JPH05176491A - ステッピングモータ - Google Patents
ステッピングモータInfo
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- JPH05176491A JPH05176491A JP33731691A JP33731691A JPH05176491A JP H05176491 A JPH05176491 A JP H05176491A JP 33731691 A JP33731691 A JP 33731691A JP 33731691 A JP33731691 A JP 33731691A JP H05176491 A JPH05176491 A JP H05176491A
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- Japan
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- yokes
- yoke
- motor
- coils
- stepping motor
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステッピングモータにおけるコイルへの給電
点の強度を向上させる。 【構成】 ヨーク１５，１６の外周面には端子部（給電
点）１４，１４ａが一体に形成され、更に、端子部１
４，１４ａ上には、モータカップ１１，１１の側面に形
成された開口部１１ａ，１１ａから径方向外方に突出す
る突起１４ｃ，１４ｄが一体に形成されている。また、
突起１４ｃ，１４ｄには、巻線１８の末端および電源か
ら伸びるリード線の末端の双方が接続されている。
点の強度を向上させる。 【構成】 ヨーク１５，１６の外周面には端子部（給電
点）１４，１４ａが一体に形成され、更に、端子部１
４，１４ａ上には、モータカップ１１，１１の側面に形
成された開口部１１ａ，１１ａから径方向外方に突出す
る突起１４ｃ，１４ｄが一体に形成されている。また、
突起１４ｃ，１４ｄには、巻線１８の末端および電源か
ら伸びるリード線の末端の双方が接続されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小型ステッピングモー
タに係り、特に電力供給用の給電点の強度を向上させた
ステッピングモータに関する。
タに係り、特に電力供給用の給電点の強度を向上させた
ステッピングモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動焦点ビデオカメラのレンズ駆動等に
使用される小型ステッピングモータとして、従来より例
えば図１０に示すような構造のものが知られている。
使用される小型ステッピングモータとして、従来より例
えば図１０に示すような構造のものが知られている。
【０００３】図１０において、符号１は円筒状に並ぶ複
数の極歯１ａおよび平板部１ｂからなる一対の内部ヨー
クで、これら内部ヨーク１，１は平板部１ｂ，１ｂで貼
り合わせられている。また、これら内部ヨーク１，１の
外周にはボビン部２，２が取り付けられ、ボビン部２，
２にはそれぞれ巻線３が巻回されている。
数の極歯１ａおよび平板部１ｂからなる一対の内部ヨー
クで、これら内部ヨーク１，１は平板部１ｂ，１ｂで貼
り合わせられている。また、これら内部ヨーク１，１の
外周にはボビン部２，２が取り付けられ、ボビン部２，
２にはそれぞれ巻線３が巻回されている。
【０００４】そして、内部ヨーク１の中央には、回転軸
４ａの周囲に極歯１ａに対応した数の磁極を有するマグ
ネット４ｂが形成されたロータ４が設置され、これら全
体は、円筒状に並ぶ複数の極歯５ａを有する一対の外部
ヨーク５，５により上下から覆われている。この場合、
内部ヨーク１の極歯１ａと外部ヨーク５の極歯５ａと
は、ロータ４の周囲において互い違いに離間して配置さ
れている。
４ａの周囲に極歯１ａに対応した数の磁極を有するマグ
ネット４ｂが形成されたロータ４が設置され、これら全
体は、円筒状に並ぶ複数の極歯５ａを有する一対の外部
ヨーク５，５により上下から覆われている。この場合、
内部ヨーク１の極歯１ａと外部ヨーク５の極歯５ａと
は、ロータ４の周囲において互い違いに離間して配置さ
れている。
【０００５】また、外部ヨーク５，５の各端面には平板
環状をなすプレート８，８がそれぞれ外接固定され、こ
