JP2001133130A - 移動式冷蔵庫 - Google Patents

移動式冷蔵庫

Info

Publication number
JP2001133130A
JP2001133130A JP31200299A JP31200299A JP2001133130A JP 2001133130 A JP2001133130 A JP 2001133130A JP 31200299 A JP31200299 A JP 31200299A JP 31200299 A JP31200299 A JP 31200299A JP 2001133130 A JP2001133130 A JP 2001133130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
storage
mobile refrigerator
liquid crystal
crystal panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31200299A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sato
隆夫 佐藤
Wakichi Takeuchi
和吉 竹内
Kiseishi Motomura
喜世士 本村
Atsushi Koda
篤志 甲田
Yoshinori Ohashi
祥記 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP31200299A priority Critical patent/JP2001133130A/ja
Publication of JP2001133130A publication Critical patent/JP2001133130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays
    • F25D2400/361Interactive visual displays

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手がよく、機能性やインテリア性の高
い移動式冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 上部に収納部11、下部に機械部12を
設け、機械部12内を冷却器31、送風機32を収めた
上層部30と、圧縮機34、凝縮器35を収めた下層部
33より形成し、機械部12の下部にキャスター21
(移動手段)を備えるとともに、扉17の表面に液晶パ
ネル24を備えて透視状態と遮視状態を切り替え、液晶
パネル24が遮視状態にあるときに情報表示画面25、
収納室18内の機能制御画面26、意匠画面27を構成
することにより、台所以外の生活空間にも調和する利便
性の高く機能性の高い移動式冷蔵庫が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動可能な冷蔵庫
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭内における冷蔵庫の普及率が
飽和し、二台目以後の冷蔵庫が考えられるようになって
きている。二台目以後の冷蔵庫は主として台所に設置さ
れる従来の移動式冷蔵庫的な比較的大型の冷蔵庫ではな
く、居間、応接間、寝室などインテリアが工夫された空
間において簡便に利用できる冷蔵庫が望まれており、収
納される食品も飲料や食事以外に供される食品が中心と
なることから比較的小型の冷蔵庫がその需要に適合して
いる。
【0003】そして、利用される場所の環境を考慮すれ
ば、従来のように据え付け型のものよりも、自在性のあ
る移動式のものの方がより利用価値が高く、例えば実開
平4−20994号公報にその一例が示されている。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の移動
式冷蔵庫を説明する。
【0005】図6は従来の移動式冷蔵庫の断面図であ
る。図7において、1は移動式冷蔵庫本体であり、断熱
箱体2とこの断熱箱体2の上部開口面を覆う開閉自在の
扉3によって構成された収納部4と、収納部4の下部に
設けた機械部5と、機械部5の下面に取り付けたキャス
ター6を備えている。
【0006】収納部4の内部には収納箱7が設けられ、
収納箱7の断熱材側の表面には冷凍システムの冷却パイ
プ8が熱伝導的に密着されている。また、機械部5の内
部には冷却システムの圧縮機9、凝縮器10が収められ
ている。
【0007】以上のような構成において、図示しないサ
ーモスタットなどの制御作用により圧縮機9が断続的に
運転され、冷却システムの冷却作用により冷却パイプ8
で冷媒が蒸発し、収納箱7が熱伝導的に冷却されて箱内
の温度が所望の温度に維持されるものである。
【0008】また、キャスター6を備えることにより移
動式冷蔵庫本体1が任意の場所に移動可能であり、使用
者の好みの場所に移動して上部の扉3を開けて収納箱7
の内部の収納物を利用できるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、冷却システムが収納部4と機械部5にまた
がって組み込まれているため組み立てが複雑になり、ま
た、近年の廃家電の課題に対して分別性が悪いという欠
点があった。
【0010】また、収納部4の冷却は冷却パイプ8によ
る熱伝導および放射冷却が主体となるため、収納物の冷
却速度が直接収納箱7に接触している場合を除いて遅
く、収納箱7内において収納物の冷却温度にむらが生じ
るという欠点があった。
