JPH0892044A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JPH0892044A
JPH0892044A JP25616794A JP25616794A JPH0892044A JP H0892044 A JPH0892044 A JP H0892044A JP 25616794 A JP25616794 A JP 25616794A JP 25616794 A JP25616794 A JP 25616794A JP H0892044 A JPH0892044 A JP H0892044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
acrylic acid
monomer
hair
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25616794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Tamura
昌平 田村
Hiroshi Momose
浩 百瀬
Hiromi Tanaka
広美 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP25616794A priority Critical patent/JPH0892044A/ja
Publication of JPH0892044A publication Critical patent/JPH0892044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 整髪固定力(セット力)、固定持続力(セッ
ト持続力)に優れ、かつ、ごわつき感がなく、滑らかさ
に優れた毛髪化粧料を提供する。 【構成】 例えば、アクリル酸20%、ラウリルメタク
リレート35%、ブチルメタクリレート35%、エチル
メタクリレート10%からなる重合性単量体を共重合
し、アミノメチルプロパノールのような水溶性有機塩基
性物質で中和したアクリル樹脂アルカノールアミン液
と、シロキサン単位が3,000〜20,000の高分
子量シリコーンとを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪に対し、なめらか
な感触を付与しながら、かつ優れたセット保持力を有す
る毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、毛髪化粧料には毛髪を固定する目的で、ポリビニル
ピロリドン系ポリマー、酸性ポリビニルエーテル系ポリ
マー、酸性アクリル系ポリマー、カチオン性ポリマー等
の樹脂が配合されている。また、近年ではアクリル樹脂
アルカノールアミンよりなる液化石油ガス(LPG)に
対する溶解性のよい整髪用樹脂も開発されている(特開
平3−206023号公報、特開平3−203024号
公報)。しかしながら、これらの樹脂を配合した毛髪化
粧料は、固着力を増すために樹脂量を増量すると、セッ
ト性は向上するが、それに伴ってごわつき感が増大し、
またなめらかさも低減する。通常、この欠点を解決する
ために、界面活性剤、炭化水素油、油脂、エステル類、
多価アルコール、常温液体のシリコーンオイル等を添加
する手法が試みられている。中でもポリシロキサン化合
物、いわゆるシリコーンゴムを添加することは効果的で
ある。しかし、これらのものを添加することによって、
無添加のものに比べセット性が低減してしまうという問
題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な問題点を克服すべく、鋭意研究を行った。その結果、
特定のアクリル樹脂アルカノールアミン液と特定の高分
子量シリコーンとを組み合わせれば、セット性に優れ、
かつなめらかな感触をも有する毛髪化粧料が得られるこ
とを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
【0004】すなわち、本発明は次の成分(A)と、成
分(B)とを配合することを特徴とする毛髪化粧料であ
る。
【0005】(A)次の重合性単量体a〜dを共重合
し、水溶性有機塩基性物質で中和してなる整髪用樹脂。 a.アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からな
る群より選ばれた少なくとも1種の単量体 6.0〜3
5.0重量% b.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数10〜
18の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも
1種の単量体 15.0〜50.0重量% c.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数4〜8
の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも1種
の単量体 15.0〜50.0重量% d.その他のビニル系単量体 15.0〜50.0重量
【0006】(B)一般式(I):
【0007】
【化4】
【0008】(R1はメチル基または一部がフェニル基
を表し、R2はメチル基または水酸基を表す。また、n
