JP2008106990A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】最下段の引出し貯蔵室の内容積と奥行きを最大化すると共に、圧縮機を配置するための庫内最上段奥部のでっぱりを軽減し、庫内の照明効果を向上させる。
【解決手段】第一の天面部111と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部112とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部112に圧縮機130を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の下端面よりも上側に庫内照明装置114を備え、前記庫内凸部前面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆う様にランプカバー115を設けている。これによって、1ヶ所の照明で庫内凸部による陰影を解消するように照明の光を庫内に拡散することができるため、収納性を損なうことなく庫内の照明効果を向上させることができると共に、庫内の照明装置を減らしコストダウンを図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は圧縮機を天面部に積載した冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫は地球環境保護の観点から更なる省エネルギー化が進むとともに、その使い勝手や収納性の向上が求められている。
従来のこの種の冷蔵庫は、最下部に配設された貯蔵室の収納容積のアップを図る目的のために、断熱箱体の貯蔵室内最上部の後背部が下がるように窪ませた凹部を設け、その凹部に冷凍サイクルの構成機器を収納するという方法がとられていた(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の構成を示すものである。
図8に示すように、断熱箱体1は、上から順に、冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4を有し、冷蔵室2の前面開口には、冷蔵室回転扉5を設けている。また、断熱箱体1の中央から下方部に位置する冷凍室3と野菜室4は収納性と使い勝手を考慮して、簡易に取り出しが行える引出しタイプの冷凍室引出し扉6と野菜室引出し扉7を設けてある。冷蔵室2の庫内には複数の収納棚8が設けられており、冷凍室3と野菜室4には上面開口形状の収納容器9が取り付けてある。この収納容器9は図示しない前後方向のレールに、ローラで前後方向へ移動可能に支持されている。
断熱箱体1に設けた凹部10は、外箱上面11と外箱背面12に渡る天面後背部を冷蔵室2の最上部の後背部が下がるように窪ませた箇所である。凹部10はその左右が断熱箱体1の左右壁にて塞がれ上方および背方に開放しており、この凹部10の開放部は、上板13とこれにほぼ直角な背板14とからなる凹部カバー15にて覆われている。また、凹部カバー15はネジなどにて断熱箱体1に取外し可能に固定されている。
冷凍サイクルの構成機器である圧縮機16と凝縮器17は機械室ファン18と共に凹部10内に収まるように配設され、凹部カバー15にて覆われている。また、凹部カバー15の上板13と背板14には、放熱のために複数の通風孔19が設けられている。
また、冷凍サイクルの構成機器である蒸発器20は冷凍室2の後背部に冷却ファン21と共に配設されており、最下部の貯蔵室である野菜室4は奥行き深く構成してある。
これにより、断熱箱体1の背面下部に圧縮機16や凝縮器17を収納するものと比較して、野菜室4の内容積を大きく、深く構成できる。
特開2001−99552号公報
しかしながら、上記従来の構成では、圧縮機や凝縮器や冷媒配管や制御基板を収納する凹部が大きいので冷蔵室庫内の天面奥部がでっぱり、内容積が減少するとともに、冷蔵室のスッキリ感を阻害し、手狭な印象を与える。
また、奥の食品を取り出す際、このでっぱりが影となり見にくくなるため、庫内に照明効果を持たせるためには、前記凹部と相対する庫内側の凸部と庫内背面部の2ヶ所に照明を設ける必要性があった。これは従来の1ヶ所照明に比べコストアップにつながっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、1ヶ所の照明で庫内凸部による陰影を解消するように、照明効果を向上させる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の前壁面に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えたものである。
また、第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の第二の天面部に相対する庫内に照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えたものである。
また、第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の第二の天面部より低い庫内背面壁に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部より低い庫内背面壁にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えたものである。
これによって、庫内側に形成された庫内凸部の照明装置において、1ヶ所の照明で庫内凸部による陰影を解消するように照明の光を庫内に拡散することができる。
