JPH0517903U - ヒユーズ - Google Patents

ヒユーズ

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JPH0517903U
JPH0517903U JP3105891U JP3105891U JPH0517903U JP H0517903 U JPH0517903 U JP H0517903U JP 3105891 U JP3105891 U JP 3105891U JP 3105891 U JP3105891 U JP 3105891U JP H0517903 U JPH0517903 U JP H0517903U
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JP
Japan
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main body
cap
fuse
conductive layer
conductive
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Pending
Application number
JP3105891U
Other languages
English (en)
Inventor
行雄 菅谷
Original Assignee
株式会社エス・ケー・ケー
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Application filed by 株式会社エス・ケー・ケー filed Critical 株式会社エス・ケー・ケー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミック製の本体を用いるにもかかわら
ず、本体とキャップとの結合力を大きくすることにあ
る。 【構成】 導電性層(18)を筒状をしたセラミック製の本
体(12)の両端面のそれぞれに本体と一体的に形成し、導
電性のキャップ(22)を本体の両端部のそれぞれに嵌合さ
せ、ヒューズエレメント(24)を本体の一端面から本体内
を経て他端面に伸びるように配置し、キャップを導電性
層に半田付けしているとともにヒューズエレメントの端
部をキャップに半田付けしたヒューズ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、過電流を遮断するヒューズに関し、特に集積回路のような半導体素 子を用いた電気回路用として好適なヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子を用いた電気回路用のヒューズの1つとして、筒状をした非導電性 の本体の両端部のそれぞれに導電性のキャップを、ヒューズエレメントの端部を 本体とキャップとの間に挾み込むように、取り付け、キャップを端子すなわち電 極として利用するヒューズがある。
【0003】 この公知のヒューズにおいて、本体をセラミック材料で構成すると、セラミッ クへの半田の付着性能が低いことから、本体、ヒューズエレメントおよびキャッ プを半田付けすることができない。このため、セラミック製の本体を用いた従来 のヒューズは、ヒューズエレメントの端部を本体とキャップとの間に挾み込むよ うに、キャップを本体の端部に嵌合させているにすぎない。
【0004】
【解決しようとする課題】
しかし、このようなヒューズでは、本体とキャップとの結合力が小さく、ヒュ ーズの取扱い中に本体とキャップとが分離することがある。
【0005】 本考案は、セラミック製の本体を用いるにもかかわらず、本体とキャップとの 結合力が大きいヒューズを提供することを目的とする。
【0006】
【解決手段、作用、効果】
本考案のヒューズは、両端に開口する空間を規定する筒状をしたセラミック製 の本体と、該本体の両端面のそれぞれに一体的に形成された導電性層と、前記本 体の一端面から前記空間を経て他端面に伸びるヒューズエレメントと、前記本体 の両端部のそれぞれに嵌合された導電性のキャップと、前記キャップを前記導電 性層に接着しているとともに前記ヒューズエレメントの端部を前記キャップに接 着している半田層とを含む。
【0007】 導電性層は、本体の端面に一体的に形成された銀、銅等の導電性材料からなる 。導電性のキャップは、ヒューズエレメントの端部に半田層により接着されてお り、また電極として利用される。
【0008】 本考案によれば、キャップが本体の端面に一体的に形成された導電性層を介し て本体の端面に半田付けされているから、セラミック製本体と導電性キャップと の結合力が大きく、これらが分離するおそれがない。
【0009】 導電性層は、導電性材料を、焼付け、蒸着、印刷配線技術等により本体の端面 に付着させることにより、形成することができる。
【0010】
【実施例】
図1〜3を参照するに、ヒューズ10は、電気的に絶縁性のセラミック材料で 作られた筒状の本体12を含む。本体12の断面形状は、図示の例では四角形で あるが、円形等他の形状であってもよい。本体12の空間14の断面形状も、図 示の例では四角形であるが、円形、長円形等他の形状であってもよい。
