JPH0517324A - 整髪剤用樹脂組成物 - Google Patents

整髪剤用樹脂組成物

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JPH0517324A
JPH0517324A JP17383091A JP17383091A JPH0517324A JP H0517324 A JPH0517324 A JP H0517324A JP 17383091 A JP17383091 A JP 17383091A JP 17383091 A JP17383091 A JP 17383091A JP H0517324 A JPH0517324 A JP H0517324A
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JP
Japan
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resin composition
hairdressing
parts
monomer
composition
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Pending
Application number
JP17383091A
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English (en)
Inventor
Yuujirou Uchiyama
雄二朗 内山
Motomi Ogasawara
元見 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 きわめて広範囲な溶剤に溶解分散し、毛髪へ
の固定セット力が大きい整髪剤用樹脂組成物を提供す
る。 【構成】一般式(I) : 【化10】 で表わされるモノマー(A) 、一般式(II): 【化11】 で表わされるモノマー(B) 、一般式(III) : 【化12】 で表わされるモノマー(C) 、N-ビニルピロリドンおよび
エチレン性不飽和モノマーからなるモノマー混合物を重
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は整髪剤用樹脂組成物に関
する。さらに詳しくは、毛髪に対する付着性にすぐれ、
また毛髪にすぐれた光沢およびなめらかな感触を付与
し、かつ良好なセット保持力を有するカチオン性整髪剤
用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、整髪剤には、揮発性環状シロキサ
ン、ジメチルポリシロキサンなどの重合度が1〜50程度
の低重合度ポリシロキサンが他の原料との相溶性がよい
ことから用いられているが、最近ではシリコーンオイル
が発現するくし通り性は、該シリコーンオイルの重合度
が高いものほどよくなることが認められるため、高重合
度のシリコーンオイルに対する期待が高まりつつある。
【0003】しかしながら、シリコーンオイルは、その
重合度がおおよそ50をこえるあたりからアルコールなど
の他の原料との相溶性がわるくなり、分離しやすくなる
という欠点がある。
【0004】そこで、種々のシリコーンオイルの改良が
試みられ、その官能基を変性することにより水溶性や毛
髪への付着性の向上を図ることが試みられている。この
ような技術としては、たとえばポリエーテル変性シリコ
ーン(特開昭60- 126209号公報、特開昭61-6号公報)や
アミノ変性シリコーン(特開平1-203314号公報、特開平
2-111712号公報)が知られている。
【0005】しかしながら、これらのシリコーンは、い
ずれもシリコーンオイルを基剤としたものであり、シリ
コーン独自の特性を有する一方で整髪剤として使用する
際に様々な制約を受けるものである。たとえば、フィル
ムの硬度を高めたり、水溶性を付与したり、毛髪への付
着性を向上させるために変性させたばあいには、高価な
ものになりやすく、また低分子量のシリコーンオイルを
ブレンドして使用したばあいには、毛髪への使用後にそ
の一部が溶出するため、多量に使用したり、使用者が長
時間使用したりすると毛髪のきしみ感が増したり、脂ぎ
るといった欠点がある。
【0006】また、なめらかさを毛髪に付与するため
に、従来よりカチオン性界面活性剤が整髪剤に用いられ
ている。かかるカチオン性界面活性剤のなかでは、とく
に高分子化合物であるカチオン性ポリマーは、水溶性を
有するものであり、また毛髪の固定セット力にすぐれる
ので広く使用されている。しかしながら、カチオン性界
面活性剤は、ごわつき感を与え、望ましい光沢や充分な
なめらかさを毛髪に付与するものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
前記従来技術に鑑みて、水系溶剤から非水系の炭化水素
系有機溶剤にいたるまできわめて広範囲な溶剤に安定し
て溶解ないし分散し、毛髪への固定セット力が大きく、
またシリコーンオイルの特徴であるすぐれた光沢、なめ
らかさ、くし通り性および帯電防止性を毛髪に付与しう
る整髪剤用樹脂組成物を開発するべく鋭意研究を重ねた
結果、特定のジメチルアミノアルキル(メタ)アクリレ
ートのジアルキル硫酸塩と特定のシロキシ基を有する
(メタ)アクリレートとを併用した樹脂組成物を整髪剤
に用いたばあいには、前記課題がことごとく解決される
ことを見出し、本発明を完成するにいたった。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は一般
式(I) :
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R1 は水素原子またはメチル基、
2は炭素数1〜3のアルキレン基、R3 はメチル基ま
たはエチル基を示す)で表わされるモノマー(A)30 〜90
重量%、一般式(II):
【0011】
【化5】
【0012】(式中、R1 は前記と同じ、R4 は炭素数
1〜4のアルキレン基、nは1〜300の整数を示す)で
表わされるモノマー(B) 1〜30重量%、一般式(III) :
【0013】
【化6】
【0014】(式中、R1 は前記と同じ、R5 は炭素数
1〜4のアルキル基を示す)で表わされるモノマー(C)
0〜60重量%、N-ビニルピロリドン0〜30重量%および
