JPH05173519A - チッカーボード及びその制御方法 - Google Patents

チッカーボード及びその制御方法

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JPH05173519A
JPH05173519A JP35441191A JP35441191A JPH05173519A JP H05173519 A JPH05173519 A JP H05173519A JP 35441191 A JP35441191 A JP 35441191A JP 35441191 A JP35441191 A JP 35441191A JP H05173519 A JPH05173519 A JP H05173519A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一表示部を用い、この表示部を複数のウイ
ンドウに分割してそれぞれ制御することにより、各ウイ
ンドウにおけるスクロール速度を可変にして複数の情報
を表示することができるチッカーボード及びその制御方
法を提供する。 【構成】 表示部12を複数のウインドウに分割し、各
ウインドウに対応するように表示RAM14が形成さ
れ、各ウインドウの表示RAM上のアドレスを記憶する
第5,6メモリ19,20と、各ウインドウのスクロー
ル速度に関する数値を記憶する第3メモリ17と、各ウ
インドウ毎のスクロール制御用タイマカウンタの値を記
憶する第4メモリ18とから構成されるチッカーボード
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位コンピュータから
下位の端末機器に対して一方的に情報を伝達する単方向
情報伝達システムにおいて用いられる流動株価表示装置
(チッカーボード)に係り、特に表示領域を分割し、複
数の情報を表示することができるチッカーボード及びそ
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】相場報道システムは、証券に関する市場
情報の伝達システム中の一部を形成するものである。す
なわち、全国の証券取引所で刻々発生変化する株価等の
情報をコンピュータ処理し、その結果を広く全国にわた
る投資家等に対し迅速に伝達するとともに伝達情報の質
的向上を図り、これにより公正な株価等の形成と円滑な
流通に役立つことを目的としている。
【0003】一般的な相場報道システムの構成について
図6を使って説明する。図6は、従来の一般的な相場報
道システムの構成ブロック図である。この相場報道シス
テムは、全国の証券取引所で刻々発生変化する株価等の
情報をコンピュータ処理するコンピュータセンタ1と、
同センタ1の処理結果を各地の証券会社等へ配信する通
信回線2と、証券会社等に設置され配信された株価等の
情報を可視化して表示する株価通報表示装置3等と、通
信回線2の途中にあってコンピュータセンタ1から受信
したデータを再生中継するとともに入力回線の信号を複
数の出力回線に分配増幅する分配装置4とから構成され
ている。
【0004】コンピュータセンタ1としては、東証売買
システム、大証相場情報伝達システム、名証相場伝達シ
ステム等があり、また相場報道システムには東証、京
証、広証、福証、新証、札証からの入力装置等が接続さ
れている。
【0005】相場報道システムの特徴は、情報(デー
タ)がコンピュータセンタ1から各地の証券会社等へ向
けて一方的に(単方向に)伝達されるものであり、一般
的なオンラインシステムにおいて実施されている下位の
端末機器より上位コンピュータ(コンピュータセンタ
1)へのデータ再送要求等は実施されない。
【0006】以上の構成からなる相場報道システムにお
いて、流動的な株価を表示する表示装置をチッカーボー
ドと呼んでいる。チッカーボードとは、ドットマトリク
ス構成の表示部を用いて、銘柄その他の株価情報をスク
ロール方式により流動的に表示するようにした表示ボー
ドのことである。このようなチッカーボードは、一つの
表示装置に用意されている表示RAMは一つであり、つ
まり、表示部におけるウインドウが一つしかない構成と
なっていた。
【0007】この単一ウインドウのチッカーボードにお
いてスクロール動作を行う場合は、表示部に表示動作を
行うCPUに対してハードウェアのタイマ割込みを行う
ようにし、タイマ割込みから次のタイマ割込みまでの時
間(単位時間)毎に表示画面を書替えることにより画面
がスクロールしているかのように見せるものであった。
【0008】つまり、単位時間の間は定位置に画面が表
示され、タイマ割込みで少しずらした画面に切り替えて
表示し、このような少しずらした画面を連続的に切り替
えて表示することで、スクロール動作を実現するもので
あった。
【0009】また、スクロールしない固定情報とスクロ
ール情報とを同時に表示部に表示させる場合には、個々
独立の表示装置を複数使って、その表示部を縦横に組合
