JPH0517998Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0517998Y2
JPH0517998Y2 JP1985063215U JP6321585U JPH0517998Y2 JP H0517998 Y2 JPH0517998 Y2 JP H0517998Y2 JP 1985063215 U JP1985063215 U JP 1985063215U JP 6321585 U JP6321585 U JP 6321585U JP H0517998 Y2 JPH0517998 Y2 JP H0517998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
sensor
counter
output
memory circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985063215U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61179994U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985063215U priority Critical patent/JPH0517998Y2/ja
Publication of JPS61179994U publication Critical patent/JPS61179994U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0517998Y2 publication Critical patent/JPH0517998Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗浄後の濡手を所定位置にかざすこ
とにより、センサーが感知し、ヒーター及び電動
機に電源を供給すると共に、ヒーターダクト吐風
口から温風を吐出する温風乾燥装置において、使
用者の誤使用やいたずら等により、センサーの感
知状態が異常に継続した場合の保護に関するもの
である。
(従来の技術) 従来より温風乾燥装置は、所定位置(温風吹出
口の近傍)における手の有無を光学式センサーで
感知するように構成し、手の存在をその位置で感
知している間、電動機及びヒーターに通電し、手
に向つて温風を吐出する構造になつている。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、センサーが感知している限り、温風吐
出動作は継続するものであり、使用者の誤使用や
いたずらによりセンサーの感知部にタオル等の異
物が放置されると乾燥装置が連続的に運転せしめ
られ、乾燥装置の損傷は勿論、無用な電力を消費
するといつた欠点を有するものであつた。
本考案は、上記欠点を一掃する目的でなされた
もので、使用者の誤使用や、いたずらによつても
装置が長時間連続運転することのない温風乾燥装
置を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る温風乾燥装置は、手を所定位置に
かざすことにより、これをセンサーが感知し、電
動機及びヒーターに通電し、上記所定位置に温風
を吐出する温風乾燥装置において、上記センサー
が手の存在を感知すると該センサーの出力により
カウントを開始するカウンターと、予めカウント
数をセツトする記憶回路と、該カウンターと記憶
回路の出力を比較してカウンターの出力が記憶回
路の値を越えたときにスイツチ回路をOFFさせ
る比較器とから成る中央制御機構を介して所定時
間経過後、上記電動機及びヒーターへの通電を自
動的に停止するように構成したことを要旨とする
ものである。
(作用) 従つて、通常使用によつて乾燥位置(センサー
感知位置)に手をかざすと、センサーが手の存在
を感知して温風吐出動作が開始し、同時に中央制
御機構のカウンターが動作時間の計数を開始す
る。然るに該カウンターのセツト時間は、通常の
濡手を乾燥する時間より大きく取つてあるため使
用者が手の乾燥後、乾燥位置から手を除去すると
センサーが手の無状態を感知して温風吐出動作を
停止する。
しかし、使用者が異常に長時間使用したり、濡
れタオル等を乾燥させようとしてセンサー感知位
置にこれを放置した場合、センサーの手の存在感
知は持続した状態のままとなるが、カウンターの
動作時間計数が予めセツトされた最大連続運転時
間を越えた時、自動的に温風吐出動作を停止す
る。
また、上記センサーは、所定の遅延時定数を有
しており、瞬間的な感知に対しては検知出力を発
停しないものであり、誤動作及び使用時の繰り返
し発停を防止する。
(実施例) 以下、本考案に係る温風乾燥装置の一実施例を
図面に従つて説明する。
図面において、1は、機筐2内に設置した電動
機であり、この電動機1の両端から突出させた回
転軸3の両端にそれぞれフアン4,4を軸着して
成る。該フアン4,4は、それぞれ機筐2に固設
したフアンダクト5,5の基部に対して回動自在
に内装されると共に、該フアンダクト5,5の吐
風口6,6を上記機筐2の温風吹出口部7に開口
し、フアンダクト5,5の通風路内にヒーター
8,8を内装する。また9は、機筐2の下面に固
設した光学式のセンサーであり、一対の発光素子
と受光素子を具備し、これにより上記温風吹出口
部7下方にかざした手(又は物体)を感知し、機
筐2に内蔵された中央制御機構10に手の有無信
号を発停し得るように構成する。このセンサー9
の受光素子は、充電又は放電時間に一定の遅延時
定数(例えば、充電時定数:T1=約0.1秒、放電
時定数:T2=約1.5秒等)を有している。
上記中央制御機構10は、第3図に示されてい
るように、センサー9が手の存在を感知すると該
センサー9の出力(第4図参照)によりカウント
を開始するカウンター11と、予め時間(カウン
ト数)をセツトする記憶回路12、該カウンター
11と記憶回路12の出力を比較し、カウンター
11の出力が記憶回路12の値T3を越えたとき
スイツチ回路13をOFFさせる比較器14とか
ら構成されるもので、該スイツチ回路13のスイ
ツチ動作により、前記電動機1とヒーター8,8
を通電又は継電状態に保持する。
従つて上記構成の温風乾燥装置は、第4図に示
されているように、通常の濡手を乾燥する使用状
態では所定乾燥位置にかざした手をセンサー9が
感知すると、遅延時間T1後のセンサー出力によ
つてカウンター11が計数を開始し、同時に比較
器14の出力がOFFであるためスイツチ回路1
3がONとなつて電動機1とヒーター8,8に通
電される。この通電により電動機1が回動し、フ
アン4,4によつて生じた通風がヒーター8,8
部通過時に加温されて吐風口6,6から吐出さ
れ、温風吐出口部7にかざした手に吹き付けら
れ、手に付着した水分を記憶回路12に予めセツ
トされた時間T3以内で蒸発乾燥する。
しかし、使用者が例えば濡れタオル等を乾燥し
ようとした場合、カウンター11の出力が記憶回
路12の出力値T3を越えるとその時点で比較器
14が作動してスイツチ回路13をOFF状態に
するため、電動機1とヒーター8への通電が停止
し、温風吐出動作が終了する。
また上記センサー9は、感知位置にある手の有
無を検出する場合、その遅延作用によりON出力
はT1時間、OFF出力はT2時間遅れて発するよう
になつており、このため昆虫等がセンサー9の感
知部を横断飛翔した場合のような瞬間的(T1時
間以下)なONノイズAの場合には装置がON作
動することはなく、更に使用状態中に手がセンサ
ー9の感知部から外れた場合のような瞬間的
(T2時間以下)なOFFノイズBの場合にも装置の
温風吐出動作が継続されるものである。
(考案の効果) 本考案に係る温風乾燥装置は、以上のように構
成したから、万一センサーの感知状態が異常に継
続した場合でも、温風吐出作動が所定時間経過後
自動的に停止するため、装置を保護することがで
きると共に、無用な電力の消費を防止することが
できる等の特徴を有するもので、本考案実施後の
実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案温風乾燥装置の一実施例を示す
一部切欠した側断面図、第2図は同一切欠した正
面図、第3図は中央制御機構を示すブロツク線
図、第4図は同機構のタイミングチヤートであ
る。 1……電動機、8……ヒーター、9……センサ
ー、10……中央制御機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 手を所定位置にかざすことにより、これをセン
    サーが感知し、電動機及びヒーターに通電し、上
    記所定位置に温風を吐出する温風乾燥装置におい
    て、 上記センサーが手の存在を感知すると該センサ
    ーの出力によりカウントを開始するカウンター
    と、予めカウント数をセツトする記憶回路と、該
    カウンターと記憶回路の出力を比較してカウンタ
    ーの出力が記憶回路の値を越えたときにスイツチ
    回路をOFFさせる比較器とから成る中央制御機
    構を介して所定時間経過後、上記電動機及びヒー
    ターへの通電を自動的に停止するように構成した
    ことを特徴とする 温風乾燥装置。
JP1985063215U 1985-04-30 1985-04-30 Expired - Lifetime JPH0517998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063215U JPH0517998Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063215U JPH0517998Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61179994U JPS61179994U (ja) 1986-11-10
JPH0517998Y2 true JPH0517998Y2 (ja) 1993-05-13