エチレン性不飽和モノマー0〜20重量からなるモノマー
混合物を重合してなる整髪剤用樹脂組成物に関する。
【0015】
【作用および実施例】本発明の整髪剤用樹脂組成物は、
前記したように、一般式(I) :
【0016】
【化7】
【0017】(式中、R1 は水素原子またはメチル基、
2は炭素数1〜3のアルキレン基、R3 はメチル基ま
たはエチル基を示す)で表わされるモノマー(A)30 〜90
重量%、一般式(II):
【0018】
【化8】
【0019】(式中、R1 は前記と同じ、R4 は炭素数
1〜4のアルキレン基、nは1〜300の整数を示す)で
表わされるモノマー(B) 1〜30重量%、一般式(III) :
【0020】
【化9】
【0021】(式中、R1 は前記と同じ、R5 は炭素数
1〜4のアルキル基を示す)で表わされるモノマー(C)
0〜60重量%、N-ビニルピロリドン0〜30重量%および
エチレン性不飽和モノマー0〜20重量%からなるモノマ
ー混合物を重合したものである。
【0022】本発明に用いられるモノマー(A) は、前記
したように、一般式(I) で表わされる(メタ)アクリル
酸誘導体である。
【0023】本発明においては、モノマー(A) を用いた
ことに大きな特徴の1つがあり、シロキシ基を有する
(メタ)アクリレートと併用したばあいには、非水系溶
剤に対してすぐれた相溶性を示しながらも水溶性を呈
し、しかも毛髪への密着性にすぐれるのである。
【0024】前記モノマー(A) の具体例としては、ジメ
チルアミノメチルアクリレート、ジメチルアミノエチル
アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、
ジメチルアミノメチルメタクリレート、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルメタク
リレートのそれぞれジメチル硫酸塩とジエチル硫酸塩が
あげられ、これらのモノマーは単独でまたは2種以上を
混合して用いられる。
【0025】前記モノマー(A) の使用量は、モノマー混
合物に対して30〜90重量%、好ましくは40〜70重量%と
なるように調整することが望ましい。前記モノマー(A)
の使用量が30重量%未満であるばあいには、えられる整
髪剤用樹脂組成物の水溶性が低下し、水溶液としたばあ
いに分散性が低下し、凝集が生じることがあり、またえ
られる整髪剤用樹脂組成物がカチオン性であることに起
因する特徴である毛髪に対する親和性が低下し、その結
果、フレーキング現象を生起しやすくなり、90重量%を
こえるばあいには、えられる整髪剤用樹脂組成物によっ
て形成されたフィルムの耐湿性がいちじるしく低下す
る。
【0026】本発明に用いられるモノマー(B) は、前記
したように、一般式(II)で表わされるシロキシ基を含有
した(メタ)アクリル酸の誘導体である。本発明におい
ては、モノマー(B) を用いたことにもう1つの大きな特
徴がある。モノマー(B) は、えられる整髪剤用樹脂組成
物にシリコーンオイルの特性であるすぐれた光沢を与え
つつ、なめらかさおよび固定セット力を向上させる性質
を有する。また、一般に行なわれているシリコーンオイ
ルのブレンドと異なり、樹脂中に単一のポリマー鎖とし
てシロキシ基が固定化されているので、シリコーンオイ
ルの一部が溶出することがなく、長時間使用しても頭髪
にきしみ感が生じたり、脂ぎることがない。
【0027】前記モノマー(B) の具体例としては、一般
式(II)において、nが1〜300 の整数である(メタ)ア
クリロキシアルキルジメチルポリシロキサンがあげら
れ、該モノマーは単独でまたは2種以上を混合して用い
られる。
【0028】なお、本発明においては、前記モノマー
(B) として、長鎖シリコーン鎖を有するものと、短鎖シ
リコーン鎖を有するものとを併用したばあいには、えら
れる整髪剤用樹脂組成物に含有された樹脂成分と溶剤と
の相溶性ないし分散性が向上し、保存安定性がより一層
向上する。したがって、本発明においては、長鎖シリコ
ーン鎖を有するものと、短鎖シリコーン鎖を有するもの
とを併用することが望ましい。
【0029】前記モノマー(B) において、長鎖シリコー
ン鎖を有するものとしては、たとえば一般式(II)におい
て、nが60〜300 、なかんづく100 〜280 の整数である
(メタ)アクリロキシアルキルジメチルポリシロキサン
があげられる。また、短鎖シリコーン鎖を有するものと
しては、たとえば一般式(II)において、nが1〜60、な
かんづく5〜40の整数である(メタ)アクリロキシアル
キルジメチルポリシロキサンがあげられる。
【0030】前記長鎖シリコーン鎖を有するモノマー
(B) と、短鎖シリコーン鎖を有するモノマー(B) との比
率は、重量比で10/90〜70/30、なかんづく20/80〜50
/50であることが好ましい。かかる比率が前記範囲より
も小さいばあいには、相対的に短鎖シリコーン鎖を有す
るものの割合が大きくなってシリコーンオイル独自のコ
ンディショニング効果が発現されにくくなる傾向があ
り、また前記範囲よりも大きいばあいには、相対的に長
鎖シリコーン鎖を有するものの割合が大きくなってアル
コールや水との相溶性が低下する傾向がある。
【0031】なお、一般式(II)で表わされるモノマー
(B) において、nは大きくなるにしたがってえられる整
髪剤用樹脂組成物のセット保持力が向上するが、nが30
0 をこえるばあいには化粧料で汎用されているエタノー
ルや水との相溶性が極端に低下する傾向がある。前記n
は好ましくは1〜280 、さらに好ましくは10〜270 の整
数である。
【0032】前記一般式(II)において、nが小さいほど
えられる整髪剤用樹脂組成物は無色透明に近くなり、ま
たnが大きいほど白濁するようになる。したがって、本
発明の整髪剤用樹脂組成物をたとえばヘアセッティング
剤、ヘアスプレーなどに用いるばあいには、透明性を付
与させるためにnは小さいほうが好ましく、nは1〜50
程度であることが望ましい。また、本発明の整髪剤用樹
脂組成物をたとえばセッティングコンディショナー、ヘ
アブロー、ムースなどに用いるばあい、とくに透明性が
要求されることがないときには、nは1〜300 のあいだ
から選択すればよい。なお、本発明の整髪剤用樹脂組成
物が白濁したばあいには、水を適宜添加することによ
り、白濁の程度を低下せしめることができる。