【0011】また、扉3が収納部4の上面についている
ため使用者が収納物を出し入れする際、扉3を上方に跳
ね上げて収納部4の上部奥辺に軸支させることが一般的
に行われるが、この場合、収納物が上から積み重ねて収
納されているため特に下側に収納されたものなどの取り
出しがしにくいなど使い勝手が悪い。また、跳ね上げた
扉3が上部奥辺より後方空間に倒れて支持されることに
より移動式冷蔵庫1が不安定になりやすく、扉3の開放
姿勢を維持するためにスペースが必要となるなどの問題
があった。
【0012】さらには、この種の移動式冷蔵庫が利用さ
れる室内環境を考慮すると、デザイン性やインテリア性
に欠け、室内の雰囲気に調和しにくいという欠点があっ
た。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、使い勝手がよく、機能性やインテリア性の高い移動
式冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の移動式冷蔵庫は、上部に前面が扉で開口される
収納室を備えた収納部、下部に圧縮機、凝縮器、冷却器
よりなる冷却システムおよび冷却空気を収納室内に強制
通風する送風機を備えた機械部を配置し、機械部の下部
に移動手段を設けたのである。
【0015】これにより、冷却システムが機械部に集約
され、組み立てや分別が簡便になる。また、収納室が強
制冷却され冷却効率が高まるとともに前面が開口されて
使い勝手が高まる。
【0016】また、本発明は、扉を透視性のある断熱扉
とし、扉表面にタッチパネル式の液晶パネルを備えて収
納室内の透視状態と遮視状態を切り替えるとともに、液
晶パネルが遮視状態にあるときには、情報表示画面また
は/および収納室内の機能制御画面を構成するのであ
る。
【0017】これにより、居間、応接間、寝室などの空
間に調和する利便性の高い移動式冷蔵庫が提供できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、断熱箱体と、前記断熱箱体の前面に設けた扉とで形
成され内部に収納室を備えた収納部と、前記収納部の下
部に設けた機械部と、前記機械部内に収めた圧縮機、凝
縮器、冷却器よりなる冷却システムおよび冷却空気を前
記収納室内に強制通風する送風機と、前記機械部の下部
に取り付けた移動手段を設けたものであり、冷却器、送
風機を含めた冷却システムが機械部に集約されることで
収納部の冷却空間が大きくとれ、組み立て性や分別性が
向上する。また、収納室が送風機で強制冷却されるため
収納室内の冷却分布が均一化され冷却効率が高まる。さ
らに、冷却室の前面扉の開口で収納物の出し入れがしや
すくなる。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、機械部を断熱区画壁で上下に区画した
二層構造とし、上層部に冷却器と送風機、下層部に圧縮
機と凝縮器を収めたものであり、上層部に冷却に直接関
与する部品が収納部に隣接して配置され、下層部に重量
の大きな圧縮機を配置することで安定性も考慮した合理
的でコンパクトな構造となる。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、上層部の上面に収納室内に貫通する給
気通路と排気通路を設け、上層部の下面に下層部内に貫
通する除霜水の排水通路を設けたものであり、風路構成
と排水構成が簡単な構造で実現でき、下層部に除霜水の
蒸発を促進させる機械部があるため排水通路も合理的な
設計となる。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、収納部と機械部を分離
可能に構成したものであり、個別に完成させて結合する
など組み立て性が高い。また、製品の廃棄時にも簡単に
分離でき、機械部に冷却システムの部品が集約され分別
もしやすい。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、扉の開放時、扉が収納部の前面開口部
に平行して上下方向に移動するものであり、開放時のス
ペースをとらない。
【0023】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、扉の開放後、機械部の前面に扉が保持
されるものであり、開放時の安定感があり外観的にもす
っきり感が出る。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに、扉を透視性のある断熱扉とし、扉表
面にタッチセンサーを付加したタッチパネル式の液晶パ
ネルを備えて収納室内の透視状態と遮視状態を切り替え
るとともに、液晶パネルが遮視状態にあるときには、情
報表示画面または/および収納室内の機能制御画面を構
成するものであり、透視状態における視認性や遮視状態
における利便性を高めることができる。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明に、さらに、液晶パネルが遮視状態にあるときに
意匠画面を構成するものであり、遮視状態におけるイン
テリア性を高めることができる。
【0026】請求項9に記載の発明は、請求項7または
請求項8に記載の発明に、さらに、液晶パネルの画面切
り替えおよびタッチパネル機能をリモートコントロール
で行わせるものであり、冷蔵庫を移動させたり、使用者
が近付かなくても手元の遠隔操作で必要な機能の操作が
できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明による移動式冷蔵庫の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0028】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる移動式冷蔵庫の正面図である。図2は同実施例によ
る移動式冷蔵庫の断面図である。図3は同実施例による
移動式冷蔵庫の側断面図である。図4は同実施例による
移動式冷蔵庫の扉開放時の動作を示す断面図である。図
5は同実施例による移動式冷蔵庫の液晶パネルの表示を
示す正面図である。
【0029】図1から図5において、10は移動式冷蔵
庫本体であり、上部に収納部11、下部に機械部12を
連結して構成されている。収納部11は外箱13、内箱
14と両箱間に封入された発泡断熱材15で形成された
断熱箱体16と、断熱箱体16の前面開口部を開閉自在
に覆う扉17により構成され、内部に収納室18が形成
されている。19は収納室18内の天面に備えた面発光
型の照明装置である。
【0030】20は機械部12の下部に設けた台座であ
り、21は台座20の裏面に回動自在に取り付けられた
キャスターなどの移動手段である。
【0031】扉17は左右に対となったアーム22を介
して断熱箱体16に軸支されており、上方に向けて操作
することによってガスケット23の密着状態が解除さ
れ、収納部11の前面上方に平行移動して固定支持さ
れ、収納室18のを開口するよう構成されている。
【0032】また、扉17は例えば真空断熱積層ガラス
などの透視性のある断熱扉であり、扉表面にはタッチセ
ンサーを付加した液晶フィルム、液晶ガラスなどのタッ
チパネル式の液晶パネル24を備えている。
【0033】液晶パネル24は、電源(図示せず)の入
り切りによって透視状態と遮視状態を切り替えられ、透
視状態のときは収納室18内が外部より確認でき、遮視
状態のときは情報表示画面25および収納室内の機能制
御画面26を構成している。また、情報表示画面25、
機能制御画面26を表示しないときには室内インテリア
としても利用できる意匠画面27を構成する。
【0034】情報表示画面25はたとえば冷蔵庫の運転
状況を示す情報や別途備えたソフトコンテンツに基づく
情報を提供する。
【0035】機能制御画面26は収納室18内の温度調
節や照明装置19の入り切り制御をタッチパネルによっ
て行う。また、28は液晶パネルの入り切りや画面の切
り替えおよび画面上の操作を遠隔操作するリモートコン
トローラである。
【0036】一方、機械部12の内部には断熱区画壁2
9によって上下に区画されており、上層部30内に冷却
器31と収納室18内に冷気を強制通風するための送風
機32が設けられている。また、下層部33内には圧縮
機34と凝縮器35およびこれらを強制冷却させるため
の送風機36が収められている。
【0037】37,38は断熱箱体16の下面の断熱壁
を貫通して上層部30と収納室18とを連通する冷気の
給気通路と排気通路であり、39は断熱区画壁29を貫
通して機械部12内に垂下する除霜水の排水通路であ
り、その下方には図示しない除霜水受け皿が設けられて
いる。
【0038】そして、機械部12内に冷却システムを構
成する部品が集約され、収納部11とは分離可能に組み
立てられている。
【0039】以上のように構成された移動式冷蔵庫につ
いて、次にその作用について説明する。
【0040】圧縮機34で圧縮された冷媒は冷却器31
で蒸発し冷気を発生させ、送風機32によって上層部3
0、給気通路37、収納室18、排気通路38そして上
層部30の順に冷気が強制循環される。そして、圧縮機
34、送風機32を適当に断続運転制御させて収納室1
8内を例えば0℃以上で10℃以下の冷蔵温度に維持す
る。
【0041】このとき、機械部12に冷却システムが集
約されているためにコンパクトな外観ながら収納室18
の収納容積が大きく確保できる。
【0042】また、給気通路37、排気通路38を簡単
な構成で形成できるため、収納室18内が冷気の強制循
環により冷却され、室内の温度分布が均一化して収納食
品などの品質が維持できる。
【0043】さらに、機械部12は上下二層の上層部3
0に冷却器31、送風機32など直接冷却に関わる冷却
部品を収めて収納室18に隣接させているため冷却効率
が高い。また、冷却器31の除霜水は直下に設けた排水
通路39で下層部33内に排水され、圧縮機34、凝縮
器35の熱と送風機36の強制対流効果も相俟って合理
的な構造で蒸発が促進される。
【0044】また、高さ方向冷却システムの部品を二層
に納めたことで機械部12内の実装効率が高く、移動式
冷蔵庫本体10をよりコンパクトに構成できる。下層部
33に重量の大きな圧縮機34を配置することで安定感
を欠きやすい移動式冷蔵庫においても安定性が高まる。
【0045】そして、機械部12に冷却システムが集約
されているため収納部11との分離構造が簡単に実現で
き、製造工程での組み立てが簡素化され、製品廃棄時の
分解、分別にも対応が容易になる。
【0046】一方、扉17に関しては、扉17が冷却室
18の前面に設けられ、扉17の開放時、扉17がアー
ム22の回動作用により収納室18の前面開口部に平行
して上方向に移動して固定支持されるため開放時のスペ
ースをとらない。また、両側部が開放されるため収納物
の出し入れに扉17が邪魔にならない。また、従来のよ
うな積み重ね収納が避けられ収納性が向上するものであ
る。
【0047】なお、本実施例では扉17を上方にスライ
ドさせることとしたが、図4に二点鎖線で示すようにア
ーム22の取り付け位置を配慮して扉17を下方にスラ
イドさせれば、扉17の開放後、機械部12の前面に扉
17が保持され、開放時の安定感があり外観的にもすっ
きり感が出せる。
