JP2835146B2 - ドライヤ - Google Patents
ドライヤInfo
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- JP2835146B2 JP2835146B2 JP13977490A JP13977490A JP2835146B2 JP 2835146 B2 JP2835146 B2 JP 2835146B2 JP 13977490 A JP13977490 A JP 13977490A JP 13977490 A JP13977490 A JP 13977490A JP 2835146 B2 JP2835146 B2 JP 2835146B2
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- Japan
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- hair
- degree
- dryer
- wetting
- light reflectance
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、毛髪用のドライヤに関する。
（従来の技術） ドライヤは広く一般に普及している家電品の１つであ
るが、その使用に当っては被乾燥部である毛髪を傷めな
いように注意することが肝要である。このため、ドライ
ヤにおける制御として、例えばヒータ電流および送風量
を常に一定に保持する、手元スイッチによりヒータ電流
および送風量を切替える、送風口にサーミスタを設けて
送風温度を検出してヒータ電流および送風量を調節する
等の方法が提案されあるいは実施されている。
るが、その使用に当っては被乾燥部である毛髪を傷めな
いように注意することが肝要である。このため、ドライ
ヤにおける制御として、例えばヒータ電流および送風量
を常に一定に保持する、手元スイッチによりヒータ電流
および送風量を切替える、送風口にサーミスタを設けて
送風温度を検出してヒータ電流および送風量を調節する
等の方法が提案されあるいは実施されている。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した如き方策は、あくまでも利用
者が毛髪を傷めないような使用をする上での正常な動作
をドライヤ側において確保するものであり、毛髪の傷み
を積極的に抑制するものではない。したがって、最終的
には利用者の判断に頼らざるを得ず、毛髪の傷みを確実
に抑制できないおそれがある。
者が毛髪を傷めないような使用をする上での正常な動作
をドライヤ側において確保するものであり、毛髪の傷み
を積極的に抑制するものではない。したがって、最終的
には利用者の判断に頼らざるを得ず、毛髪の傷みを確実
に抑制できないおそれがある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とし
ては、毛髪の傷みの抑制を確実にしたドライヤを提供す
ることにある。
ては、毛髪の傷みの抑制を確実にしたドライヤを提供す
ることにある。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、被乾燥部である
毛髪の光反射率を検出する光反射率検出手段と、この光
反射率検出手段で検出した光反射率に基づいて毛髪の濡
れ具合を求める濡れ具合演算手段と、求めた毛髪の濡れ
具合に応じて送風温度を制御する温度制御手段とを有す
ることを要旨とする。
毛髪の光反射率を検出する光反射率検出手段と、この光
反射率検出手段で検出した光反射率に基づいて毛髪の濡
れ具合を求める濡れ具合演算手段と、求めた毛髪の濡れ
具合に応じて送風温度を制御する温度制御手段とを有す
ることを要旨とする。
（作用） 本発明に係るドライヤは、被乾燥部である毛髪の光反
射率に基づいて毛髪の濡れ具合を求め、この濡れ具合に
応じて送風温度を制御するものである。
射率に基づいて毛髪の濡れ具合を求め、この濡れ具合に
応じて送風温度を制御するものである。
（実施例） 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第１図および第２図は、本発明の一実施例に係るドラ
イヤ31のそれぞれ外観構成および回路に構成を示す図で
ある。その特徴としては、一般に毛髪の傷みが必要以上
の乾燥により進むものであり、第３図に示す如く、毛髪
の傷みと毛髪の濡れ具合との間に相関関係が存在するも
ので、毛髪の傷みを防止するには毛髪の濡れ具合を監視
すればよいことになる。そして、第４図に示す如く毛髪
の濡れ具合と光反射率との間には相関関係があることか
ら、ドライヤ31の吹出口33と同一方向に向くように光反
射率検出手段を構成する発光器35および受光器37を設
け、吹出口33からの温風にさらされている毛髪からの反
射光レベルの大きさに基づいてヒータ39の通電を制御す
るようにしたことにある。
イヤ31のそれぞれ外観構成および回路に構成を示す図で
ある。その特徴としては、一般に毛髪の傷みが必要以上
の乾燥により進むものであり、第３図に示す如く、毛髪
の傷みと毛髪の濡れ具合との間に相関関係が存在するも
ので、毛髪の傷みを防止するには毛髪の濡れ具合を監視
すればよいことになる。そして、第４図に示す如く毛髪
の濡れ具合と光反射率との間には相関関係があることか
ら、ドライヤ31の吹出口33と同一方向に向くように光反
射率検出手段を構成する発光器35および受光器37を設
け、吹出口33からの温風にさらされている毛髪からの反
射光レベルの大きさに基づいてヒータ39の通電を制御す
るようにしたことにある。
具体的には、第３図の特性図から、毛髪の適度な濡れ
具合となる閾値L1を設定しておき、比較器44が濡れ具合
演算手段を構成する信号処理部45によって求められた受
光器37からの出力に基づく毛髪の濡れ具合が閾値L1を下
回ったことを検知したときには、ヒータ電流制御部47に
よるヒータ39への通電を停止させるのである（第５図参
照）。ここで、比較器44およびヒータ電流制御部47は、
温度制御手段を構成するものである。なお、閾値L1とし
ては、比較器44における抵抗R1,R2によって設定されて
