JPH0518059U - 両面基板の表裏接続構造 - Google Patents

両面基板の表裏接続構造

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JPH0518059U JP6327091U JP6327091U JPH0518059U JP H0518059 U JPH0518059 U JP H0518059U JP 6327091 U JP6327091 U JP 6327091U JP 6327091 U JP6327091 U JP 6327091U JP H0518059 U JPH0518059 U JP H0518059U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面基板の表裏両面間の接続を低コストで実
現する。 【構成】 配線基板31の基板本体32の一方表面32
aに形成された回路配線34と他方表面32bに形成さ
れた回路配線36とを接続するにあたって、前記各回路
配線34,36にそれぞれ接続されるランド44,46
を形成する。ランド44には、前記一方表面32aに実
装した第1コネクタ51の端子51aを、電子部品39
とともにリフロー法によって半田付けする。また前記ラ
ンド46には、前記一方表面32aに実装され、端子孔
65を挿通して他方表面32b側に突出した第2コネク
タ61の端子61aをディップ法によって半田付けす
る。さらに両コネクタ51,61間をフレキシブル基板
71によって接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品の実装密度向上のために、両表面に回路配線が形成された 両面基板の表裏両表面間の回路配線を接続するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、典型的な従来技術の配線基板1の斜視図である。配線基板1は、基板 本体2の両表面2a,2bに、それぞれ回路配線3,4;5,6が印刷などによ って形成されて構成されている。回路配線3,5は、それぞれランド7,8と接 続されており、ランド7,8には電子部品の端子などが半田付けされる。
【0003】 一方、回路配線4,6は、基板本体2の一方表面2aと他方表面2bとを接続 するために設けられており、これらの回路配線4,6は、スルーホール9の外周 に形成されたランド11,12とそれぞれ接続されている。前記回路配線3〜6 およびランド7,8;11,12は、銅のエッチング処理などによって形成され る。また、スルーホール9の内周面には、銅メッキ処理などによって接続導体1 3が形成される。この接続導体13によって前記ランド11,12は電気的に接 続され、こうして回路配線4,6は電気的に接続される。
【0004】 図5は他の従来技術の配線基板21の斜視図であり、前述の配線基板1に対応 する部分には同一の参照符を付す。この配線基板21では、基板本体22の一方 表面22aと他方表面22bとを接続するための回路配線4,6は、それぞれラ ンド23,24に接続されている。ランド23は挿通孔25の外周に形成され、 ランド24は挿通孔26の外周に形成されている。挿通孔25,26は、相互に 近接して配置される。前記挿通孔25,26には、大略的にU字状の連結線27 が挿通され、該連結線27が前記ランド23,24と半田付けされることによっ て、回路配線4,6を電気的に接続することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の配線基板1では、スルーホール9は、たとえば数値制御のボール盤など で、たとえば前記一方表面2a側から1箇所ずつ穿孔されてゆき、さらに他方表 面2b側からバリなどを防止するために再びドリルが当接されて形成される。し たがって、1箇所のスルーホール9を形成するために、両表面2a,2b側から の2工程の穿孔作業が必要であり、スルーホール9の数が増加すると、作業工程 が飛躍的に煩雑になる。また接続導体13を形成するためのメッキ処理も必要に なる。このようにスルーホール9を形成する配線基板1では、スルーホール9が 形成されない配線基板と比較して、コストが2倍程度にまで上昇してしまう。
【0006】 また配線基板21では、連結線27の半田付けは手作業であり、したがってこ の連結線27を用いる接続箇所数が増加すると、工数がかかるとともに、作業者 が半田付けを忘れてしまい、不良が発生するおそれがある。
【0007】 本考案の目的は、工数を削減して低コスト化を図ることができる両面基板の表 裏接続構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、一方表面に一方回路配線が形成され、かつ他方表面に他方回路配線 が形成される両面基板の前記一方回路配線と他方回路配線とを相互に電気的に接 続する構造において、 前記一方表面に実装され、端子が一方回路配線にリフロー法によって接続され る第1コネクタと、 前記一方表面に実装され、端子が両面基板を挿通して他方回路配線にディップ 法によって接続される第2コネクタと、 前記第1および第2コネクタ間を相互に電気的に接続する導体とを含むことを 特徴とする両面基板の表裏接続構造である。