【0048】次に、扉17の表面は、使用者が手元のリ
モートコントローラ28によるか、直接本体10の一画
に設けたスイッチを操作することにより、収納室18内
の収納物を見たい時には液晶パネル24を透視状態に切
り替え、同時に照明装置19が点灯して内部が確認でき
る。
【0049】一方、画面表示を見たいときには液晶パネ
ル24を遮視状態に切り替え、液晶パネル24のタッチ
センサーを操作するか、手元のリモートコントローラ2
8の操作により情報表示画面25を表示させれば遊び感
覚も含めた新感覚の冷蔵庫となる。また、収納室18内
の機能制御画面26を選べば収納室18内の温度調節な
ど冷蔵庫操作の使い勝手向上が図れる。また、意匠画面
27を表示させることによって居間や応接間や寝室など
の空間と調和したインテリア性の高い冷蔵庫が提供でき
る。
【0050】なお、上述のように液晶パネル24の画面
切り替えおよびタッチパネル機能をリモートコントロー
ラ28で行わせることにより、冷蔵庫を移動させたり、
使用者が近付かなくても手元の遠隔操作で必要な機能の
操作ができるので利便性がさらに高まる。
【0051】このように本実施例によると、キャスター
21で設置位置を固定せず利用場所が選べる機能性とイ
ンテリア性に富んだコンパクトな移動式冷蔵庫が実現で
きる。その結果、台所以外の空間での冷蔵庫の使い方の
自由度や、団欒やパーティーなどへの演出効果も高めら
れるなど、生活シーンの中での冷蔵庫の価値を高めるこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、上部に前面が扉で開口される収納室を備えた収納
部、下部に圧縮機、凝縮器、冷却器よりなる冷却システ
ムおよび冷却空気を収納室内に強制通風する送風機を備
えた機械部を配置し、機械部の下部に移動手段を設けた
ので、冷却システムが機械部に集約され、組み立てや分
別が簡便になる。また、収納室が強制冷却され冷却効率
が高まるとともに前面が開口されて使い勝手が高まる。
【0053】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、機械部を断熱区画壁で上下二層
構造とし、上層部に冷却器と送風機、下層部に圧縮機と
凝縮器を収めたので、上層部に冷却に直接関与する部品
が収納部に隣接して配置され、下層部に重量の大きな圧
縮機を配置することで安定性があり、合理的でコンパク
トな構造となる。
【0054】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、上層部の上面に収納室内に貫通
する給気通路と排気通路を設け、上層部の下面に下層部
内に貫通する除霜水の排水通路を設けたので、風路構成
と排水構成が簡単な構造で合理的に実現できる。
【0055】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、収納部と機械部
を分離可能に構成したので、個別に完成させて結合する
など組み立て性が高い。また、廃棄時の分離や分別もし
やすい。
【0056】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、扉の開放時、扉が収納部の前面
開口部に平行して上下方向に移動するので、開放時のス
ペースをとらず、収納物の出し入れがしやすい。
【0057】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、扉の開放後、機械部の前面に扉
が保持されるので、開放時の安定感があり外観的にもす
っきり感が出る。
【0058】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に、さらに、扉を透視性のある断熱扉と
し、扉表面にタッチパネル式の液晶パネルを備えて収納
室内の透視状態と遮視状態を切り替えるとともに、液晶
パネルが遮視状態にあるときには、情報表示画面または
/および収納室内の機能制御画面を構成するので、透視
状態における視認性や遮視状態における利便性を高める
ことができる。
【0059】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の発明に、さらに、液晶パネルが遮視状態にある
ときに意匠画面を構成するので、遮視状態におけるイン
テリア性を高めることができる。
【0060】また、請求項9に記載の発明は、請求項7
または請求項8に記載の発明に、さらに、液晶パネルの
画面切り替えおよびタッチパネル機能をリモートコント
ロールで行わせるので、手元の遠隔操作で必要な機能の
操作ができ利便性がさらに高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動式冷蔵庫の実施例1の正面図
【図2】同実施例の移動式冷蔵庫の断面図
【図3】同実施例の移動式冷蔵庫の側断面図
【図4】同実施例の移動式冷蔵庫の扉開放時の動作を示
す断面図
【図5】同実施例の移動式冷蔵庫の要部正面図
【図6】従来の移動式冷蔵庫の断面図
【符号の説明】
