JPH11101548A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH11101548A
JPH11101548A JP9279795A JP27979597A JPH11101548A JP H11101548 A JPH11101548 A JP H11101548A JP 9279795 A JP9279795 A JP 9279795A JP 27979597 A JP27979597 A JP 27979597A JP H11101548 A JPH11101548 A JP H11101548A
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JP
Japan
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compressor
door
operating frequency
microcomputer
temperature
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Application number
JP9279795A
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English (en)
Inventor
Masashi Toyoshima
昌志 豊嶋
Hideaki Kurihara
秀昭 栗原
Kiyoshi Katagai
清 片貝
Motoharu Kobayashi
素晴 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/02Sensors detecting door opening
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の運転周波数調整機能を備えた冷蔵庫
において、効率的な冷却運転を達成する。 【解決手段】 冷蔵庫は、圧縮機から吐出された冷媒を
冷却器にて蒸発させることにより貯蔵室内を冷却すると
共に、この貯蔵室内の温度に基づき、所定の上限温度と
下限温度の間で圧縮機をON−OFFし、且つ、当該圧
縮機の運転周波数を調整する機能を有するマイクロコン
ピュータ2を備えたものであって、貯蔵室の開口を開閉
自在に閉塞する扉と、この扉の開閉を検出するドアスイ
ッチ回路12とを備え、マイクロコンピュータ2は、こ
のドアスイッチ回路12に基づき、扉が閉じられた状態
が一定時間継続した場合、圧縮機の運転周波数を低下さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機の運転周波
数を調整する機能を備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種冷蔵庫は、例えば実公平
6−12301号公報(F25D23/00)に示され
る如く断熱箱体内に冷凍室と冷蔵室が構成されており、
冷凍室の奥部に設置した冷却器と熱交換した冷気を送風
機によって各室内に循環し、冷却する構成とされてい
る。また、近年では圧縮機を駆動する圧縮機モータとし
てDCモータを採用し、基本的には上限温度と下限温度
の間で圧縮機をON−OFF制御すると共に、それに加
えて圧縮機モータに印加する電圧をデューティー制御に
よって調整することにより、圧縮機モータの回転数を調
整できる機能を備えたものも開発されている。
【0003】係る機能を使用すれば、圧縮機の運転中、
外気温度や使用者の要求に応じて圧縮機の運転周波数を
調整することにより、冷却能力を制御できるようにな
る。従って、例えば食品などを急いで冷凍したい場合な
どには冷却能力を増大させ、逆に低外気温時などには運
転周波数を低下させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に外気温
も高くなく、扉の開閉がなされない夜間などには、各室
内の負荷変動も少なく、貯蔵食品の温度も安定して来
る。係る状況では冷却能力も少なくて済むことになる
が、従来では係る状況における格別な制御がなされてい
なかったため、過剰能力となって圧縮機が頻繁にON−
OFFを繰り返す状態に陥る問題があった。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、圧縮機の運転周波数調整
機能を備えた冷蔵庫において、効率的な冷却運転を達成
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、圧縮
機から吐出された冷媒を冷却器にて蒸発させることによ
り貯蔵室内を冷却すると共に、この貯蔵室内の温度に基
づき、所定の上限温度と下限温度の間で圧縮機をON−
OFFし、且つ、当該圧縮機の運転周波数を調整する機
能を有する制御手段を備えたものであって、貯蔵室の開
口を開閉自在に閉塞する扉と、この扉の開閉を検出する
扉開閉検出手段とを備え、制御手段は、この扉開閉検出
