JP2007132543A - 冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】特別な加熱手段を用いることがないと共に冷却器の除霜を確実に行ないながら、野菜室の過冷却状態を解消することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】野菜室の過冷却状態が継続していると判断したときは(A4:YES)、野菜室を加熱するVヒータが100%通電であることを確認すると共に(A5:YES)、Rエバの除霜によるうるおい運転中でないことを確認してから(A6:YES)、R除霜ヒータに通電する。これにより、R除霜ヒータで暖められた空気が野菜室に送風されるので、野菜室の過冷却状態を解消することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、冷蔵区画の野菜室の背面に設けられた冷却器室に配置されて冷蔵区画を冷却する冷却器を備えた冷蔵庫に関する。
従来、野菜室を備えた冷蔵庫では、冷蔵庫の最下部に野菜室を配置するようにしていたが、ユーザが屈まなくても野菜の収納或いは取出しを行いたいという要請から、野菜室を冷蔵庫本体の中間に配置したものが提供されている。このように野菜室を冷蔵庫本体の中間に配置した場合、野菜室の背面に冷却器カバーにより隔てられた冷却器室を設けるのが一般的な構成である。また、野菜室は冷蔵室と連通して設けられ、冷蔵室と野菜室とを一つの冷蔵区画と見なして所定の冷蔵温度となるように温度制御するようにしている(例えば特許文献1)。
特開平11−311471号公報
ところで、野菜室の背面に冷却器カバーを介して冷却器室が設けられているという事情から、冷却器カバーからの冷気漏れにより冷蔵区画のうち特に野菜室が過冷却気味となる。このような事情に対処するために、野菜室の底面にアルミ箔ヒータからなる温度補償用ヒータを埋設し、冷蔵区画を冷却する際は、温度補償用ヒータに通電制御することにより野菜室が過冷却となることを解消することが行なわれている。
また、温度補償用ヒータを用いるのに代えて、特許文献1のものでは、冷凍サイクル運転の停止中の外気温度が設定温度よりも低い場合に、野菜室が過冷却状態となりやすいことから、冷蔵用除霜ヒータに通電することにより暖気を冷蔵室及び野菜室に送風することを提案している。
しかしながら、野菜室の温度低下を防止するために温度補償用ヒータを備えることはコスト増加となることから、できれば温度補償用ヒータを用いることなく野菜室の過冷却状態を防止するのが望ましい。また、外気温度に基づいて冷蔵用除霜ヒータを制御する方式では、温度補償用ヒータを用いる必要がないものの、冷却器の除霜を利用した加湿運転(所謂うるおい運転)中の制御は考慮されていないので、加湿運転を確実に実行することができない虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特別な加熱手段を用いることがないと共に冷却器の除霜を確実に行ないながら、野菜室の過冷却状態を解消することができる冷蔵庫を提供することにある。
本発明は、冷蔵区画に設けられた野菜室と、この野菜室の背面に設けられた冷却器室に配置され、前記冷蔵区画を冷却する冷却器とを備えた冷蔵庫において、通電状態で前記冷却器を除霜する除霜ヒータと、前記冷蔵区画の温度を検出する冷蔵区画温度センサと、この冷蔵区画温度センサの検出温度に基づいて前記野菜室の温度が過冷却状態にあると判断した場合は、前記除霜ヒータの除霜による加湿運転中でないことを条件として、前記除霜ヒータに通電することにより温度補償制御を実行する制御手段とを備えたものである。
本発明によれば、野菜室が過冷却状態となったと判断した場合は、除霜ヒータの除霜運転中でないことを条件として、除霜ヒータに通電して温度補償制御を実行するので、野菜室の過冷却状態が継続してしまうことを防止することができる。この場合、除霜ヒータに対する通電は冷却器の除霜を優先するようにしたので、冷却器の除霜を確実に実行することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図2は冷蔵室扉を開放した状態で示す冷蔵庫の正面図、図3は冷蔵庫の縦断側面を模式的に示す図である。これらの図2及び図3において、冷蔵庫1のキャビネットをなす冷蔵庫本体2は前面が開口する矩形箱状をなすものであり、外箱内に内箱を配設し、それらの間に発泡ウレタン等の断熱材を充填することにより形成されている。