【0009】
【作用】 本考案に従えば、両面基板の一方表面に形成された一方回路配線と他方表面に 形成された他方回路配線とを相互に電気的に接続するために、前記一方表面に第 1コネクタと第2コネクタとが実装される。第1コネクタは、その端子が前記一 方回路配線にリフロー法によって半田付けされて接続されている。また第2コネ クタは、その端子が両面基板を挿通して他方回路配線にディップ法によって半田 付けされて接続されている。
【0010】 これらの第1および第2コネクタ間は、フレキシブルプリント基板や、フラッ トケーブルなどの導体によって相互に電気的に接続される。前記第2コネクタの ための端子孔は、他の電子部品のための端子孔と同時に形成することができ、ま た第1および第2コネクタは、他の電子部品とともに前記リフロー法およびディ ップ法によって一括して半田付けが行われる。
【0011】 したがって特別な加工を施すことなく、また手作業によることなく、こうして 低コストで両面基板を形成することができる。
【0012】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例の配線基板31の斜視図である。この配線基板31 の基板本体32の一方表面32aには、集積回路等の電子部品39などと電気的 に接続される複数の回路配線33が形成されるとともに、基板本体32の他方表 面32bと接続するために、1または複数の回路配線34が形成されている。同 様に、前記他方表面32bには、電子部品40などと接続される回路配線35が 形成されるとともに、前記一方表面32a側との接続用の回路配線36が形成さ れている。
【0013】 回路配線33はランド37に接続されており、このランド37にはリフロー法 によって前記一方表面32aに実装された電子部品39の端子39aが半田付け されて接続される。また、回路配線35はランド38に接続されており、このラ ンド38には、前記一方表面32a側に実装され、端子40aが端子孔41を挿 通して他方表面32b側に突出している電子部品40の前記端子40aが、ディ ップ法によって半田付けされて接続されている。
【0014】 一方、前記各回路配線34は、ランド44にそれぞれ接続されており、各ラン ド44には、第1コネクタ51の各端子51aが、前記電子部品39の端子39 aとともに、リフロー法によって一括して半田56(図2参照)によって半田付 けされて接続される。また、前記各回路配線36はそれぞれランド46と接続さ れており、このランド46には、第2コネクタ61の各端子61aが、前記電子 部品40の端子40aとともに、ディップ法によって一括して半田付けされて接 続される。基板本体32の一方表面32aに実装される第2コネクタ61の各端 子61aは、前記端子孔41と同様に、基板本体32の両表面32a,32b間 を貫通して形成されている端子孔65を挿通して、前述のように各ランド46と 半田66(図3参照)によって半田付けされる。
【0015】 上述のように形成される配線基板31において、まず基板本体32の両表面3 2a,32bに金属メッキが行われ、次に前記回路配線33,34;35,36 およびランド37,44;38,46のためのエッチング処理が行われる。続い て端子孔41,65が数値制御ボール盤などで形成され、こうして配線基板31 が完成する。
【0016】 前記第1コネクタ51は、図2で示されるように、電気絶縁性材料から成り、 嵌合凹所52を有するコネクタ本体53と、前記コネクタ本体53に植設され、 前記各端子51aと一体の導電性材料から成り、弾発性を有する接点部材51b とを含んで構成されている。同様に、前記第2コネクタ61は、図3で示すよう に、電気絶縁性を有する材料から成り、嵌合凹所62を有するコネクタ本体63 と、導電性材料によって前記各端子61aと一体で形成され、弾発性を有する接 点部材61bとを含んで構成されている。
【0017】 コネクタ本体53の基板本体32側の表面53aからは嵌合突起54が延設さ れており、この嵌合突起54は前記基板本体32に形成された嵌合孔32c内に 嵌り込む。これによって第1コネクタ51の実装時の位置決めが行われるととも に、後述するフレキシブル基板71の着脱時において端子51aに過大な応力が 加わることを防止することができる。また第2コネクタ61の位置決めは、端子 61aが前記端子孔65に嵌入することによって行われる。
