JPH05178080A - 換気及び空気清浄機能付空気調和装置 - Google Patents

換気及び空気清浄機能付空気調和装置

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JPH05178080A
JPH05178080A JP1857892A JP1857892A JPH05178080A JP H05178080 A JPH05178080 A JP H05178080A JP 1857892 A JP1857892 A JP 1857892A JP 1857892 A JP1857892 A JP 1857892A JP H05178080 A JPH05178080 A JP H05178080A
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JP
Japan
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air
vehicle
damper
flow path
mode
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Pending
Application number
JP1857892A
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English (en)
Inventor
Toshio Harada
利雄 原田
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車内汚染空気を効率良く排気又は清浄化で
き、しかもその間冷風の供給も可能であり、かつメンテ
ナンスも面倒ではない換気及び空気清浄機能付車両用空
気調和装置を提供する。 【構成】 車内空気を取込む内気取入口(3)と、導入
された空気を温度調節して車内へ供給する温調手段(2
9,31,33)とを備えた車両用空気調和装置におい
て、導入された空気をそのまま温調手段へ導く第1の流
路(11)と、導入された空気を清浄化してから温調手
段へ導く第2の流路(13)と、導入された空気を車外
へ排出する第3の流路(19)と、内気取入口から取込
んだ空気の全部又は一部を第1,第2及び第3の流路へ
選択的に導入するダンパ手段(15,17)とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般には車両用空気調和
装置に係り、特にその換気及び空気清浄機能の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車内汚染空気の換気及び清浄化
方法として、(1) 車室後部に空気清浄ユニットをビルト
インして、トランクルームに排気したり、エアフィルタ
ー等を通して車内に空気を戻す、(2) 空気調和装置の主
流路をダンパで遮断、側道から汚染空気を車外に排出す
る、(3) 主流路内に空気清浄部を設ける、等の方法が知
られている(例えば、特開平3−143728号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した(1) の方法に
ついては、後部に大きな設置スペースとブロワが必要で
あり、また、前席で喫煙等した場合に空気の処理がしに
くいという欠点がある。また、(2) の方法には、空気の
排気中には空気調和装置からの冷風がストップするとい
う問題がある。また、(3) の方法においては、集塵、脱
臭フィルタを主流路中に設けるため、圧損が大きく大風
量が確保できないと共に、常時空気を処理するため、フ
ィルタ交換や集塵部の掃除等のメンテナンスが面倒であ
るという問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、車内汚染空気を
効率良く排気又は清浄化でき、しかもその間冷風の供給
も可能であり、かつメンテナンスも面倒ではない換気及
び空気清浄機能付車両用空気調和装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は車内空気を取込
む内気取入口と、導入された空気を温度調節して車内へ
供給する温調手段とを備えた車両用空気調和装置におい
て、導入された空気をそのまま温調手段へ導く第1の流
路と、導入された空気を清浄化してから温調手段へ導く
第2の流路と、導入された空気を車外へ排出する第3の
流路と、内気取入口から取込んだ空気の全部又は一部を
第1,第2及び第3の流路へ選択的に導入するダンパ手
段とを有することを特徴とする換気及び空気清浄機能付
空気調和装置を提供する。
【0006】
【作用】この空気調和装置に導入された車内空気は、そ
の全部又は一部が第1,第2又は第3の流路に導かれ
る。第1の流路に導かれた空気は温度調節されて車内へ
戻される。第2の流路に導かれた空気は、清浄化された
後、温度調節されて車内へ戻される。第3の流路に導か
れた空気は車外へ排出される。この3種類の空気処理
を、空気汚染度に応じて、単独で、又は、組合せて実行
することができる。例えば、汚染度が高ければ車内の汚
染空気を全て車外へ排出し、汚染度が中程度なら、一部
を車外へ排出しながら、一部は清浄化した後、冷風にし