は3,000〜20,000の整数を表す。)で表され
る1種または2種以上の高分子量シリコーン。
【0009】また、本発明においては成分(A)の単量
体として、さらに次のe成分を加えたものが含まれる。
【0010】e.一般式(II):
【0011】
【化5】
【0012】(式中、R3およびR4は水素原子またはメ
チル基、R5は炭素原子数が1〜8のアルキル基または
C(CH32CHCOCH3である。)で表されるN−
アルキル置換アクリルアミドから選ばれた少なくとも1
種の単量体 5.0〜50.0重量%
【0013】本発明で使用する成分(A)の整髪用樹脂
において、前記単量体aは樹脂の親水性や洗髪性に関与
し、その使用量は6.0〜35.0重量%、好ましくは
10.0〜30.0重量%である。前記使用量が6.0
重量%未満の時、得られるフィルムは水に難溶で洗髪性
が不良となり、一方、それが35.0重量%を超える
と、吸湿量が多くなり、粘着性が顕著となる。単量体a
としては、アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸
からなる群より選ばれた不飽和カルボン酸単量体を単独
または併用で使用することができる。
【0014】単量体bは、樹脂の親油性、柔軟性、洗髪
性に関与し、その使用量は15.0〜50.0重量%、
好ましくは20.0〜45.0重量%である。前記使用
量が15.0重量%未満のとき、得られるフィルムは硬
く、フレーキング現象を生じ易くなる。一方、それが5
0.0重量%を超えると、得られるフィルムは非常に柔
らかくなって粘着性を示すようになり、洗髪性は不良と
なる。単量体bの具体例として、例えば、デシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ミ
リスチル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、オレイ
ル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレ
ート等の合成アルコールの(メタ)アクリレート等を単
独または併用で使用することができる。
【0015】単量体cも整髪用樹脂の親油性、柔軟性、
洗髪性に関与し、その使用量は15.0〜50.0重量
%、好ましくは20.0〜45.0重量%である。前記
使用量が15.0重量%未満のとき、液化石油ガスに対
する溶解性が不良となり、一方、それが50.0重量%
を超えると洗髪性が不良となる。単量体cの具体例とし
ては、例えば、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、ターシャリーブチル(メ
タ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート等を単独または併用で使用
することができる。前記単量体bと単量体cを比較する
と、樹脂の親油性に対する寄与および洗髪性を不良にす
る作用は前者が後者より大であるが、液化石油ガスに対
する溶解性に対する寄与も前者が後者より大である。液
化石油ガスに対する溶解性をより高めるために、単量体
bと単量体cの合計量が41.0重量%以上であること
が好ましい。
【0016】単量体dは、フィルムの硬さや液化石油ガ
スへの溶解性に関与し、その使用量は0〜25.0重量
%であり、必要に応じて使用される。前記使用量は、所
期の効果を十分に得るためには1.0重量%以上である
ことが好ましいが、それが25.0重量%を超えると液
化石油ガスへの溶解性が不良となる。単量体dの具体例
としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、エ
トキシエチル(メタ)アクリレート、アクリロニトリ
ル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、スチレン、
ビニルピロリドン等を単独または併用で使用することが
できる。前記単量体dの内、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、エトキシエチ
ルアクリレート、アクリロニトリル、アクリルアミド、
ビニルピロリドンを使用した場合は比較的柔軟なフィル
ムが得られ、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、プロピルメタクリレート、エトキシエチルメタク
リレート、メタクリルアミド、酢酸ビニル、スチレンを
使用した場合は前者に比べて硬く、粘着性の少ないフィ
ルムが得られる。
【0017】本発明の整髪用樹脂は基本的には前述した
a〜dの重量性単量体を共重合するが、さらに次の単量
体eを配合することが好ましい。
【0018】単量体eは、液化石油ガスへの溶解性を阻
害せずに高温および高湿下のセット力向上に寄与すると
共に、フィルムの硬さを調整するものである。その使用
量は5.0〜50.0重量%、好ましくは10.0〜4
5.0重量%である。前記使用量が5.0重量%未満の
とき、高温および高湿下のセットの向上がなく、一方、
それが50.0重量%を超えると、フィルムが硬くな
り、風合いを損なうことになる。単量体eの具体例とし
ては、例えば、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプ
ロピル(メタ)アクリルアミド、N−オクチル(メタ)
アクリルアミド等を単独または併用で使用することがで
きる。単量体eが特にジアセトンアクリルアミドの場
合、高温および高湿下において優れたセット力を持続さ
せることができる。
【0019】これらのa〜dあるいはa〜eの重合性単
量体を共重合し、得られた樹脂含有液に水溶性有機塩基
性物質を加えることにより、共重合樹脂を好ましくは5
0.0〜100%の中和率で中和すると共に水溶性にす
る。水溶性有機塩基性物質としては、例えば、アンモニ
ア水、モルホリン、(モノ、ジまたはトリ)エタノール
アミン、(モノ、ジまたはトリ)イソプロパノールアミ
ン、アミノメチルプロパノールアミン、アミノエチルプ
ロパノールアミン、アミノメチルプロパンジオール、ア
ミノエチルプロパンジオール等を単独または併用で使用
することができる。特に有機アミンを使用すると、水を
含有しない樹脂組成物が得られるので、水を忌避するエ
アゾールの製造には好適である。前記のようにして得ら
れた樹脂組成物は、共重合体の平均分子量が5,000
〜200,000程度であり、前記共重合で得られた親
油性溶媒溶液のままで、あるいは含水溶媒系として使用
することができる。成分(A)の整髪用樹脂を毛髪化粧
料に配合する時の配合量は0.1〜30.0重量%、好
ましくは1.0〜20.0重量%である。0.1重量%
未満では目的の効果は得られず、30.0重量%を超え
るとべたつきを生じることがある。
【0020】本発明で使用する成分(B)の高分子量シ
リコーンは、前記一般式(I)で表される高分子量のも
ので、式中のnの値は3,000〜20,000であ
る。分子量でいうと、約37万〜150万程度であり、
性状は常温で軟質ゴム状を呈している。具体的な構造を
化学名で示せば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、末端水酸基含有ジメチルポリシロ
キサン、末端水酸基含有メチルフェニルポリシロキサン
などが挙げられる。高分子量シリコーンの配合量は毛髪
化粧料全量中の0.01〜50.0重量%、好ましくは
1.0〜30.0重量%である。0.01重量%未満で
は十分な効果が得られず、50.0重量%を超えると溶
解しにくくなる。
【0021】本発明の高分子量シリコーンを毛髪化粧料
に配合する場合、揮発性の油に溶解して配合することが
好ましい。もちろん、毛髪化粧料中に別々に配合して系
中で溶解させてもよい。揮発性油(低沸点油)として
は、低沸点鎖状シリコーンや環状シリコーンまたは低沸
点イソパラフィン系炭化水素等を挙げることができる。
低沸点鎖状シリコーンは次の一般式で表され、具体例を
挙げれば、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルト
リシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ヘキサデ
カメチルヘプタシロキサンなどである。
【0022】
【化6】
【0023】(式中、nは0〜5の整数を表す。)
【0024】環状シリコーンは次の一般式で表され、具
体例を挙げれば、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、デカメチルシクロペンタシロキサン、テトラデカメ
チルシクロペンタシロキサンなどである。
【0025】
【化7】
【0026】(式中、nは3〜7の整数を表す。)
【0027】低沸点イソパラフィン系炭化水素として
は、常圧における沸点が60〜260℃の範囲にあるイ
ソパラフィン系炭化水素を挙げることができ、例えば、
エクソン社製のアイソパー(登録商標)A、同C、同
D、同E、同G、同H、同K、同L、同M、シェル社製
のシェルゾール(登録商標)71、フィリップ社製のソ
ルトール(登録商標)100あるいは同130、同22
0等を挙げることができる。
【0028】上記低沸点油は、任意の1種または2種以
上を用いることができ、合計の配合量は高分子量シリコ
ーンに対して1〜50倍(重量)が好ましく、毛髪化粧
料全量中の10〜80重量%が好ましい。
【0029】本発明の剤型は任意であり、可溶化系、乳
化系、粉末分散系、油−水の2相系、油−水−粉末の3
層系など、いずれでも構わず、各種添加剤を加えてヘア
クリーム、ヘアローション、ヘアミスト(ノンガスタイ
プ)とすることができる。さらに、噴射剤と共に加圧封
入してエアゾールとすることができる。前記噴射剤とし
ては、プロパン、ブタンおよびイソブタンを主成分とす
る液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテルおよび炭
酸ガス、窒素ガス等の圧縮ガス等の単独またはそれらの
混合物を使用することができる。これらのうち、特に液
化石油ガス(LPG)が好ましい。前記成分(A)と成
分(B)を含む原液と噴射剤との配合比は、原液5〜9
5重量部に対して噴射剤95〜5重量部が好ましい。
【0030】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに詳細に説明する。本発明はこれによって限定される
ものではない。配合量は全て重量%である。
【0031】原料製造例1(整髪用樹脂Aの製造) 還流冷却器、温度計、窒素置換用ガラス管、滴下ロート
および攪拌機を取り付けた1l四ツ口フラスコに、a.