いる。また、第１図において41は取手、43はスイッチで
ある。
具合となる閾値L1を設定しておき、比較器44が濡れ具合
演算手段を構成する信号処理部45によって求められた受
光器37からの出力に基づく毛髪の濡れ具合が閾値L1を下
回ったことを検知したときには、ヒータ電流制御部47に
よるヒータ39への通電を停止させるのである（第５図参
照）。ここで、比較器44およびヒータ電流制御部47は、
温度制御手段を構成するものである。なお、閾値L1とし
ては、比較器44における抵抗R1,R2によって設定されて
いる。また、第１図において41は取手、43はスイッチで
ある。
したがって、本実施例によれば、適宜な濡れ具合（乾
燥度）の範囲内で毛髪のセットが可能となるので、過乾
燥による毛髪の傷みの抑制することができる。
燥度）の範囲内で毛髪のセットが可能となるので、過乾
燥による毛髪の傷みの抑制することができる。
なお、上述した実施例では、ヒータ39のみを制御対象
としたが、送風ファンをも制御対象としてもよい。具体
的には、第３図の特性図から閾値L1に加えて毛髪の傷み
が急激に進行する濡れ具合（乾燥度）に対応する閾値L2
を設定しておき、第６図において、比較器44の作用によ
りヒータ39への通電停止後、比較器49が毛髪の濡れ具合
が閾値L2をも下回ったことを検知したときには、送風フ
ァンモータ制御部51による送風ファン53の駆動を停止さ
せるのである（第７図参照）。
としたが、送風ファンをも制御対象としてもよい。具体
的には、第３図の特性図から閾値L1に加えて毛髪の傷み
が急激に進行する濡れ具合（乾燥度）に対応する閾値L2
を設定しておき、第６図において、比較器44の作用によ
りヒータ39への通電停止後、比較器49が毛髪の濡れ具合
が閾値L2をも下回ったことを検知したときには、送風フ
ァンモータ制御部51による送風ファン53の駆動を停止さ
せるのである（第７図参照）。
なお、閾値L2としては、比較器49における抵抗R3,R4
によって設定される。これにより、第８図に示すよう
に、従来のドライヤに比べて毛髪の傷まない乾燥度の範
囲内でセットできるので、毛髪の傷みを制御することが
できる。
によって設定される。これにより、第８図に示すよう
に、従来のドライヤに比べて毛髪の傷まない乾燥度の範
囲内でセットできるので、毛髪の傷みを制御することが
できる。
また、信号処理部45としては、AD変換器、マイクロコ
ンピュータ等を組み込み、毛髪温度の上昇曲線の傾きを
求め、毛髪温度の予測を行い、ヒータ通電時間あるいは
ヒータ電流量などを制御しヒータ温度の調整を行うよう
にしてもよい。
ンピュータ等を組み込み、毛髪温度の上昇曲線の傾きを
求め、毛髪温度の予測を行い、ヒータ通電時間あるいは
ヒータ電流量などを制御しヒータ温度の調整を行うよう
にしてもよい。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、被乾燥部である
毛髪の光反射率に基づいて毛髪の濡れ具合を求め、この
濡れ具合に応じて送風温度を制御するようにしたので、
毛髪の傷みを確実に抑制することができる。
毛髪の光反射率に基づいて毛髪の濡れ具合を求め、この
濡れ具合に応じて送風温度を制御するようにしたので、
毛髪の傷みを確実に抑制することができる。
第１図および第２図は本発明の一実施例のそれぞれ外観
構成図および回路図、第３図乃至第５図は当該一実施例
の作用を説明するための図、第６図は当該一実施例の変
形例を示す図、第７図および第８図は当該変形例のそれ
ぞれ作用および効果を説明するための図である。 31……ドライヤ 33……吹出口、35……発光器 37……受光器、39……ヒータ 41……取手、43……スイッチ 44……比較器、45……信号処理部 47……ヒータ電流制御部 49……比較器 51……送風ファンモータ制御部 53……送風ファン
構成図および回路図、第３図乃至第５図は当該一実施例
の作用を説明するための図、第６図は当該一実施例の変
形例を示す図、第７図および第８図は当該変形例のそれ
ぞれ作用および効果を説明するための図である。 31……ドライヤ 33……吹出口、35……発光器 37……受光器、39……ヒータ 41……取手、43……スイッチ 44……比較器、45……信号処理部 47……ヒータ電流制御部 49……比較器 51……送風ファンモータ制御部 53……送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−168605（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−95508（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−88401（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A45D 20/10
Claims (1)
- 【請求項１】被乾燥部である毛髪の光反射率を検出する
光反射率検出手段と、この光反射率検出手段で検出した
光反射率に基づいて毛髪の濡れ具合を求める濡れ具合演
算手段と、求めた毛髪の濡れ具合に応じて送風温度を制
御する温度制御手段とを有することを特徴とするドライ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13977490A JP2835146B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | ドライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13977490A JP2835146B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | ドライヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433602A JPH0433602A (ja) | 1992-02-05 |
