JP2846154B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP2846154B2
JP2846154B2 JP19978691A JP19978691A JP2846154B2 JP 2846154 B2 JP2846154 B2 JP 2846154B2 JP 19978691 A JP19978691 A JP 19978691A JP 19978691 A JP19978691 A JP 19978691A JP 2846154 B2 JP2846154 B2 JP 2846154B2
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勝成 城山
正夫 沢田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の1例が図4
に示されている。1は自動車の前部に設置された前席側
空調ユニットで、ブロア2、エバポレ−タ3、ヒータ
4、エアミックスダンパ5、後席配風ダンパ6等を備え
ている。
【0003】この前席側空調ユニット1の運転時、ブロ
ア2によって吸入された外気又は車室27内空気はエバポ
レ−タ3を流過することによって冷却される。エバポレ
−タ3で冷却された空気はエアミックスダンパ5によっ
て分岐され、その一部はヒータ4を流過する過程でこの
ヒータ4を循環するエンジン冷却水と熱交換することに
よって昇温した後、ヒータ4をバイパスした残部の空気
と混合して所定温度の調和空気となる。この調和空気は
後席配風ダンパ6が閉のときは前席吹出口7から車室27
内前部に吹き出されて主として前席30側を空調する。後
席配風ダンパ6が開のときは調和空気はダクト8を経て
車室内後部に吹き出されて後席31側を空調する。
【0004】外気温センサ32、室温センサ33、前席
用日射センサ34等の検出値はマルチプレクサ、A/D
変換器等を介して中央処理装置CPU、読出専用メモリ
ROM、ランダムアクセスメモリRAM等を持つマイク
ロコンピュータからなる制御装置に入力される。また、
自動車の運転席の前方に設置された空調制御パネルには
前席側空調ユニット1の運転スイッチ、後席配風ダンパ
6を開閉するための後席配風スイッチ、内外気切換スイ
ッチ、運転・停止を司掌するA/Cスイッチ、ブロア2
の回転数を切り換える風量切換スイッチ、空調制御を自
動制御とするAUTOスイッチ、車室27内の温度を任
意に設定する室温設定器等が設けられ、これらの出力も
それぞれ制御装置に入力される。そして、この制御装置
の出力は図示しないドライバーを介してダンパ5、6、
ブロア2等に送られてこれらの作動を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空気
調和装置においては、後席配風スイッチをOFFとして
後席配風ダンパ6を全閉とすることにより調和空気を前
席30側に吹き出せば、後席31の乗員の空調フィーリ
ングが損なわれる。逆に、後席配風スイッチをONとし
て後席配風ダンパ6を所定の開度とすることにより調和
空気を後席31側に吹き出せば、前席30の乗員の快適
性が損なわれるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、配風量調整可能な後席配風ダンパを開とするこ
とによって前席側空調ユニットで発生した調和空気をダ
クトを介して後席側に吹き出す車両用空気調和装置にお
いて、後席側を主として空調する後席側空調ユニットを
設置し、後席配風スイッチをONとしたとき上記後席側
空調ユニットを自動的に運転すると同時に上記前席側空
調ユニットが冷風吹出状態であれば上記後席配風ダンパ
の開度を少又は零とする制御手段を設けたことを特徴と
する車両用空気調和装置にある。
【0007】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、後席配風スイッチをONとしたとき、後席側空調ユ
ニットが自動的に運転されこれと同時に前席側空調ユニ
ットが冷風吹出状態であれば後席配風ダンパの開度が少
又は零となる。
【0008】
【実施例】本発明の1実施例が図1ないし図3に示され
ている。図3に示すように、自動車の後部には後席側空
調ユニット10が設置され、後席側空調ユニット10は空気