手段に基づき、扉が閉じられた状態が一定時間継続した
場合、圧縮機の運転周波数を低下させるものである。
【0007】本発明によれば、圧縮機から吐出された冷
媒を冷却器にて蒸発させることにより貯蔵室内を冷却す
ると共に、この貯蔵室内の温度に基づき、所定の上限温
度と下限温度の間で圧縮機をON−OFFし、且つ、当
該圧縮機の運転周波数を調整する機能を有する制御手段
を備えた冷蔵庫において、貯蔵室の開口を開閉自在に閉
塞する扉と、この扉の開閉を検出する扉開閉検出手段と
を備えており、制御手段は、この扉開閉検出手段に基づ
き、扉が閉じられた状態が一定時間継続した場合、圧縮
機の運転周波数を低下させるようにしたので、貯蔵室内
及び収納物品の温度が安定している状態を扉の開閉状態
によって把握し、係る状況では圧縮機の運転周波数を低
下させて冷却能力を下げることができるようになる。
【0008】これにより、消費電力を削減し、冷蔵庫の
効率的な冷却運転を達成することが可能となるものであ
る。
【0009】請求項2の発明の冷蔵庫は、上記において
制御手段は、圧縮機の運転周波数を低下させた状態にお
いて、当該圧縮機の運転時間が所定時間連続した場合、
運転周波数を常用周波数に復帰させるものである。
【0010】請求項2の発明によれば、上記に加えて制
御手段は、圧縮機の運転周波数を低下させた状態におい
て、当該圧縮機の運転時間が所定時間連続した場合、運
転周波数を常用周波数に復帰させるようにしたので、運
転周波数の低下によって冷却能力が低下し、それによっ
て圧縮機が連続運転となって却って消費電力が増大して
しまう状況を回避することができるようになるものであ
る。
【0011】請求項3の発明の冷蔵庫は、上記各発明に
おいて制御手段は、圧縮機の運転周波数を低下させた状
態において、冷却器の除霜が行われた場合、運転周波数
を常用周波数に復帰させるものである。
【0012】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて制御手段は、圧縮機の運転周波数を低下させた状態
において、冷却器の除霜が行われた場合、運転周波数を
常用周波数に復帰させるようにしたので、除霜後の冷却
能力を確保し、迅速な温度低下を実現することができる
ようになるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する冷蔵庫の制御
装置のブロック図、図2及び図3はマイクロコンピュー
タのプログラムを示すフローチャートである。
【0014】図1において、制御装置1は汎用のマイク
ロコンピュータ2にて構成されており、このマイクロコ
ンピュータ2には図示しない冷蔵庫の冷凍室内の温度を
検出する冷凍室温度センサー3、図示しない冷蔵室の温
度を検出する冷蔵室温度センサー4、これも図示しない
氷温室の温度を検出する氷温室温度センサー6、圧縮機
の吐出側の温度を検出する吐出温度センサー7、後述す
る圧縮機モータ13や送風機モータ16、機械室送風機
モータ18の回転数を検出する回転数センサー8、温度
設定用のボリュームなどから成る設定回路9、マイクロ
コンピュータ2や後述する各モータ、リレーなどに印加
されるDC(直流)電源の電圧を検出する電圧検出回路
11、冷蔵庫の各室の開口を開閉自在に閉塞する図示し
ない各扉の開閉を検出する複数の扉スイッチから成るド
アスイッチ回路12、冷蔵庫が設置された外気温を検出
する外気温度センサー41、お急ぎ冷凍スイッチ42の
各出力が入力されている。
【0015】また、マイクロコンピュータ2の出力に
は、冷蔵庫内に設けられた図示しない冷却器と共に冷却
装置の冷媒回路を構成する圧縮機を駆動するDCモータ
から成る圧縮機モータ13がドライバ14を介して接続
され、前記冷却器により冷却された冷気を各室に循環す
る送風機を駆動するDCモータから成る送風機モータ1
6がドライバ17を介して接続され、前記圧縮機が設置
される機械室に設けられる機械室送風機を駆動するDC
モータから成る機械室送風機モータ18がドライバ19
を介して接続され、前記自動製氷機の製氷皿を回転させ
るDCモータから成る製氷機モータ21がドライバ22
を介して接続され、前記自動製氷機に給水する給水タン
クから自動製氷機の製氷皿に給水するポンプを駆動する
DCモータから成るポンプモータ23がドライバ24を
介して接続され、前記冷蔵室と氷温室の温度制御用のD
Cモータから成るモータダンパーのダンパーモータ26
がドライバ27を介してそれぞれ接続されている。
【0016】また、マイクロコンピュータ2の出力には
DC電源にて駆動されるリレー回路28が接続され、こ
のリレー回路28には前記冷却器の除霜ヒータ31、前
記給水タンクから自動製氷機に延びる給水パイプの周囲
に設けられる給水パイプヒータ32や、その他の凍結或
いは結露防止用のヒータ33がそれぞれ接続されてい
る。
【0017】以上の構成で、動作を説明する。マイクロ
コンピュータ2は冷凍室温度センサー3の出力に基づ
き、冷凍室内の温度が所定の上限温度に達している場合