アクリル酸20%、b.ラウリルメタクリレート35
%、c.ブチルメタクリレート35%、d.エチルメタ
クリレート10%からなる重合性単量体200部、エチ
ルアルコール100部、重合開始剤0.5〜4部を加
え、窒素気流下、還流状態(約80℃)で5時間重合を
行う。重合後、冷却し、50℃にて水溶性有機塩基性物
質(アミノメチルプロパノール(AMP))のエチルア
ルコール溶液を添加して整髪用樹脂Aを得た。
【0032】原料製造例2(整髪用樹脂Bの製造) 還流冷却器、温度計、窒素置換用ガラス管、滴下ロート
および攪拌機を取り付けた1l四ツ口フラスコに、a.
アクリル酸20%、b.ラウリルメタクリレート35
%、c.ブチルメタクリレート25%、d.エチルメタ
クリレート10%、e.ジメチルアクリルアミド10%
からなる重合性単量体200部、エチルアルコール10
0部、重合開始剤0.5〜4部を加え、窒素気流下、還
流状態(約80℃)で5時間重合を行う。重合後、冷却
し、50℃にて水溶性有機塩基性物質(アミノメチルプ
ロパノール(AMP))のエチルアルコール溶液を添加
して整髪用樹脂Bを得た。
【0033】実施例1,2、比較例1〜5 次の表1に示す配合処方によってヘアスプレーを調製し
た。表中、整髪用樹脂A、整髪用樹脂Bは上記の各原料
製造例で製造したもので、樹脂固型分100%に換算し
た量である。
【0034】得られたヘアスプレーの(1)セット力、
(2)セット持続力、(3)滑らかさを評価した結果を
併せて表1に示す。なお、各評価方法は以下の通りであ
る。
【0035】(1)セット力 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、塗
布、乾燥後のセット力が優れているか否かを官能評価し
てもらった。
【0036】(2)セット持続力 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、通
常の日常生活6時間後のセット力が優れているか否かを
官能評価してもらった。
【0037】(3)滑らかさ 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、塗
布、乾燥後の滑らかさが優れているか否かを官能評価し
てもらった。
【0038】上記(1)〜(3)の項目ごとに、優れて
いると感じたパネル数が1〜20人のとき×、21〜4
0人のとき△、41〜45人のとき○、46〜50人の
とき◎と評価した。
【0039】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ───── ────────────── 1 2 1 2 3 4 5 ─────────────────────────────────── ブチレングリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 ポリオキシエチレン(100) 硬化ヒマシ油エステル 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 ジメチルポリシロキサン 2.0 2.0 2.0 − − − 2.0 (式(I)で、R1およびR2は メチル基、n=3,000) オクタメチルシクロ テトラシロキサン 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 整髪用樹脂A 3.0 − − 3.0 − − − 整髪用樹脂B − 3.0 − − 3.0 − − ポリビニルピロリドン/ 酢酸ビニル共重合体 − − − − − 3.0 3.0 エタノール 32.0 32.0 35.0 34.0 34.0 34.0 32.0 イオン交換水 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 LPG(4.0kg/cm2 at20℃) 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 ─────────────────────────────────── (1)セット力 ◎ ◎ × ◎ ◎ ○ △ (2)セット持続力 ○ ◎ × ○ ◎ ○ △ (3)滑らかさ ◎ ◎ ◎ △ △ △ ○ ───────────────────────────────────
【0040】実施例3,4、比較例6〜10 次の表2に示す配合処方によってヘアムースを調製し、
実施例1と同様に評価した。
【0041】
【表2】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ───── ────────────── 3 4 6 7 8 9 10 ─────────────────────────────────── プロピレングリコール 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 ホ゜リオキシエチレン(10)ホ゜リオキシ フ゜ロヒ゜レン(20)テ゛シルテトラテ゛シルエーテル 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 ホ゜リオキシエチレン(9)ラウリルエーテル 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 ジメチルポリシロキサン 3.0 3.0 3.0 − − − 3.0 (式(I)で、R1およびR2は メチル基、n=7,000) 整髪用樹脂A 5.0 − − 5.0 − − − 整髪用樹脂B − 5.0 − − 5.0 − − ポリビニルアルコール/ 酢酸ビニル共重合体 − − − − − 5.0 5.0 エタノール 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 イオン交換水 55.0 55.0 60.0 58.0 58.0 58.0 55.0 LPG(4.0kg/cm2 at20℃) 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 ─────────────────────────────────── (1)セット力 ◎ ◎ × ◎ ◎ ○ △ (2)セット持続力 ○ ◎ × ○ ◎ ○ △ (3)滑らかさ ◎ ◎ ◎ △ △ △ ○ ───────────────────────────────────
