JP2781679B2 - 車両用空気清浄装置 - Google Patents

車両用空気清浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気清浄装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気清浄装置の1例が図3
に示されている。1は自動車の前部に設置された前席側
空調ユニットで、ブロア2、エバポレ−タ3、ヒータ
4、エアミックスダンパ5、後席配風ダンパ6、内外気
切換ダンパ9等を備えている。
【0003】この前席側空調ユニット1の運転時、ブロ
ア2が駆動され、内外気切換ダンパ9を切り換えること
によって選択された車外空気又は車室内空気が吸入さ
れ、ブロア2で付勢された後、エバポレ−タ3を流過す
ることによって冷却される。エバポレ−タ3で冷却され
た空気はエアミックスダンパ5によって分流され、その
一方はヒータ4を流過する過程でこのヒータ4を循環す
るエンジン冷却水と熱交換することによって昇温した
後、ヒータ4をバイパスした他方の流れと混合して所定
温度の調和空気となる。この調和空気は後席配風ダンパ
6が閉のときは前席吹出口7から車室27内前部に吹き出
されて主として前席30側を空調する。後席配風ダンパ6
が開とされたときは調和空気の一部はダクト8を経て車
室27内後部に吹き出される。
【0004】10は自動車の後部に設置された空気清浄装
置で、ブロア12、排気ダンパ13、脱臭フイルタ、静電フ
イルタ等のエアフイルタ14等を備えている。この空気清
浄装置10の運転時、ブロア12によって吸入された車室内
空気はエアフイルタ14を流過することによって浄化さ
れ、吹出口15から車室27内後部に吹き出される。排気ダ
ンパ13を破線で示す位置に切り換えると、車室内空気は
ブロア12によって吸入されて排気口16からトランクルー
ムを経て車外に排出される。
【0005】外気温センサ32、室温センサ33、前席用日
射センサ34、汚れセンサ35等の検出値はマルチプレク
サ、A/D 変換器等を介して中央処理装置CPU 、読出専用
メモリROM 、ランダムアクセスメモリRAM 等を持つマイ
クロコンピュータからなる図示しない制御装置に入力さ
れる。また、運転席の前方に設置された制御パネルには
前席側空調ユニット1の運転スイッチ、空気清浄装置10
の運転スイッチ、内外気切換ダンパ9、後席配風ダンパ
6及び排気ダンパ13の開閉スイッチ、冷房運転を設定す
る冷房運転スイッチ、ブロア2や12の回転数を切り換え
る風量切換スイッチ、空調制御を自動制御にするAUTOス
イッチ、車室27内の温度を任意に設定する室温設定器等
が設けられ、これらの出力もそれぞれ制御装置に入力さ
れる。そして、この制御装置の出力は図示しないドライ
バーを介してダンパ5、6、9、13、ブロア2、12等に
送られてこれらの作動を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空気
清浄装置においては、汚れセンサ35によって検知された
車室内空気の汚れ度合が設定値以上になると空気清浄装
置10がフル能力で運転され、車室内空気の汚れ度合が設
定値以下になると空気清浄装置10の運転を停止していた
ため、空気清浄装置10の能力が急変するとともにそのブ
ロア12から発生する騒音が大きいという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、汚れセンサにより検出された車室内空気の汚れ
度合に応じて制御される車両用空気清浄装置において、
上記汚れセンサの検出値が空気清浄装置の運転条件とな
ったとき、空気清浄装置を最少能力で運転する最少能力
運転手段と、最少能力の運転が所定時間継続したとき車
室内空気の汚れの改善度合を算出する改善度合算出手段
と、この改善度合算出手段により算出された改善度合に
応じて空気清浄装置の能力を演算する能力演算手段と、
この演算手段により演算された能力で空気清浄装置を運
転する能力制御運転手段とを備えていることを特徴とす
る車両用空気清浄装置にある。
【0008】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、汚れセンサの検出値が空気清浄装置の運転条件とな
ったとき空気清浄装置はその最少能力で運転される。こ
の最少能力の運転が所定時間継続したとき車室内空気の
汚れの改善度合が算出され、この改善度合に応じて空気
清浄装置の能力が演算され、以後空気清浄装置は能力制
御運転される。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示され、