本発明の冷蔵庫は、庫内凸部前面と第二の天面部を一体物のランプカバーでつなぎ、1ヶ所の照明の光をランプカバー内に拡散させ、庫内凸部による陰影を解消するように照明の光を庫内に拡散することで、収納性を損なうことなく庫内の照明効果を向上させることができると共に、庫内の照明装置を減らしコストダウンを図ることができる。
請求項1に記載の発明は、第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の前壁面に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えたものであり、庫内凸部の前壁面の1ヶ所の照明で庫内凸部による陰影を解消するように照明の光を庫内に拡散することができるため、収納性を損なうことなく庫内の照明効果を向上させることができると共に、庫内の照明装置を減らしコストダウンを図ることができる。
請求項2に記載の発明は、第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の第二の天面部に相対する庫内に照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えたものであり、庫内凸部の第二の天面部に相対する庫内の1ヶ所の照明で庫内凸部による陰影を解消するように照明の光を庫内に拡散することができるため、収納性を損なうことなく庫内の照明効果を向上させることができると共に、庫内の照明装置を減らしコストダウンを図ることができる。
請求項3に記載の発明は、第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の第二の天面部より低い庫内背面壁に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部より低い庫内背面壁にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えたものであり、庫内凸部の第二の天面部より低い庫内背面壁の1ヶ所の照明で庫内凸部による陰影を解消するように照明の光を庫内に拡散することができるため、収納性を損なうことなく庫内の照明効果を向上させることができると共に、庫内の照明装置を減らしコストダウンを図ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、ランプカバーと前記ランプカバー背面壁との空間距離を10mm以上確保したものであり、ランプカバー内での光の拡散効果を充分に得ることができるため、庫内の照明効果を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記ランプカバー背壁側に光の反射板を設けたものであり、ランプカバー内での光の拡散効果を増加することができるため、庫内の照明効果を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記ランプカバー背面側に印刷で銀蒸着材料を塗膜したものであり、ランプカバー内での光の拡散効果を増加することができるため、庫内の照明効果を向上させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、前記ランプカバーの第二の天面部位置に穴を設けたものであり、第二天面部より下方向に向かう光の拡散力を増加させることができるため、庫内の照明効果を向上させることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明において、前記ランプカバーを第二の天面部位置で分割したものであり、ランプカバーによる光の拡散効果を減少させることなく、また利用者の視界に入ることなく、ランプカバーを分割することができるため、ランプカバーの成型サイクルをアップし、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成について同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の概略正面図、図3から図7は同実施の形態の冷蔵庫の要部概略断面図である。
図1と図2において、例えば硬質発泡ウレタンなどの断熱材で周囲と断熱して構成されている断熱箱体100は複数の断熱区画に区分されており、上から回転扉タイプの冷蔵室101、並列に配置された引出しタイプの製氷室102と切替室103、その下方に引出しタイプの野菜室104、最下段に引出しタイプの冷凍室105の構成となっている。各断熱区画にはそれぞれ断熱扉がガスケットを介して密閉するよう設けられている。
冷蔵室回転扉106には光透過可能な材料で構成された扉ポケット107が収納スペースとして設けられており、冷蔵室庫内には複数の光透過可能な材料で構成された収納棚108と最下部には引出し可能な貯蔵ケース109が設けてある。また、冷蔵室回転扉106の開閉を検知する扉開閉検知手段110が設けられており、冷蔵室回転扉106が開いているか閉まっているかを検出する。扉開閉検知手段110は扉が閉まると動作する庫内に設けたリミットスイッチであり、もしくは、扉閉止時に扉に設けた磁石と近接するホール素子を用いた非接触スイッチであってもよい。
冷蔵室101は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1〜5℃で設定されている。また、貯蔵ケース109は肉魚などの保鮮性向上のため比較的低めの温度、たとえば−3〜1℃で設定される。野菜室104は冷蔵室101と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃とすることが多い。なお、野菜室104は低温にするほど葉野菜の鮮度を長期間維持することが可能である。