れらプレート８，８の中央部には回転軸４ａを回転可能
に支持するメタル軸受９，９がそれぞれ配置されてい
る。
環状をなすプレート８，８がそれぞれ外接固定され、こ
れらプレート８，８の中央部には回転軸４ａを回転可能
に支持するメタル軸受９，９がそれぞれ配置されてい
る。
【０００６】一方、ボビン部２，２の外縁の一部は外部
ヨーク５，５の側面から径方向外方に向けて突出し、端
子台６を形成している。この端子台６には複数本の端子
７が外方に向け櫛歯状に埋設され、この端子７には巻線
３，３の末端（図示せず）がそれぞれ接続されている。
更に、端子７はリード線（図示せず）を介して電源に接
続されている。
ヨーク５，５の側面から径方向外方に向けて突出し、端
子台６を形成している。この端子台６には複数本の端子
７が外方に向け櫛歯状に埋設され、この端子７には巻線
３，３の末端（図示せず）がそれぞれ接続されている。
更に、端子７はリード線（図示せず）を介して電源に接
続されている。
【０００７】そして、前記リード線および端子７を介し
て巻線３，３に通電すると、内部ヨーク１の極歯１ａと
外部ヨーク５の極歯５ａとが互いに異なる磁極を形成
し、その結果、これらの磁極とマグネット４ｂに形成さ
れた磁極との作用により、ロータ４がその回転軸４ａ回
りに回転する。
て巻線３，３に通電すると、内部ヨーク１の極歯１ａと
外部ヨーク５の極歯５ａとが互いに異なる磁極を形成
し、その結果、これらの磁極とマグネット４ｂに形成さ
れた磁極との作用により、ロータ４がその回転軸４ａ回
りに回転する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のステッピングモータの場合、端子台６に端子７を埋
設した構成であるため、モータ製造時およびカメラ等の
製品へのモータ搭載作業時に、端子７の折れ、曲がり、
あるいは抜け等の不良を生じる場合があった。また、ボ
ビン部２の外縁の一部を突出させて端子台６を形成して
いるため、端子台６の形成部位における折れや曲がり等
の不良を生じる場合があり、しかも端子台６を成形する
際の温度管理が難しいという問題があった。
来のステッピングモータの場合、端子台６に端子７を埋
設した構成であるため、モータ製造時およびカメラ等の
製品へのモータ搭載作業時に、端子７の折れ、曲がり、
あるいは抜け等の不良を生じる場合があった。また、ボ
ビン部２の外縁の一部を突出させて端子台６を形成して
いるため、端子台６の形成部位における折れや曲がり等
の不良を生じる場合があり、しかも端子台６を成形する
際の温度管理が難しいという問題があった。
【０００９】更に、端子台６の成形とともに端子台６に
端子７を埋設しなければならないため、モータ製造時の
作業性が低下するという問題もあった。
端子７を埋設しなければならないため、モータ製造時の
作業性が低下するという問題もあった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、円筒状に並ぶ複数の極歯
を有するヨークと、前記ヨークに巻回され前記ヨークを
帯磁させる巻線と、この巻線に電力を供給する給電点と
を具備するコイルを複数個重ね、このコイル内に、複数
の磁極を有するロータを前記コイルと同軸をなすように
設置したステッピングモータにおいて、
決するためになされたもので、円筒状に並ぶ複数の極歯
を有するヨークと、前記ヨークに巻回され前記ヨークを
帯磁させる巻線と、この巻線に電力を供給する給電点と
を具備するコイルを複数個重ね、このコイル内に、複数
の磁極を有するロータを前記コイルと同軸をなすように
設置したステッピングモータにおいて、
【００１１】前記ヨークと前記給電点を一体とし、前記
各コイルのヨーク相互間に介在する樹脂等の絶縁物によ
り前記コイル間を電気的に絶縁したものである。
各コイルのヨーク相互間に介在する樹脂等の絶縁物によ
り前記コイル間を電気的に絶縁したものである。
【００１２】
【作用】本発明のステッピングモータにおいては、ヨー
クと給電点が一体とされているため、前記給電点の取付
強度が向上し、その結果モータ製造時およびカメラ等の
製品へのモータ搭載作業時における前記給電点の破損が
防止される。しかも、モータ製造の際、前記ヨークの設
置と前記給電点の設置が同時に終了するため、モータ製
造時の作業性が向上する。
クと給電点が一体とされているため、前記給電点の取付
強度が向上し、その結果モータ製造時およびカメラ等の
