JPH08106845A - 超小型チップヒューズ - Google Patents

超小型チップヒューズ

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JPH08106845A
JPH08106845A JP6239027A JP23902794A JPH08106845A JP H08106845 A JPH08106845 A JP H08106845A JP 6239027 A JP6239027 A JP 6239027A JP 23902794 A JP23902794 A JP 23902794A JP H08106845 A JPH08106845 A JP H08106845A
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明彦 金原
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    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
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    • HELECTRICITY
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    • H01H85/02Details
    • H01H85/38Means for extinguishing or suppressing arc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 量産性のあるより小型の超小型チップヒュー
ズを提供する。 【構成】 ケース1は箱型の上方部材2と下方部材3と
から構成され、各部材の端面4には焼成した銀−パラジ
ウム・ペーストの上にニッケルメッキされた電極部が設
けられる。各部材には溝部6が設けられ、そこに絶縁物
16が充填され、その中を通り、各部材が接合されたと
き内部空間10を延在するように可溶体17が架張され
る。可溶体の端部は電極部と半田18で接続される。遮
断時のガス圧を緩衝するため、空間10と薄い壁面11
を介して中空部13が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板等に表面
実装されるのに適した超小型チップヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超小型チップヒューズは、筒状の
ケースと、その両端部間に中空部を通って架張された細
長い可溶体と、ケースの両端部に嵌装され、可溶体の端
部と電気的に接続されたキャップ状の口金とから構成さ
れている(例えば、実開平1−56135号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヒューズは、所要の電
気的特性を得るため、対向する口金の先端間の距離、即
ち沿面距離が所要の電気的特性に対応して所要の長さを
確保しなければならないという制限がある。上述の従来
の超小型チップヒューズでは、キャップ状の口金の周縁
部がケースの側面を覆うようにケースに嵌装されるの
で、口金の先端間の距離はケースの両端面間の距離より
口金の周縁部の長さの2倍分短くなる。そのため、ヒュ
ーズの口金間方向の全長は上記沿面距離の制限から6m
m程度が限界であった。
【0004】また、板状の金属板を例えばL字状にして
筒状のケースの両端面とそれに隣接する側面に取り付け
る構造の電極も多く用いられているが、ケースの側面に
延在している金属板の部分のため、キャップ状の口金と
同様の理由によりヒューズの電極間の長さを短くするの
に限界があった。
【0005】しかしながら、最近では、益々電子機器の
小型化が進み、そのため、電子部品に対する小型化の要
求も強くなっている。また、より早い速断性の超小型チ
ップヒューズの要求も強く、そのためには可溶体の長さ
を一層短くする必要が生じていた。これらの理由から、
ヒューズについても一層の小型化が要求され、ヒューズ
の電極間方向の全長が6mmより更に短く、例えば1.
