JPH0517476U - 電気冷蔵庫 - Google Patents

電気冷蔵庫

Info

Publication number
JPH0517476U
JPH0517476U JP6188691U JP6188691U JPH0517476U JP H0517476 U JPH0517476 U JP H0517476U JP 6188691 U JP6188691 U JP 6188691U JP 6188691 U JP6188691 U JP 6188691U JP H0517476 U JPH0517476 U JP H0517476U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opened
partition
doors
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6188691U
Other languages
English (en)
Inventor
秀明 外野
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富士通ゼネラル filed Critical 株式会社富士通ゼネラル
Priority to JP6188691U priority Critical patent/JPH0517476U/ja
Publication of JPH0517476U publication Critical patent/JPH0517476U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気冷蔵庫の露付防止用電熱線の電源回路の
改善を図る。 【構成】 観音開きの扉2A,2B,3A,3C等を有
する電気冷蔵庫では左右の扉2A−AB,3A−3Bの
側面同士が対向する中央部の扉後方に冷気の漏れを防止
するための仕切り5,6がある。この仕切り5,6の内
部には露付防止用の電熱線(ヒーター)を設けて仕切り
5,6の表面を温めることにより、扉側のガスケットに
露(水滴)が付かないようにしている。扉を開けたと
き、電熱線の電源回路がOFFされないと、仕切り5,
6の表面が温かいので、電気冷蔵庫が故障しているので
はないかと誤解を招く。したがって、全ての扉2A,2
B,3A,3Cにドアスイッチを設けておき、何れの扉
を開けても電熱線の電源回路がOFFできるようにして
おく。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気冷蔵庫に係わり、さらに詳しくは、観音開きの扉後方に設けられ ている露付防止手段等の電源回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気冷蔵庫は生活様式の変化と共に益々大型化され、その扉は観音開きのもの が増えてきた。ところが、この観音開きの扉の場合、左右の扉だけではその側面 同士が対向する中央部に隙間ができ、庫内の冷気が外部に漏れるため、その冷気 の漏れを阻止するための手段が必要である。そこで、従来は例えば冷凍室および 冷蔵室にそれぞれを左右に区分する仕切りを設け、その仕切りの前面と、扉の後 方外周寄りに取付けられているガスケットとを接触させることにより冷気の漏れ を阻止したり、あるいはまた、図1に破線で示されるような仕切り5,6をそれ ぞれ冷凍室と冷蔵室の扉2B,3Bの後方に設けて冷気の漏れを阻止したりして いる。ところで、このような電気冷蔵庫が例えば室内温度が30℃を越えるよう な場所に設置されると、前記扉のガスケット部には内外の温度差により結露する ことがある。そこで、実際には前記ガスケットが接触する仕切り5,6の内部に 露付防止手段(電熱線)を配置し、その発熱を利用してガスケット部の内外の温 度差を減らし、露付の防止を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の露付防止手段(電熱線)は圧縮機と並列回路になってい るため圧縮機の電源回路がオフされない限り電熱線側もオフされないようになっ ていた。一方、扉の開閉は圧縮機や電熱線の動作とは無関係に利用者の意志によ って行われるため、扉の開放時に電熱線への通電が行われることもある。このよ うな時、利用者の手が仕切りに触れたりすると熱さを感じるため、電気冷蔵庫と は冷たいものであると信じている利用者にとっては、同電気冷蔵庫が故障したの ではないかと誤解を招くことがある。したがって、本考案においては、このよう な誤解を招くようなことのない、より安心して使用できる電気冷蔵庫を提供する ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、冷凍室および冷蔵 室の扉をそれぞれ観音開きにすると共に、この観音開きの扉の側面同士が対向す る中央部の扉後方に露付防止手段を備えた仕切りを設けてなる電気冷蔵庫におい て、前記扉の開閉時に作動する複数のドアスイッチをそれぞれの扉に対応させて 設け、何れの扉を開けても前記露付防止手段の電源がオフされるようにした。
【0005】
【作用】
上記の構成であれば、扉を開けると直ちに露付防止手段の電源がオフされるの で、扉が開放されている間は仕切りの温度を低下させることができる。したがっ て、利用者の手が仕切りに触れても大した熱さを感じるようなことはないので電 気冷蔵庫が異常であるなどと勘違いするのを防止することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図2に基づいて説明する。図1は本考案が適 用された電気冷蔵庫の外観斜視図、図2は本考案に係わる要部電気回路図である 。図において、1は本体、2Aは冷凍室の左扉、2Bは同冷凍室の右扉、3Aは 冷蔵室の左扉、3Bは同冷蔵室の右扉、4は野菜室の扉(引き出し)、破線で示 されている5は冷凍室の右扉2Bの後方に上下が回動自在に軸支されている仕切 り、同じく破線で示されている6は冷蔵室の右扉3Bの後方に上下が回動自在に 軸支されている仕切りである。