わせて固定情報とスクロール情報を同時に表示させるよ
うになっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチッカーボードでは、単一のウインドウで、スクロ
ール速度一定となっているため、複数の情報を同時に見
られず、表示される情報によっては何の情報が表示され
ているのか判らない場合があり、特に相場報道システム
に接続された場合にはその場の状況が判らないという問
題点があった。
【0011】また、複数の表示装置を組合わせて複数の
情報を表示させようとすれば、全体の装置が大型化し、
高価となるとの問題点があった。
【0012】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、単一の表示部を用い、この表示部を複数のウインド
ウに分割してそれぞれ制御し、更に分割した各ウインド
ウのスクロール速度を可変にして複数の情報を自在に表
示することができるチッカーボードを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、送信されたデータ
の受信部と、前記受信したデータの表示を行う表示部
と、前記データを格納する表示RAMと、前記データを
前記表示RAMから前記表示部に表示する制御部とを有
するチッカーボードにおいて、前記表示部が複数のウイ
ンドウを持つよう前記ウインドウに対応して前記表示R
AMが複数に分割され、前記各ウインドウに対応した表
示RAM上の表示アドレスを記憶する第1の記憶メモリ
と、前記各ウインドウのスクロール速度に関する数値を
記憶する第2の記憶メモリと、タイマ割込みでカウント
を開始する前記各ウインドウ毎のスクロール制御用タイ
マとを設けたことを特徴としている。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載のチッカーボードの制
御方法において、前記各ウインドウに対応して分割され
た前記表示RAMに前記データが格納されて、前記タイ
マ割込みで前記第2の記憶メモリから前記各ウインドウ
のスクロール速度に関する数値を読み取り、前記各スク
ロール制御用タイマでカウントしたカウント値と前記各
ウインドウのスクロール速度に関する数値とを比較し、
前記カウント値と前記スクロール速度に関する数値とが
合致したときに前記第1の記憶メモリの表示アドレスを
更新し、前記第1の記憶メモリの更新された表示アドレ
スに従って前記表示RAMのデータを前記表示部に表示
することを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、表示部が複数の
ウインドウを持つようにウインドウに対応して表示RA
Mを分割し、各ウインドウに対応する表示RAM上のア
ドレスを記憶する第1の記憶メモリと、各ウインドウの
スクロール速度に関する数値を記憶する第2の記憶メモ
リと、各ウインドウ毎のスクロール制御用タイマとを有
するチッカーボードとしているので、各ウインドウ毎の
表示が可能で、更に各ウインドウを独立してスクロール
させることができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、各ウインド
ウに対応して分割された表示RAMにデータが格納され
た状態で、タイマ割込みによって第2の記憶メモリから
各ウインドウのスクロール速度に関する数値を読み取
り、この数値と各スクロール制御用タイマでカウントし
たカウント値とを比較して合致したときに第1の記憶メ
モリの表示アドレスを更新し、この更新された表示アド
レスに従って表示RAM内のデータを表示部に表示する
請求項1記載のチッカーボードとしているので、各ウイ
ンドウを独立してスクロールさせることができる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るチッカー
ボードの構成概略ブロック図である。
【0018】本実施例のチッカーボードは、図1に示す
ように、コンピュータセンタからの株価等の情報(ソー
ス情報)を受信するために変復調を行うモデムを有し、
表示制御を行う制御部11と、ソース情報の表示が為さ
れる表示部12と、表示制御の入出力を行うシステムコ
ンソール等の操作部13と、表示データが格納されてい
る表示RAM14と、表示制御に使用される各種のデー
タが記憶される第1〜第6のメモリ15〜20とから構
成される表示装置となっている。
【0019】次に、本実施例のチッカーボードの具体的
な構成について、図2の処理概念図を使って説明する。
制御部11は、ソース情報を受信し、受信データを編集
・加工した後に表示部12にデータを表示させる制御を
行うものである。操作部13は、表示部12に表示させ
るデータや表示パターン、また表示のためのパラメータ
等の設定を行うものである。表示部12は、本実施例で
は一つの表示画面を四つのウインドウ(window1