て車内へ供給し、更に汚染度が低ければ、一部はそのま
ま冷風にし、一部は清浄化してから冷風にして車内へ供
給するというようにである。また、空気清浄の不要な時
には、第2の流路へは空気を導入しないようにすること
により、空気清浄ユニットの汚れを最小限に抑えてメン
テナンスの必要性を低減させることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る空気調和装置の一実施例
の断面構造を示す。
【0008】図1において、外気取入口1及び内気取入
口3がインテークダンパ5によって選択的にブロアファ
ン7の入口へ導かれる。ブロワファン7の出口は主流路
9へ連なる。
【0009】この主流路9は、その上流部において、第
1副流路11と第2副流路13とに分れている。第1副
流路11の入口には第1ダンパ15が、また、第2副流
路13の入口には第2ダンパ17がそれぞれ設けられて
いる。これら副流路11,13の入口は側路19を介し
て外気取入口1へも通じている。第1及び第2ダンパ1
5,17により、第1及び第2副流路11,13の入口
の開閉と側路19の開閉とが行える。
【0010】第2副流路13中には、空気清浄ユニット
21が組込まれている。この空気清浄ユニット21は、
脱臭・殺菌のためのオゾンを発生するセラミックオゾナ
イザ23と、電気集塵装置25と、ハニカム状オゾン分
解触媒27とを含んでいる。
【0011】第1及び第2副流路11,13は出口で合
流し、その下流にエバポレータ29が配置される。更に
その下流には、流路の半分を占めるようにヒータコア3
1が配置され、このヒータコア31の手前には冷/温風
のミクス比を調節するためのミクスドア33が配置され
る。
【0012】主流路9の出口はDEF,VENT,FO
OTの3方向に分れた吹出口35,37,39である。
これら吹出口35,37,39の入口にはそれぞれ吹出
口選択ドア41,43,45が設けられている。
【0013】内気取入口3には、車内空気に含まれる喫
煙ガス等の汚染ガス濃度を検出するガスセンサ47が設
けられている。また、エバポレータ29の吹出口には温
度センサ49及び湿度センサ51が設けられている。
【0014】これらセンサ47,49,51の出力信号
は、図2に示すように、制御回路53に導かれる。制御
回路53は例えばマイクロコンピュータにより構成され
る。この制御回路53は、センサ47,49,51の出
力信号に基づいて、各種ダンパ5,15,17、ブロワ
ファン7、セラミックオゾナイザ23及び電気集塵装置
25の駆動を制御する。
【0015】この実施例は、換気及び空気清浄化を行う
ための動作モードとして、表1に示すような5つのモー
ド(1) 〜(5) を有している。
【0016】
【表1】 モード(1) は完全排気を行なうモードで、図1を参照し
て、第1ダンパ15は位置A、第2ダンパ17は位置
C、インテークダンパ5はREC側位置にそれぞれ置か
れる。従って、車内空気は内気取入口3より導入されて
外気取入口1から排出される。
【0017】モード(2) は一部排気と一部空気清浄を行
なうモードで、清浄化した空気の温度調節も伴なう。こ
のモード(2) では、第1ダンパ15は位置A、第2ダン
パ17は位置F、インテークダンパ5はREC側位置に
それぞれ置かれる。従って、内気取入口3から導入され
た車内空気は、その一部が外気取入口1へ排気され、一
部が空気清浄ユニット21を通って清浄化された後、温
度調節されて吹出口35,37,39から車内へ戻され
る。
【0018】モード(3) は完全空気清浄とその温度調節
とを行なうモードで、第1ダンパ15は位置A、第2ダ
ンパ17は位置D、インテークダンパ5はREC側位置
に置かれる。従って、内気取入口3から導入された車外
空気は全て、空気清浄ユニット21を通りそして温度調
節されて車内に戻される。
【0019】モード(4) は一部空気清浄と温度調節とを
行なうモードで、第1ダンパ15は位置E、第2ダンパ
17は位置D、インテークダンパ5はREC側位置にそ
れぞれ置かれる。従って、導入された車内空気の一部は
第1副流路11を通り、一部は空気清浄ユニット21を
通ることになる。
【0020】モード(5) は通常運転のモードで、第1ダ
ンパ15は位置B、第2ダンパ17は位置C、インテー
クダンパ5は乗員のマニュアル操作でREC側又はFR
ESH側に置かれる。従って、導入された内気又は外気
は、専ら第1副流路11を通ることになり、空気清浄ユ
ニット21は使用されない。
【0021】以上の各種モードの選択は、図2の制御回
路53によって自動的に行われる。図3はそのモード選
択のための処理フローを示す。
【0022】この処理は、例えば乗員が喫煙等して空気
清浄の必要を感じた時に所定のマニュアルスイッチ操作
を行なうことによって開始される。
【0023】まず、ガスセンサ47からの信号に基づい
てガス濃度をチェックする(ステップS1 )。予め定め
たしきい値に従って、ガス濃度が「高」か「中」か
「低」かを判断し、「高」ならばモード(1) 、「中」な
らばモード(2) 、「低」ならばモード(4) を選択する。
例えばモード(1) を選択した場合、その後ガス濃度が
「中」まで低下して来ればモード(2) へ切換わり、更に
