JPH0516650A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH0516650A
JPH0516650A JP19862491A JP19862491A JPH0516650A JP H0516650 A JPH0516650 A JP H0516650A JP 19862491 A JP19862491 A JP 19862491A JP 19862491 A JP19862491 A JP 19862491A JP H0516650 A JPH0516650 A JP H0516650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
rear seat
back seat
damper
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP19862491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanari Shiroyama
勝成 城山
Masao Sawada
正夫 沢田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0516650A publication Critical patent/JPH0516650A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後席への日射があるとき、前席乗員の空調フ
ィーリングを阻害することなく後席乗員の空調フィーリ
ングを向上する。 【構成】 後席配風スイッチ36をONとしたとき、後席用
日射センサ38の出力に応じて後席配風ダンパ6の開度を
補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の1例が図8
に示されている。1は自動車の前部に設置された空調ユ
ニットで、ブロア2、エバポレ−タ3、ヒータ4、エア
ミックスダンパ5、後席配風ダンパ6等を備えている。
【0003】エバポレ−タ3で冷却された空気はエアミ
ックスダンパ5によって分岐され、その一部はヒータ4
を流過する過程でこのヒータ4を循環するエンジン冷却
水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ4をバ
イパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気と
なる。この調和空気は後席配風ダンパ6が閉のときは、
前席吹出口7から車室27内前部に吹き出されて主として
前席30側を空調する。後席配風ダンパ6が開のときは調
和空気はダクト8を経て車室内後部に吹き出されて後席
31側を空調する。
【0004】外気温センサ32、室温センサ33、前席用日
射センサ34等の検出値はマルチプレクサ、A/D 変換器等
を介して中央処理装置CPU 、読み出し専用メモリROM 、
ランダムアクセスメモリRAM 等を有するマイクロコンピ
ュータからなる図示しない制御装置に入力され、また、
自動車の運転席の前方に設置された空調制御パネルには
空調ユニット1の運転スイッチ、後席配風スイッチ、内
外気切換スイッチ、冷房運転を設定するA/C 運転スイッ
チ、ブロア2の回転数を切り換える風量切換スイッチ、
空調制御を自動制御にするAUTOスイッチ、車室27内の温
度を任意に設定する室温設定器等が設けられ、これらの
出力はそれぞれ制御装置に入力される。そして、この制
御装置の出力は図示しないドライバーを介してダンパ
5、6、ブロア2等に送られてこれらの作動を制御す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空気
調和装置においては、空調ユニット1の吹出風量は風量
切換スイッチで選択され、後席配風ダンパ6の開度は後
席配風スイッチで選択されるため、後席側への日射量が
多い場合であっても後席側へ吹き出される調和空気の量
は風量切換スイッチ又は後席配風スイッチを操作しなけ
ればこれを増減することができなかった。また、後席配
風スイッチを操作することによって後席側への配風量を
増加した場合には、前席乗員の空調フイーリングを阻害
するおそれがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、後席配風スイッチをONとして後席配風ダンパを
開とすることによって空調ユニットで発生した調和空気
をダクトを介して後席側に吹き出す車両用空気調和装置
において、後席側日射を検知する後席用日射センサを設
置し、上記後席配風スイッチをONとしたとき、上記後席
用日射センサの出力に応じて上記後席配風ダンパの開度
を補正する制御手段を設けたことを特徴とする車両用空
気調和装置にある。
【0007】上記制御手段により補正された後席ダンパ
の開度に応じて空調ユニットの風量を補正する風量補正
手段を設けることもできる。
【0008】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、後席配風スイッチのON時、後席用日射センサの出力
に応じて後席配風ダンパの開度が補正される。そして、
補正された後席配風ダンパの開度に応じて空調ユニット
の風量を補正することもできる。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1ないし図8に示され