〜4)に分割して、それぞれのウインドウに対応する表
示データが表示されるものである。
【0020】第1メモリ15は、制御部11において編
集・加工された表示データを受け取る一時記憶メモリで
あり、そして、第2メモリ16は、各ウインドウの使用
状態が設定されている一時記憶メモリであり、また、表
示RAM14は、各ウインドウに対応した表示データが
格納されたRAMである。各ウインドウの使用状態と
は、スクロール表示又は固定表示のいずれかの状態等を
示すものである。
【0021】第3メモリ17は、各ウインドウに対応し
たスクロール速度を一時記憶するメモリであり、第4メ
モリ18は、各ウインドウに対応したスクロール制御用
タイマカウンタのカウンタ値を一時記憶する一時記憶メ
モリである。ここで、(A)は、CPUのタイマ割込み
を示すものである。従って、第4メモリ18にはタイマ
カウンタが接続しており、このスクロール制御を行うタ
イマカウンタの値を第4メモリ18に記憶するようにな
っている。
【0022】第5メモリ19は、各ウインドウに対応し
たウインドウのスタートアドレスを一時記憶するメモリ
であり、第6メモリ20は、偶数番目のウインドウ(w
indow2、4)の表示部12に対するオフセットア
ドレスを一時記憶するメモリである。本実施例のチッカ
ーボードでは、第5メモリ19及び第6メモリ20内の
アドレスの指示に従って、例えば、その指示されたスタ
ートアドレスの表示RAM14の表示データから表示部
12の各ウインドウに表示されるようになっている。
【0023】次に、本実施例のチッカーボードにおける
表示処理を図3〜図5のフローチャートを使って説明す
る。図3は、図2の制御部11における処理のフローチ
ャート図である。制御部11では、各種のタスク管理
(101)でタスク処理が選択されて各種処理が為され
るようになっている。まず、ソース情報の伝送が為され
ると、制御部11でソース情報の受信処理(102)が
行われ、受信したソース情報は操作部13からのパラメ
ータ等の情報に従って編集・加工(103)され、表示
部12側の第1メモリ15に表示データが設定(10
4)される。
【0024】更に制御部11では、第1メモリ15へ表
示するデータが出力される他に、第1メモリ15から表
示状態(データ処理ステータス)に関するデータを取り
出して(105)データ処理の状況を監視したり、操作
部13からの情報に従って表示制御情報(表示パター
ン、スクロール速度等)を編集し、第1メモリ15に設
定したりする(106)ようになっている。ところで、
制御部11における処理は実際には、タスク管理により
各処理が必要に応じて行われ、また表示部12における
情報を第2メモリ16に設定して(107)、この情報
により表示部12の状態も管理するようにもなってい
る。尚、データ処理ステータス監視については、データ
処理が終わっていれば次に表示するデータを新たに第1
メモリ15にセットするようになっている。
【0025】次に、表示部での表示処理概要について図
4を使って説明する。図4は、表示部の表示処理のフロ
ーチャート図であり、表示部において表示RAMにデー
タを書き込むまでのメモリ間の情報(データ)の流れを
示している。
【0026】まず、第1メモリ15に設定された情報の
内の表示制御情報に従いウインドウの使用方法を第2メ
モリ16に設定する。ここで、ウインドウの使用方法と
は、例えば、4つのウインドウを一つの画面として取り
扱うか、また上下段分割して別々の情報を表示させる
か、また固定表示とスクロール表示を組合わせるか等の
使用状態をいうものである。また、各ウインドウにおけ
るスクロール速度に対応した最大タイマカウンター値を
第3メモリ17に設定する。ちなみにスクロールしない
場合は第3メモリ17に“0”が設定される。
【0027】そして、ウインドウの使用状態に対応し
て、第5メモリ19には各ウインドウに対応したウイン
ドウスタートアドレスが設定され、第6メモリ20に偶
数番目のウインドウに対応するオフセットアドレスが設
定される。
【0028】上記のような表示制御情報の処理が為され
る(201)と、第1メモリ15における表示制御情報
以外のデータは表示データに変換され(202)、その
表示データが第2メモリ16の制御情報に従って表示R
AM14の内の特定の場所へ設定する処理を行う(20
3)。一通り、第1メモリ15内のデータの処理が終了
したら、制御部11へ次のデータの設定要求を出し(2
04)、このようにして、各ウインドウ用の表示RAM
14に表示データが設定される。
【0029】次に、表示部におけるスクロール処理の概
要について説明する。ウインドウにおけるスクロール処
理は、図2に示す(A)のタイマ割込みにより起動さ
れ、まず第3メモリ17の各ウインドウに対応したスク
ロール速度に関する情報を取り出し、“0”でない場合
(“0”は固定表示を意味する)のみ第4メモリ18の
該当するウインドウ用のスクロール制御用タイマカウン