【0007】 冷凍室の左扉2Aと右扉2B,冷蔵室の左扉3Aと右扉3Bは何れも本体1の 前面で開閉自在に軸支された、いわゆる観音開きの扉である。冷凍室側の仕切り 5および冷蔵室側の仕切り6は先にも述べたとおり、それぞれ冷凍室の右扉2B および冷蔵室の右扉3Bの後方に上下が回動自在に軸支されていて、例えば右扉 2Bを図示のとおりに閉じれば仕切り5は左扉2Aと右扉2B間の隙間を内側か ら隠すような形で前向きに回動した状態のままに保持される。逆に右扉2Bを引 っ張って開こうとすると仕切り5は上部から見て時計方向にほぼ90度回動し、 この仕切り5の前面が右扉2Bの側面とほぼ平行な状態で保持されるように構成 されている。
【0008】 なお、左扉2A,右扉2B等の後方には何れにもその外周寄りに冷気の漏れを 防止するガスケットが取付けられていて、その一辺は前記仕切り5の前面と接触 し、他の三辺は本体1側の前面フランジ部等に接触するようになっている。また 、前記仕切り5,6の内部には露付防止用の電熱線7,8が配置されていて、仕 切り5側の電熱線7の電源は左扉2A,右扉2Bの何れを開けてもオフされ、仕 切り6側の電熱線8の電源は左扉3A,右扉3Bの何れを開けてもオフされるよ うに構成されている。
【0009】 以下、この構成を図2に基づいて説明する。図において、9は交流電源に接続 される電源プラグ、10は冷凍室に配置されている庫内灯、11は冷蔵室に配置され ている庫内灯、12は冷凍室側に配置されていて庫内温度の変化に伴ってON/O FF動作を繰り返すサーモスイッチ、13は仕切り5側の電熱線7および仕切り6 側の電熱線8と共に並列回路を構成している送風機、14は冷凍室の右扉2Bの開 閉時に作動するドアスイッチ、15は冷凍室の左扉2Aの開閉時に作動するドアス イッチ、16は冷蔵室の右扉3Bの開閉時に作動するドアスイッチ、17は冷蔵室の 左扉3Aの開閉時に作動するドアスイッチである。
【0010】 これら四つのドアスイッチ14,15,16,17は扉2A,2B,3A,3Bが全て 閉じているときの状態を表しており、この状態であれば庫内灯10,11の電源回路 は全てOFFされているので何れの庫内灯10,11も点灯することはなく、また、 電熱線7,8と送風機13はサーモスイッチ12がOFFしない限り電源回路が開放 されることはないので何れも動作停止することはない。次に四つの扉2A,2B ,3A,3Bの内、何れか一つ、例えば冷凍室の左扉2Aが開放されるとドアス イッチ15の接続状態が接点a側から接点b側に変わるため電熱線7,8と送風機 13の電源回路は開放され、庫内灯10だけが点灯することになる。このような一連 の動作は冷蔵室側の二つの扉3A,3Bの内、何れか一方が開放されたときにも 同じような動作となり、庫内灯11が点灯され、電熱線7,8と送風機13の電源回 路は開放される。
【0011】 したがって、何れの扉が開放されても、その扉の後方にある仕切り5,6内の 電熱線7,8の電源が開放されるので、仕切りの表面温度が低下し、異常ではな いかと勘違いされるような熱さではなくなる。なお、本実施例では電熱線7,8 と送風機13とを並列に設けているが、これに限定するものではなく、ドアスイッ チ14,15,16,17の電流容量を小さくしたい場合には例えば送風機13の代わりに リレーを接続し、このリレーのスイッチ回路で別途設けられている送風機の電源 回路をON/OFFするようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上、説明したような電気冷蔵庫であるならば、扉を開けると直ちに露付防止 用の電熱線の電源回路がオフされるので、扉が開放されている間は仕切りの温度 を低下させることができる。したがって、利用者が仕切りに触れても大した熱さ を感じるようなことはないので電気冷蔵庫が異常であるなどと誤解を招く恐れも なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された電気冷蔵庫の概略を示す外
観斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す要部電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2A 冷凍室の左扉 2B 冷凍室の右扉 3A 冷蔵室の左扉 3B 冷蔵室の右扉 4 野菜室の扉(引き出し) 5 仕切り 6 仕切り 7 電熱線 8 電熱線 13 送風機 14 ドアスイッチ(冷凍室の右扉用) 15 ドアスイッチ(冷凍室の左扉用) 16 ドアスイッチ(冷蔵室の右扉用) 17 ドアスイッチ(冷蔵室の左扉用)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室および冷蔵室の扉をそれぞれ観音
    開きにすると共に、この観音開きの扉の側面同士が対向
    する中央部の扉後方に露付防止手段を備えた仕切りを設
    けてなる電気冷蔵庫において、前記扉の開閉時に作動す
    る複数のドアスイッチをそれぞれの扉に対応させて設
    け、何れの扉を開けても、前記露付防止手段の電源がオ
    フされるようにしてなることを特徴とする電気冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記露付防止手段の電源がオフされたと
    き、庫内に冷気を送出する送風機の運転を停止させると
    共に、開放された扉側の庫内灯を点灯させるようにして
    なる請求項1記載の電気冷蔵庫。
JP6188691U 1991-08-06 1991-08-06 電気冷蔵庫 Pending JPH0517476U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188691U JPH0517476U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 電気冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188691U JPH0517476U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 電気冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0517476U true JPH0517476U (ja) 1993-03-05