製品へのモータ搭載作業時における前記給電点の破損が
防止される。しかも、モータ製造の際、前記ヨークの設
置と前記給電点の設置が同時に終了するため、モータ製
造時の作業性が向上する。
【００１３】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例につい
て、更に詳しく説明する。本発明の第一実施例であるス
テッピングモータの外観を図１および図２に示す。モー
タの周囲は一対のモータカップ１１，１１で覆われ、そ
の両端面の軸線上に設置されたメタル軸受１２にはロー
タ（後述）の回転軸１３が回転自在に挿通されている。
また、モータカップ１１，１１の側面には開口部１１
ａ，１１ａが形成され、この開口部１１ａ，１１ａから
はヨーク（後述）と一体に形成された端子部（給電点）
の一部をなす突起１４ｃ，１４ｄの先端が径方向外方に
突出している。
て、更に詳しく説明する。本発明の第一実施例であるス
テッピングモータの外観を図１および図２に示す。モー
タの周囲は一対のモータカップ１１，１１で覆われ、そ
の両端面の軸線上に設置されたメタル軸受１２にはロー
タ（後述）の回転軸１３が回転自在に挿通されている。
また、モータカップ１１，１１の側面には開口部１１
ａ，１１ａが形成され、この開口部１１ａ，１１ａから
はヨーク（後述）と一体に形成された端子部（給電点）
の一部をなす突起１４ｃ，１４ｄの先端が径方向外方に
突出している。
【００１４】上記実施例におけるステッピングモータの
構造を図３および図４に示す。符号１５は円筒状に並ぶ
極歯１５ａと、これら極歯１５ａの基端部分に形成され
た平板環状をなす平板部１５ｂとからなる一対の内部ヨ
ークで、平板部１５ｂ，１５ｂの外周面の一部は図５に
示すように径方向外方に突出して端子部１４を形成し、
端子部１４には更に径方向外方に突出する突起１４ｃが
一体に形成されている。そして、これら内部ヨーク１
５，１５は平板部１５ｂ同士を対向させた状態で同軸を
なすように配設されている。
構造を図３および図４に示す。符号１５は円筒状に並ぶ
極歯１５ａと、これら極歯１５ａの基端部分に形成され
た平板環状をなす平板部１５ｂとからなる一対の内部ヨ
ークで、平板部１５ｂ，１５ｂの外周面の一部は図５に
示すように径方向外方に突出して端子部１４を形成し、
端子部１４には更に径方向外方に突出する突起１４ｃが
一体に形成されている。そして、これら内部ヨーク１
５，１５は平板部１５ｂ同士を対向させた状態で同軸を
なすように配設されている。
【００１５】符号１６は円筒状に並ぶ複数の極歯１６ａ
と、これら極歯１６ａの基端部分に形成され、平板環状
をなす平板部１６ｂとからなる一対の外部ヨークで、平
板部１６ｂ，１６ｂの外周面の一部は内部ヨーク１５と
同様径方向外方に突出し前記端子部１４ａおよび突起１
４ｄを形成している。そして、内部ヨーク１５と外部ヨ
ーク１６とは、同軸をなし、かつ互いの極歯１５ａ，１
６ａを互い違いに離間して配置されている。なお、これ
らヨーク１５，１６はいずれも軟磁性体で形成されてい
る。
と、これら極歯１６ａの基端部分に形成され、平板環状
をなす平板部１６ｂとからなる一対の外部ヨークで、平
板部１６ｂ，１６ｂの外周面の一部は内部ヨーク１５と
同様径方向外方に突出し前記端子部１４ａおよび突起１
４ｄを形成している。そして、内部ヨーク１５と外部ヨ
ーク１６とは、同軸をなし、かつ互いの極歯１５ａ，１
６ａを互い違いに離間して配置されている。なお、これ
らヨーク１５，１６はいずれも軟磁性体で形成されてい
る。
【００１６】また、これら極歯１５ａ，１６ａの外周面
には樹脂等からなるボビン部１７，１７がそれぞれ一体
的に成形され、ボビン部１７，１７にはいずれも巻線１
８が巻回されている。これら巻線１８，１８の末端（図
示せず）はそれぞれ突起１４ｃ，１４ｄに接続され、更
に、突起１４ｃ，１４ｄはリード線（図示せず）を介し
て電源に接続される。そして、このヨーク１５，１６と
ボビン部１７および巻線１８とで、一対のコイル２３，
２３を形成している。
には樹脂等からなるボビン部１７，１７がそれぞれ一体
的に成形され、ボビン部１７，１７にはいずれも巻線１
８が巻回されている。これら巻線１８，１８の末端（図
示せず）はそれぞれ突起１４ｃ，１４ｄに接続され、更
に、突起１４ｃ，１４ｄはリード線（図示せず）を介し
て電源に接続される。そして、このヨーク１５，１６と
ボビン部１７および巻線１８とで、一対のコイル２３，