Family

ID=30593147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985063215U Expired - Lifetime JPH0517998Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0517998Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025939A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Toto Ltd 手乾燥装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2592927B2 (ja) * 1988-09-21 1997-03-19 日本電装株式会社 ハンドドライヤ制御装置
JP2805117B2 (ja) * 1992-12-18 1998-09-30 株式会社イナックス ハンドドライヤー

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716894B2 (ja) * 1974-11-09 1982-04-07
JPS603224A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイマ装置
JPS608578B2 (ja) * 1978-01-13 1985-03-04 日新製鋼株式会社 シヤドウマスク用材料の製造法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433641Y2 (ja) * 1975-04-25 1979-10-16
JPS55145999U (ja) * 1979-04-05 1980-10-20
JPS5716894U (ja) * 1980-06-25 1982-01-28
JPS608578U (ja) * 1983-06-30 1985-01-21 東陶機器株式会社 自動水栓装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716894B2 (ja) * 1974-11-09 1982-04-07
JPS608578B2 (ja) * 1978-01-13 1985-03-04 日新製鋼株式会社 シヤドウマスク用材料の製造法
JPS603224A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイマ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025939A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Toto Ltd 手乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61179994U (ja) 1986-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3159599B2 (ja) 乾燥機
US8544186B2 (en) Hand dryer with annular air exhaust
JP2835146B2 (ja) ドライヤ
JP3153643B2 (ja) ヘアドライヤー
JPH0517998Y2 (ja)
JPS60216132A (ja) 電気こたつ
JP2002333184A (ja) 浴室用空調機
JP2805117B2 (ja) ハンドドライヤー
KR100316348B1 (ko) 의류건조기
JP2776640B2 (ja) 換気乾燥機
JP2000167299A (ja) 衣類乾燥機
JP4028137B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH0817875B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3859026B2 (ja) 衣類乾燥装置
JP2002162161A (ja) 浴室乾燥機の制御方法
JPS64235Y2 (ja)
JPS58100000A (ja) 衣類乾燥機
JPH06181860A (ja) ハンドドライヤー
JPH0450877Y2 (ja)
JPS61202036A (ja) 空気調和機の凝縮水処理装置
JPH06154492A (ja) 衣類乾燥機
JPS5951319B2 (ja) 衣類乾燥機の運転方法
JPH08117146A (ja) ハンドドライヤー
JPH0298327A (ja) 手乾燥装置
JPH03195508A (ja) ブラシ付ヘアードライヤ