JP2534015Y2 - 電気冷蔵庫 - Google Patents

電気冷蔵庫

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JP2534015Y2
JP2534015Y2 JP9389591U JP9389591U JP2534015Y2 JP 2534015 Y2 JP2534015 Y2 JP 2534015Y2 JP 9389591 U JP9389591 U JP 9389591U JP 9389591 U JP9389591 U JP 9389591U JP 2534015 Y2 JP2534015 Y2 JP 2534015Y2
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頼忠 薛
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気冷蔵庫に係わり、さ
らに詳しくは、観音開きの扉に設けられている可動仕切
りの露付防止手段への電力供給に関する。
【0002】
【従来の技術】電気冷蔵庫は生活様式の変化と共に益々
大型化され、その扉は観音開きのものが増えてきた。と
ころが、この観音開きの扉の場合、左右の扉だけではそ
の側面同士が対向する中央部に隙間ができ、庫内の冷気
が外部に漏れるため、その冷気の漏れを阻止するための
手段が必要である。そこで、従来は例えば冷凍室および
冷蔵室にそれぞれを左右に区分する仕切りを設け、その
仕切りの前面と、扉の裏面に取付けられているガスケッ
トとを接触させることにより冷気の漏れを阻止したり、
あるいはまた、図1に破線で示されるような可動仕切り
5,6をそれぞれ冷凍室と冷蔵室の扉2B,3Bに設け
て冷気の漏れを阻止したりしている。ところで、このよ
うな電気冷蔵庫が例えば室内温度が30℃を越えるよう
な場所に設置されると、前記扉の可動仕切りの表面は内
外の温度差により結露することがある。そこで、実際に
は前記可動仕切り5,6の内部に露付防止手段(電熱
線)を配置し、その発熱を利用して可動仕切り表面の露
付防止を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の露付
防止手段は圧縮機と並列回路になっているため圧縮機に
電力が供給されると、電熱線にも同時に電力が供給され
ることになる。しかしながら、圧縮機に電力が供給され
ると言うことは、庫内温度が制御温度の上限値に達した
ことを意味している。このような時には庫内温度と冷蔵
庫の外気温度(室内温度)との温度差も多少小さくなっ
ており、可動仕切りが結露する恐れも減少しているので
上述のように圧縮機の運転開始と共に電熱線に電力が供
給されることは電力の無駄使いになると共に、庫内温度
を速やかに降下させるためにも逆効果となっている。し
たがって、本考案においては、このような電力の無駄使
い等を無くすことのできる電気冷蔵庫を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の課題を解
決するためになされたものであり、開口を有した断熱箱
体の前記開口を閉塞するように開口両側に回動自在に枢
支される観音開式の扉と、該扉の非枢支側に回動自在に
支持される露付防止手段を設けた可動仕切りを備えてな
る電気冷蔵庫において、前記可動仕切りの露付防止手段
への電力供給量を圧縮機の運転開始後段階的に増量する
ように制御することにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、圧縮機が運転開始された
ばかりで庫内温度が高めの状態にあるときは電熱線を備
えた露付防止手段への電力供給量を少なめにし、その電
力供給量を段階的に増量するようにしているので電力の
無駄使いを無くすことができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は本考案が適用された電気冷蔵庫の
外観斜視図である。図において、1は本体、2Aは冷凍
室の左扉、2Bは同冷凍室の右扉、3Aは冷蔵室の左
扉、3Bは同冷蔵室の右扉、4は野菜室の扉(引き出
し)、破線で示されている5は冷凍室の右扉2Bに上下
が回動自在に支持されている可動仕切り、同じく破線で
示されている6は冷蔵室の右扉3Bに上下が回動自在に
支持されている可動仕切りである。
【0007】冷凍室の左扉2Aと右扉2B,冷蔵室の左
扉3Aと右扉3Bは何れも本体1の開口を閉塞するよう
に、開口両側に回動自在に枢支された、いわゆる観音開
きの扉である。冷凍室側の可動仕切り5および冷蔵室側
の可動仕切り6は先にも述べたとおり、それぞれ冷凍室
の右扉2Bおよび冷蔵室の右扉3Bの非枢支側に上下が
回動自在に支持されていて、例えば右扉2Bを閉じれば
可動仕切り5は左扉2Aと右扉2B間の隙間を内側から
隠すような形に回動した状態のまま保持される。逆に右
扉2Bを引っ張って開こうとすると可動仕切り5は上部
から見て時計方向にほぼ90度回動し、この可動仕切り
5の前面が右扉2Bの側面とほぼ平行な状態で保持され
るように構成されている。