ている。図4に示すように、自動車のリヤシエルフ上に
は後席側日射量を検知する後席用日射センサ38が設置さ
れている。他の構成は図5に示す従来のものと同様であ
り、対応する部材には同じ符号が付されている。
【0010】図1には制御装置の制御ブロック図が、図
2は制御装置のフローチャートが示されている。後席配
風スイッチ36の出力は制御装置40のダンパ開度決定手段
41に入力され、ここで後席配風ダンパ6の開度が決定さ
れる。後席用日射センサ38の出力は制御装置40のダンパ
開度補正手段42に入力され、ここで記憶手段43から入力
された制御マップに従って開度決定手段41で決定された
開度が補正される。記憶手段43には図3に示す制御マッ
プが予め記憶され、後席日射量の増加に従ってダンパ開
度が直線的又は段階的に増加するようになっている。補
正された開度は後席配風ダンパ6に出力され、後席配風
ダンパ6の開度は補正された開度に設定される。
【0011】図2にはフローチャートが示されている。
ステップ100 で制御がスタートすると、ステップ101 で
後席配風スイッチがONか否かが確かめられる。ONのとき
はステップ102 で冷風の吹出状態か否かが判定される。
然りのときはステップ103 で後席日射量が演算され、次
いで、ステップ104 で後席配風ダンパの開度が補正され
る。ステップ101 及び102 で否と判定されたときは、ス
テップ105 に移行し、後席配風ダンパ6は全閉とされ
る。ステップ104 及び105 の後ステップ106 を経て他の
ルーチンに移行する。
【0012】図5ないし図7には本発明の第2の実施例
が示されている。図5に示すように、風量切換スイッチ
37の出力は制御装置50の風量決定手段51に入力され、こ
こで空調ユニット1の吹出風量が決定される。一方、ダ
ンパ開度補正手段42で補正されたダンパ6の開度は風量
補正手段52に入力され、ここで記憶手段53から入力され
た制御マップに従って風量決定手段51で決定された風量
が補正される。記憶手段53には図7に示す制御マップが
記憶され、ダンパ開度の増加に従って風量が直線的に又
は段階的に増加するようになっている。補正された風量
はブロア2に出力され、ブロア2の回転数を増減するこ
とによって空調ユニット1の風量が補正された風量に設
定される。他の構成は図1に示す第1の実施例と同様で
あり、この第2の実施例のフローチャートは図6に示さ
れている。
【0013】
【発明の効果】本発明においては、後席用日射センサの
出力に応じて後席配風ダンパの開度が補正されるので、
前席乗員の空調フィーリングを阻害することなく後席乗
員の空調フィーリングを向上できる。また、補正された
後席配風ダンパの開度に応じて空調ユニットの風量を補
正すれば、前席乗員の空調フィーリングをより向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す制御ブロック図で
ある。
【図2】上記実施例のフローチャートである。
【図3】上記実施例の制御マップである。
【図4】上記実施例の系統図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す制御ブロック図で
ある。
【図6】上記実施例のフローチャートである。
【図7】上記実施例の制御マップである。
【図8】従来の車両用空気調和装置の系統図である。
【符号の説明】
36 後席配風スイッチ 6 後席配風ダンパ 38 後席用日射センサ 41 ダンパ開度決定手段 42 ダンパ開度補正手段 43 記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後席配風スイッチをONとして後席配風ダ
    ンパを開とすることによって空調ユニットで発生した調
    和空気をダクトを介して後席側に吹き出す車両用空気調
    和装置において、後席側日射を検知する後席用日射セン
    サを設置し、上記後席配風スイッチをONとしたとき、上
    記後席用日射センサの出力に応じて上記後席配風ダンパ
    の開度を補正する制御手段を設けたことを特徴とする車
    両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段により補正された後席配風
    ダンパの開度に応じて上記空調ユニットの風量を補正す
    る風量補正手段を設けたことを特徴とする車両用空気調
    和機。
JP19862491A 1991-07-12 1991-07-12 車両用空気調和装置 Pending JPH0516650A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164417A (ja) * 1982-03-24 1983-09-29 Nissan Motor Co Ltd 車両用空気調和装置
JPS63312218A (ja) * 1987-06-15 1988-12-20 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164417A (ja) * 1982-03-24 1983-09-29 Nissan Motor Co Ltd 車両用空気調和装置
JPS63312218A (ja) * 1987-06-15 1988-12-20 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980512