製氷室102や冷凍室105は冷凍保存のために通常−22〜−18℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、たとえば−30や−25℃の低温で設定されることもある。製氷室102は氷の保存が主体のために−12℃以下の比較的高い冷凍温度設定で省エネ運転を図ることもある。
切替室103は冷凍温度から野菜温度まで多段階で切替可能であり、使用者が使用可能なコントロールパネル(図示せず)で温度設定できる。
断熱箱体100の天部は第一の天面部111と、背面側で第一の天面部111より低い位置に設けた第二の天面部112とで構成されている。したがって、冷蔵室101の庫内天面奥部は第二の天面部112の庫内凸部113が生じている。
庫内凸部113は庫内最上段収納棚108aよりも概ね上方に位置してあり、庫内凸部前壁面と隣接する庫内角部113a、113bを含む領域には照明装置114が設けられている。具体的には、庫内凸部113の前壁面には庫内照明装置114が中央部に設けてある。収納棚108は照明の光が透過するように、たとえばガラスやプラスチックなどの材料で透明に作られている。
庫内照明装置114は、ランプカバー115が着脱可能に設けられ、内部にランプ116を着脱可能に設けたソケット117が庫内背壁面に取り付けられている。ランプカバー115は、前方と下方に光が拡散するように庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆う様に設けられている。ランプ116はACタイプでもDCタイプでもよく、LEDであってもよい。DCタイプやLEDでは発熱量が小さいので周辺部材の耐熱設計が容易であり、照明装置空間も小さくてすむ。さらにLEDでは寿命が長いので、ランプ交換の手間がなくなる。また、ミシン球のようなACタイプであれば、ランプが低コストとなる。なお、簡易に着脱可能なカバーとしたのでランプ116の交換が容易にできる。
また、断熱箱体100の冷蔵室101背面には基板収納部118が独立した窪み部で構成されている。
基板収納部118には制御基板119が収納されており、基板カバー120によってフォームシールして密閉されている。
冷凍サイクルは圧縮機130と凝縮器(図示せず)と減圧器であるキャピラリ(図示せず)と水分除去を行うドライヤ(図示せず)と蒸発器132とを環状に接続して構成されている。凝縮器(図示せず)と蒸発器132は機械室ファン(図示せず)と冷却ファン133とで強制対流熱交換させている。
冷凍サイクルの構成部品である圧縮機130は第二の天面部112の上方空間である機械室134に備えられており、凝縮器(図示せず)はワイヤータイプやフィンコイルタイプやスパイラルフィンタイプなどの薄型構成で第一の天面111上部にダクトを形成するカバーとともに配置してもよいし、断熱箱体100底面に設けてもよい。また、強制対流方式のものに加えて、断熱箱体100の外周鋼板を利用して自然放熱するための配管や、各室断熱扉体間の仕切りに配設して防滴防止を行うための配管を組み合わせてもよい。
また、機械室134には天面部と背面部をビスなどで取外し可能に機械室カバー135が一部品もしくは二部品構成で設けられている。
また、冷凍サイクルの構成機器である蒸発器132は冷却ファン133と共に、中段に位置する野菜室104と最下段の冷凍室105の背面部に設けられている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。庫内の設定された温度に応じて制御基板119からの信号により冷凍サイクルが動作して冷却運転が行われる。まず圧縮機130の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)にて放熱して凝縮液化し、キャピラリ(図示せず)に至る。その後、キャピラリ(図示せず)では減圧されて低温低圧の液冷媒となって蒸発器132に至る。
冷却ファン133の動作により、庫内の空気と熱交換されて蒸発器132内の冷媒は蒸発気化する。低温の冷気をダンパ(図示せず)やダクト構成などで分配することで各室の冷却を行う。また複数の蒸発器を用いる場合は流路制御手段(図示せず)により必要な蒸発器へ冷媒が供給される。蒸発器132を出た冷媒は吸入配管(図示せず)を経て圧縮機130へと吸い込まれる。
庫内各室の温度が設定温度以下となったら、圧縮機130の運転は停止される。
また、使用者が食品などの出し入れのために冷蔵室回転扉106が開けられると、扉開閉検知手段110が扉の開放を検出し、制御手段により庫内照明装置114が点灯される。冷蔵室回転扉106が閉まれば消灯される。点灯した光は、庫内凸部前壁面より前方向だけでなく、下方向、さらには第二の天面部にも拡散し、庫内凸部より下の庫内領域に導光が可能である。
庫内照明装置114を最上段収納棚108aの背面である庫内凸部前壁面に配置し、庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、ランプカバー115を備えることで、冷蔵室101の天面断熱壁が陰になってキッチンなどの室内照明が届きにくい最上部を照らすとともに、庫内凸部113だけ背面から前方にシフトした位置に照明を配置するので、手元を明るく照らすことができる。また、収納棚108も透明としたので下方への光をさえぎることがない。
また天井面に照明を配置した場合に、最上段収納棚108aに置かれた収納物によって光りがさえぎられる状況を回避し、2段目収納棚108b上の空間およびそれ以下の空間にもランプカバー115の下方から照明可能であり、最上段で光がさえぎられることがない。さらに照明装置114は背面より前方にシフトして配置されているので、2段目以下の収納棚にとっては背面からでなく、上方から照明することとなり、手元に近い照明で見やすく、使い勝手の向上面で極めて有効である。
