JPH05181646A - 演算装置 - Google Patents

演算装置

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JPH05181646A
JPH05181646A JP4000449A JP44992A JPH05181646A JP H05181646 A JPH05181646 A JP H05181646A JP 4000449 A JP4000449 A JP 4000449A JP 44992 A JP44992 A JP 44992A JP H05181646 A JPH05181646 A JP H05181646A
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JP
Japan
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storage unit
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coordinate
arithmetic
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4000449A
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English (en)
Inventor
Yuichi Tsunatori
裕一 綱取
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NEC Office Systems Ltd
Original Assignee
NEC Office Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演算器に記憶部を付加することにより、一度
演算を行ったデータに対しては、記憶部より演算結果を
出力することにより、繰り返し演算を行う場合の時間を
短縮することを可能とする。 【構成】 座標13および三角関数17が入力されると
デコーダ11にてアドレスを発生し、記憶部12に与え
る。記憶部12はこのアドレスによりデータを出力し、
それを制御回路15にて存在フラグを参照して、既に演
算結果がセットされていれば、演算結果16を出力し、
未演算の場合、乗算回路14からの結果を演算結果16
として出力すると同時に、記憶部12に記憶する。そし
て二回目以降、同じ組み合わせの座標13および三角関
数17が入力されると、制御回路15は、乗算回路14
の結果を待たずに、演算結果16として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、演算装置に関し、特
に、画像処理システムなどの複雑な数値演算を繰り返し
行なう必要のある場合に適する演算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイやプリンタなどの装置に、
直線や曲線などの図形や文字などを表示したりする画像
処理システムでは、例えば図形や文字の回転や拡大、縮
小などの処理が行われる。ここでは、そのような図形の
回転の一例として、特に、文字を輪郭ストローク情報で
表現したアウトラインフォント文字の回転について説明
する。一般にアウトラインフォント文字の回転などの座
標変換処理には、行列演算が用いられるが、これらの演
算をハードウェアにて表現すると複雑な演算が必要とな
る。
【0003】アウトラインフォント文字発生までのブロ
ック図を図3に示す。図3において、31は入力される
座標データで、メモリなどのドットマトリクス上のX座
標およびY座標で表現されたものである。32は座標変
換部で、入力された座標データを文字を回転させるため
のパラメータなどと演算するものである。33は輪郭生
成部で座標変換部で加工された座標データにもとづいて
文字の輪郭を生成するものである。塗り潰し部34は輪
郭生成部33にて発生した文字の輪郭の内側を塗り潰す
ためのものである。転送部35は塗り潰し部34にて輪
郭内を塗り潰された文字をディスプレイやプリンタ装置
などのメモリへ転送するためのものである。座標変換部
32において行われる文字の回転の演算は、式1のよう
に表される。式1において、Xは入力されるX座標、Y
は入力されるY座標、θは、文字の回転角度、X′は演
算後のX座標、Y′は演算後のY座標である。
【0004】
【0005】この式1を展開すると式2および式3のよ
うになる。
【0006】 X′= X・cosθ+Y・sinθ …式2 Y′=−X・sinθ+Y・cosθ …式3 これら式2および式3による演算を1文字分の座標点全
てに行う。
【0007】これら式2および式3を演算する座標変換
部32の詳細ブロック図を図4に示す。図4にて、41
は入力れたX座標を一時的に保持するためのバッファで
ある。42はバッファ41のY座標側のものである。4
3は外部から回転角θを入力し三角関数のsinθおよ
びcosθを発生するものである。セレクタ44は演算
結果のX′およびY′を選択するX′Y′選択信号によ
り、X座標およびY座標とsinθおよびcosθをど
ういう順番で組み合わせて演算するかを切り換えるもの
である。乗算器45はセレクタ44より入力された座標
と三角関数を乗算するものである。セレクタ46は乗算
器45にて演算された結果がX座標なのかY座標なのか
をX′Y′選択信号により選り分けるものである。バッ
ファ47はセレクタ46にて選別された演算結果のうち
X′を一時的に保持するものである。バッファ48はバ
ッファ47のY′側のものである。加算器49はバッフ
ァ47とバッファ48より入力されたデータを加算する
ものである。
【0008】次に図4において、式2および式3との関
係を示す。バッファ41に入力されたX座標およびバッ
ファ42に入力されたY座標は、これらのバッファによ
り保持される。ここで、式2の計算を例にとると、回転
角θがあたえられ、それにともなって三角関数発生部4
3よりsinθおよびcosθが出力される。同時に
X′Y′選択信号よりX′演算時の信号が入力されると
セレクタ44は、はじめにX座標とcosθが選択さ
れ、乗算器46に入力する。この動作を式にて表すと式
4のようになる。
【0009】X・cosθ …式4 乗算器45にて演算された結果はセレクタ46にてX′
Y′選択信号にもとづいてX′座標側のバッファ47に
入力される。一方、セレクタ44では、Y座標とsin
θが選択され、乗算器45に入力される。この時点での
動作を式に表すと式5のようになる。
【0010】Y・sinθ …式5 乗算器45にて演算された結果は今度はセレクタ46に
てY′座標側のバッファ48に入力される。ここで、バ
ッファ47とバッファ48に保持されている値を加算器
49にて加算する。この時点での動作を式で示すと式2
のようになりX′座標が求められる。Y′座標を式3に
て求める場合も同様に行う。加算器45では、式4およ
び式5のような乗算を何回も行うことになる。
【0011】次に、実際にアウトラインフォント文字の
「日」の字を30度回転する場合を例として、式2およ
び式3を計算してみる。図5に輪郭ストローク情報にも
とづいて「日」の字を輪郭線で描画したものを示す。5
1は描画開始点で、59は描画開始点51から次の点ま
で引かれたストロークである。他の点は「日」の字を表