２３を形成している。
【００１７】これらコイル２３，２３の中央には棒状を
なす回転軸１３が設置され、回転軸１３の周囲には、円
筒状をなし、外周に周方向に沿った磁極（図示せず）を
有するマグネット１９が設けられてロータ２０を構成し
ている。更に、これらコイル２３，２３の周囲は前記モ
ータカップ１１，１１により覆われているが、前述のよ
うに、回転軸１３の両端部はモータカップ１１，１１に
設置されたメタル軸受１２，１２により回転自在に支持
されている。
なす回転軸１３が設置され、回転軸１３の周囲には、円
筒状をなし、外周に周方向に沿った磁極（図示せず）を
有するマグネット１９が設けられてロータ２０を構成し
ている。更に、これらコイル２３，２３の周囲は前記モ
ータカップ１１，１１により覆われているが、前述のよ
うに、回転軸１３の両端部はモータカップ１１，１１に
設置されたメタル軸受１２，１２により回転自在に支持
されている。
【００１８】上記実施例のステッピングモータにおいて
は、前記平板部１５ｂ，１５ｂ間および平板部１６ｂと
モータカップ１１間にはいずれも円板状の絶縁部材（絶
縁物）２１，２１ａが設置され、その結果、コイル２
３，２３間は絶縁部材２１，２１ａにより絶縁される。
なお、絶縁部材２１，２１ａと、前記平板部１５ｂ，１
６ｂまたはモータカップ１１との間はいずれも接着等の
方法で固定されている。
は、前記平板部１５ｂ，１５ｂ間および平板部１６ｂと
モータカップ１１間にはいずれも円板状の絶縁部材（絶
縁物）２１，２１ａが設置され、その結果、コイル２
３，２３間は絶縁部材２１，２１ａにより絶縁される。
なお、絶縁部材２１，２１ａと、前記平板部１５ｂ，１
６ｂまたはモータカップ１１との間はいずれも接着等の
方法で固定されている。
【００１９】そして、前記リード線から突起１４ｃ，１
４ｄ、端子部１４，１４ａを介して巻線１８，１８に給
電すると、内部ヨーク１５，１５の極歯１５ａと外部ヨ
ーク１６，１６の極歯１６ａとが互いに異なる磁極を形
成し、その結果、これらの磁極とマグネット１９の磁極
との作用によりロータ２０が回転軸１３回りに回転す
る。
４ｄ、端子部１４，１４ａを介して巻線１８，１８に給
電すると、内部ヨーク１５，１５の極歯１５ａと外部ヨ
ーク１６，１６の極歯１６ａとが互いに異なる磁極を形
成し、その結果、これらの磁極とマグネット１９の磁極
との作用によりロータ２０が回転軸１３回りに回転す
る。
【００２０】上記構成を有するステッピングモータにお
いては、ヨーク１５，１６の各平板部１５ｂ，１６ｂの
外周面にはいずれも端子部１４，１４ａおよび突起１４
ｃ，１４ｄが一体に形成されている。従って、内部ヨー
ク１５，１５および外部ヨーク１６，１６に対する突起
１４ｃ，１４ｄの取付強度が向上し、その結果、モータ
製造時および製品へのモータ搭載作業時における突起１
４ｃ，１４ｄの折れ、曲がり、あるいは抜け等が防止さ
れる。
いては、ヨーク１５，１６の各平板部１５ｂ，１６ｂの
外周面にはいずれも端子部１４，１４ａおよび突起１４
ｃ，１４ｄが一体に形成されている。従って、内部ヨー
ク１５，１５および外部ヨーク１６，１６に対する突起
１４ｃ，１４ｄの取付強度が向上し、その結果、モータ
製造時および製品へのモータ搭載作業時における突起１
４ｃ，１４ｄの折れ、曲がり、あるいは抜け等が防止さ
れる。
【００２１】また、ヨーク１５，１６と突起１４ｃ，１
４ｄとの一体化により部品点数が減少し、しかも突起１
４ｃ，１４ａの設置および支持が容易となるため、モー
タの製造費が低減し、かつモータの製造工程が簡略化さ
れて生産性が向上する。
４ｄとの一体化により部品点数が減少し、しかも突起１
４ｃ，１４ａの設置および支持が容易となるため、モー
タの製造費が低減し、かつモータの製造工程が簡略化さ
れて生産性が向上する。
【００２２】更に、絶縁部材２１，２１ａと前記平板部
１５ｂ，１６ｂまたはモータカップ１１間との固定に際
して溶接が不要なため、溶接によるスパッタの発生やそ
れに伴うモータ回転性能の低下がなく、常時安定した性
能のモータが得られるという効果がある。
１５ｂ，１６ｂまたはモータカップ１１間との固定に際
して溶接が不要なため、溶接によるスパッタの発生やそ
れに伴うモータ回転性能の低下がなく、常時安定した性
能のモータが得られるという効果がある。
【００２３】図６および図７は、本発明の第二実施例で
あるステッピングモータの例を示すものである。なお、