10 移動式冷蔵庫本体 11 収納部 12 機械部 16 断熱箱体 17 扉 18 収納室 21 キャスター(移動手段) 24 液晶パネル 25 情報表示画面 26 機能制御画面 27 意匠画面 28 リモートコントローラ 29 断熱区画壁 30 上層部 31 冷却器 32 送風機 33 下層部 34 圧縮機 35 凝縮器 37 給気通路 38 排気通路 39 排水通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 366 G09F 9/00 366A (72)発明者 本村 喜世士 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 甲田 篤志 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 大橋 祥記 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA10 KA02 KB09 KE04 KE12 KE15 5B087 AE00 CC02 CC12 CC26 DE05 5G435 AA00 BB12 HH02 LL03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体と、前記断熱箱体の前面に設け
    た扉とで形成され内部に収納室を備えた収納部と、前記
    収納部の下部に設けた機械部と、前記機械部内に収めた
    圧縮機、凝縮器、冷却器よりなる冷却システムおよび冷
    却空気を前記収納室内に強制通風する送風機と、前記機
    械部の下部に取り付けた移動手段を設けたことを特徴と
    する移動式冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 機械部を断熱区画壁で上下に区画した二
    層構造とし、上層部に冷却器と送風機、下層部に圧縮機
    と凝縮器を収めたことを特徴とする請求項1に記載の移
    動式冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 上層部の上面に収納室内に貫通する給気
    通路と排気通路を設け、上層部の下面に下層部内に貫通
    する除霜水の排水通路を設けたことを特徴とする請求項
    2に記載の移動式冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 収納部と機械部を分離可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動式
    冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 扉の開放時、扉が収納部の前面開口部に
    平行して上下方向に移動することを特徴とする請求項1
    に記載の移動式冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 扉の開放後、機械部の前面に扉が保持さ
    れることを特徴とする請求項5に記載の移動式冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 扉を透視性のある断熱扉とし、扉表面に
    タッチセンサーを付加したタッチパネル式の液晶パネル
    を備えて収納室内の透視状態と遮視状態を切り替えると
    ともに、液晶パネルが遮視状態にあるときには、情報表
    示画面または/および収納室内の機能制御画面を構成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の移動式冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 液晶パネルが遮視状態にあるときに意匠
    画面を構成することを特徴とする請求項7に記載の移動
    式冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 液晶パネルの画面切り替えおよびタッチ
    パネル機能をリモートコントロールで行わせることを特
    徴とする請求項7または請求項8に記載の移動式冷蔵
    庫。
JP31200299A 1999-11-02 1999-11-02 移動式冷蔵庫 Pending JP2001133130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31200299A JP2001133130A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 移動式冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31200299A JP2001133130A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 移動式冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001133130A true JP2001133130A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18024031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31200299A Pending JP2001133130A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 移動式冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001133130A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100379433B1 (ko) * 2000-02-01 2003-04-10 엘지전자 주식회사 냉장고용 액정표시기기의 설치각도 조절장치
WO2006021936A1 (en) * 2004-08-27 2006-03-02 Arcelik Anonim Sirketi A household appliance