冷蔵庫本体2内には断熱仕切部により仕切られた複数の貯蔵室として、冷蔵庫本体2の上部から、冷蔵室3、横方向に隣接した製氷室4及び切替室5(図3では切替室5のみ図示)、野菜室6、冷凍室7が順に形成されている。この場合、冷蔵室3及び野菜室6により冷蔵区画が形成され、製氷室4及び切替室5並びに冷凍室7により冷凍区画が形成されており、冷蔵庫本体2の上部から、冷蔵区画、冷凍区画、冷蔵区画、冷凍区画が交互に位置する配置関係となっている。
図3に示すように野菜室6の背面には、冷却器カバー8で隔てられた冷蔵用蒸発器室(以下、Rエバ室、冷却器室に相当)9が形成されている。このRエバ室9の背面には、断熱仕切部10で隔てられた冷凍用蒸発器室(以下、Fエバ室)11が形成されている。Rエバ室9には冷蔵用蒸発器(以下、Rエバ、冷却器に相当)12が配置され、Fエバ室11には冷凍用蒸発器(以下、Fエバ)13が配置されている。
Rエバ室9の上部は、冷蔵室3の背面に形成された送風ダクト14を通じて冷蔵室3に連結され、下部は野菜室6と連結されている。Rエバ室9の上部には冷蔵用ファン(以下、Rファン、冷蔵区画用ファンに相当)15が配置されており、その送風状態で、Rエバ室9で生成された冷気が冷蔵区画である冷蔵室3及び野菜室6を循環する循環経路が形成される。
Fエバ室11の上部は製氷室4及び切替室5に連結され、下部は冷凍室7と連結されている。Fエバ室11の上部には冷凍用ファン(以下、Fファン、図2のみに図示)16が配置されており、その送風状態で、Fエバ室11で生成された冷気が冷凍区画である製氷室4及び切替室5並びに冷凍室7を循環する循環経路が形成される。
冷蔵室3には、図3に示すように庫内灯17が取付けられていると共に、図2に示すように観音開き式の冷蔵室扉18の縦仕切り19には防露用の縦仕切りヒータ20が埋設されている。
野菜室6において、冷却器カバー8にはアルミ箔ヒータからなるR除霜ヒータ21が配置されている。また、野菜室6の底面となる断熱仕切部材22には、アルミ箔ヒータからなる温度補償用ヒータ(以下、Vヒータ)23が埋設されている。
冷蔵室3には、冷蔵室温度センサ(以下、Rセンサ)24が配置され、野菜室6には野菜室温度センサ(以下、Vセンサ、冷蔵区間温度センサに相当)25が配置され、冷凍室7には冷凍室温度センサ(以下、Fセンサ)26(何れも図1参照)が配置されている。また、Rエバ室9にはRエバセンサ27が配置され、Fエバ室11にはFエバセンサ28が配置され、さらに、外気温を検出する外気温センサ29(何れも図1参照)が配置されている。尚、本発明に関連しないセンサ或いは各種ヒータの図示は省略した。
冷蔵庫本体2の下端部奥方には機械室30が形成されており、機械室30内には冷凍サイクルを構成するコンプレッサ31が配設されている。
図4は、冷凍サイクルの構成を模式的に示している。この図4において、コンプレッサ31の吐出口は、コンデンサ32を介して流路バルブ33の入力ポートに接続されている。この流路バルブ33は、バルブモータ33a(図1参照)の正逆転に基づいてRF出力ポート及びF出力ポートを選択的に開放するようになっている。
流路バルブ33のRF出力ポートは、RFキャピラリーチューブ36を介してRエバ12の入口に接続されており、Rエバ12の出口にはFエバ13の入口が接続されている。このFエバ13の出口はコンプレッサ31の吸込口に接続されており、RF出力ポートの開放時にはコンプレッサ31から吐出される冷媒がRエバ12及びFエバ13の双方に供給される。
流路バルブ33のF出力ポートにはFキャピラリーチューブ37の入口が接続されている。このFキャピラリーチューブ37の出口はRエバ12の出口とFエバ13の入口との間に接続されており、F出力ポートの開放時にはコンプレッサ31から吐出される冷媒がFエバ13のみに供給される。
図1は、冷蔵庫1の電気的構成において本発明に関連した構成を概略的に示すブロック図である。この図1において、制御装置(制御手段に相当)35はマイクロコンピュータを主体に構成されており、冷蔵庫本体2内に配設されている。制御装置35は、Rセンサ24、Fセンサ26、Rエバセンサ27、Fエバセンサ28の検出温度に基づいて後述するように駆動回路34を通じて冷凍サイクルのコンプモータ31a、バルブモータ33a、Rファンモータ15a、Fファンモータ16aを適宜駆動することにより、冷凍区画を所定温度に冷却する冷凍区画冷却運転(以下、F冷却運転)及び冷蔵区画を所定温度に冷却する冷蔵区画冷却運転(以下、R冷却運転)を実行する。また、制御装置35は、Rエバ12の除霜を利用して冷蔵区画である冷蔵室3内及び野菜室6内に湿った冷気を送風するうるおい運転を実行するようになっている。
