JPH0450877Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0450877Y2
JPH0450877Y2 JP5139287U JP5139287U JPH0450877Y2 JP H0450877 Y2 JPH0450877 Y2 JP H0450877Y2 JP 5139287 U JP5139287 U JP 5139287U JP 5139287 U JP5139287 U JP 5139287U JP H0450877 Y2 JPH0450877 Y2 JP H0450877Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
towel
detector
hand
detection signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5139287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63157392U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5139287U priority Critical patent/JPH0450877Y2/ja
Publication of JPS63157392U publication Critical patent/JPS63157392U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0450877Y2 publication Critical patent/JPH0450877Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、手洗い場に設置されるものであつ
て、手洗後の濡れた手を乾燥する濡手乾燥機の改
良に関する。
[従来の技術] 従来、濡手乾燥機は、手差入れ空間に、温風発
生器の温風吹出し口を臨ませたものである。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の濡手乾燥機は、手に付着した水の総てを
温風で乾燥させるものであるため、乾燥に長時間
(例えば、1〜3分間)を必要とする。そのため、
多くの乾燥用熱エネルギーを必要とすると共に、
一人当りの占有使用時間が長くなるので、使用者
の多い公衆便所においては濡手乾燥機を使用する
ための待時間が長くなる問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点に鑑みてこれを改良除去
したものであつて、手に付着した水分量を温風乾
燥前にできるだけ少なくできるようにし、手乾燥
に必要な時間だけ温風を供給するようにした濡手
乾燥機を提供せんとするものである。
上記問題点を解決するための本考案の手段は、
手差入れ空間に温風吹出し口を臨ませると共に、
温風吹出し口に温風を供給する温風発生具を備え
た温風器と、温風発生具を起動・停止制御する温
風回路と、手差入れ空間の内奥に配設されたもの
であつて、使い捨てタオルを提供するタオル提供
具と、タオル提供具におけるタオルの有無を検知
するタオル検知器と、手差入れ空間内に差入れら
れた手を検知する手検知器とよりなり、前記温風
回路は、タオル検知器の検知信号並びに手検知器
の第1及び第2検知信号が入力されたときに温風
発生具へ起動指示信号を出力すると共に、タオル
検知器の非検知信号及び手検知器の検知信号を入
力しているときには温風発生具へ起動指示信号を
出力しつづけるようにしてある。
[作用] タオル提供具にタオルが装填されている場合に
おいて、手差入れ空間に使用者が手を差入れてタ
オルを取出すと、手検知器の第1検知信号が温風
回路に入力される。タオルで濡手を拭いた使用者
が、再び手差入れ空間に手を差入れると、手検知
器の第2検知信号並びにタオル検知器の検知信号
が温風回路に入力される。両検知信号を入力した
温風回路は、設定時間だけ温風発生具に起動指示
信号を出力する。そして、温風発生具は、温風吹
出し口を介して手差入れ空間に、設定時間だけ温
風を供給する。
逆に、タオル提供具にタオルが装填されていな
いときに使用者が使用すると、温風回路に、タオ
ル検知器の非検知信号及び手検知器の検知信号が
入力される。この場合の温風回路は、両信号が入
力されている限り、温風発生具に起動指示信号を
出力する。そして、温風発生具は、手差入れ空間
に手が差入れられている限り、温風吹出し口を介
して手差入れ空間に、温風を供給する。
[実施例の説明] 以下、本考案に係る濡手乾燥機の構成を図面に
示す実施例に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図及び第2図A,Bは、第1実施例を示す
ものである。温風器1は、第2図A,Bに示す如
く、本体ケーシング2内に手差入れ空間3が形成
され、手差入れ空間3に一個又は複数個の温風吹
出し口4を臨ませてある。本体ケーシング2は、
その上方又は適所に、フアン及び電気ヒータから
なる温風発生具5が内蔵され、温風発生具5から
温風吹出し口4,4に適宜温度の温風を適宜風量
だけ供給するようにしてある。温風発生具5を起
動・停止制御する温風回路6は、本体ケーシング
2の内部適所又は本体ケーシング2の外部適所に
設けられた制御箱(図示省略)内に設けられてい
る。図中17は、ダストボツクスである。
前記温風器1の手差入れ空間の内奥には、紙ま
たは不織布等よりなる使い捨てタオルを一枚づつ
提供するタオル提供具7が配設されている。タオ
ル提供具7は、本体ケーシング2の内壁2aに取
着されるか、図示は省略したが、本体ケーシング
2とは別体状態で、躯体壁面8に取着される。
タオル提供具7のタオル7aの有無を検知する