タをインクリメントし、その結果と第3メモリ17の内
容とを比較する。第3メモリ17の内容はスクロール速
度に関する情報となっており、スクロール動作の途中に
おける画面の停止している時間等も数値として保有して
いるので、この第3メモリ17の停止時間の数値と第4
メモリ18のスクロール制御用タイマカウンタの値とを
比較するものである。
【0030】第4メモリ18のスクロール制御用タイマ
カウンタの値がインクリメントされて増加した結果、カ
ウンタの値と停止時間の数値とが等しくなった場合は、
第5メモリ19の各ウインドウのウインドウスタートア
ドレスの情報又は第6メモリ20のオフセットアドレス
の情報を更新し、その値をハードウェアに設定する。こ
の更新されたアドレスに従って表示RAM14上の表示
データが表示されることになる。つまり、更新されたア
ドレスにより表示される画面は、少しスクロールした画
面(少しずらした画面)が表示されるものである。但
し、オフセットアドレスを更新すると、例えば、図2の
表示部12におけるwindow1に対するwindo
w2の表示領域が変わってしまうため、この場合はwi
ndow1のタイトル表示部分をスクロールさせる時に
使用するものである。
【0031】但し、第3メモリ17の内容(スクロール
速度)がある一定値以上の場合はその値に従い、第5メ
モリ19のスタートアドレスを更新する時に+2、+3
…等の処理を行い、また第6メモリ20のオフセットア
ドレスを更新する時に−2、−3…等の処理を行う。第
5メモリ19又は第6メモリ20のアドレス情報は、第
2メモリ16の内容に従って決定される。
【0032】更に、表示部におけるスクロール処理の概
要について図5を使って説明する。図5は、表示部のス
クロール処理のフローチャート図であり、表示部におけ
るスクロール処理のメモリ間の情報の流れを示してい
る。
【0033】タイマ割込みが為されると、スクロール処
理が起動され(301)、まずウインドウ1の処理設定
(302)が開始され、当該ウインドウがスクロールウ
インドウかどうかの判定を第3メモリ17の内容
(“0”となっていない場合がスクロールウインドウで
ある)で行い(303)、スクロールウインドウであれ
ば、第4メモリ18のスクロール制御用タイマカウンタ
のカウントアップ処理を行い(304)、カウントが終
了する(305)と、第5メモリ19のウインドウスタ
ートアドレスの内容又は第6メモリ20のウインドウオ
フセットアドレスの内容を更新し(306)、ウインド
ウアドレスをハードウェアに設定する(307)。
【0034】そして、次のウインドウの処理設定が為さ
れ(308)、全てのウインドウの処理が終了していな
ければ(309)、スクロールウインドウかどうかの判
定処理(303)に引き継がれる。全てのウインドウの
処理が終了すると(309)、一回のタイマ割込みによ
る処理が終了する(310)。本実施例では、ウインド
ウ数が4であるので、以上の処理を各ウインドウに対応
して、その数分の4回繰り返すようになっている。そし
て、再度タイマ割込みが為されると、同様の処理が繰り
返され、この動作の連続が画面を少しずつずらして表示
させることになるため、スクロール動作となるものであ
る。
【0035】本実施例の表示装置をチッカーボードとし
て、その視覚上の特性を相場報道システムに応用した場
合について説明する。
【0036】第1の例として、window1、3のみ
を使用し、window1に銘柄名、window3に
現在値という具合に、上・下段別々に一つの情報を表示
させ、両者をスクロールさせることが可能となる。第2
の例として、window1、3のみを使用し、win
dow1に株式の情報、window3は株価指数等の
ように上・下段独立した情報を同時に表示させる。そし
て、スクロール速度を上・下段で変えたり、上段のみス
クロールを一時停止にすることにより、別々の情報を表
示していることをアピールすることができる。第3の例
として、window1、3のみを使用し、上下で1行
の文字(拡大文字)を表示させることができる。第4の
例として、スクロールさせずに固定パネルとして表示す
ることができる。第5の例として、統計データをタイト
ル付きデータに編集し、タイトルとデータが一緒にスク
ロールして表れ、タイトルのみが左端にきて停止、デー
タはタイトルの右端へ消えていくスクロール表示を行わ
せることが可能となる。第6の例として、左端に固定デ
ータとして株価指数等を表示し、株式情報をその右側の
方でスクロール表示を行わせることができる。
【0037】上記に示したこれらのパターンをまとめる
と、上・下段別々に一つの情報の表示と、上・下段分割
して別々の情報の表示と、拡大文字表示との3形式があ
り、更に、通常のスクロール表示と、タイトル付きデー
タスクロール表示と、固定表示+スクロール表示と、固
定表示のみと、左・右分割して別々のスクロール表示と