現するために順次引かれるストロークの通過点である。
「日」の字は描画開始点51から順次、次の点へとスト
ロークを描画していく。これらの各点に回転処理を行う
場合、ストロークの描画開始点51から演算を式6、式
7、式8、式9のように行う。 開始点(10,10) X0 = 10・cos30°+10・sin30°…式6 Y0 =−10・sin30°+10・cos30°…式7 次の点(10,50) X1 = 10・cos30°+50・sin30°…式8 Y1 =−10・sin30°+50・cos30°…式9 …式6のX0 は演算によって得られる回転されたX座標
である。以下Y0 、X1 、Y1 も同様である。式8およ
び式9中の和算は、図4の加算器49にて行われ、三角
関数は図4の三角関数発生部43にてθを入力するだけ
でsinθ、cosθ両方発生する。また、sin30
°のような三角関数と座標の乗算は図4の乗算器45に
て行われる。ここで、式6、式7、式8、式9にて式4
および式5のような項に注目すると、式4および式5の
ような計算が何回も行われているのが分かる。このよう
に、アウトラインフォント文字の文字発生方式の座標変
換は上述のような繰り返しの演算が多い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の演算装置におい
ては、アウトラインフォント文字の座標変換などの演算
において、連続して演算する場合などに発生する処理時
間のかかる演算をその都度、同じデータで同じ結果が得
られる場合にも演算しているため、全体的な処理時間が
長くなってしまう欠点がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の演算装置は、複
数の入力データの加算や乗算を行なう演算回路を有し、
演算回路で演算された演算結果を蓄える為の記憶部と、
演算結果が既に演算されたものかを判定する制御回路と
を備え、演算回路にて演算を行い、その演算結果を記憶
部に蓄え、次に同じ入力データにて演算を行なう場合、
記憶部に蓄えられた演算結果を出力することを特徴とす
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明の詳細を、その実施例につき図
面を参照して説明する。
【0015】図1にアウトラインフォント文字発生装置
における座標変換部中の乗算を行なうための演算装置の
ブロック図を示す。13は入力座標でX座標およびY座
標のどちらかが入力される。17は三角関数が入力され
る。14は乗算回路で座標13および三角関数17の乗
算を行うものである。11はデコーダで座標13と三角
関数17の数値をそのままアドレスに変換する部分であ
る。12は記憶部で、一度、乗算回路14にて演算を行
った結果を記憶するものである。15は制御回路で記憶
部12のデータが演算されたものかを判定すると同時
に、乗算回路14の結果と記憶部12のデータのどちら
を出力するかを判定するものである。16は演算結果で
制御回路15で乗算回路14あるいは記憶部12のうち
選択されたほうが出力される。
【0016】図2は記憶部12に記憶されるデータのフ
ォーマットの一例である。LSBは判定ビットで”0”
の時データ未登録で、”1”の時データが存在すること
を示している。LSB以外のビットはデータで、一度、
演算された結果が示される。
【0017】次に、この演算装置の動作を説明する。一
例として式6、式7を演算する場合を考える。
【0018】 X0 = 10・cos30°+10・sin30°…式6 Y0 =−10・sin30°+10・cos30°…式7 図1は図4の乗算器45に置き換えられるもので、式6
を計算する場合、図1の座標13には“10”、三角関
数17にはcos30°が与えられる。これを乗算回路
14にて演算すると同時に、デコーダ11にてアドレス
に変換して、記憶部12へ入力する。ここで、乗算回路
14にて演算している間に、記憶部12からは図2のよ
うなフォーマットのデータが出力されるので、制御回路
15にてデータの存在フラグを参照する。しかし、今回
の演算では記憶部12のアドレスになる座標13と三角
関数17の(10,cos30°)の組み合わせは未計
算なので、存在フラグは”0”となっておりデータは入
っていないことが確認される。そこで記憶部12には
(10,cos30°)の組み合わせのアドレスが入っ
ているので、制御回路15は記憶部12を書き込み状態
とし乗算回路15が演算を終了して演算結果16を出力
すると同時に記憶部12へ存在フラグ“1”を追加して
記憶する。
【0019】次に式6の10・sin30°と式7の−
10・sin30°を同様の手順で演算する。次に、式
7の後の項、10・cos30°を計算するが、この場
合、座標13および三角関数17には“10”とcos
30°が与えられ、これが乗算回路14とデコーダ11
に与えられるが、この組み合わせのアドレスは、一度演
算されているので、記憶部12からは、存在フラグ
“1”のデータとして出力される。そこで、制御回路1
5は記憶部12のデータを既に一度演算したデータと認
識し、乗算回路14の結果を待たずに演算結果16を出
力する。以下、同様にして、同じ座標13と三角関数1
7の組み合わせが入力されると、乗算回路14の結果を
待たずに演算結果16を記憶部12から出力し、未演算
のものに関しては、乗算回路14のデータを演算結果1
6に出力すると同時に存在フラグを“1”として、記憶
部12に記憶する。このように、座標変換処理を連続し
て行なうと演算結果が記憶部12に蓄えられ、演算を繰
り返し行う程、処理が高速になっていくことになる。
【0020】以上の説明において、例として演算回路に
乗算回路を使用し、アウトラインフォント文字の回転の
座標変換を説明したが、これに限られることなく、座標
変換の拡大、縮小や画像処理の図形などでも、同様の効
果が得られ、本発明の目的を達成することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明の演
算装置によれば、繰り返して行う演算を高速に処理する
ことができるばかりでなく、色々な演算を繰り返し行え
ば順次記憶部に蓄えられるデータが増え、更に高速な演
算を可能とするなどの効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の演算装置のブロック図であ
る。
【図2】図1中の記憶部のデータフォーマットを示す図
である。
【図3】従来のアウトラインフォント文字発生装置のブ
ロック図である。
【図4】図3中の座標変換部のブロック図である。
【図5】一般のアウトラインフォント文字の輪郭データ
を示す図である。
【符号の説明】
11 デコーダ 12 記憶部 13 座標 14 乗算回路 15 制御回路 16 演算結果 17 三角関数 31 座標データ 32 座標変換部 33 輪郭生成部 34 塗り潰し部 35 転送部 41 バッファ 42 バッファ 43 三角関数発生部 44 セレクタ 45 乗算器 46 セレクタ 47 バッファ 48 バッファ 49 加算器 51 描画開始点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/31 Z 6798−5L 15/66 340 8420−5L G09G 5/36 9177−5G 8323−5B G06F 7/00 R