【0033】前記モノマー(B) の使用量は、モノマー混
合物に対して1〜30重量%、好ましくは5〜20重量%と
なるように調整することが望ましい。前記モノマー(B)
の使用量が1重量%未満であるばあいには、シリコーン
オイルのようななめらかさが付与されなくなり、また光
沢性も認められなくなり、また30重量%をこえるばあい
には、えられる整髪剤用樹脂組成物を用いて形成された
フィルムの硬度が低下し、シリコーンゴム状の特性が発
現しはじめるため、毛髪にスプレーなどの手段により塗
布したばあいには、乾燥後に白くなるおそれがある。
【0034】本発明に用いられるモノマー(C) は、前記
したように、一般式(III) で表わされる(メタ)アクリ
ル酸エステルであり、えられる整髪剤用樹脂組成物によ
って形成されたフィルムの耐ブロッキング性や平滑性な
どの物性を向上させるために用いられるものである。
【0035】なお、一般式(III) において、R1 はメチ
ル基、R5 はブチル基であることが水系溶剤および非水
系溶剤との相溶性ないし分散性を損ないにくいので好ま
しい。
【0036】前記モノマー(C) の具体例としては、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリ
レート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、
ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタク
リレートがあげられ、これらのモノマーは単独でまたは
2種以上を混合して用いられる。
【0037】前記モノマー(C) の使用量は、モノマー混
合物に対して0〜60重量%、好ましくは20〜50重量%と
なるように調整することが望ましい。前記モノマー(C)
の使用量が60重量%をこえるばあいには、えられる整髪
剤用樹脂組成物によって形成されたフィルムの柔軟性が
低下するとともに天然ガスに対する溶解性が低下する傾
向がある。
【0038】本発明に用いられるモノマー(D) はN-ビニ
ルピロリドンであり、えられる整髪剤用樹脂組成物によ
って形成されたフィルムの耐ブロッキング性や耐フレー
キング性を向上させるために用いられるものである。
【0039】前記モノマー(D) の使用量は、目的とする
整髪剤用樹脂組成物の物性に応じて任意に選ぶことがで
きる。しかしながら、モノマー混合物に対して30重量%
をこえて使用したばあいには、若干固定セット保持力の
低下を招くおそれがあるので、0〜30重量%、なかんづ
く5〜20重量%の範囲内にあることが好ましい。
【0040】本発明に用いられるモノマー(E) は、えら
れる整髪剤用樹脂組成物によって形成されたフィルムに
柔軟性および適度な硬度を付与し、触感を変化させるた
めに必要により使用される成分である。
【0041】前記モノマー(E) の具体例としては、たと
えば2-エチルヘキシルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、ラウリルアクリレート、シクロヘキシルアクリ
レート、2-エチルヘキシルメタクリレート、ステアリル
メタクリレート、ラウリルメタクリレート、シクロヘキ
シルメタクリレート、N-tert- オクチル(メタ)アクリ
ルアミドなどがあげられ、一般にこれらのモノマーを配
合すると、たとえばエアゾールの形態で使用するときの
噴射剤である天然ガスとの相溶性を向上させることがで
きる。使用量は目的とする整髪剤用樹脂組成物の物性に
応じて選ぶことができるが、モノマー混合物に対して20
重量%をこえて使用したばあいには、えられる整髪剤用
樹脂組成物を用いて形成されたフィルムにブロッキング
が生じ、またフィルムの平滑性および透明性が悪化する
おそれがあるので、0〜20重量%、なかんづく5〜10重
量%の範囲内にあることが好ましい。
【0042】本発明においては、その他のモノマーとし
て、たとえばアクリロニトリル、スチレン、メチルスチ
レン、クロロスチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、
ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、
アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロ
ピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ダイアセ
トンアクリルアミドなどを単独でまたは2種以上を混合
して用いてもよい。
【0043】かかるモノマーの使用量は、目的とする整
髪剤用樹脂組成物の物性に応じて任意に選ぶことができ
る。しかし、かかる使用量がモノマー混合物に対して20
重量%をこえるばあいには、たとえばエアゾールの形態
で使用するときの噴射剤である天然ガスとの相溶性が低
下する傾向がある。
【0044】本発明の整髪剤用樹脂組成物は、前記モノ
マー(A) 〜(E) および前記その他のモノマーの所望量を
調整し、親水性溶媒中で共重合することによりえられ
る。
【0045】ここで親水性溶媒とは、水に対する溶解度
が10g/水 100g(25℃)以上である有機溶媒をいう。かか
る親水性溶媒の具体例としては、たとえば炭素数が1〜
4の脂肪族1〜4価アルコール、エチルセロソルブ、ブ
チルセロソルブ、ジオキサン、酢酸メチル、ジメチルホ
ルムアミドなどがあげられるが、これらのなかでは1〜
2価アルコールが化粧品原料として扱ううえでとくに好
ましいものである。
【0046】前記1価アルコールの具体例としては、た
とえばメタノール、エタノール、イソプロパノールなど
があげられる。また2価アルコールの具体例としては、
たとえばプロピレングリコールなどがあげられる。
【0047】また、本発明の整髪剤用樹脂組成物は人体
の皮膚に付着することがあるため、その安全性を考慮す
れば、前記親水性溶媒のなかではエタノール、イソプロ
パノールがとくに好ましいものである。
【0048】前記共重合は、モノマー(A) 〜(E) および
前記その他のモノマーを前記親水性溶媒に溶解し、重合
開始剤を添加し、たとえばチッ素ガスなどの不活性ガス
気流下で加熱しながら撹拌することにより行なわれる。
【0049】前記重合開始剤としては、一般に溶液重合
法に用いられているものであればとくに制限はなく、そ