<F冷却運転について>
制御装置35はバルブモータ33aを駆動制御することに基づいて流路バルブ33のF出力ポートを開放し、コンプモータ31aを駆動することに基づいてFエバ13のみに冷媒を流す。このとき、Fファンモータ15aを駆動することに基づいてFエバ13に送風し、Fエバ13で冷気を生成して冷凍区画に供給する。
<R,F冷却運転について>
制御装置35はバルブモータ33aを駆動制御することに基づいて流路バルブ33のRF出力ポートを開放し、コンプモータ31aを駆動することに基づいてRエバ12及びFエバ13の双方に冷媒を流す。このとき、Rファンモータ15a及びFファンモータ16aを駆動することに基づいてRエバ12及びFエバ13に送風することにより、Fエバ13で冷気を生成して冷凍区画内に供給し、Rエバ12で冷気を生成して冷蔵区画内に供給する。
<うるおい運転について>
制御装置35はバルブモータ33aを駆動制御することに基づいて流路バルブ33のF出力ポートを開放し、コンプモータ31aを駆動することに基づいてFエバ13のみに冷媒を流す。このとき、Fファンモータ16aを駆動することに基づいてFエバ13に風を流し、Fエバ13で冷気を生成して冷凍区画内に供給すると共に、Rファンモータ15aを駆動し、冷蔵区画内に送風する。このうるおい運転時にはRエバ12に対する冷媒の供給が遮断されていると共にR除霜ヒータ21に通電されており、Rエバ12の昇温に基づいてRエバ12の表面に付着した霜が溶融するので、冷蔵区画内に湿気を含んだ風が送られて、冷蔵室3内及び野菜室6内の食品の乾燥が防止されるようになっている。
ところで、本実施例では、野菜室6の背面にRエバ室9及びFエバ室11を隣接して配置しているという事情から、特にFエバ13に冷媒を供給している状態では、冷却器カバー8からの冷気により野菜室6内の温度が目標温度よりも低くなる過冷却状態となりやすい。
そこで、制御装置35は、冷凍区間及び冷蔵区画が設定温度となるように制御する上述した冷凍サイクル制御に加えて、野菜室6が過冷却状態とならないように温度補償制御を実行するようになっている。
図5は、制御装置35によるR除霜ヒータ21による温度補償制御を示している。この図5において、制御装置35は、まず、Fエバ13に冷媒を供給中かを判断する(A1)。つまり、野菜室6の過冷却状態はFエバ13への冷媒供給中に生じやすいことから、F冷却中かを判断するのである。F冷却中の場合は(A1:YES)、Vセンサ25の温度を検知し(A2)、Vセンサ25による検知温度が所定温度以下の状態が例えば20分継続したかを判断する(A3、A4)。Vセンサ25による検知温度が所定温度以下の状態が20分継続したときは(A4:YES)、Vヒータ23が100%通電中かを判断する(A5)。このVヒータ23に対する通電は、図6に示すVヒータ23による温度補償制御により行なわれるようになっている。
即ち、制御装置35は、温度補償動作を実行する場合は、図6に示すVヒータ23による温度補償制御も同時に実行するもので、所定時間が経過する毎に(B1:YES)、Vセンサ25により野菜室6の温度を検知し(B2)、Vヒータ23の運転率を所定のPID(比例、積分、微分)計算により求める(B3)。このPID計算は、Vヒータ23への通電に対して野菜室6内の温度上昇が遅れて上昇することを見込んで最短時間で目標温度となるように最適に制御するためのものである。一方、通常状態では(B1:NO)、Vヒータ運転率に基づいてVヒータ23の通電率を決定し(B4)、その通電率に基づいてVヒータ23に通電する(B5)。
以上のような動作により、野菜室6の温度が低いほど、Vヒータ23の通電率が高くなるという制御が基本的に行なわれているので、通常状態では野菜室6の過冷却状態が解消されている。
しかしながら、上述したようなVヒータ23への通電にかかわらず野菜室6の過冷却状態が継続するような場合は、Vヒータ運転率のPID計算に基づいてVヒータ23の通電率が100%となる。このため、それ以上の野菜室6の温度上昇を図ることができなくなり、野菜室6の過冷却状態を解消できなくなる。
このような場合、制御装置35は、図5に示すステップA5においてVヒータ100%通電中であると判断し(A5:YES)、うるおい運転中でないかを判断する(A6)。これは、うるおい運転中の場合は、R除霜ヒータ21に通電した除霜中であることから、うるおい運転を優先するためである。