CN1321304C (zh) * 2004-03-31 2007-06-13 三洋电机株式会社 冷却贮藏库
JP2013250006A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
RU2558939C2 (ru) * 2011-02-23 2015-08-10 Бсх Хаусгерете Гмбх Электрический бытовой прибор
JP2018159500A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966673A (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 三洋電機株式会社 移動式冷却ケ−ス
JPH03182209A (ja) * 1989-12-08 1991-08-08 Sanyo Electric Co Ltd 上下連結式の冷却ショーケース
JPH0545047A (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 Sanden Corp シヨ−ケ−ス
JPH07198245A (ja) * 1994-01-11 1995-08-01 Tatsuno Co Ltd 電気冷蔵庫
JPH08152253A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Mitsui Kikaku Kk 冷蔵庫

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966673A (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 三洋電機株式会社 移動式冷却ケ−ス
JPH03182209A (ja) * 1989-12-08 1991-08-08 Sanyo Electric Co Ltd 上下連結式の冷却ショーケース
JPH0545047A (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 Sanden Corp シヨ−ケ−ス
JPH07198245A (ja) * 1994-01-11 1995-08-01 Tatsuno Co Ltd 電気冷蔵庫
JPH08152253A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Mitsui Kikaku Kk 冷蔵庫

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100379433B1 (ko) * 2000-02-01 2003-04-10 엘지전자 주식회사 냉장고용 액정표시기기의 설치각도 조절장치
CN1321304C (zh) * 2004-03-31 2007-06-13 三洋电机株式会社 冷却贮藏库
WO2006021936A1 (en) * 2004-08-27 2006-03-02 Arcelik Anonim Sirketi A household appliance
US10001282B2 (en) 2004-08-27 2018-06-19 Arcelik Anonim Sirketi Household appliance
RU2558939C2 (ru) * 2011-02-23 2015-08-10 Бсх Хаусгерете Гмбх Электрический бытовой прибор
JP2013250006A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2018159500A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6945131B2 (ja) 冷蔵庫
JP2950797B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
CN107709906A (zh) 冰箱
CA2686612A1 (en) Medicine cabinet with cold storage region
JP2006098042A (ja) 冷蔵庫
CN102374751A (zh) 冰箱
JP2001133130A (ja) 移動式冷蔵庫
JP2006090686A (ja) 冷蔵庫
JP2008275276A (ja) 冷蔵庫
JP3722153B1 (ja) 冷蔵庫
JP3502312B2 (ja) 分離式冷蔵庫
CN206146090U (zh) 双面转动冰箱
JP2008082625A (ja) 冷凍冷蔵庫及びそれを用いたシステムキッチン
JPH10300337A (ja) 貯蔵庫の棚装置
JPH07148026A (ja) 冷蔵庫付テーブル
CN106288597A (zh) 双面转动冰箱
JP2001133110A (ja) 食品貯蔵庫
JP2014206318A (ja) 冷蔵庫
JP2016142424A (ja) 冷蔵庫
CN111486528A (zh) 厨房空调一体机
CN214701429U (zh) 美妆冰箱
JP2002291549A (ja) 冷蔵庫
JP2008106990A (ja) 冷蔵庫
CN213873346U (zh) 冰箱
US20240080596A1 (en) Refrigerator

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050621