5mm程度のものが要求されるようになってきた。この
ように超小型のチップヒューズに対して、従来の口金構
造、あるいは板状の金属板の電極は、0.5〜1mm程
度の周縁部の幅が必要であり、上記の制限から用いるこ
とができないという問題が生じていた。
【0006】なお、ケースの両端面に金属蒸着等により
薄型電極を形成することも考えられるが、金属蒸着は、
真空装置が必要で、設備も、ターゲットも高価であり、
更にバッチ生産のため能率が悪く、そのためコストが高
くなって実現していない。
【0007】また、上記のように、従来の超小型チップ
ヒューズのケースは通常筒型のものが多い。全長が6m
m程度の超小型チップヒューズの断面寸法は2〜3mm
程度であり、そのように小さい筒型の中空部を通して両
端面間にわたって数10μm程度の極めて細い線状の可
溶体を架張することは製作上容易ではないという問題が
あった。
【0008】本発明の目的は、上記問題点を克服し、量
産に適した非常に小型の超小型チップヒューズを提供す
ることにある。
【0009】本発明の別の目的は、ヒューズの遮断時の
ガス圧による破壊が生じにくい超小型チップヒューズを
提供することにある。
【0010】本発明の更に別の目的は、従来の超小型チ
ップヒューズの絶縁特性を維持しながらより小型の超小
型チップヒューズを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の超小型チップヒューズは、一定の空間を置
いて対向配置した1対の上部端面部材と、前記1対の上
部端面部材の両側部を互いに連結する1対の上部側方部
材と、前記1対の上部端面部材と前記1対の上部側方部
材との上縁部を覆う上部蓋部材とから成りかつ電気的絶
縁材料から成る上方部材と、一定の空間を置いて対向配
置した1対の下部端面部材と、前記1対の下部端面部材
の両側部を互いに連結する1対の下部側方部材と、前記
1対の下部端面部材と前記1対の下部側方部材との下縁
部を覆う下部蓋部材とから成りかつ電気的絶縁材料から
成る下方部材と、前記上方部材の前記1対の上部端面部
材及び前記下方部材の前記1対の下部端面部材の外側端
面に導電ペーストを焼成して付着させた電極部とを備
え、前記上部端面部材の下縁部と前記下部端面部材の上
縁部とが、また前記上部側方部材の下縁部と前記下部側
方部材の上縁部とが、双方の端面部材の互いの端面部分
が1つの平坦な面を形成するように、かつ前記上方部材
と前記下方部材の内部に閉じた空間を形成するように、
それぞれ接合しており、前記上部端面部材の下縁部と前
記下部端面部材の上縁部との間で挟持され、前記閉じた
空間内を延在する線状可溶体であって、当該可溶体の各
端部は前記電極部と電気的に接続された可溶体を更に備
える。
【0012】
【作用】本発明は上記のように構成されているので、上
記上方部材の上部端面部材及び上部下方部材の下部端面
部材の各外側端面に導電ペーストが付されて焼成される
ことにより、当該外側端面に電極部が形成される。下部
端面部材の外側端面に電極部が設けられた双方の下方部
材の下部端面部材の上縁部間にわたって線状の可溶体が
架張される。次いで、可溶体が架張された下方部材に上
方部材を被せて双方の端面部材及び側方部材の縁部がそ
れぞれ対応して接合され、それにより、双方の端面部材
の互いの端面部分が1つの平坦な面を形成し、かつ前記
上方部材と前記下方部材の内部に閉じた空間が形成され
る。可溶体は当該内部空間を延在し、双方の端面部材の
縁部で挟持・固定され、かつ可溶体の両端部は双方の電
極部に電気的に接続される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例である超小型チ
ップヒューズを一部破断して示した斜視図である。図2
のAは、図1のIIA−IIAから見た断面図を示し、
図2のBは、同図のAに示されるIIBの部分の拡大図
である。図3は、図2のラインIII−IIIから見た
一部破断断面図である。なお、図面は、発明の理解を容
易にするため誇張し、あるいは一部省略して描いてあ
り、実際の形態を正確に表したものではない。
【0015】図1において、ケース1は、ほぼ1.5m
mの立方体の形状をしており、上方部材2と下方部材3
との2つの部材から構成されている。本実施例において
は、上方部材2と下方部材3とは、例えばセラミックス
のような絶縁材料から従来の型成形により作られ、同一
の箱型形状をしている。上方部材2及び下方部材3の各
端面部材4の縁部5の中央部の同一の位置に半円形の溝
部6がそれぞれ設けられている。上方部材2及び下方部