ガス濃度が「低」まで低下すればモード(4) へ切換わ
る。
【0024】モード(4) で運転中、ガスセンサ47から
の信号により空気が充分清浄化されたか否かを周期的に
チェックする(ステップS5 )。その結果、清浄化され
れば、モード(5) の通常運転に戻ってこの処理を終了す
る(ステップS6 )。
【0025】ところで、モード(3) は車外排気を行わな
いモードだが、このモード(3) は上記の自動モード選択
では選択されない。このモード(3) は例えばマニュアル
スイッチ操作によって選択される。
【0026】モード(2) ,(3) ,(4) では空気清浄ユニ
ット21が使用される。このとき、制御回路53は温度
及び湿度センサ49,51からの信号に基づいて、セラ
ミックオゾナイザ23のオゾン発生量をコントロール
し、それにより効率の良い脱臭・殺菌を実現する。
【0027】尚、上記実施例では、モード選択を自動と
したが、これをマニュアルで行うようにすることもでき
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取込んだ車内空気を、そのまま温度調節して車内へ戻す
か、清浄化した後温度調節して車内に戻すか、車外へ排
出するかの3つの処理方法を単独又は組合せでフレキシ
ブルに選択できるようにしたので、空気汚染度に応じた
適切な処理を温度調節と併用して行うことができる。ま
た、特に夏期においては、空調始動時に、熱気払いをし
ながら冷風を供給するという使用方法も行え、それによ
り急速冷却が可能となる。また、空気清浄ユニットの不
使用時には、そこに空気を通さないようにすることが出
来るため、メンテナンスの回数を少くすることができ
る。さらに、汚染空気をエバポレータを通さないように
することもできるので、送風の悪臭の原因となるエバポ
レータの汚れを少なく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施例の概略構
造を示す断面図である。
【図2】図1の実施例に使用される制御回路を示すブロ
ック図である。
【図3】図2の制御回路のモード選択処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
3 内気取入口 5 インテークダンパ 7 ブロワファン 9 主流路 11 第1副流路 13 第2副流路 15 第1ダンパ 17 第2ダンパ 19 側路 21 空気清浄ユニット 29 エバポレータ 31 ヒータコア 33 ミクスドア 47 ガスセンサ 49 温度センサ 51 湿度センサ 53 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内空気を取込む内気取入口と、導入さ
    れた空気を温度調節して車内へ供給する温調手段とを備
    えた車両用空気調和装置において、 導入された空気をそのまま前記温調手段へ導く第1の流
    路と、 導入された空気を清浄化してから前記温調手段へ導く第
    2の流路と、 導入された空気を車外へ排出する第3の流路と、 前記内気取入口から取込んだ空気の全部又は一部を前記
    第1,第2及び第3の流路へ選択的に導入するダンパ手
    段とを有することを特徴とする換気及び空気清浄機能付
    空気調和装置。
JP1857892A 1992-01-07 1992-01-07 換気及び空気清浄機能付空気調和装置 Pending JPH05178080A (ja)

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JP1857892A JPH05178080A (ja) 1992-01-07 1992-01-07 換気及び空気清浄機能付空気調和装置

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ID=11975513

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JP (1) JPH05178080A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8109108B2 (en) * 2005-03-02 2012-02-07 Nissan Motor Co., Ltd. Automotive ventilation apparatus and automotive ventilation method
JP2016013797A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 カルソニックカンセイ株式会社 車両用空気洗浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8109108B2 (en) * 2005-03-02 2012-02-07 Nissan Motor Co., Ltd. Automotive ventilation apparatus and automotive ventilation method
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