【0008】なお、左扉2A,右扉2B等の裏面には何
れにもその外周に冷気の漏れを防止するガスケットが取
付けられていて、その一辺は可動仕切り5の前面と接触
し、他の三辺は本体1側と接触するようになっている。
また、可動仕切り5,6の内部には露付防止用の電熱線
7,8(図2参照)が配置されていて、可動仕切り5側
の電熱線7の電源は左扉2A,右扉2Bの何れを開けて
もオフされ、可動仕切り6側の電熱線8の電源は左扉3
A,右扉3Bの何れを開けてもオフされるように構成さ
れている。
【0009】以下、この構成と電熱線7,8の制御につ
いて図2および図3を参照しながら説明する。図2にお
いて、9は交流電源に接続される電源プラグ、10はリレ
ースイッチ、11は圧縮機、12は電熱線7,8に電力を供
給するスイッチング回路部、13は交流電源電圧を所定の
直流電圧に変換する電源回路部、14は庫内温度の検出手
段、15は庫内温度の設定値を記憶する記憶部15aと、こ
の記憶部15aに記憶している庫内温度の設定値と庫内温
度検出手段14により検出した庫内温度とを比較する比較
部15bと、圧縮機11の運転開始と共にカウント開始する
タイマ回路部15cと、スイッチング回路部12等を制御す
る運転制御部15dと、この運転制御部15dに制御され、
リレースイッチ10を駆動する駆動部15e等を有する制御
部で、庫内温度検出手段14により検出された庫内温度が
記憶部15aに記憶されている設定値を上回ると、運転制
御部15dは駆動部15eを制御してリレースイッチ10をオ
ンし、圧縮機11を起動させると共に、スイッチング回路
部12を制御して電熱線7,8に電力を供給するようにな
っている。
【0010】図3はこれら電熱線7,8に対する電力供
給をフローチャートにより表したもので、先ずステップ
ST1で圧縮機11の運転開始が判定されるとステップS
T2に進められる。すると、運転制御部15dはタイマ制
御部15cを制御してタイマーをスタートさせる。ステッ
プST3に移ると運転制御部15dは例えばスイッチング
回路部12を電源周波数の位相角制御等によりスイッチン
グ制御し、電熱線7,8に小電力を供給する。この小電
力の供給はステップST4で判定される所定時間が経過
するまで続けられ、次のステップST5に進むと、電熱
線7,8に供給する電力を小電力から中電力に増量す
る。
【0011】そして、この中電力の供給はステップST
6で判定される所定時間が経過するまで続けられ、所定
時間が経過するとステップST7に進み、電熱線7,8
に供給する電力を中電力から大電力(定格値)に増量す
る。この大電力の供給はステップST8で圧縮機11の運
転停止が判定されるまで続けられ、圧縮機11の運転停止
が確認されるとステップST9に進めて電熱線7,8に
対する電力供給を停止し、ステップST10に進めて一連
の制御を終了させ、次の圧縮機運転開始まで待機させる
ようになっている。
【0012】
【考案の効果】以上、説明したような電気冷蔵庫である
ならば、扉の可動仕切りおよびその近傍の結露防止のた
めに設けられている電熱線への電力供給が圧縮機の運転
開始後段階的に増量されていくので電力の無駄使いが無
くなり、消費電力の低減が図れ、また、無駄な発熱が無
いので庫内温度をより早く降下させるのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案および従来例を示す電気冷蔵庫の外観斜
視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 本体 2A 冷凍室の左扉 2B 冷凍室の右扉 3A 冷蔵室の左扉 3B 冷蔵室の右扉 4 野菜室の扉(引き出し) 5 可動仕切り 6 可動仕切り 7 電熱線 8 電熱線 10 リレースイッチ 11 圧縮機 12 スイッチング回路部 13 電源回路部 14 庫内温度検出手段 15 制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有した断熱箱体の前記開口を閉塞
    するように開口両側に回動自在に枢支される観音開式の
    扉と、該扉の非枢支側に回動自在に支持される露付防止
    手段を設けた可動仕切りを備えてなる電気冷蔵庫におい
    て、前記可動仕切りの露付防止手段への電力供給量を圧
    縮機の運転開始後段階的に増量するように制御してなる
    ことを特徴とする電気冷蔵庫。
JP9389591U 1991-11-15 1991-11-15 電気冷蔵庫 Expired - Fee Related JP2534015Y2 (ja)

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JPH0542982U JPH0542982U (ja) 1993-06-11
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JPH0542982U (ja) 1993-06-11

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