材3の各側方部材7の縁部8の同一の位置で側方部材7
の外側及び内側壁面から離間して断面が扇形の溝部9が
上方部材2及び下方部材3の両端面間にわたって設けら
れている。上方部材2及び下方部材3を接合したとき、
これら双方の溝部9によりケース1の内部空間10とは
薄い第1の壁面11により隔離され、第2の壁面12に
より外部と隔離された中空部13がケース1のそれぞれ
の側壁に形成される。なお、当該中空部13は、ケース
1の両端面間まで貫通する構造ではなく、ケース1の側
壁の一部に形成されてもよい。更に、中空部13は、薄
い隔壁で内部空間10と接していればよいので、上方部
材2及び下方部材3の、例えば、蓋部分等いずれの位置
に配置してもよい。
【0016】第1の壁面11を介して内部空間10に隣
接して中空部13を設けることにより、ケース1を上方
部材2及び下方部材3とに分けた上下合わせ型方式のケ
ースにおける遮断時に発生するガス圧に対する耐圧力の
弱さを補強している。即ち、遮断時に発生するガス圧は
第1の壁面11が壊れることで弱められるため、第1の
壁面11と中空部13とは圧力を緩衝する役目を果た
し、その結果、ケース1の同一寸法において破壊を生じ
ない限界の電圧としてより高い電圧が得られ、遮断特性
の向上が図れる。
【0017】更に、中空部13に、後述する絶縁物16
と同様の絶縁材を充填することにより、遮断時のガス圧
を一層緩衝し、破壊を防止することも可能である。
【0018】上方部材2及び下方部材3の各端面部材4
の外側の端面上には、図2のBに示されるように、例え
ば、銀(Ag)、銀−パラジウム(Ag−Pd)・ペー
スト等の導電ペーストが塗布された後、約850°Cで
焼成されることにより各端面部材4の外側端面上に強固
に付着した電極部14の一部が形成される。この銀−パ
ラジウム・ペーストを焼成して作られた電極部の厚さ
は、ほぼ10〜20μmと極めて薄いものである。な
お、塗布工程は浸漬(ディップ)処理でもよい。この焼
成工程は、大気中で行うことができ、従って、高価な生
産設備を要せず、また生産し易い。更に、図2のBに示
されるように焼成導電ペーストの電極部14上に例えば
ニッケルメッキのような金属メッキ15が施されてい
る。なお、当該メッキは用途によりなくてもよい。
【0019】厚さが少なくとも0.5〜1.5mm程度
必要である従来の金属製のキャップ状の口金に比して、
本実施例の超小型チップヒューズにおいては、電極部の
厚さがほぼ10〜20μmと極めて薄くすることが可能
なため、電極部間の沿面距離が大きく取れ、その結果、
同一の所要の沿面距離に対して、本実施例の超小型チッ
プヒューズは従来のものより一層の小型化が図れる。
【0020】ヒューズの速断性を得るには可溶体を短く
する必要がある。電極部として口金を用いた従来の超小
型チップヒューズでは、可溶体を電極部間に架張するの
に、可溶体の長さは、少なくとも口金の周縁部の幅の2
倍分が必要であり、短くするのに限界がある。これに対
して、本実施例では、可溶体の長さは、口金の周縁部に
相当するものが全くないため、その分短くすることがで
き、その結果、本実施例の超小型チップヒューズは、従
来のものより一層速い速断性が得られる。
【0021】溝部6には、例えば、シリコーン樹脂、ガ
ラスペースト、無機質の接着剤等の絶縁物16が充填さ
れている。かかる絶縁物16は、高温時に炭化しない材
質のものである。例えば、銅、銀等から作られ、線径が
10〜20μm程度の極めて細い線状可溶体17が一方
の溝部6に充填された絶縁物7の中を通ってケース1の
内部空間10を延在し、他方の溝部6の中を通ってケー
ス1の外側にでるように架張されている。そして、上方
部材2及び下方部材3の接合部分は、例えばエポキシ樹
脂等の接着剤により接着されている。
【0022】本実施例の超小型チップヒューズにおいて
は、ケース1を上方部材2及び下方部材3に分けて上下
合わせ型にすることにより、可溶体17の架張が容易に
なり、生産を経済的に行うことができる。特に、低定格
電流用の細線では従来の筒型のケースに架張するのに比
して著しく架張が容易となる。更に、上方部材2と下方
部材3を同一形状にすることにより、部品数が少なくな
り、金型等の設備が経済的に少なくてすみ、かつ部品管
理が容易となる。
【0023】可溶体17が通される溝部6がヒューズの
遮断時に発生するガス圧に対する耐圧力が弱い部位であ
るので、絶縁物16を溝部6に充填することで、ガス圧
に対し緩衝材の役目をして、破壊を防止している。更