タオル検知器9(第1図参照)は、タオル7aの
垂れ下がり空間Aを投光域とする投光型であつ
て、垂れ下がり空間Aにタオル7aが有るときに
は検知信号aを出力するものである。タオル検知
器9の検知ヘツドである投光具9a及び受光具9
bは、本体ケーシングの内壁2b,2a等の適所
に取着される。なお、タオル検知器9は、前記投
光型に限定するものではなく、図示は省略した
が、垂れ下がり空間Aのタオル7aに超音波等を
反射させて検知する反射型、又は垂れ下がり空間
Aのタオル7aにリミツトスイツチ等の接触子を
接触させて検知する接触型であつても勿論よい。
タオル検知器9に反射型又は接触型を用いる場
合、検知ヘツドは、タオル提供具7又は本体ケー
シング2の適所に取着される。
前記手差入れ空間3に差入れられる手(図示省
略)を検知する手検知器10(第1図参照)は、
手差入れ空間3を投光域とする投光型であつて、
手差入れ空間3に手が有るときには検知信号cを
出力し、手差入れ空間3に手が無いときには信号
を出力しないものである。手検知器10の検知ヘ
ツドである投光具10a及び受光具10bは、本
体ケーシングの内壁2c,2d等の適所に取着さ
れる。なお、手検知器10は、前記投光型に限定
するものではなく、図示は省略したが、手差入れ
空間3に差入れられた手から発せられる赤外線を
検知する反射型であつてもよい。手検知器9に反
射型等を用いる場合、検知ヘツドは、タオル提供
具7又は本体ケーシング2の適所に取着される。
第1図に示す温風回路6は、前記温風発生具5
を起動・停止制御するものである。温風回路6
は、タオル検知器9の検知信号a及び手検知器1
0の検知信号c(第1検知信号)を入力するAND
素子11と、AND素子11の出力信号dが“L”
レベルとなつたときにシヨツトパルス信号eを設
定時間T(例えば、20〜30秒)だけ出力するシン
グルシヨツト回路12と、手検知器10の検知信
号c(第2検知信号)及び上記シヨツトパルス信
号eを入力するAND素子16と、タオル検知器
9と信号aの“L”レベルをNOT素子13を介
して反転入力すると共に手検知器10の検知信号
cを入力するAND素子14と、AND素子14の
出力信号f及び上記AND素子16の出力信号h
を入力すると共に温風発生具5に起動信号gを出
力するOR素子15とで構成されている。なお、
温風回路6は、AND素子11とシングルシヨツ
ト回路12との間に、図示は省略したが、遅延回
路を必要に応じて設け、AND素子11の出力信
号dが“L”レベルとなつたとき、設定時間(即
ち、タオル7aで濡手を拭くのに必要な時間で、
例えば5〜10秒)後にシングルシヨツト回路12
が作動するように構成することもある。
次に、第1実施例における温風回路6の動作態
様を説明する。タオル提供具7(第2図A,B参
照)にタオル7aが装填されているときにおい
て、使用者(図示省略)がタオル7aを取るため
に手差入れ空間3へ手を差入れると、タオル検知
器9の検知信号a及び手検知器10の検知信号c
(第1検知信号)がAND素子11に入力される。
タオル7aを取つた手が手差入れ空間3から温風
器1の外部に出ると、AND素子11の出力信号
dが“L”となり、シングルシヨツト回路12か
ら設定時間Tだけシヨツトパルス信号eがAND
素子16に出力される。タオル7aで一応拭いた
湿つた手を再び手差入れ空間3に差入れると、手
検知器10の検知信号c(第2検知信号)はAND
素子16に入力される。AND素子16は、検知
信号c(第2検知信号)及び上記シヨツトパルス
信号eが入力されると、出力信号hをOR素子1
5へ出力する。OR素子15は、出力信号gを温
風発生具5に出力し、温風発生具5を所定時間だ
け起動させる。使用者は、温風吹出し口4,4か
ら吹出す温風で湿つた手を乾燥させることができ
る。乾燥した手を手差入れ空間3から外部に出す
と、AND素子16の出力信号hが停止するため、
温風発生具5は自動的に停止する。逆に、タオル
提供具7にペーパータオル7aが装填されていな
いときに、使用者(図示省略)が濡手を乾燥させ
るために手差入れ空間3に手を差入れると、タオ
ル検知器9の信号aの“L”レベルがNOT素子
13を介してAND素子14に反転入力されると
共に手検知器10の検知信号cがAND素子14
に入力される。両信号が入力されたAND素子1
3は、出力信号fをOR素子15に出力する。
OR素子15は、出力信号gを温風発生具5に出
力し、手差入れ空間3内に手が差入れられている
間、温風発生具5を起動させる。乾燥した手を手
差入れ空間3から外部に出すと、OR素子15の
出力信号gが停止するため、温風発生具5は自動
的に停止する。
(第2実施例) 第3図は、第2実施例における温風回路26を
示すものである。第2実施例において、温風回路
26以外の構成は、前記第1実施例と同じであ
る。温風回路26は、取出したタオル7aで一応
拭いた湿つた手を再び手差入れ空間3に差入れる
たときから、確実に設定時間Tだけ温風発生具5
を起動させるものである。温風回路26は、タオ
ル検知器9の検知信号a及び手検知器10の検知
信号c(第1検知信号)を入力するAND素子11
と、AND素子11の出力信号dの“L”レベル
を記憶する記憶回路21と、記憶回路21の出力
信号i及び手検知器10の検知信号c(第2検知
信号)を入力するAND素子24と、AND素子2
4の出力信号dが“H”レベルとなつたとき(即
ち、手差入れ空間3に手を再び入れたとき)にシ
ヨツトパルス信号kを設定時間T(例えば、20〜
30秒)だけ出力するシングルシヨツト回路22
と、シングルシヨツト回路22のシヨツトパルス
信号kの“H”レベルを記憶する記憶回路23
と、記憶回路23の出力信号m及び手検知器10
の出力信号(第2検知信号)を入力するAND素
子27と、AND素子27の出力信号nが“L”