の具体例としては、たとえば過酸化ベンゾイル、過酸化
ラウロイルなどの過酸化物、アゾビスイソブチロニトリ
ルなどのアゾ系化合物などがあげられる。
【0050】なお、本発明においては、重合に供せられ
るモノマーとしてモノマー(A) が用いられているため、
重合開始剤として過酸化物を用いたばあいには架橋ゲル
化を生起するおそれがあるので、アゾ系化合物を用いる
ことが好ましい。
【0051】重合に際しては、前記親水性溶媒は、モノ
マー混合物の濃度が30〜70重量%程度となるように調整
して使用することが好ましい。なお、前記モノマー混合
物の濃度が50重量%をこえるばあいには、前記モノマー
混合物を分割して徐々に添加して重合を行なうことが急
激な重合熱の発生を避け、安全に重合を行なううえで好
ましい。
【0052】重合温度は、用いる重合開始剤の種類など
によって異なるため一概には決定することができない
が、通常重合開始剤の10時間半減期温度とすることが好
ましく、とくに用いた親水性溶媒の還流温度に近いこと
がより再現性の高い重合を行なうことができるので好ま
しい。
【0053】また、重合時間は、8時間よりも短いばあ
いには重合が不完全となって未反応のモノマーが残存す
ることがあるため、8時間以上、好ましくは12〜36時間
とすることが望ましい。
【0054】なお、残存モノマーが存在するか否かは、
一般的な手法、たとえばPSDB法などにより二重結合が存
在するか否かを確認することにより行なうことができ
る。
【0055】かくしてえられる整髪剤用樹脂組成物は、
溶液の状態または溶媒を除去した状態で整髪剤に用いら
れる。
【0056】本発明の整髪剤用樹脂組成物をエアゾール
として用いるばあいには、前記整髪剤用樹脂組成物を、
たとえば前記重合用溶媒として用いた親水性溶媒に溶解
したものを噴射剤として天然ガスやその他添加剤、補助
剤などとともにエアゾール容器内に加圧充填し、封入す
ればよい。なお、このばあい、エアゾール容器内に充填
される各種成分の配合割合は、通常それぞれ目的用途な
どに応じて適宜調整されることが望ましい。
【0057】つぎに本発明の整髪剤用樹脂組成物を実施
例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる
実施例のみに限定されるものではない。
【0058】実施例1 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および撹
拌装置を取付けた五つ口フラスコに85%ジメチルアミノ
エチルメタクリレート硫酸塩エタノール溶液47部(重量
部、以下同様)、メタクリロキシプロピルジメチルポリ
シロキサン(n=10:一般式(II)において、nが10のも
の、以下同様に表記する)10部、t-ブチルメタクリレー
ト50部および無水エタノール143 部を入れ、これにα,
α′- アゾビスイソブチロニトリル0.3 部を加えてチッ
素気流下で80℃で還流加熱した。
【0059】重合開始6時間後にα,α′- アゾビスイ
ソブチロニトリル0.3 部を追添し、さらに12時間重合し
て反応を完結し、ポリマー濃度が30重量%となるように
エタノールで希釈して整髪剤用樹脂組成物(30重量%ポ
リマーエタノール溶液)をえた。えられた整髪剤用樹脂
組成物に含まれる樹脂の重量平均分子量は68000 であっ
た。
【0060】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を以下
の方法にしたがって調べた。その結果を表1に示す。
【0061】(外観)目視により観察した。
【0062】(水溶性)エタノールを用いてポリマー含
量15重量%のポリマーエタノール溶液を調製し、液温を
25℃に保ちながら水を添加して希釈されるかどうかを調
べた。評価基準を以下に示す。
【0063】(評価基準) ○:無限に希釈される。
【0064】△:水を加えると濁りを生じる。
【0065】×:水を加えるとポリマーが凝集析出す
る。
【0066】(エタノールとの相溶性)液温を5〜10℃
に保ちながらエタノールを添加し、希釈されるかどうか
を調べた。評価基準を以下に示す。
【0067】(評価基準) ○:無限に希釈される。
【0068】△:希釈すると濁りを生じる。
【0069】×:希釈するとポリマーが凝集析出する。
【0070】実施例2 実施例1において、モノマー混合物の組成を85重量%ジ
メチルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタ
ノール溶液47部、メタクリロキシプロピルジメチルポリ
シロキサン(n=10)25部およびt-ブチルメタクリレート
35部に変更したほかは、実施例1と同様にして整髪剤用
樹脂組成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含ま
れる樹脂の重量平均分子量は70500 であった。
【0071】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0072】実施例3 実施例1において、モノマー混合物の組成を85重量%ジ
メチルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタ
ノール溶液36部、メタクリロキシプロピルジメチルポリ
シロキサン(n=10)10部、t-ブチルメタクリレート30
部、N-ビニルピロリドン20部およびラウリルメタクリレ
ート9.4 部に変更したほかは、実施例1と同様にして整
髪剤用樹脂組成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物
に含まれる樹脂の重量平均分子量は65200 であった。
【0073】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0074】実施例4 実施例1において、モノマー混合物の組成を85重量%ジ
メチルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタ
ノール溶液47部、メタクリロキシプロピルジメチルポリ
シロキサン(n=10)10部、メチルメタクリレート30部、
N-ビニルピロリドン10部および2-エチルヘキシルメタク
リレート10部に変更したほかは、実施例1と同様にして