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力データの加算や乗算を行なう
    演算回路を有し、演算回路で演算された演算結果を蓄え
    る為の記憶部と、演算結果が既に演算されたものかを判
    定する制御回路とを備え、 演算回路にて演算を行い、その演算結果を記憶部に蓄
    え、次に同じ入力データにて演算を行なう場合、記憶部
    に蓄えられた演算結果を出力することを特徴とする演算
    装置。
  2. 【請求項2】 座標および三角関数の乗算を行う乗算回
    路と、 前記座標,三角関数の数値をそのままアドレスに変換す
    るデコーダと、 一度、前記乗算回路にて演算を行った結果を記憶する記
    憶部と、 前記記憶部のデータが演算されたものかを判定すると同
    時に、前記乗算回路の結果と前記記憶部のデータのどち
    らを出力するかを判定する制御回路とを具備し、 前記制御回路で前記乗算回路あるいは前記記憶部のうち
    選択されたほうが演算結果として出力されるように構成
    したことを特徴とする演算装置。
JP4000449A 1992-01-07 1992-01-07 演算装置 Withdrawn JPH05181646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4000449A JPH05181646A (ja) 1992-01-07 1992-01-07 演算装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4000449A JPH05181646A (ja) 1992-01-07 1992-01-07 演算装置

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JPH05181646A true JPH05181646A (ja) 1993-07-23

Family

ID=11474103

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4000449A Withdrawn JPH05181646A (ja) 1992-01-07 1992-01-07 演算装置

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JP (1) JPH05181646A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176184A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Sharp Corp 印刷システム、情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176184A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Sharp Corp 印刷システム、情報処理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408