以下図１ないし図５と同様の構成を有する部分について
は同一符号を記してその説明を省略する。
あるステッピングモータの例を示すものである。なお、
以下図１ないし図５と同様の構成を有する部分について
は同一符号を記してその説明を省略する。
【００２４】本実施例において、ヨーク１５，１６の周
囲には、極歯１５ａ，１６ａの外周側をそれぞれ被覆す
る円筒状のボビン部２２ａと、平板部１５ｂ，１６ｂの
周囲を被覆する円板状の端子支持部２２ｂとからなる樹
脂製の支持部材２２，２２が射出成形等の方法で一体的
に成形されている。この場合、前記ヨーク１５，１６は
支持部材２２の成形時に予め金型内にセットしておくこ
とにより、支持部材２２内に固定される。更に、端子支
持部２２ｂ，２２ｂの一端にはメタル軸受１２，１２が
嵌入されている。
囲には、極歯１５ａ，１６ａの外周側をそれぞれ被覆す
る円筒状のボビン部２２ａと、平板部１５ｂ，１６ｂの
周囲を被覆する円板状の端子支持部２２ｂとからなる樹
脂製の支持部材２２，２２が射出成形等の方法で一体的
に成形されている。この場合、前記ヨーク１５，１６は
支持部材２２の成形時に予め金型内にセットしておくこ
とにより、支持部材２２内に固定される。更に、端子支
持部２２ｂ，２２ｂの一端にはメタル軸受１２，１２が
嵌入されている。
【００２５】また、ボビン部２２ａ，２２ａにはそれぞ
れ巻線が巻回され、これら巻線１８，１８の末端（図示
せず）はそれぞれ突起１４ｃ，１４ｄに接続されてい
る。そして、このヨーク１５，１６と支持部材２２およ
び巻線１８とで、一対のコイル２３ａ，２３ａを形成し
ている。
れ巻線が巻回され、これら巻線１８，１８の末端（図示
せず）はそれぞれ突起１４ｃ，１４ｄに接続されてい
る。そして、このヨーク１５，１６と支持部材２２およ
び巻線１８とで、一対のコイル２３ａ，２３ａを形成し
ている。
【００２６】これらコイル２３ａ，２３ａは対向する端
子支持部２２ｂ，２２ｂの端面同士において接着等の方
法で貼り合わせられ、その結果、コイル２３ａ，２３ａ
は互いに支持部材２２，２２を構成する樹脂により絶縁
される。
子支持部２２ｂ，２２ｂの端面同士において接着等の方
法で貼り合わせられ、その結果、コイル２３ａ，２３ａ
は互いに支持部材２２，２２を構成する樹脂により絶縁
される。
【００２７】その結果、上記第二実施例のステッピング
モータにおいても、前記第一実施例のステッピングモー
タと同様の効果が得られる。更に、ヨーク１５，１６が
支持部材２２内に一体的に固定されているため、モータ
の組立が更に容易となっている。
モータにおいても、前記第一実施例のステッピングモー
タと同様の効果が得られる。更に、ヨーク１５，１６が
支持部材２２内に一体的に固定されているため、モータ
の組立が更に容易となっている。
【００２８】なお、上記の各実施例に示したステッピン
グモータにおいては、端子部１４，１４ａ上にいずれも
突起１４ｃ，１４ｄを形成したが、必要に応じ、図８に
示すような凹部１４ｅを形成したり、図９に示すように
端子部１４，１４ａを単なる平板状のものとしてもよ
い。更に、端子部１４，１４ａが不要な場合には、ヨー
ク１５，１６上の巻線１８，１８の巻回範囲より径方向
外方となる位置に、巻線１８，１８の末端と前記リード
線の双方を溶接等の方法で固定して給電点とすることも
もちろん可能である。
グモータにおいては、端子部１４，１４ａ上にいずれも
突起１４ｃ，１４ｄを形成したが、必要に応じ、図８に
示すような凹部１４ｅを形成したり、図９に示すように
端子部１４，１４ａを単なる平板状のものとしてもよ
い。更に、端子部１４，１４ａが不要な場合には、ヨー
ク１５，１６上の巻線１８，１８の巻回範囲より径方向
外方となる位置に、巻線１８，１８の末端と前記リード
線の双方を溶接等の方法で固定して給電点とすることも
もちろん可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のステッピン
グモータにおいては、ヨークの外周部に給電点を一体的
に設けたので、前記給電点の取付強度が向上し、その結
果モータ製造時および製品へのモータ搭載作業時におけ
る前記給電点の破損が防止され、モータにおける不良発
生率が低下する。しかも、前記ヨークの設置と同時に前
記給電点の設置が終了するため、モータ製造時の作業性
が向上するという効果を奏する。
グモータにおいては、ヨークの外周部に給電点を一体的