整髪剤用樹脂組成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成
物に含まれる樹脂の重量平均分子量は67000 であった。
【0075】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0076】実施例5 実施例1において、モノマー混合物の組成を85重量%ジ
メチルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタ
ノール溶液47部、メタクリロキシプロピルジメチルポリ
シロキサン(n=38)5部およびt-ブチルメタクリレート
55部に変更したほかは、実施例1と同様にして整髪剤用
樹脂組成物をえた。
【0077】えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹
脂の重量平均分子量は65000 であった。
【0078】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0079】実施例6 実施例1において、モノマー混合物の組成を85重量%ジ
メチルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタ
ノール溶液36部、メタクリロキシプロピルジメチルポリ
シロキサン(n=38)20部、N-ビニルピロリドン30部およ
びラウリルメタクリレート20部に変更したほかは、実施
例1と同様にして整髪剤用樹脂組成物をえた。えられた
整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重量平均分子量は
69000 であった。
【0080】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0081】実施例7 実施例1において、モノマー混合物の組成を85重量%ジ
メチルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタ
ノール溶液58.8部、メタクリロキシプロピルジメチルポ
リシロキサン(n=10)10部、エチルアクリレート20部、
シクロヘキシルメタクリレート10部および酢酸ビニル10
部に変更したほかは、実施例1と同様にして整髪剤用樹
脂組成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれ
る樹脂の重量平均分子量は63300 であった。
【0082】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0083】実施例8 実施例1においてモノマー混合物の組成を85%ジメチル
アミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノール
溶液88部およびメタクリロキシプロピルジメチルポリシ
ロキサン(n=10)25.2部に変更したほかは、実施例1と
同様にして整髪剤用樹脂組成物をえた。えられた整髪剤
用樹脂組成物に含まれる樹脂の重量平均分子量は69200
であった。
【0084】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0085】実施例9 実施例1において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液82部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロ
キサン(n=38)20部およびt-ブチルメタクリレート10.3
部に変更したほかは、実施例1と同様にして整髪剤用樹
脂組成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれ
る樹脂の重量平均分子量は71500 であった。
【0086】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0087】実施例10 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および撹
拌装置を取付けた五つ口フラスコに85%ジメチルアミノ
エチルメタクリレート硫酸塩エタノール溶液47部、メタ
クリロキシプロピルジメチルポリシロキサン(n=131 )
10部、t-ブチルメタクリレート50部および無水エタノー
ル143 部を入れ、これにα,α′- アゾビスイソブチロ
ニトリル0.1 部を加えてチッ素気流下で80℃で還流加熱
した。
【0088】重合開始6時間後にα,α′- アゾビスイ
ソブチロニトリル0.3 部を追添し、さらに12時間重合し
て反応を完結し、ポリマー濃度が30%となるようにエタ
ノールで希釈して整髪剤用樹脂組成物(30%ポリマーエ
タノール溶液)をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に
含まれる樹脂の重量平均分子量は101000であった。
【0089】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0090】実施例11 実施例10においてモノマー混合物の組成を85%ジメチル
アミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノール
溶液47部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロキ
サン(n=64)25部およびt-ブチルメタクリレート35部に
変更したほかは、実施例10と同様にして整髪剤用樹脂組
成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹
脂の重量平均分子量は102500であった。
【0091】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0092】実施例12 実施例10において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液36部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロ
キサン(n=64)10部、t-ブチルメタクリレート30部、N-
ビニルピロリドン20部およびラウリルメタクリレート9.
