JPH09147710A - 抵抗温度ヒューズ - Google Patents

抵抗温度ヒューズ

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JPH09147710A
JPH09147710A JP31021595A JP31021595A JPH09147710A JP H09147710 A JPH09147710 A JP H09147710A JP 31021595 A JP31021595 A JP 31021595A JP 31021595 A JP31021595 A JP 31021595A JP H09147710 A JPH09147710 A JP H09147710A
Authority
JP
Japan
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electrodes
substrate
silver
temperature fuse
pair
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31021595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Wachi
健 和智
Kenzo Fujii
健三 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗体を架橋した電極と可溶体を架橋した銀
電極との間の絶縁性を確保して銀のマイグレーション発
生を防止する。 【解決手段】 第一基板1に設けた一対の電極2,2の
露出部と別の一対の銀電極3,3の露出部との間に、第
二基板5に設けた梁部7を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器に組み込んで
過電流保護および過熱保護のために用いる抵抗温度ヒュ
ーズに適用する。
【0002】
【従来の技術】従来の抵抗温度ヒューズについて図面を
参照しながら説明する。図6は従来の抵抗温度ヒューズ
の斜視図、図7は樹脂部を除いた抵抗温度ヒューズの斜
視図を示す。図6および図7に示すように、例えばセラ
ミックでできた第一基板1上に電極2,2および電極
3,3を銅ペーストなどでスクリーン印刷して形成し、
前記電極2,2の間に架橋して抵抗体(図示せず)をス
クリーン印刷して形成した第一構体と、セラミックでで
きた第二基板14上に第一基板1の電極3,3の端部を
露出させる貫通孔からなる凹部15と、外部に露出した
電極2,2及び電極3,3の端部を露出させる切り欠き
部とを設けた第二構体とを重ねて一体成型し焼結する。
外部に露出した電極2,2および電極3,3にリード線
8,8およびリード線9,9を半田付け、または導電ペ
ーストなどで固着する。凹部15の底面の第一基板1の
電極3,3に可溶体10の両端を、例えば半田などで固
着し、可溶体10を覆いかつ凹部15をフラックス11
で充填した後、フラックス11およびリード線8,8お
よびリード線9,9の一部を、図1に示すように樹脂1
6で覆って作られている。温度ヒューズを取り付けてい
る機器に異常が起こると、抵抗体を直列に接続した回路
に過電流が流れて抵抗体が発熱し、その熱を検知して可
溶体10が溶融し、温度ヒューズを直列に接続した回路
を遮断する。また機器の異常で生じた熱を可溶体10が
直接検知して溶融し、回路を遮断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の温度ヒュー
ズでは電極2,3に銅材を使用しているが、銅は酸化し
やすいので可溶体10やリード線9との接合部の抵抗を
増大させたり、樹脂16の水分により劣化しやすいとい
った問題があった。また銀材料を用いれば基板1,14
と樹脂16部との隙間を伝ってマイグレーションを生じ
電極2,3間を短絡する問題があり、銀パラジウム材料
を用いれば、それ自身の抵抗が高くエネルギーロスを生
じることと高価であるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】第一基板の平面上に一対
の電極とその電極間に架橋する抵抗体と該電極の他端に
外部へ導出するリード線とを設け、また別の一対の銀電
極と該銀電極の多端に外部へ導出するリード線とを設け
た第一構体と、第二構体に第一基板の一対の銀電極の端
部が露出する貫通孔からなる凹部と第一基板のリード線
が露出する切り欠きとを設け、かつ露出した両電極の間
に梁部を設けた第二構体とを重ねて固着した構体と、第
二基板に設けた凹部の底面の第一基板の銀電極間に架橋
する可溶体と、前記可溶体を覆いかつ前記凹部を充填す
るフラックスと、第一構体の電極およびリード線の導出
基部と第二構体のフラックスとを覆う絶縁部材とにより
形成した抵抗温度ヒューズを提供する。
【0005】また、抵抗体の一方の電極と可溶体の一方
の銀電極を第一基板上で連結した抵抗温度ヒューズを提
供する。
【0006】また、第一基板に設けた一対の銀電極の間
に第二の凹部を設けてなる抵抗温度ヒューズを提供す
る。
【0007】また、第一基板上に一対の電極とその電極
間に架橋した抵抗体と別の一対の銀電極とを形成した第
一構体と、第二基板上に第一基板の一対の銀電極の端部
が露出する貫通孔からなる凹部と第一基板のリード線が
露出する切り欠きとを設け、かつ露出した両電極の間に
梁部を設けた第二構体とをグリーンシートで一体成型し
て形成した抵抗温度ヒューズを提供する。
【0008】第一基板に設けた一対の電極と別の一対の
銀電極との間に第二基板の梁部を設けることにより、電
極間の絶縁性が確保され、銀電極の銀がマイグレーショ
ンを起こすことがなくなる。また銀は極めて良い導体で
あるのでヒューズを取り付けた回路にエネルギーロスを
生じることなく、特性の安定した抵抗温度ヒューズを提