制御装置35は、うるおい運転中でないことを確認したときは(A6:YES)、Rファンを回転し(A7)、R除霜ヒータ21に通電すると共に(A8)、庫内灯17及び縦仕切りヒータ20を100%通電開始する。
以上の動作により、R除霜ヒータ21の温度が上昇し、暖気が冷蔵室3内及び野菜室6内に送風されると共に、冷蔵室3の庫内灯17の点灯及び縦仕切りヒータ20の発熱により野菜室6内に送風される空気の温度の上昇が促進されるようになるので、野菜室6内の温度を短時間で上昇させることができ、野菜室6の過冷却状態を迅速に解消することができる。
次に、制御装置35は、野菜室6の温度が外気温度を上回ったか(A10)、R除霜ヒータ21の通電積算時間が設定された最大通電時間を上回ったか(A11)、図示しない冷凍サイクル制御プログラムから冷蔵室冷却要求があったか(A12)を判断している。何れかの条件が成立したときは、温度補償制御が不要となったか、或いは温度補償制御よりも優先する制御が必要となったと判断し、R除霜ヒータ21の通電を終了すると共に(A13)、庫内灯17及び縦仕切りヒータ20の通電を終了してから(A14)、R冷却を開始する(A15)。このR冷却の制御は、冷凍サイクル制御により実行されるものである。これにより、Rエバ12の温度が低下し、冷気が冷蔵室3内及び野菜室6内に送風されるので、野菜室6内に収納された野菜を低温保存することができる。
ここで、上述のように外気温度が野菜室温度を上回ったときに温度補償制御を終了した場合は(A10:YES)、低外気温が野菜室内の庫内温度低下の支配的要因であるときに、ヒータ入力がなくとも時間経過により庫内温度上昇が期待でき、外気温の上昇に合わせてR除霜ヒータ21の通電を終了させ、ヒータ入力を抑制することができる。また、R除霜ヒータ21の通電時間に上限を設けることで(A11:YES)、安全性に問題を生じることなく庫内温度補償制御が可能となると共に、センサ故障などによる温度補償制御にも対応することができる。さらに、冷凍サイクル制御から冷蔵室3或いは野菜室6の冷却要求があるときは(A12:YES)、冷却を優先させることで、通常の冷凍サイクル制御が可能となる。
このような実施例によれば、制御装置35は、野菜室6が過冷却状態となったと判断した場合は、R除霜ヒータ21による除霜中でないことを確認してから、R除霜ヒータ21に通電して温度補償制御を実行することにより冷蔵区画ひいては野菜室6内に暖気を送風するようにしたので、特別な加熱手段を設けることなく野菜室6の過冷却状態を解消することができる。
しかも、制御装置35は、野菜室6内の温度を補償するためのVヒータ23の通電が100%となっていることを確認した上で温度補償制御を実行するようにしたので、Vヒータ23の通電により野菜室6の過冷却状態を解消できる状態では、R除霜ヒータ21に通電することがなく、Rエバ12の温度が除霜時以外に高くなってしまう状態を極力回避することができる。
また、制御装置35は、温度補償制御を実行する場合は、冷蔵室3の庫内灯17及び冷蔵室扉18の縦仕切り19に設けられている縦仕切りヒータ20に通電するようにしたので、これらの発熱による冷蔵室3内ひいては野菜室6内の温度上昇の促進を図ることができ、野菜室6の過冷却状態を短時間で解消することができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
Vヒータ23を省略した構成に適用するようにしてもよい。
Vセンサ25に代えて、Rセンサ24の検知温度に基づいてR除霜ヒータ21への通電を開始するようにしてもよい。
温度補償制御を実行する場合に、R除霜ヒータ21を断続通電した状態でRファン15に通電するようにしてもよい。この場合、Rファン15を駆動することにより野菜室6に暖気を送風することができるので、不必要なヒータの電力消費を防止することができる。
野菜室6の背面に冷却器が配置されている構成であれば、冷却器の数或いは配置にかかわらず本発明を適用することができる。
本発明の一実施例における冷蔵庫の構成を示すブロック図 冷蔵室扉を開放した状態で示す冷蔵庫の正面図 冷蔵庫の縦断側面図 冷凍サイクルの構成を示す図 制御装置による野菜室の温度補償制御を示すフローチャート(その1) 制御装置による野菜室の温度補償制御を示すフローチャート(その2)
符号の説明