4 部に変更したほかは、実施例10と同様にして整髪剤用
樹脂組成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含ま
れる樹脂の重量平均分子量は98500 であった。
【0093】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0094】実施例13 実施例10において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液47部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロ
キサン(n=64)10部、メチルメタクリレート30部、N-ビ
ニルピロリドン10部および2-エチルヘキシルメタクリレ
ート10部に変更したほかは、実施例10と同様にして整髪
剤用樹脂組成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に
含まれる樹脂の重量平均分子量は110300であった。
【0095】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0096】実施例14 実施例1において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液47部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロ
キサン(n=131 )5部およびt-ブチルメタクリレート55
部に変更したほかは、実施例1と同様にして整髪剤用樹
脂組成物をえた。
【0097】えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹
脂の重量平均分子量は128000であった。
【0098】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例10と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0099】実施例15 実施例1において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液36部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロ
キサン(n=131 )20部、N-ビニルピロリドン30部および
ラウリルメタクリレート20部に変更したほかは、実施例
10と同様にして整髪剤用樹脂組成物をえた。えられた整
髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重量平均分子量は13
6000であった。
【0100】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0101】実施例16 実施例10において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液58.8部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシ
ロキサン(n=64)10部、エチルアクリレート20部、シク
ロヘキシルメタクリレート10部および酢酸ビニル10部に
変更したほかは、実施例10と同様にして整髪剤用樹脂組
成物をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹
脂の重量平均分子量は112400であった。
【0102】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0103】実施例17 実施例10において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液47部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロ
キサン(n=266 )10部、t-ブチルメタクリレート30部お
よびヒドロキシエチルメタクリレート20部に変更したほ
かは、実施例10と同様にして整髪剤用樹脂組成物をえ
た。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重量
平均分子量は102000であった。
【0104】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0105】実施例18 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および撹
拌装置を取付けた五つ口フラスコに85%ジメチルアミノ
エチルメタクリレート硫酸塩エタノール溶液58.9部、メ
タクリロキシプロピルジメチルポリシロキサン(n=10)
10部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロキサン
(n=266 )5部、t-ブチルメタクリレート35部および無
水エタノール143 部を入れ、これにα,α′- アゾビス
イソブチロニトリル0.6 部を加えてチッ素気流下で80℃
で還流加熱した。
【0106】重合開始6時間後にα,α′- アゾビスイ
ソブチロニトリル0.3 部を追添し、さらに12時間重合し
て反応を完結し、ポリマー濃度が30%となるようにエタ
ノールで希釈して整髪剤用樹脂組成物(30%ポリマーエ
タノール溶液)をえた。えられた整髪剤用樹脂組成物に
含まれる樹脂の重量平均分子量は66500 であった。
【0107】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0108】実施例19 実施例18において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート硫酸塩エタノール溶液5
8.9部、メタクリロキシプロピルジメチルポリシロキサ
ン(n=10)10部、メタクリロキシプロピルジメチルポリ
シロキサン(n=131 )5部およびt-ブチルメタクリレー
ト35部に変更し、また最初に添加するα,α′- アゾビ
スイソブチロニトリルの量を0.3 部に変更したほかは、
実施例1と同様にして整髪剤用樹脂組成物をえた。えら