Family

ID=13184079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6188691U Pending JPH0517476U (ja) 1991-08-06 1991-08-06 電気冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0517476U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132543A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2008070079A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132543A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP4498261B2 (ja) * 2005-11-08 2010-07-07 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2008070079A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2807942A (en) Combination case heater and alarm circuit for refrigerators
JP6296675B2 (ja) 冷蔵庫
JP3590272B2 (ja) 冷蔵庫
JPH0517476U (ja) 電気冷蔵庫
CN106225375B (zh) 冷热储物柜的控制方法
JP3502312B2 (ja) 分離式冷蔵庫
JPH10332241A (ja) 冷蔵庫
JPH0718946Y2 (ja) 温蔵庫付き冷蔵ショーケースの防露ヒータ制御回路
JPH09264659A (ja) 冷蔵庫
JP2001133130A (ja) 移動式冷蔵庫
JP2004028542A (ja) 冷蔵庫
JP2002257451A (ja) オープンショーケース
JP2975848B2 (ja) 冷却装置
JP2005164196A (ja) 冷蔵庫
JPH065585Y2 (ja) 冷蔵・温蔵ショーケース
JPH05141863A (ja) 冷蔵庫
JPS6320937Y2 (ja)
JPS598154Y2 (ja) 冷凍冷蔵庫の温度表示装置
JP2534015Y2 (ja) 電気冷蔵庫
JP2621571B2 (ja) 自動販売機の庫内冷却装置
JPS6216599Y2 (ja)
JPH0741368U (ja) 前後扉方式の冷蔵庫
JP2018054288A (ja) 冷蔵庫
JPS6144136Y2 (ja)
JPS6122220Y2 (ja)