【0011】 本体12は、切込み16を両端部に有する。切込み16は、本体12の厚さ方 向へ伸び、また本体12の端面に開口する。本体12の両端面には、導電性層1 8と半田層20とが形成されている。
【0012】 本体12の両端部には、導電性のキャップ22が嵌合されている。キャップ2 2は、半田層20により導電性層18に接着されている。ヒューズエレメント2 4は、本体12の一端面から空間14を経て他端面に伸びており、また両端部に おいて半田層20によりキャップ22および導電性層18に接着されている。
【0013】 ヒューズ10は、たとえば、次の工程により製造することができる。 先ず、導電性層18を本体12の端面に本体12と一体的に形成する。導電性 層18は、導電性材料を本体12の両端面に、焼付け、蒸着、印刷配線技術等を 利用して、付着させることにより、本体12と一体的に形成することができる。
【0014】 特に、導電性層18は、銀のペーストを本体12の端面に塗布し、加熱するこ とにより、本体12の端面に焼付けることが好ましい。このようにすれば、蒸着 、印刷配線技術等により導電性層18を形成する場合に比べ、導電性層18を容 易に形成することができ、廉価になる。
【0015】 次いで、ヒューズエレメント24の両端部を本体12の切込み16に嵌め込む ことにより、ヒューズエレメント24を図1に示すように本体12に仮止めする 。切込み16は、導電性層18を形成した後に、本体12に形成してもよい。し かし、導電性層18を形成する前に、切込み16を形成しておくことが好ましい 。このようにすれば、切込み16を規定する面にも導電性層18が形成されるか ら、ヒューズエレメント24の両端部を導電性層18に確実に接触させることが できる。
【0016】 次いで、少量の半田をキャップ22の内側、特に本体12の端面と対応する箇 所に収容した状態で、キャップ22を本体12の端部に嵌合させ、半田を溶融さ せ、その後半田を固化させる。これにより、半田層20が導電性層18とキャッ プ22との間に形成され、キャップ22が本体12に導電層18を介して半田付 けされ、ヒューズエレメント24がキャップ22に半田付けされるとともに導電 性層18を介して本体12に半田付けされる。
【0017】 上記のように構成されたヒューズ10は、キャップ22が本体12の端面に一 体的に形成された導電性層18を介して本体12の端面に半田付けされているか ら、セラミック製の本体12と導電性のキャップ22との結合力が大きく、これ らが分離するおそれがない。また、本体12およびヒューズエレメント24がキ ャップ22に半田付けされているとともに導電性層18を介して本体12に半田 付けされているから、ヒューズエレメント24が本体12およびキャップ22か ら離れるおそれが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヒューズの一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1のヒューズにおける本体の端面を示す図で
ある。
【図3】図1のヒューズを分解して示す断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ヒューズ 12 本体 14 空間 16 切込み 18 導電性層 20 半田層 22 キャップ 24 ヒューズエレメント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に開口する空間を規定する筒状をし
    たセラミック製の本体と、該本体の両端面のそれぞれに
    一体的に形成された導電性層と、前記本体の一端面から
    前記空間を経て他端面に伸びるヒューズエレメントと、
    前記本体の両端部のそれぞれに嵌合された導電性のキャ
    ップと、前記キャップを前記導電性層に接着していると
    ともに前記ヒューズエレメントの端部を前記キャップに
    接着している半田層とを含む、ヒューズ。
  2. 【請求項2】 前記各導電性層は、対応する端面に焼付
    けられたまたは蒸着された銀からなる、請求項1に記載
    のヒューズ。
JP3105891U 1991-04-08 1991-04-08 ヒユーズ Pending JPH0517903U (ja)

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JP3105891U JPH0517903U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 ヒユーズ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4419055A1 (de) * 1993-06-01 1994-12-08 Soc Corp Chip-Schmelzsicherung
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JP2013527588A (ja) * 2010-06-04 2013-06-27 リッテルフューズ,インコーポレイティド カウンタボア(counter−bore)ボディを備えたヒューズ

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