浄化フイルタ11、ブロア12、排風ダンパ13、エバポレ−
タ14等を備えている。そして、後席側空調ユニット10の
運転スイッチが運転席前方の空調制御パネルに設けられ
る。
【0009】制御装置の制御ブロック図が図1に示され
ている。図1に示すように、前席側空調ユニット1の運
転スイッチ38の出力は制御装置40のF/Cの運転・
停止手段41に入力され、ここで前席側空調ユニット1
の運転又は停止が決定され、この決定が前席側空調ユニ
ット1に出力されることによって前席側空調ユニット1
が運転され又は停止する。後席側空調ユニット10の運
転スイッチ37の出力は制御装置40のR/Cの運転・
停止手段42及び後席配風ダンパの開度決定手段43に
入力される。すると、R/Cの運転・停止手段42は後
席側空調ユニット10の運転又は停止を決定し、この決
定が後席側空調ユニット10に出力されることによって
後席側空調ユニット10が運転され又は停止する。後席
側空調ユニット10が運転されると、これから吹き出さ
れる冷風によって後席側が空調される。後席配風スイッ
チ39の出力は制御装置40のR/Cの運転・停止手段
42及び後席配風ダンパの開度決定手段43に入力さ
れ、これによってR/Cの運転・停止手段42は後席空
調ユニット10の運転を決定し、開度決定手段43は後
席配風ダンパ6の開度を決定する。決定されたダンパ開
度は後席配風ダンパ6に出力され、後席配風ダンパ6は
決定された開度となる。
【0010】制御装置40の制御フローチャートが図2
に示されている。ステップ100で制御がスタートする
と、ステップ101で後席配風スイッチ39がONか否
かが確かめられる。ONの場合にはステップ102で前
席側空調ユニット1は冷風吹出状態か否か、即ち、前席
側空調ユニット1が運転され、かつ、エアミックスダン
パ5の開度が小となっているか否かが確かめられる。Y
ESの場合にはステップ103で後席側空調ユニット1
0が運転中か否かが確かめられる。後席側空調ユニット
の運転状態はR/Cの運転SW37、R/Cの運転・停
止手段42の状態又は出力や後席側空調ユニット10の
実際の運転状態等から検出することができる。否の場合
にはステップ107で後席配風ダンパ6の開度は従来の
ものと同様所定の開度とされる。YESの場合はステッ
プ104で後席配風ダンパ6の開度が上記所定の開度よ
り少又は零とされる。ステップ101及び102で否と
判断されたときは、ステップ105に移行し、後席配風
ダンパ6の開度は零、即ち、全閉のままとされる。ステ
ップ104、105、107の後、ステップ106に移
行し、ここから次のルーチンに移行する。
【0011】
【発明の効果】本発明においては、後席配風スイッチを
ONとしたとき、後席側空調ユニットが自動的に運転さ
れ、これと同時に前席側空調ユニットが冷風吹出状態で
あれば後席配風ダンパの開度が少又は零となる。この結
果、後席側は後席側空調ユニットから吹き出される冷風
によって主として空調され、前席側には前席側空調ユニ
ットから大量の冷風が吹き出されるので、前席乗員の空
調フィーリングを阻害することなく後席乗員の空調フィ
ーリングを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】上記実施例のフローチャートである。
【図3】上記実施例の系統図である。
【図4】従来の車両用空気調和装置の系統図である。
【符号の説明】
37 後席側空調ユニットの運転スイッチ 39 後席配風スイッチ 43 後席配風ダンパの開度決定手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配風量調整可能な後席配風ダンパを開と
    することによって前席側空調ユニットで発生した調和空
    気をダクトを介して後席側に吹き出す車両用空気調和装
    置において、後席側を主として空調する後席側空調ユニ
    ットを設置し、後席配風スイッチをONとしたとき上記
    後席側空調ユニットを自動的に運転すると同時に上記前
    席側空調ユニットが冷風吹出状態であれば上記後席配風
    ダンパの開度を少又は零とする制御手段を設けたことを
    特徴とする車両用空気調和装置。
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