れた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重量平均分子
量は85800 であった。
【0109】つぎにえられた整髪剤用樹脂組成物の物性
として外観、水溶性およびエタノールとの相溶性を実施
例1と同様にして調べた。その結果を第1表に示す。
【0110】
【表1】
【0111】表1に示した結果から、本発明の実施例1
〜19でえられた整髪剤用樹脂組成物はいずれも外観、水
溶性およびエタノールとの相溶性にすぐれたものである
ことがわかる。
【0112】比較例1 実施例1において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液47部およびt-ブチルメタクリレート60部に変更し
たほかは、実施例1と同様にして整髪剤用樹脂組成物を
えた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重
量平均分子量は67000 であった。
【0113】比較例2 実施例1において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液47部、メチルメタクリレート30部、N-ビニルピロ
リドン10部およびラウリルメタクリレート20部に変更し
たほかは、実施例1と同様にして整髪剤用樹脂組成物を
えた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重
量平均分子量は63000 であった。
【0114】比較例3 実施例10において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液47部およびt-ブチルメタクリレート60部に変更し
たほかは、実施例10と同様にして整髪剤用樹脂組成物を
えた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重
量平均分子量は92200 であった。
【0115】比較例4 実施例10において、モノマー混合物の組成を85%ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートジエチル硫酸塩エタノー
ル溶液47部、メチルメタクリレート30部、N-ビニルピロ
リドン10部およびラウリルメタクリレート20部に変更し
たほかは、実施例10と同様にして整髪剤用樹脂組成物を
えた。えられた整髪剤用樹脂組成物に含まれる樹脂の重
量平均分子量は96500 であった。
【0116】処方例1〜19および比較処方例1〜4 実施例1〜19および比較例1〜4でえられた整髪剤用樹
脂組成物の樹脂成分が10%含有されたエタノール溶液30
g にイオン交換水20gを加え、均一な透明液体(ヘアブ
ロー整髪剤)をえた。
【0117】これをヘアブロー用霧吹き容器(容量:10
0 ml) に充填し、これにバルブを取り付けてヘアブロー
製品を作製した。
【0118】つぎにえられたヘアブロー製品を用いてヘ
アブロー整髪剤のセット力、しなやかさおよび形成され
たフィルムの物性を以下の方法にしたがって調べた。そ
の結果を表2に示す。
【0119】(セット力)長さ25cmの毛髪2g に、ヘア
ブロー整髪剤4g を20cmの距離から均一に塗布したの
ち、この毛髪を外径1.2 cmのカーラーに巻き、40℃の温
風で60分間かけて乾燥したのち、カーラーから毛髪をは
ずし、温度30℃、相対温度80%の雰囲気中に垂直に吊し
た直後の長さ(L1 )と1時間放置後の長さ(L2 )を
測定し、カールリテンションを次式から算出した。
【0120】
【数1】
【0121】なお、カールリテンションが60%以上のも
のを合格(表中、「○」印)とし、また60%未満のもの
を不合格(表中、「×」印)とした。
【0122】(しなやかさ)長さ25cmの毛髪2g にヘア
ブロー整髪剤4g を20cmの距離から均一に塗布したの
ち、乾燥前に市販のくしで毛並を揃え、この毛髪を40℃
の温風で60分間かけて乾燥し、以下に示す評価基準にし
たがって評価した。
【0123】(評価基準) ○:手で触れるとごわつきがなく、自然な感触である。
【0124】△:手で触れると少しごわつきがある。
【0125】×:手で触れるとごわつきがひどく、かた
い感触がある。
【0126】(フィルムの物性) (イ)洗浄性 たて2.5cm 、よこ7.5cm のガラス板に前記ヘアブロー整
髪剤4g を20cmの距離から均一に塗布したのち、20℃に
て3時間風乾してフィルムを形成した。このガラス板を
40℃の0.2 %シャンプー含有温水に静置浸漬し、フィル
ムの溶解状態の経時変化を調べ、以下に示す評価基準に
したがって評価した。
【0127】(評価基準) ○:30分間以内に完全に溶解する。
【0128】△:40分間以内に完全に溶解する。
【0129】×:40分間経過後もフィルムが残存する。
【0130】(ロ)耐水性 たて2.5cm 、よこ7.5cm のガラス板に前記ヘアブロー整
髪剤4g を20cmの距離から均一に塗布したのち、20℃に
て3時間風乾してフィルムを形成した。このガラス板を
40℃の温水に静置浸漬し、フィルムの溶解状態の経時変
化を調べ、以下に示す評価基準にしたがって評価した。
【0131】(評価基準) ○:60分間以上でもまったく溶解しない。
【0132】△:40〜60分間以内に部分的に溶解が認め
られる。
【0133】×:40分間以内に部分的に溶解が認められ
る。
【0134】(ハ)くし通り性 長さ25cmの毛髪2g にヘアブロー整髪剤4g を均一に塗
布したのち、この毛髪を40℃の温風で60分間かけて乾燥
し、市販のくしを用いてそのくし通りの状態を以下の評
価基準に基づいて評価した。
【0135】(評価基準) ○:ひっかかりがなく、くしがなめらかに通る。
【0136】△:ひっかかりはあるが、くしを通すこと
ができる。
【0137】×:くしが通らない。
【0138】(ニ)平滑性 2.5cm ×7.5cm のガラス板にヘアブロー整髪剤4g を20
cmの距離から均一に塗布したのち、20℃にて3時間風乾
してフィルムを形成した。つぎに形成したフィルム面を
指で触感を調べ、平滑性を以下に示す評価基準に基づい
て評価した。
【0139】(評価基準) ○:完全になめらかである。
【0140】△:ややざらつきがある。
【0141】×:かなりざらつきがある。
【0142】(ヘ)光沢性 長さ25cmの毛髪2g にヘアブロー整髪剤4g を20cmの距