には圧縮機モータ13、機械室送風機モータ18、及
び、送風機モータ16を始動(ON)する。この始動時
の制御に関しては後に詳述する。これによって、圧縮機
と送風機が運転されると、冷却器にて冷却された冷気は
送風機により冷凍室内に吹き出され、冷蔵室と氷温室に
は前記モータダンパーを介して供給される。
【0018】そして、冷凍室内の温度が所定の下限温度
に低下したら圧縮機モータ13、機械室送風機モータ1
8、送風機モータ16を停止(OFF)する。係る圧縮
機のON−OFF制御によって、冷凍室は設定温度(−
20℃程)に維持される。また、マイクロコンピュータ
2は冷蔵室温度センサー4と氷温室温度センサー6の出
力に基づき、前記ダンパーモータ26を制御することに
より、図示しないバッフルを開閉して冷蔵室と氷温室へ
の冷気供給を制御する。これによって、冷蔵室内は約+
5℃程の設定温度に、また、氷温室内は0℃〜−3℃程
の氷温に維持される。
【0019】ここで、図2のフローチャートに基づき、
前記マイクロコンピュータ2による圧縮機の始動時の制
御について説明する。マイクロコンピュータ2は、ステ
ップS1で先ず圧縮機(CMP)の運転(ON)司令が
あるか否か判断する。前述の如く冷凍室の温度が上限温
度に上昇するとマイクロコンピュータ2は運転司令有り
と判断し、ステップS2に進む。
【0020】ステップS2では現在圧縮機モータ13が
停止(OFF)しているか否か判断する。そして、圧縮
機モータ13が停止しているときにはステップS3に進
んでタイマー時間(3秒)を設定し、ステップS4で当
該タイマーをカウントする。次ぎに、ステップS5でD
C電圧にて動作する全ての機器(負荷)、即ち、前記送
風機モータ16、機械室送風機モータ18、製氷機モー
タ21、ポンプモータ23、ダンパーモータ26及びリ
レー回路28の通電を断って(OFF)、それらを停止
させる。
【0021】このように各DC負荷を停止させることに
よって、圧縮機モータ13に印加されるDC電源の電圧
は安定する。その状態でマイクロコンピュータ2はステ
ップS6において、電圧検出回路11の出力に基づき、
DC電源の電圧を測定する。更に、マイクロコンピュー
タ2は前記吐出温度センサー7に基づいて圧縮機の吐出
温度を測定し、また、除霜(DEF)後の始動か否か確
認し、これら三項目からその時点での最適な始動デュー
ティーを計算して圧縮機モータ13を始動させる。
【0022】そして、マイクロコンピュータ2はステッ
プS7で前記タイマー時間(3秒)が経過したか否か判
断し、NOであればステップS4に戻ってステップS4
からステップS6を繰り返すことにより、圧縮機モータ
13を始動する。
【0023】即ち、マイクロコンピュータ2は上記三項
目から決定した始動デューティーに基づき、ドライバ1
4によって圧縮機モータ13に印加し、その後同期運転
に入ったら一定周期のパルスの幅を徐々に増大して行
き、圧縮機モータ13に印加される電圧を徐々に上昇さ
せることによって、圧縮機モータ13の回転数を目標回
転数まで徐々に上昇させて行く。
【0024】これによって、圧縮機モータ13は円滑に
始動することができる。そして、ステップS7でタイマ
ー時間が経過すると、マイクロコンピュータ2はステッ
プS8に進んで上記DC電圧で動作する機器を通常の状
態に復帰させる。
【0025】ここで、圧縮機モータ13を始動する際、
ステップS6における始動デューティーの算出時に例え
ば前記製氷機モータ21などが動作していると、DC電
圧はその分低い値として判断され、当該低い値で始動デ
ューティーが算出される。係る状況でその後の始動中に
製氷機モータ21が停止すると、それによって圧縮機モ
ータ13に印加される電圧が変動(パルスの高さが高く
なる)するため、圧縮機モータ13の始動に支障を生じ
る危険性が出てくる。
【0026】しかしながら、上記の如くDC電圧で動作
する機器を全て停止させてDC電圧を安定化させ、その
状態で始動デューティーを算出し、圧縮機モータ13を
始動しているため、係る不都合を未然に防ぐことが可能
となる。
【0027】次ぎに、マイクロコンピュータ2による圧
縮機の運転中の制御を説明する。マイクロコンピュータ
2は上述の如く基本的には圧縮機を上限温度と下限温度
の間でON−OFF制御するものであるが、それに加え
てマイクロコンピュータ2は前述の如く圧縮機モータ1
3に印加する電圧をデューティー制御することによって
圧縮機モータ13の回転数を調整できる機能を備えてい
る。
【0028】そして、この調整は圧縮機の運転周波数と
して例えば60Hz、50Hz、45Hz及び40Hz
の四段階で行われる。また、係る圧縮機の運転周波数は
回転数センサー8の出力に基づいてマイクロコンピュー
タ2は把握している。
【0029】また、マイクロコンピュータ2は通常の制
御において上記50Hzを常用周波数としており、例え
ば冷凍室内で食品を急速に冷凍したい場合などに使用者
によってお急ぎ冷凍スイッチ42が操作されると、マイ
クロコンピュータ2は圧縮機の運転周波数を60Hzに