| JP2835146B2 true JP2835146B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=15253104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13977490A Expired - Fee Related JP2835146B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | ドライヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2835146B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05184420A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-07-27 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアドライヤー |
| CN107655206A (zh) * | 2017-08-21 | 2018-02-02 | 浙江普莱得电器有限公司 | 一种可检测温度的热风枪 |
| JP2021524351A (ja) * | 2018-07-25 | 2021-09-13 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェＫｏｎｉｎｋｌｉｊｋｅ Ｐｈｉｌｉｐｓ Ｎ．Ｖ． | センサ及び着脱可能なアタッチメントを備えたヘアドライヤ |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2689735B1 (fr) * | 1992-04-13 | 1995-01-27 | Krups Robert Gmbh Co Kg | Appareil de soufflage d'air chaud pour sécher les cheveux. |
| DE69514702T2 (de) * | 1994-03-16 | 2000-07-27 | Philips Electronique Lab | Erhitzer mit erzwungener Luftströmung mit Infrarot-Aufnehmer |
| EP0679350B1 (fr) * | 1994-04-27 | 2002-08-07 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Sèche-cheveux à flux d'air controlé |
| US20080181590A1 (en) * | 2007-01-30 | 2008-07-31 | Master Appliance Corp. | Heating device and method |
| GB2477834B (en) * | 2010-08-31 | 2012-02-01 | Jemella Ltd | Hair styling appliance |
| JP6763585B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-09-30 | アイリスオーヤマ株式会社 | ドライヤ |
| CN111802777B (zh) * | 2020-07-30 | 2023-02-28 | 黄山市华特电器有限公司 | 一种手持电吹风智能控制方法 |
| JP2022120532A (ja) * | 2021-02-05 | 2022-08-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ヘアケア装置およびヘアケアシステム |
| JP2022120542A (ja) * | 2021-02-05 | 2022-08-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ヘアケア装置 |
| GB2614277A (en) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | Dyson Technology Ltd | Haircare appliance |
| GB2614276A (en) * | 2021-12-23 | 2023-07-05 | Dyson Technology Ltd | Haircare appliance |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP13977490A patent/JP2835146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05184420A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-07-27 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアドライヤー |
| CN107655206A (zh) * | 2017-08-21 | 2018-02-02 | 浙江普莱得电器有限公司 | 一种可检测温度的热风枪 |
| JP2021524351A (ja) * | 2018-07-25 | 2021-09-13 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェＫｏｎｉｎｋｌｉｊｋｅ Ｐｈｉｌｉｐｓ Ｎ．Ｖ． | センサ及び着脱可能なアタッチメントを備えたヘアドライヤ |
| JP7079372B2 (ja) | 2018-07-25 | 2022-06-01 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | センサ及び着脱可能なアタッチメントを備えたヘアドライヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0433602A (ja) | 1992-02-05 |
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