図1は制御ブロック図、図2はフローチャートである。
なお、空気清浄装置の構成は図3に示す従来のものと同
様である。図1に示すように、汚れセンサ35の検出値は
記憶手段40に入力されてここに記憶されると同時に比較
手段41に入力されてここで設定手段42から入力された設
定値と比較される。比較の結果検出値が空気清浄装置の
運転条件に該当していれば、この出力を受けて最少能力
運転手段43は空気清浄装置をその最少能力で運転するこ
とを決定する。決定結果は駆動手段44を経て空気清浄装
置10に出力され、空気清浄装置10は最少能力で運転を開
始する。これと同時に決定結果はタイマ45に出力され、
タイマ45はカウントを開始する。タイマ45に設定された
時間が経過したとき、即ち、最少能力の運転が所定時間
継続したとき、タイマ45は改善度合算出手段46にこの旨
を指令する。すると、改善度合算出手段46は汚れセンサ
35から入力された検出値と記憶手段40に記憶されている
汚れ度合とを比較して汚れの変化率、即ち、改善度合を
算出する。算出された改善度合は能力演算手段47に入力
され、ここで改善度合に応じて空気清浄装置10の能力が
演算される。この演算された能力に基づいて能力制御運
転手段48で能力制御運転が決定され、決定結果は駆動手
段44を経て空気清浄装置10に出力され、空気清浄装置10
は以後能力制御運転を開始する。
【0010】図2に示すように、ステップ100 で制御が
スタートすると、ステップ101 で車室内空気の汚れ度合
が汚れセンサ35によって検出される。次いで、ステップ
102で汚れ度合は所定値以上か否かが確かめられ、然り
の場合はステップ103 で空気清浄装置10はその最少能力
で運転を開始する。次いで、ステップ104 で所定時間経
過したか否かが確かめられ、経過した場合にはステップ
105 で車室内空気の汚れ度合が検出される。次いで、ス
テップ106 で汚れ度合が改善されたか否かが確かめら
れ、否の場合にはステップ107 で改善度合に応じて空気
清浄装置の能力が演算され、次いで、ステップ108 で空
気清浄装置10は能力制御運転を開始する。ステップ102
で否と判定された場合はステップ109 に移行して空気清
浄装置10は停止したままとされる。ステップ106 で然り
と判定されたときはステップ102に戻る。ステップ108
及びステップ109 の後ステップ110 から次の制御ルーチ
ンに移行する。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、汚れセンサの検出値
が空気清浄装置の運転条件となったとき空気清浄装置は
その最少能力で運転され、この最少能力の運転が所定時
間継続したとき、車室内空気の汚れ改善度合が算出さ
れ、この汚れ改善度合に応じて空気清浄装置の能力が演
算され、以後空気清浄装置は能力制御運転されるので空
気清浄装置の能力の急変を回避できる。そして、空気清
浄装置はその最少能力で所定時間運転を継続した後能力
制御運転に移行するのでフル能力の運転を抑制すること
ができ、従って、省エネルギに資することができるとと
もにその騒音を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】上記実施例のフローチャートである。
【図3】従来の空気清浄装置の略示的断面図である。
【符号の説明】
35 外気汚れセンサ 43 最少能力運転手段 45 タイマ 46 改善度合算出手段 47 能力演算手段 48 能力制御運転手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚れセンサにより検出された車室内空気
    の汚れ度合に応じて制御される車両用空気清浄装置にお
    いて、上記汚れセンサの検出値が空気清浄装置の運転条
    件となったとき、空気清浄装置を最少能力で運転する最
    少能力運転手段と、最少能力の運転が所定時間継続した
    とき車室内空気の汚れの改善度合を算出する改善度合算
    出手段と、この改善度合算出手段により算出された改善
    度合に応じて空気清浄装置の能力を演算する能力演算手
    段と、この演算手段により演算された能力で空気清浄装
    置を運転する能力制御運転手段とを備えていることを特
    徴とする車両用空気清浄装置。
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JPH0516663A JPH0516663A (ja) 1993-01-26
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