レベルとなつたとき(即ち、手差入れ空間3から
手が出たとき)にリセツト用のシヨツトパルス信
号pを記憶回路21,23に出力するシングルシ
ヨツト回路25と、タオル検知器9の信号aの
“L”レベルをNOT素子13を介して反転入力す
る共に手検知器10の検知信号cを入力する
AND素子14と、AND素子14の出力信号f及
び上記シングルシヨツト回路22のシヨツトパル
ス信号kを入力すると共に温風発生具5に起動信
号gを出力するOR素子15とで構成されてい
る。
[本考案の効果] 以上詳述の如く、本考案に係る濡手乾燥機は、
次の如き実用的効果を有する。
濡手に付着した水を予めタオルで拭くことが
できるので、温風乾燥させる水分量を極端に低
減できる。その結果、一人当りの乾燥時間を従
来の1/2〜1/10に短縮することが可能となり、
省エネルギーが図れると共に、濡手乾燥機の待
時間が短くなつて使用効率を向上させることが
できる。
タオルで拭いた手の温風乾燥時間を最適時間
に設定できるため過度乾燥を防止できる。その
結果、無駄な温風供給がなくなつて、省エネル
ギー化を更に向上させることが可能となる共
に、過度乾燥火傷のない安全な濡手乾燥機が提
供できる。
タオル提供具にタオルが装填されていない状
態では、従来の濡手乾燥機としての機能をも発
揮することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に係る濡手乾燥機の実施
例を示すものであつて、第1図は第1実施例の温
風回路図、第2図Aは温風器の正面図、第2図B
は温風器の右側部分断面図、第3図は第2実施例
の温風回路図である。 1……温風器、3……手差入れ空間、4……温
風吹出し口、5……温風発生具、6,26……温
風回路、7……タオル提供具、9……タオル検知
器、10……手検知器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手差入れ空間に温風吹出し口を臨ませると共
    に、温風吹出し口に温風を供給する温風発生具を
    備えた温風器と、温風発生具を起動・停止制御す
    る温風回路と、手差入れ空間の内奥に配設された
    ものであつて、使い捨てタオルを提供するタオル
    提供具と、タオル提供具におけるタオルの有無を
    検知するタオル検知器と、手差入れ空間内に差入
    れられた手を検知する手検知器とよりなり、前記
    温風回路は、タオル検知器の検知信号並びに手検
    知器の第1及び第2検知信号が入力されたときに
    温風発生具へ起動指示信号を出力すると共に、タ
    オル検知器の非検知信号及び手検知器の検知信号
    を入力しているときには温風発生具へ起動指示信
    号を出力しつづけることを特徴とする濡手乾燥
    機。
JP5139287U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0450877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139287U JPH0450877Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139287U JPH0450877Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63157392U JPS63157392U (ja) 1988-10-14
JPH0450877Y2 true JPH0450877Y2 (ja) 1992-12-01

Family

ID=30875609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5139287U Expired JPH0450877Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0450877Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2890366B2 (ja) * 1989-03-15 1999-05-10 株式会社デンソー 温風機制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63157392U (ja) 1988-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0450877Y2 (ja)
JPH0450878Y2 (ja)
JPS62106732A (ja) 手洗乾燥機
JPH0123355Y2 (ja)
JPS62233125A (ja) 手洗乾燥機
JPH0517998Y2 (ja)
JPS6119739Y2 (ja)
JPH04221522A (ja) 手乾燥装置
JPS62169689U (ja)
JP2555778B2 (ja) 温風発生装置の制御方法
JPH0646392Y2 (ja) 手乾燥器
JPS63277023A (ja) 手洗装置
JPS5858345A (ja) 衛生洗浄装置
JP2580619B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JPS5829941A (ja) 洗浄器
JPS61197945U (ja)
JPS5842830Y2 (ja) 浴室暖房装置
JPS63216507A (ja) 送風装置付キャビネット
JPS5853099Y2 (ja) 鏡装置
JPH0453220B2 (ja)
JP2700749B2 (ja) ハンドドライヤー
JPH0330752Y2 (ja)
JPH0143105B2 (ja)
JPS61100294U (ja)
JPH0469082U (ja)