上昇させる。また、外気温度が例えば+15℃より低下
すると、マイクロコンピュータ2は外気温度センサー4
1の出力に基づき、圧縮機の運転周波数を45Hzに低
下させる制御を実行している。
【0030】更に、マイクロコンピュータ2は扉の開閉
に基づき、図3のフローチャートの如く圧縮機の運転周
波数を調整する。即ち、マイクロコンピュータ2は外気
温度センサー41の出力に基づき外気温度が例えば+2
5℃以下で+15℃より高い場合、ステップS9で前記
ドアスイッチ回路12の出力に基づき、全ての扉が閉じ
た状態か否か判断する。そして、何れかの扉が開いてい
る場合には、ステップS20に進んで圧縮機の運転周波
数を前記常用周波数(50Hz)に設定し、ステップS
21で例えば4時間などのT1時間を設定してステップ
S9に戻る。
【0031】一方、全ての扉が閉じられている場合、マ
イクロコンピュータ2はステップS9からステップS1
0に進み、タイマーで前記T1時間をカウントし、ステ
ップS11で当該T1時間が経過したか否か判断してN
OであればステップS9に戻ってこれを繰り返す。
【0032】ステップS11でT1時間が経過すると、
即ち、全ての扉が閉じた状態が4時間継続している場合
には、マイクロコンピュータ2はステップS11からス
テップS12に進んで今度は5時間などのT2時間を設
定する。そして、ステップS13で圧縮機の運転周波数
を1ランク下げ、上記50Hzから45Hzに低下させ
る。
【0033】そして、ステップS14でタイマーにより
前記T2時間をカウントし、ステップS15で当該T2
時間が経過したか否か判断してNOであればステップS
17に進む。ここで、再びドアスイッチ回路12の出力
に基づき、全ての扉が閉じているか否か判断して、扉が
閉じた状態である場合にはステップS18に進んで圧縮
機が連続して運転している時間が60分経過したか否か
判断し、NOの場合にはステップS19に進んで今度は
前記除霜ヒータ31により冷却器の除霜を行っているか
否か判断する。そして、NOであればステップS15に
戻り、これを繰り返す。
【0034】そして、ステップS15で前記T2時間が
経過すると、マイクロコンピュータ2はステップS16
で圧縮機の運転周波数をもう一ランク下げ、前記45H
zから40Hzに低下させてステップS17に進む。
【0035】ここで、このように圧縮機の運転周波数を
低下させた状態で、何れかの扉が開放された場合、マイ
クロコンピュータ2はステップS17からステップS2
0に進んで圧縮機の運転周波数を常用周波数(50H
z)に復帰させ、ステップS21で前記T1時間を設定
する。
【0036】また、圧縮機の運転時間が連続して60分
に達した場合にもマイクロコンピュータ2はステップS
18からステップS20に進んで圧縮機の運転周波数を
常用周波数(50Hz)に復帰させ、ステップS21で
前記T1時間を設定する。更に、冷却器の除霜を行った
場合にもマイクロコンピュータ2はステップS19から
ステップS20に進んで圧縮機の運転周波数を常用周波
数(50Hz)に復帰させ、ステップS21で前記T1
時間を設定する。
【0037】このように、マイクロコンピュータ2は扉
が閉じられた状態が4時間継続した場合には圧縮機の運
転周波数を1ランク下げ、更にその状態が5時間継続し
た場合には運転周波数を更に1ランク低下させる。即
ち、マイクロコンピュータ2は、各室内及び収納食品の
温度が安定している状態を扉の開閉状態によって把握
し、扉が継続して閉じられ、上記温度が安定している状
況では圧縮機の運転周波数を段階的に低下させて冷却能
力を下げる。これにより、消費電力を削減し、冷蔵庫の
効率的な冷却運転を達成することが可能となる。
【0038】また、マイクロコンピュータ2は、圧縮機
の運転周波数を低下させている状態において、扉が開放
された場合には直ちに運転周波数を常用周波数に復帰さ
せるので、扉の開放に伴う各室内の温度上昇に迅速に対
処することができるようになる。
【0039】更に、マイクロコンピュータ2は、圧縮機
の運転周波数を低下させた状態において、圧縮機の運転
時間が60分連続した場合、運転周波数を常用周波数に
復帰させるようにしたので、運転周波数の低下によって
冷却能力が低下し、それによって圧縮機が連続運転とな
って却って消費電力が増大してしまう状況を回避するこ
とができるようになる。
【0040】更にまた、マイクロコンピュータ2は、圧
縮機の運転周波数を低下させた状態において、冷却器の
除霜を行った場合、運転周波数を常用周波数に復帰させ
るようにしたので、除霜後の冷却能力を確保し、各室の
迅速な温度低下を実現することができるようになる。
【0041】尚、上記実施例で示した各値はそれに限ら
れるものでは無く、冷蔵庫の能力に応じて適宜設定する
ものとする。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、圧縮
機から吐出された冷媒を冷却器にて蒸発させることによ
り貯蔵室内を冷却すると共に、この貯蔵室内の温度に基
づき、所定の上限温度と下限温度の間で圧縮機をON−