すなわち、冷蔵室101内に対する照明配置において、庫内凸部113の下端面より下部のほぼ直方体状の庫内領域に対しての照明は、庫内凸部前壁面にのみランプがあるにもかかわらず、あたかも上面からの照明が与えられる構成となり、日常的に使用頻度の高いこの領域の照明を行うことができ、冷蔵庫本体の上部に少なくとも圧縮機を含めた冷却ユニットを配置する所謂トップユニット型冷蔵庫にあっても、庫内凸部113の存在によるデメリットと見られがちな一面を逆利用して、実用面で明るく効果的な庫内照明が実現でき、冷蔵室101の使い勝手を、むしろ従来にも増して向上することができるものである。
また、ランプカバー115の下面と第二の天面部とのキョリ121を10mm以上確保することにより、ランプカバー115内での光の拡散効果を増加することができるため、庫内凸部113の下端面より下部のほぼ直方体の庫内領域に対しての照明効果を上げることができる。
また、図3に示すように、ランプカバー122とランプカバー123で分割すると、ランプカバー下端面と透明の最上段収納棚108aをほぼ面一に揃えることとなり、外観デザイン的にもすっきりとした統一感をもたせたまま、かつ照明効果を落とさぬまま、ランプカバーの成型サイクルを上げることができる。
また、図4に示すように、庫内凸部113の前壁面から第二の天面部112にわたり、アルミ板などを加工した光の反射板124を設けることにより、さらにランプカバー内での光の拡散効果を増加することができるため、庫内の照明効果を向上させることができる。
また、光の反射板124と同様の効果は、庫内凸部113の前壁面に銀蒸着材料を塗膜することによっても可能である。
また、図5に示すように、ランプカバー115の第二天面部位置に穴125を設けることにより、外観デザイン的にも変更することなく、第二天面部より下方向に向かう光の拡散力を増加させることができるため、庫内の照明効果を向上させることができる。
なお、上述の実施の形態では、庫内凸部113前壁面にランプ17とソケット18を取り付けた冷蔵庫について述べたが、図6に示すように、第二の天面部に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆う様にランプカバーを備えた場合や、図7に示すように、第二の天面部より低い庫内背面壁に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部より低い庫内背面壁にわたり、庫内照明装置を覆う様にランプカバーを備えた場合も同様の効果を得ることができる。
本発明の冷蔵庫は、ランプカバーによる照明効果を増加することができるので、業務用の大型冷蔵庫および冷凍庫やショーケースといった冷凍機器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図 同実施の形態における冷蔵庫の概略正面図 同実施の形態における冷蔵庫の要部概略断面図 同実施の形態における冷蔵庫の要部概略断面図 同実施の形態における冷蔵庫の要部概略断面図 同実施の形態における冷蔵庫の要部概略断面図 同実施の形態における冷蔵庫の要部概略断面図 従来の冷蔵庫の概略断面図
符号の説明
100 断熱箱体
101 冷蔵室
111 第一の天面部
112 第二の天面部
113 庫内凸部
114 庫内照明装置
115,122,123 ランプカバー
121 ランプカバーと第二の天面部とのキョリ
124 反射板
125 穴
130 圧縮機

Claims (8)

  1. 第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の前壁面に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えた冷蔵庫。
  2. 第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の第二の天面部に相対する庫内に照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えた冷蔵庫。
  3. 第一の天面部と、冷蔵庫背面側で前記第一の天面部より低い位置に設けた第二の天面部とを有して前記冷蔵庫本体の天面部に段差部を形成し、前記第二の天面部に圧縮機を備え、前記段差部と相対する庫内側に形成された庫内凸部の第二の天面部より低い庫内背面壁に庫内照明装置を備え、前記庫内凸部前壁面から第二の天面部より低い庫内背面壁にわたり、庫内照明装置を覆うランプカバーを備えた冷蔵庫。
  4. ランプカバーと前記ランプカバー背面壁との空間距離を10mm以上確保したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ランプカバー背壁側に光の反射板を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ランプカバー背面側に印刷で銀蒸着材料を塗膜したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記ランプカバーの第二の天面部位置に穴を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記ランプカバーを第二の天面部位置で分割したことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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CN103471338A (zh) * 2013-09-27 2013-12-25 合肥华凌股份有限公司 冰箱及冰箱的灯组件

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