供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明による抵抗温度ヒ
ューズの斜視図、図2は抵抗温度ヒューズの樹脂を除い
た斜視図、図3はその一体成型構体の平面図、図4は図
3のA−A’断面図、図5は図3のB−B’断面図を示
す。図1乃至図5に示すように、例えばセラミック製の
第一基板1の上に、電極2,2を例えば銀または銀パラ
ジウムのペーストをスクリーン印刷で形成し、電極3,
3を銀ペーストでスクリーン印刷し、電極2,2間にそ
の両端が電極2,2の一部に重なるように形成された抵
抗体4を、例えば酸化ルテニウムでできた抵抗ペースト
をスクリーン印刷により厚膜形成した第一構体と、セラ
ミック製の第二基板5上に第一基板1の銀電極3,3の
端部が露出する貫通孔からなる凹部6を設け、電極2,
3部を露出させる切り欠き部を設け、かつ電極2,3間
に梁部を設けた第二構体5とをグリーンシートで重ねて
一体成型し焼結する。外部に露出した電極2,2および
電極3,3にリード線8,8およびリード線9,9を半
田付け、または導電ペーストなどで固着する。第二基板
5の凹部6の底面の第一基板1の銀電極3,3に棒状の
可溶体の両端を例えば半田などで固着し、可溶体10を
覆いかつ凹部6をフラックス11で充填した後、フラッ
クス11およびリード線8,8およびリード線9,9の
一部を、図1に示すように樹脂12で覆う。また図4に
示すように、第一基板1の電極3,3の間に第一基板1
を窪ませた第二の凹部13を設け、可溶体10が動作す
るときに丸くなる空間を確保している。なお、上記実施
例において、可溶体はスクリーン印刷により厚膜形成し
てもよいし、金属箔により形成してもよい。さらに、抵
抗体の一方の電極と可溶体の一方の銀電極を第一基板上
で連結し、2端子構造にしてもよい。
【0010】
【発明の効果】上述したように、本発明の抵抗温度ヒュ
ーズによれば、第一基板に設けた一対の電極と別の一対
の銀電極との間に第二基板の梁部を設けたことにより、
良好な導体である銀材料をマイグレーションを生じるこ
となく使用することができ、特性の安定した抵抗温度ヒ
ューズを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施例の抵抗温度ヒューズの斜
視図
【図2】 図1の抵抗温度ヒューズの樹脂部を除いた斜
視図
【図3】 図2の一体成型構体の平面図
【図4】 図3のA−A’断面図
【図5】 図3のB−B’断面図
【図6】 従来の抵抗温度ヒューズの斜視図
【図7】 図6の抵抗温度ヒューズの樹脂部を除いた斜
視図
【符号の説明】
1 第一基板 2,3 電極 4 抵抗体 5 第二基板 6 凹部 7 梁部 8,9 リード線 10 可溶体 11 フラックス 12 樹脂 13 第二の凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一基板の平面上に一対の電極とその電極
    間に架橋する抵抗体と該電極の他端に外部へ導出するリ
    ード線とを設け、また別の一対の銀電極と該銀電極の他
    端に外部へ導出するリード線とを設けた第一構体と、第
    二基板に第一基板の一対の銀電極の端部が露出する貫通
    孔からなる凹部と第一基板のリード線が露出する切り欠
    きとを設け、かつ露出した両電極の間に梁部を設けた第
    二構体とを重ねて固着した構体と、第二基板に設けた凹
    部の底面の第一基板の銀電極間に架橋する可溶体と、前
    記可溶体を覆いかつ前記凹部を充填するフラックスと、
    第一構体の電極およびリード線の導出基部と第二構体の
    フラックスとを覆う絶縁部材とにより構成したことを特
    徴とする抵抗温度ヒューズ。
  2. 【請求項2】抵抗体の一方の電極と可溶体の一方の銀電
    極を第一基板上で連結したことを特徴とする請求項1記
    載の抵抗温度ヒューズ。
  3. 【請求項3】第一基板に設けた一対の銀電極の間に第二
    の凹部を設けたことを特徴とする請求項1乃至2記載の
    抵抗温度ヒューズ。
  4. 【請求項4】第一基板上に一対の電極とその電極間に架
    橋した抵抗体と別の一対の銀電極とを形成した第一構体
    と、第二基板上に第一基板の一対の銀電極の端部が露出
    する貫通孔からなる凹部と第一基板のリード線が露出す
    る切り欠きとを設け、かつ露出した両電極の間に梁部を
    設けた第二構体とをグリーンシートで一体成型したこと
    を特徴とする請求項1乃至3記載の抵抗温度ヒューズ。
JP31021595A 1995-11-29 1995-11-29 抵抗温度ヒューズ Withdrawn JPH09147710A (ja)

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JP (1) JPH09147710A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011175893A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Kyocera Corp 抵抗温度ヒューズパッケージ、並びに抵抗温度ヒューズ
JP2012038638A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Kyocera Corp セラミックヒューズおよびセラミックヒューズパッケージ
US8386047B2 (en) 2010-07-15 2013-02-26 Advanced Bionics Implantable hermetic feedthrough

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Effective date: 20030204