に、絶縁物16は、遮断時金属から成る可溶体17が溶
解し、その金属の溶解部を包囲し、電極部14への金属
の飛散を防ぎ、その結果ヒューズの絶縁特性を維持する
役目をも有する。
【0024】可溶体17の絶縁物16から外部に出てい
る端部は、図2のBに示されるように、電極部14のメ
ッキ15上に添わせた状態で、半田浸漬更には半田ペレ
ットを用いて電極部14に半田(18)付けされてい
る。なお、図1においては、可溶体17の端部が下方に
向いているのに対し、図2においては、可溶体17の端
部が横方向に向いており一致していないが、説明を分か
りやすくして発明の理解を容易にするためである。ま
た、可溶体17の電極部14上での添わせる向きはいず
れの方向でもよい。
【0025】本実施例における上方部材2及び下方部材
3の寸法諸元は概略次のとおりである。上方部材2及び
下方部材3において、端面部材4及び側方部材7の厚み
及び凹部の深さはほぼ0.4mmであり、溝部6の半径
はほぼ0.15mmであり、溝部9は側方部材7の内壁
及び外壁からほぼ0.1mm離間している。
【0026】また、本実施例における超小型チップヒュ
ーズは、上記の構造を有することにより、定格電流1A
以上においても、定格電圧125Vac、定格遮断電流
100Aの電気特性を有し、プリント基板等へいわゆる
SMDリフローにより半田付け可能である。
【0027】図4は、本発明の別の実施例の超小型チッ
プヒューズを一部分解した形で示す分解斜視図である。
図4において、図1に示される参照番号と同一の番号は
同一のものを示すので説明を繰り返さない。
【0028】図4に示される超小型チップヒューズが、
図1に示されるものと相違する点は、銀−パラジウム・
ペーストを塗布・焼成して作られた電極部14の上にニ
ッケルメッキ15が施されていない点と、半田メッキを
予め施した金属板19を電極材の1つとして銀−パラジ
ウムの電極部14の上に半田(18)付けされている点
である。この半田付けにより、可溶体17の端部と、銀
−パラジウムの電極部14と、金属板19とは電気的に
接続される。金属板19の厚みは50μm程度のものが
適し、大きさはケース1の端面とほぼ同じである。この
ように、ケース1の端面を金属板19により補強するこ
とにより、遮断時に発生するガス圧によるケース1の端
面部における破壊強度が向上し、その結果、同一寸法の
ものにおいて遮断特性の向上が図れる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】上記上方部材の上部端面部材及び上部下方
部材の下部端面部材の各外側端面に導電ペーストが付さ
れて焼成されることにより、当該外側端面に付着されて
電極部が形成されている。焼成工程は大気中で行うこと
ができるので、本発明の超小型チップヒューズは安価に
生産することが可能である。また、電極部がケースの両
端面にのみあり、ケースの側面にないため、電極部間の
沿面距離が最大限確保でき、そのため所要の沿面距離に
対して従来のものより一層ヒューズを小型に作ることが
可能となる。より小型に作ることができるため、可溶体
の架張される長さも短くすることができ、その結果従来
のものより一層速い速断性のものが実現できる。
【0031】ケースを上方部材と下方部材に分けた上下
合わせ型構造を採用することにより、可溶体の架張が容
易になり、経済的な量産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である超小型チップヒューズ
を一部破断して示した斜視図である。
【図2】Aは、図1のIIA−IIAから見た断面図を
示し、Bは、同図のAのIIBの部分の拡大図である。
【図3】図2のラインIII−IIIから見た一部破断
断面図である。
【図4】本発明の別の実施例の超小型チップヒューズを
一部分解した形で示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1:ケース 2:上方部材 3:下方部材 4:端面部材 6:溝部 7:側方部材 9:溝部 10:内部空間 11:第1の壁面 13:中空部 14:焼成銀−パラジウム・ペースト電極部 15:ニッケルメッキ 16:絶縁物 17:可溶体 18:半田 19:金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石村 考 神奈川県茅ヶ崎市代官町6−51−201

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の空間を置いて対向配置した1対の