OFFし、且つ、当該圧縮機の運転周波数を調整する機
能を有する制御手段を備えた冷蔵庫において、貯蔵室の
開口を開閉自在に閉塞する扉と、この扉の開閉を検出す
る扉開閉検出手段とを備えており、制御手段は、この扉
開閉検出手段に基づき、扉が閉じられた状態が一定時間
継続した場合、圧縮機の運転周波数を低下させるように
したので、貯蔵室内及び収納物品の温度が安定している
状態を扉の開閉状態によって把握し、係る状況では圧縮
機の運転周波数を低下させて冷却能力を下げることがで
きるようになる。
【0043】これにより、消費電力を削減し、冷蔵庫の
効率的な冷却運転を達成することが可能となるものであ
る。
【0044】請求項2の発明によれば、上記に加えて制
御手段は、圧縮機の運転周波数を低下させた状態におい
て、当該圧縮機の運転時間が所定時間連続した場合、運
転周波数を常用周波数に復帰させるようにしたので、運
転周波数の低下によって冷却能力が低下し、それによっ
て圧縮機が連続運転となって却って消費電力が増大して
しまう状況を回避することができるようになるものであ
る。
【0045】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて制御手段は、圧縮機の運転周波数を低下させた状態
において、冷却器の除霜が行われた場合、運転周波数を
常用周波数に復帰させるようにしたので、除霜後の冷却
能力を確保し、迅速な温度低下を実現することができる
ようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の制御装置のブロック図であ
る。
【図2】マイクロコンピュータのプログラムを示すフロ
ーチャートである。
【図3】同じくマイクロコンピュータのプログラムを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 2 マイクロコンピュータ 11 電圧検出回路 12 ドアスイッチ回路 13 圧縮機モータ 16 送風機モータ 28 リレー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 素晴 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機から吐出された冷媒を冷却器にて
    蒸発させることにより貯蔵室内を冷却すると共に、この
    貯蔵室内の温度に基づき、所定の上限温度と下限温度の
    間で圧縮機をON−OFFし、且つ、当該圧縮機の運転
    周波数を調整する機能を有する制御手段を備えた冷蔵庫
    において、 前記貯蔵室の開口を開閉自在に閉塞する扉と、この扉の
    開閉を検出する扉開閉検出手段とを備え、前記制御手段
    は、この扉開閉検出手段に基づき、前記扉が閉じられた
    状態が一定時間継続した場合、前記圧縮機の運転周波数
    を低下させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 制御手段は、圧縮機の運転周波数を低下
    させた状態において、当該圧縮機の運転時間が所定時間
    連続した場合、前記運転周波数を常用周波数に復帰させ
    ることを特徴とする請求項1の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 制御手段は、圧縮機の運転周波数を低下
    させた状態において、冷却器の除霜が行われた場合、前
    記運転周波数を常用周波数に復帰させることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2の冷蔵庫。
JP9279795A 1997-09-26 1997-09-26 冷蔵庫 Pending JPH11101548A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9279795A JPH11101548A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 冷蔵庫
CN98119596A CN1112562C (zh) 1997-09-26 1998-09-25 冰箱
KR1019980039899A KR19990030144A (ko) 1997-09-26 1998-09-25 냉장고

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9279795A JPH11101548A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11101548A true JPH11101548A (ja) 1999-04-13

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ID=17616026

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