JPH0517711U - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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JPH0517711U
JPH0517711U JP2738191U JP2738191U JPH0517711U JP H0517711 U JPH0517711 U JP H0517711U JP 2738191 U JP2738191 U JP 2738191U JP 2738191 U JP2738191 U JP 2738191U JP H0517711 U JPH0517711 U JP H0517711U
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JP
Japan
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temperature
microcomputer
control device
semi
temperature control
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Pending
Application number
JP2738191U
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English (en)
Inventor
道哉 加藤
敏夫 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の温度制御装置における更正方法は、半
固定抵抗5の調整によって行うものであるが、これは部
品として長期的な安定性を欠き、また調整時にはその都
度測定器を接続し、この測定器を見ながらの作業は煩ら
わしく、作業ミスが起こり易かった。この考案は、従来
のような信頼性の低い半固定抵抗を用いることなく、簡
便に温度更正することを目的とするものである。 【構成】 マイクロコンピュータ1によって、サーミス
タ2による温度変化を検知し、温度制御を行う温度制御
装置であって、該マイクロコンピュータ1により読み書
きできる様接続された電気的に消去可能な不揮発性メモ
リE2 PROM3を具備し、該マイクロコンピュータ1
による温度補正手段から算出された更正値を前記E2
ROM3に記憶するとともに真の温度を算出し、温度制
御を行うことを特徴としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気調和器や給湯器等の温度制御装置に係り、特に温度更正時の誤 差を防止するようにした温度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の温度制御装置は、図3に示す様に、温度によって抵抗値の変化するサー ミスタ2と、固定抵抗4と、半固定抵抗5を直列に接続し、理論的に計算された 電圧となる様に、半固定抵抗5を調整し、電源電圧、固定抵抗4の誤差を更正し ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の温度制御装置における更正方法は、半固定抵抗5の調整によって行うも のであるが、これは部品として信頼性の低い部品によるものであり、長期的な安 定性を欠き、また調整時にはその都度測定器を接続し、この測定器を見ながらの 作業は煩らわしく、作業ミスが起こり易かった。
【0004】 また、半固定抵抗の機構上、抵抗体としゅう動子による接触によって維持され るものであり、接触の不安定性は、過激な抵抗変化となり、ひいては温度検出値 に大きな誤差をもたらす等の問題点があった。 この考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、信頼性の 低い半固定抵抗を用いることなく、簡便に温度更正することを目的とするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る温度制御装置は、マイクロコンピュータ1によって、サーミス タ2による温度変化を検知し、温度制御を行う温度制御装置であって、該マイク ロコンピュータ1により読み書きできる様接続された電気的に消去可能な不揮発 性メモリE2 PROM3を具備し、該マイクロコンピュータ1による温度補正手 段から算出された更正値を前記E2 PROM3に記憶するとともに真の温度を算 出し、温度制御を行うことを特徴としたものである。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に用いて説明する。 図1は、本考案の温度制御装置の構成を示す図で、プログラム処理を行うマイク ロコンピュータ1をもち、固定抵抗4とサーミスタ2の直列接続点は、マイクロ コンピュータ1のA/D変換入力に接続され、サーミスタ2の抵抗変化が電圧変 化として入力できる様構成されている。 また、前記マイクロコンピュータ1には、読み書き出来る様接続された電気的に 消去可能な不揮発性メモリE2 PROM3をもち、プログラム処理の流れをかえ るキー6と、温度制御を行うヒータ等のアクチュエータ7が接続されている。
【0007】 なお、前記した本考案の構成のうち、実際の温度更正に当たっては下記の処置 を施しておく必要がある。 すなわち、サーミスタ2の替わりに、このサーミスタ抵抗の温度に対する理論値 と同一の固定抵抗を接続しなおす必要がある。なお。この時にマイクロコンピュ ータ1のA/D変換機能によって得られた値は、理論的に算出される値と等しく なるはずである。しかし、部品精度、回路の状態により誤差が出た時は、その値 をE2 POMに書き込まなければならない。以後、この値は電源をOFFしても 消失することなく半永久的に記憶され、以後温度検出時に補正値として加減算す ることにより、正確な温度を検知することが可能となる。
【0008】
【作用】
このように構成された本考案の温度制御装置について、その温度更正の方法の 概念を図2のフローチャートを用いて説明する。 押下されたキー6の種類、または押下順序によりマイクロコンピュータ1は、 温度更正処理を起動する。サーミスタ2の替わりに接続された規定抵抗による電 圧が、マイクロコンピュータ1によりA/D変換される。 この時の値は、理論的温度になるべく設定された規定抵抗によるものであるから 、当然理論値になるはずであるが、部品精度などにより誤差が生じる。 従来は、この誤差を補正するため、測定器を見ながら半固定抵抗を調整するとい う方法が取られていた。
【0009】 本考案では、マイクロコンピュータ1は、この誤差を算出しE2 PROMに書 き込む。一方通常、サーミスタ2が接続された運転状態では、マイクロコンピュ ータ1によりA/D変換を行った際に、前記更正時に得られた誤差をE2 PRO M3より読み出し、演算することにより誤差を補正し、正確な温度とすることが 可能となる。この時、規定抵抗値を制御温度範囲の中心温度に設定すれば、誤差 を最小とすることができる。 従って、従来のように、半固定抵抗のような信頼性の低い部品を用いることなく 、また測定器を見ながらの調整という煩らわしさ、これによって起因する調整不 良という問題が起きることはない。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、温度更正のための半固定抵抗など低信頼性部 品を使用することなく、また更正時に必要な測定器の接続、半固定抵抗を回して の更正作業が一際なくなり、信頼性の向上を計るとともに、製品コストを下げる ことも可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 考案の構成図
【図2】 本考案のマイクロコンピュータの処理を説明
するフローチャート
【図3】 従来技術の説明の部分図
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ。 2 サーミ
スタ。3 電気的に消去可能なE2 PROM。 4
固定抵抗。5 半固定抵抗。
6 キー。7 アクチュエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータ1によって、サー
    ミスタ2による温度変化を検知し、温度制御を行う温度
    制御装置であって、該マイクロコンピュータ1により読
    み書きできる様接続された電気的に消去可能な不揮発性
    メモリE2 PROM3を具備し、該マイクロコンピュー
    タ1による温度補正手段から算出された更正値を前記E
    2 PROM3に記憶するとともに真の温度を算出し、温
    度制御を行うことを特徴とした温度制御装置。
JP2738191U 1991-03-28 1991-03-28 温度制御装置 Pending JPH0517711U (ja)

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JP2738191U JPH0517711U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 温度制御装置

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JP2738191U JPH0517711U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 温度制御装置

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JPH0517711U true JPH0517711U (ja) 1993-03-05

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ID=12219474

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JP2738191U Pending JPH0517711U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 温度制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296117A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ装置
JP2017058055A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム

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JPH01175009A (ja) * 1987-12-29 1989-07-11 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の制御装置

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