図面中、1は冷蔵庫、2は冷蔵庫本体、3は冷蔵室(冷蔵区画)、4は製氷室(冷凍区画)、5は切替室(冷凍区画)、6は野菜室(冷蔵区画)、7は冷凍室(冷凍区画)、9はRエバ室(冷却器室)、11はFエバ室、12はRエバ(冷却器)、13はFエバ、15はRファン(冷蔵区間用ファン)、16はFファン、17は庫内灯、19は縦仕切り、20は縦仕切りヒータ、21はR除霜ヒータ、23はVヒータ、24はRセンサ、25はVセンサ(冷蔵区間温度センサ)、29は外気温センサ、35は制御装置(制御手段)である。

Claims (11)

  1. 冷蔵区画に設けられた野菜室と、この野菜室の背面に設けられた冷却器室に配置され、前記冷蔵区画を冷却する冷却器とを備えた冷蔵庫において、
    通電状態で前記冷却器を除霜する除霜ヒータと、
    前記冷蔵区画の温度を検出する冷蔵区画温度センサと、
    この冷蔵区画温度センサの検出温度に基づいて前記野菜室が過冷却状態にあると判断した場合は、前記除霜ヒータに通電することにより温度補償制御を実行する制御手段とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵区画温度センサは、前記野菜室の温度を検出する野菜室温度センサであり、
    前記制御手段は、前記野菜室温度センサの検出温度が所定温度以下の状態が所定時間継続したときに前記野菜室が過冷却状態にあると判断することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵区画に設けられた冷蔵室を備え、
    前記温度センサは前記冷蔵室の温度を検出する冷蔵室温度センサであり、
    前記制御手段は、前記冷蔵室温度センサが所定温度以下を所定時間連続して検知したときに前記野菜室が過冷却状態にあると判断することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 前記野菜室の温度の過冷却を防止するための温度補償用ヒータを備え、
    前記温度保証用ヒータは、前記冷蔵区画の温度と設定温度に基づいて通電率または電圧を可変し、
    前記制御手段は、前記温度補償用ヒータが100%の状態で通電されていることを条件として前記温度補償制御を実行することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷却器で生成された冷気を前記冷蔵区画に送風する冷蔵区画用ファンを備え、
    前記制御手段は、前記温度補償制御を実行する場合は、前記冷蔵区画用ファンに通電することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記制御手段は、前記温度補償制御を実行する場合は、前記除霜ヒータを断続通電すると共に、前記冷蔵区画用ファンに通電することを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷蔵区画を照明する庫内灯を備え、
    前記制御手段は、前記温度補償制御を実行する場合は、前記庫内灯に通電することを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の冷蔵庫。
  8. 前記冷蔵区画を開閉する観音開き式の扉と、
    この扉が閉鎖した状態で両側の扉の境界を閉鎖する縦仕切りと、
    この縦仕切りの露付きを防止するための縦仕切りヒータとを備え、
    前記制御手段は、前記温度補償制御を実行する場合は、前記縦仕切りヒータに通電することを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の冷蔵庫。
  9. 前記制御手段は、前記冷蔵区画の冷却要求があったときは、前記温度補償制御を終了することを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の冷蔵庫。
  10. 外気温を検出する外気温センサを備え、
    前記制御手段は、前記外気温センサの検出温度が前記冷蔵区画温度センサの検出温度よりも高い状態が所定時間継続したときは、前記温度補償制御を終了することを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の冷蔵庫。
  11. 前記制御手段は、前記温度補償制御を所定時間実行したときは、前記温度補償制御を終了することを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の冷蔵庫。

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