離から均一に塗布した。
【0143】この毛髪を40℃の温風で60分間かけて乾燥
し、目視により、光沢性を観察した。
【0144】(評価基準) ○:非常に光沢がある。
【0145】△:幾分光沢がある。
【0146】×:光沢がない。
【0147】
【表2】
【0148】表2に示した結果から、本発明の実施例1
〜19でえられた整髪剤用樹脂組成物は、いずれも整髪剤
として必要な特性を備え、しかもポリマー系セッティン
グ剤として従来の整髪剤用基剤になかったシリコーンオ
イル特有の光沢およびしなやかさを併有していることが
わかる。
【0149】実験例1 実施例1〜19でえられた各整髪剤用樹脂組成物を105
℃、10mmHgの減圧下で3時間乾燥させたのち、IRスペク
トルによる分析を行なった。その結果、いずれの実施例
でえられたものもほぼ同様のスペクトルを有していた。
【0150】一例として、実施例1および実施例10でえ
られたものについて調べたIRスペクトルをそれぞれ図1
および図2に示す。なお、測定には分析機器として
(株)島津製作所製IR-460を用いた。
【0151】実験例2 実施例1〜19でえられた整髪剤用樹脂組成物の重量熱分
析を理学電機(株)製TG-8110 およびTG-DTAを用いて昇
温速度5℃/分、温度範囲50〜450 ℃にて行なった。そ
の結果、いずれの実施例でえられたものもほぼ同様のス
ペクトルを有していた。
【0152】一例として、実施例1および実施例10でえ
られたものについての測定結果を以下に示す。
【0153】(実施例1および10でえられたものの吸熱
ピーク) 215℃、 300℃(DTA) なお、 300℃以下では、実施例1および10でえられた
もののいずれについても他にピークは認められなかっ
た。
【0154】実験例3 実施例1〜19でえられた整髪剤用樹脂組成物の熱分解ガ
スクロマトグラフィを熱分解装置として日本分析工業
(株)製JHP-3S(分解温度:590 ℃、分解時間:3
秒)、またガスクロマトグラフィとして(株)島津製作
所製GC7AG (カラム:OV101 、3m、φ3mm、温度:70
〜220 ℃、昇温速度:16℃/分(2分後から昇温)、検
出器:FID 、インジェクション温度:190 ℃、チッ素ガ
ス圧:1.7kg /cm2 、水素ガス圧:0.6 kg/cm2 、空気
圧:0.6kg /cm2 )を用いて行なった。その結果、いず
れの実施例でえられたものもほぼ同様のスペクトルを有
していた。
【0155】一例として、実施例1および実施例10でえ
られた整髪剤用樹脂組成物についてのガスクロマトグラ
ムをそれぞれ図3および図4に示す。
【0156】実験例4 実施例11、実施例14、実施例17〜19でえられた整髪剤用
樹脂組成物をそれぞれ100ml 容のガラス瓶に50mlずつ入
れたのち、栓をして40℃の恒温層中に50日間静置した。
【0157】その結果、実施例11、実施例14および実施
例17でえられた整髪剤用樹脂組成物には、やや2次凝集
が生じ、ポリマーの沈降が多少認められたが、実施例18
および実施例19でえられた整髪剤用樹脂組成物には何ら
の変化も認められなかった。
【0158】以上のことから、モノマー(B) として、長
鎖シリコーン鎖を有するものと、短鎖シリコーン鎖を有
するものとを併用したばあいには、整髪剤用樹脂組成物
に含有された樹脂成分と溶剤との相溶性ないし分散性が
向上し、保存安定性が向上することがわかる。
【0159】
【発明の効果】本発明の整髪剤用樹脂組成物は、水およ
び親水性有機溶剤に可溶のものであり、しかもエアゾー
ル噴射剤として用いられる天然ガスと相溶性があるの
で、霧噴容器やエアゾール容器内から均質な状態で噴出
させることができるものである。
【0160】また、本発明の整髪剤用樹脂組成物は、洗
髪剤によって容易に除去しうるものであり、しかも耐ブ
ロッキング性にもすぐれたものである。
【0161】さらに、本発明の整髪剤用樹脂組成物は、
カチオン性のものであるから、毛髪に対する親和性にす
ぐれ、かつ従来のカチオン性整髪剤の欠点であった耐湿
性がシリコーンモノマーの使用によりいちじるしく改善
されたものである。また、本発明の整髪剤用樹脂組成物
は、シリコーンオイル特有の性質を併有し、従来の低分
子量のシリコーンオイルをブレンドした化粧料のような
終時的なオイル分のしみ出しがなく、しかもすぐれた光
沢およびしなやかさを有するものである。
【0162】また、モノマー(B) として、長鎖シリコー
ン鎖を有するものと、短鎖シリコーン鎖を有するものを
併用したものは、とくに樹脂成分と溶剤との相溶性ない
し分散性が向上し、保存安定性がすぐれたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1でえられた整髪剤用樹脂組成
物のIRスペクトルである。
【図2】本発明の実施例10でえられた整髪剤用樹脂組成
物のIRスペクトルである。
【図3】本発明の実施例1でえられた整髪剤用樹脂組成
物のガスクロマトグラムである。
【図4】本発明の実施例10でえられた整髪剤用樹脂組成
物のガスクロマトグラムである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 33/14 LJG 7242−4J // C08F 299/08 MRY 7442−4J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】一般式(I) : 【化1】 (式中、R1 は水素原子またはメチル基、R2 は炭素数
    1〜3のアルキレン基、R3 はメチル基またはエチル基
    を示す)で表わされるモノマー(A)30 〜90重量%、一般
    式(II): 【化2】 (式中、R1 は前記と同じ、R4 は炭素数1〜4のアル
    キレン基、nは1〜300の整数を示す)で表わされるモ
    ノマー(B)1〜30重量%、一般式(III) : 【化3】 (式中、R1 は前記と同じ、R5 は炭素数1〜4のアル
    キル基を示す)で表わされるモノマー(C) 0〜60重量
    %、N-ビニルピロリドン0〜30重量%およびエチレン性
    不飽和モノマー0〜20重量からなるモノマー混合物を重
    合してなる整髪剤用樹脂組成物。
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