に設けたので、前記給電点の取付強度が向上し、その結
果モータ製造時および製品へのモータ搭載作業時におけ
る前記給電点の破損が防止され、モータにおける不良発
生率が低下する。しかも、前記ヨークの設置と同時に前
記給電点の設置が終了するため、モータ製造時の作業性
が向上するという効果を奏する。
【図１】本発明の第一実施例を示すステッピングモータ
の上方斜視図である。
の上方斜視図である。
【図２】本発明の第一実施例を示すステッピングモータ
のＩＩ方向からの矢視図である。
のＩＩ方向からの矢視図である。
【図３】本発明の第一実施例におけるステッピングモー
タの構造を示すＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図であ
る。
タの構造を示すＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図であ
る。
【図４】本発明の第一実施例におけるステッピングモー
タの構造を示すＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図である。
タの構造を示すＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図である。
【図５】本発明の第一実施例における端子部の形状の例
を示す内部ヨークの平面図である。
を示す内部ヨークの平面図である。
【図６】本発明の第二実施例におけるステッピングモー
タの構造を示す断面図である。
タの構造を示す断面図である。
【図７】本発明の第二実施例におけるステッピングモー
タの構造を示す断面図である。
タの構造を示す断面図である。
【図８】本発明における端子部の形状の例を示す内部ヨ
ークの平面図である。
ークの平面図である。
【図９】本発明における端子部の形状の例を示す内部ヨ
ークの平面図である。
ークの平面図である。
【図１０】従来のステッピングモータの構造を示す断面
図である。
図である。
１，１５ 内部ヨーク １ａ，５ａ，１５ａ，１６ａ 極歯 １ｂ，１５ｂ，１６ｂ 平板部 ２，１７，２２ａ ボビン部 ３，１８ 巻線 ４，２０ ロータ ４ａ，１３ 回転軸 ４ｂ，１９ マグネット ５，１６ 外部ヨーク ６ 端子台 ７ 端子 ８ プレート ９，１２ メタル軸受 １１ モータカップ １１ａ 開口部 １４，１４ａ 端子部（給電点） １４ｃ，１４ｄ 突起 １４ｅ 凹部 ２１，２１ａ 絶縁部材（絶縁物） ２２ 支持部材 ２２ｂ 端子支持部 ２３，２３ａ コイル
Claims (3)
- 【請求項１】 円筒状に並ぶ複数の極歯を有するヨーク
と、前記ヨークに巻回され前記ヨークを帯磁させる巻線
と、この巻線に電力を供給する給電点とを具備するコイ
ルを複数個重ね、このコイル内に、複数の磁極を有する
ロータを前記コイルと同軸をなすように設置したステッ
ピングモータにおいて、 前記ヨークと前記給電点を一体とし、かつ前記給電点を
前記ヨークにおける前記巻線の巻回範囲より径方向外方
に設けるとともに、前記コイル間を電気的に絶縁したこ
とを特徴とするステッピングモータ。 - 【請求項２】 前記コイル間を電気的に絶縁する絶縁物
は、前記各コイルのヨーク相互間に介在する樹脂である
ことを特徴とする請求項１記載のステッピングモータ。 - 【請求項３】 前記絶縁物が前記ヨークと一体的に成形
された射出成形体であることを特徴とする請求項２記載
のステッピングモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33731691A JPH05176491A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33731691A JPH05176491A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ステッピングモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176491A true JPH05176491A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18307485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33731691A Withdrawn