    上部端面部材と、前記1対の上部端面部材の両側部を互
    いに連結する1対の上部側方部材と、前記1対の上部端
    面部材と前記1対の上部側方部材との上縁部を覆う上部
    蓋部材とから成りかつ電気的絶縁材料から成る上方部材
    と、 一定の空間を置いて対向配置した1対の下部端面部材
    と、前記1対の下部端面部材の両側部を互いに連結する
    1対の下部側方部材と、前記1対の下部端面部材と前記
    1対の下部側方部材との下縁部を覆う下部蓋部材とから
    成りかつ電気的絶縁材料から成る下方部材と、 前記上方部材の前記1対の上部端面部材及び前記下方部
    材の前記1対の下部端面部材の外側端面に導電ペースト
    を焼成して付着させた電極部とを備え、 前記上部端面部材の下縁部と前記下部端面部材の上縁部
    とが、また前記上部側方部材の下縁部と前記下部側方部
    材の上縁部とが、双方の端面部材の互いの端面部分が1
    つの平坦な面を形成するように、かつ前記上方部材と前
    記下方部材の内部に閉じた空間を形成するように、それ
    ぞれ接合しており、 前記上部端面部材の下縁部と前記下部端面部材の上縁部
    との間で挟持され、前記閉じた空間内を延在する線状可
    溶体であって、当該可溶体の各端部は前記電極部と電気
    的に接続された可溶体を更に備えることを特徴とする超
    小型チップヒューズ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超小型チップヒューズに
    おいて、前記上部端面部材の下縁部と前記下部端面部材
    の上縁部の少なくとも一方にかつ対向した端面部材の各
    側に溝部が設けられ、前記溝部にヒューズの遮断時に発
    生するガス圧を緩衝する絶縁物が充填され、前記可溶体
    が前記絶縁物の中を挿通していることを特徴とする超小
    型チップヒューズ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の超小型チップヒュ
    ーズにおいて、前記上方部材及び前記下方部材に前記閉
    じた空間と隔壁を介して隣接する少なくとも1つの中空
    部が設けられていることを特徴とする超小型チップヒュ
    ーズ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の超小型チップヒューズに
    おいて、前記中空部は、前記上方部材の上部側方部材の
    下縁部及び前記下方部材の下部側方部材の上縁部の少な
    くとも一方の縁部上に前記可溶体の延在方向に伸びた溝
    を設けることにより形成されることを特徴とする超小型
    チップヒューズ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    超小型チップヒューズにおいて、前記平坦な端面部分と
    ほぼ同じ大きさを有する金属板が、前記電極部に載置さ
    れて半田で機械的に固定されかつ電気的に接続されてい
    ることを特徴とする超小型チップヒューズ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    超小型チップヒューズにおいて、前記電極部がメッキさ
    れていることを特徴とする超小型チップヒューズ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    超小型チップヒューズにおいて、前記上方部材と前記下
    方部材とが同一形状を有することを特徴とする超小型チ
    ップヒューズ。
JP6239027A 1994-10-03 1994-10-03 超小型チップヒューズ Expired - Lifetime JP2706625B2 (ja)

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MYPI95001355A MY113712A (en) 1994-10-03 1995-05-24 Microchip fuse
SG1995000510A SG33369A1 (en) 1994-10-03 1995-05-25 Microchip fuse
GB9511112A GB2293929B (en) 1994-10-03 1995-06-01 Microchip fuse
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