、排気ブレーキ装置をエンジンの暖機時に
作動させて排気絞りを行い暖機促進作用を行わせ
る場合に、エンジン回転数を上昇させるべくアク
セルペダルを踏み込んだ際に生ずる排気ブレーキ
弁が十分に開き切る前にふかされることによる不
完全燃焼及びその不完全燃焼による排気路からの
黒煙吹き出しが防止される効果がある。
更に、アクセルペダル操作時におけるアクセル
スイツチは常に前記コントロールレバーの作動前
に開放するから、エンジンの低回転域における定
速走行時にも前記アクセルスイツチの開閉作動の
不安定さが除去され、且つその開閉作動の繰り返
し現象も防止される効果がある。
また、作動遅延装置をアクセルペダルと前記コ
ントロールレバーとを連結する連動機構中に設け
ることによつて、アクセルペダルと吸気路中に設
けられて吸気路を開閉するスロツトル弁とを連結
する連動機構中に設ける場合と異なり、前記スロ
ツトル弁のエンジン回転制御作動によつてもたら
される吸入吸気の絞り損失や燃料消費率の悪化及
び吸気負圧制御による応答性の悪化をも防止でき
る効果がある。
更に、上述のようなスロツトル弁によるエンジ
ン回転制御装置には前記スロツトル弁と燃料噴射
ポンプ中のコントロールラツクとの連動機構中に
はダイヤフラムが配設されるが、このダイヤフラ
ムの破損によつて、エンジン回転制御が不能とな
る不具合が生ずるおそれがあるが、本考案装置で
はダイヤフラムを使用しないので、前記不具合も
除去され、耐久性のある車両のアクセルコントロ
ール装置を提供できる効果がある。
更に本考案装置は従来の車両のアクセルコント
ロール装置のエンジン側レバー30を設計変更す
ることによつて達成されるので、構造が簡単で、
安価で、量産に適したアクセルコントロール装置
が提供できる効果があると共に、従来の排気ブレ
ーキ装置を備えた車両のアクセルコントロール装
置にも容易に取付けることができるから、実用的
に極めてすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両のアクセルコントロール
装置及び排気ブレーキ装置を示す概略図、第2図
は本考案の車両のアクセルコントロール装置の要
部を示す平面図、第3図は同アクセルコントロー
ル装置の作動状態を示す平面図、第4,5図は同
アクセルコントロール装置のペダル側レバーとエ
ンジン側レバーとの係合関係を示す拡大斜視図、
第6図はアクセルペダルとアクセルスイツチの作
動関係を示す側面図、第7図は従来の車両のアク
セルコントロール装置及び排気ブレーキ装置の概
略図である。 20;燃料噴射ポンプ、21;コントロールレ
バー、22a;アクセルコントロール装置、2
5;ペダル側レバー、29;フツク部、30;エ
ンジン側レバー、31;開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気ブレーキ装置を作動せしめるアクセルスイ
    ツチを非操作時にオンするアクセルペダルと燃料
    噴射ポンプのコントロールレバーとを連結する連
    動機構中に、アクセルペダル操作時アクセルスイ
    ツチ開放後に前記コントロールレバーを遅れて作
    動せしめる作動遅延装置を設けてなる車両のアク
    セルコントロール装置。
JP6513479U 1979-05-16 1979-05-16 Expired JPS6319219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6513479U JPS6319219Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16

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JP6513479U JPS6319219Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16

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Publication Number Publication Date
JPS55165834U JPS55165834U (ja) 1980-11-28
JPS6319219Y2 true JPS6319219Y2 (ja) 1988-05-30

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ID=29299136

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JP6513479U Expired JPS6319219Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546074Y2 (ja) * 1991-05-31 1997-08-27 いすゞ自動車株式会社 排気ブレーキ作動装置
JP2924508B2 (ja) * 1992-11-05 1999-07-26 三菱自動車工業株式会社 排気ブレーキ解除時燃料噴射制御式ディーゼル機関

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JPS55165834U (ja) 1980-11-28

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