JPH05176491A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ステッピングモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05176491A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6909208B2 (en) * | 2002-09-02 | 2005-06-21 | Minebea Co., Ltd. | Stator sub-assembly, stator assembly, motor and manufacturing method of stator assembly |
| JP2006067770A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Seiko Precision Inc | ステッピングモータ |
| JP2006087211A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Seiko Precision Inc | ステッピングモータ及び電子機器 |
| JP2006129550A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Mitsubishi Material Cmi Kk | モータ |
| JP2006340570A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Canon Inc | ステッピングモータおよびこれを備えた装置 |
| JP2008099351A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Fdk Corp | ステッピングモータ |
| JP2008199835A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Seiko Instruments Inc | ステッピングモータ、それを用いた電子機器、及びその製造方法 |
| JP2015006052A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 株式会社不二工機 | ステータユニット |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP33731691A patent/JPH05176491A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6909208B2 (en) * | 2002-09-02 | 2005-06-21 | Minebea Co., Ltd. | Stator sub-assembly, stator assembly, motor and manufacturing method of stator assembly |
| JP2006067770A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Seiko Precision Inc | ステッピングモータ |
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| JP2006129550A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Mitsubishi Material Cmi Kk | モータ |
| JP2006340570A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Canon Inc | ステッピングモータおよびこれを備えた装置 |
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| JP2015006052A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 株式会社不二工機 | ステータユニット |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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