【0018】 このように構成された第1および第2コネクタ51,61には、導体であるフ レキシブル基板71の両端部71a,71bがそれぞれ嵌入される。フレキシブ ル基板71は、可撓性の基板本体72上に、前記各接点部材51b,61bに対 応した導電パターン73が形成され、さらに前記導電パターン73が被覆層74 によって被覆されて形成されている。導電パターン73の前記両端部71a,7 1b付近は被覆層74から露出しており、この露出部分73aが前記接点部材5 1b,61bに接触することによって、該導電パターン73を介して接点部材5 1b,61b間が相互に電気的に接続される。
【0019】 コネクタ51,61には、それぞれ把持部材57,67が組込まれており、こ の把持部材57,67はフレキシブル基板71の両端部71a,71bの、コネ クタ51,61への着脱時に作業者によって把持される。
【0020】 また、前記把持部材57,67と一体で案内部材58,68が形成されており 、この案内部材58,68は前記嵌合凹所52,62内に嵌り込む。この案内部 材58,68の一方表面58a,68aは前記基板本体72と平行に形成され、 また他方表面58b,68bはフレキシブル基板71の先端側になるにつれて、 基板本体72から離反してゆくように形成される。したがって、フレキシブル基 板71の端部71a,71bがそれぞれコネクタ51,61に嵌め込まれ、把持 部材57,67を前記嵌合凹所52,62の方向へ移動させると、案内部材58 ,68の前記他方表面58b,68bによって、接点部材51b,61bはその 弾発力に抗して導電パターン73側に屈曲変位され、こうして導電パターン73 と接点部材51,61とが確実に電気的に接続される。
【0021】 このように本考案に従う配線基板31では、従来技術の項で述べたようなスル ーホール9を形成するなどの特別な加工を行うことなく、また連結線27を半田 付けするような煩雑な作業を行う必要もなく、電子部品39,40とともに第1 および第2コネクタ51,61を一括して半田付けすることによって、一方表面 32aの回路配線34と他方表面32bの回路配線36とを電気的に接続するこ とができ、前記一方表面32aと他方表面32bとの接続箇所数が多い場合でも 、低コストで配線基板31を作成することができる。
【0022】 また、前記一方表面32aと他方表面32bとの接続箇所は、任意の位置に設 けることができ、配線基板31の設計の自由度を向上することができる。
【0023】 なお、第1および第2コネクタ51,61間は、いわゆるフラットケーブルや ワイヤハーネス等の他の導体によって接続されてもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、両面基板の一方表面に第1および第2コネクタ を実装し、前記一方表面の一方回路配線と第1コネクタの端子とをリフロー法に よって半田付けして接続し、また他方表面の他方回路配線と両面基板を挿通した 第2コネクタの端子とをディップ法によって半田付けして接続し、さらに第1お よび第2コネクタ間を導体によって接続するので、第2コネクタのための端子孔 は他の電子部品の端子孔と同時に形成することができ、また第1および第2コネ クタは他の電子部品とともに一括して半田付けを行うことができる。
【0025】 したがって、特別な加工を施すことなく、また手作業によることなく、こうし て低コストで両面基板を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の配線基板31の斜視図であ
る。
【図2】第1コネクタ51付近の断面図である。
【図3】第2コネクタ61付近の断面図である。
【図4】典型的な従来技術の配線基板1の斜視図であ
る。
【図5】他の従来技術の配線基板21の斜視図である。
【符号の説明】
31 配線基板 32 基板本体 33〜36 回路配線 37,38,44,46 ランド 39,40 電子部品 51 第1コネクタ 61 第2コネクタ 71 フレキシブル基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方表面に一方回路配線が形成され、か
    つ他方表面に他方回路配線が形成される両面基板の前記
    一方回路配線と他方回路配線とを相互に電気的に接続す
    る構造において、 前記一方表面に実装され、端子が一方回路配線にリフロ
    ー法によって接続される第1コネクタと、 前記一方表面に実装され、端子が両面基板を挿通して他
    方回路配線にディップ法によって接続される第2コネク
    タと、 前記第1および第2コネクタ間を相互に電気的に接続す
    る導体とを含むことを特徴とする両面基板の表裏接続構
    造。
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JP2008501247A (ja) * 2004-06-30 2008-01-17 インテル・コーポレーション 電気−光相互接続のための装置

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