の5タイプがあるので、3形式5タイプにより合わせて
15パターンの表示が可能である。
【0038】また、図1及び図2に示す第3メモリ1
7、第4メモリ18、第5メモリ19等をもう一種類分
用意し、縦方向のスクロールも可能にすることができ
る。更に表示RAM14、表示部12を多重化した表示
装置であっても、第3〜第6メモリ17〜20を多重化
することで制御可能となるものである。このような装置
は、タイムスケジュール等に応用できる。
【0039】本実施例のチッカーボードによれば、表示
部12を複数のウインドウに分割し、それぞれのウイン
ドウのスクロール表示又は固定表示をそれぞれに制御す
ることができるので、各種の情報を同時に表示すること
ができ、タイトル付き表示による情報の理解を容易にす
ることができる。また、各ウインドウのスクロール速度
の制御により情報量が多いときはその部分を速くスクロ
ールさせることで、その情報量をユーザーに効果的に知
らせることができる効果がある。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、表示部が
複数のウインドウを持つようにウインドウに対応して表
示RAMを分割し、各ウインドウに対応する表示RAM
上のアドレスを記憶する第1の記憶メモリと、各ウイン
ドウのスクロール速度に関する数値を記憶する第2の記
憶メモリと、各ウインドウ毎のスクロール制御用タイマ
とを有するチッカーボードとしているので、各ウインド
ウ毎の表示が可能で、更に各ウインドウを独立してスク
ロールさせることができ、情報表示を自在にできる効果
がある。
【0041】請求項2記載の発明によれば、各ウインド
ウに対応して分割された表示RAMにデータが格納され
た状態で、タイマ割込みによって第2の記憶メモリから
各ウインドウのスクロール速度に関する数値を読み取
り、この数値と各スクロール制御用タイマでカウントし
たカウント値とを比較して合致したときに第1の記憶メ
モリの表示アドレスを更新し、この更新された表示アド
レスに従って表示RAM内のデータを表示部に表示する
請求項1記載のチッカーボードとしているので、各ウイ
ンドウを独立してスクロールさせることができ、情報表
示を自在にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るチッカーボードの構成
概略ブロック図である。
【図2】本実施例のチッカボードの処理概念図である。
【図3】制御部の処理フローチャート図である。
【図4】表示部の表示処理フローチャート図である。
【図5】表示部のスクロール表示処理フローチャート図
である。
【図6】従来の一般的な相場報道システムの構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…コンピュータセンタ、 2…通信回線、 3…株価
通報表示装置、 4…分配装置、 11…制御部、 1
2…表示部、 13…操作部、 14…表示RAM、
15…第1メモリ、 16…第2メモリ、 17…第3
メモリ、 18…第4メモリ、 19…第5メモリ、
20…第6メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信されたデータの受信部と、前記受信
    したデータの表示を行う表示部と、前記データを格納す
    る表示RAMと、前記データを前記表示RAMから前記
    表示部に表示する制御部とを有するチッカーボードにお
    いて、前記表示部が複数のウインドウを持つよう前記ウ
    インドウに対応して前記表示RAMが複数に分割され、
    前記各ウインドウに対応した表示RAM上の表示アドレ
    スを記憶する第1の記憶メモリと、前記各ウインドウの
    スクロール速度に関する数値を記憶する第2の記憶メモ
    リと、タイマ割込みでカウントを開始する前記各ウイン
    ドウ毎のスクロール制御用タイマとを設けたことを特徴
    とするチッカーボード。
  2. 【請求項2】 前記各ウインドウに対応して分割された
    前記表示RAMに前記データが格納されて、前記タイマ
    割込みで前記第2の記憶メモリから前記各ウインドウの
    スクロール速度に関する数値を読み取り、前記各スクロ
    ール制御用タイマでカウントしたカウント値と前記各ウ
    インドウのスクロール速度に関する数値とを比較し、前
    記カウント値と前記スクロール速度に関する数値とが合
    致したときに前記第1の記憶メモリの表示アドレスを更
    新し、前記第1の記憶メモリの更新された表示アドレス
    に従って前記表示RAMのデータを前記表示部に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載のチッカーボードの制
    御方法。
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