【0042】 実施例5 ヘアリキッド ポリエチレングリコール 2.0 重量% ポリオキシエチレン(5) デシルテトラデシルエーテル 2.0 ジメチルポリシロキサン 2.0 (式(I)で、R1およびR2はメチル基、n=12,000) ジメチルポリシロキサン(4cps) 10.0 整髪用樹脂B 4.0 エタノール 60.0 イオン交換水 20.0 香料 適量
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の毛髪化粧
料は、整髪固定力(セット力)、固定持続力(セット持
続力)に優れ、かつ、ごわつき感がなく、滑らかさに優
れたものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)と、成分(B)とを配合
    することを特徴とする毛髪化粧料。 (A)次の重合性単量体a〜dを共重合し、水溶性有機
    塩基性物質で中和してなる整髪用樹脂。 a.アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からな
    る群より選ばれた少なくとも1種の単量体 6.0〜3
    5.0重量% b.アクリル酸および/またはメタクリル酸の炭素数1
    0〜18の脂肪族アルコールのエステルからなる少なく
    とも1種の単量体 15.0〜50.0重量% c.アクリル酸および/またはメタクリル酸の炭素数4
    〜8の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも
    1種の単量体 15.0〜50.0重量% d.その他のビニル系単量体 0〜25.0重量% (B)一般式(I): 【化1】 (式中、R1はメチル基または一部がフェニル基を表
    し、R2はメチル基または水酸基を表す。また、nは
    3,000〜20,000の整数を表す。)で表される
    1種または2種以上の高分子量シリコーン。
  2. 【請求項2】 次の成分(A)と、成分(B)とを配合
    することを特徴とする毛髪化粧料。 (A)次の重合性単量体a〜eを共重合し、水溶性有機
    塩基性物質で中和してなる整髪用樹脂。 a.アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からな
    る群より選ばれた少なくとも1種の単量体 6.0〜3
    5.0重量% b.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数10〜
    18の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも
    1種の単量体 15.0〜50.0重量% c.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数4〜8
    の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも1種
    の単量体 15.0〜50.0重量% d.その他のビニル系単量体 0〜25.0重量% e.一般式(II): 【化2】 (式中、R3およびR4は水素原子またはメチル基、R5
    は炭素原子数が1〜8のアルキル基またはC(CH32
    CH2COCH3である。)で表されるN−アルキル置換
    アクリルアミドから選ばれた少なくとも1種の単量体
    5.0〜50.0重量% (B)一般式(I): 【化3】 (式中、R1はメチル基または一部がフェニル基を表
    し、R2はメチル基または水酸基を表す。また、nは
    3,000〜20,000の整数を表す。)で表される
    1種または2種以上の高分子量シリコーン。
  3. 【請求項3】 成分(A)の配合量が0.1〜30.0
    重量%であり、成分(B)の配合量が0.01〜50.
    0重量%である請求項1または2記載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(A)および成分(B)を含み、室
    温にて液状である原液5〜95重量部と、液化ガス推進
    剤95〜5重量部からなるエアゾールタイプである請求
    項1または2記載の毛髪化粧料。
JP25616794A 1994-09-26 1994-09-26 毛髪化粧料 Pending JPH0892044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25616794A JPH0892044A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25616794A JPH0892044A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 毛髪化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0892044A true JPH0892044A (ja) 1996-04-09

Family

ID=17288842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25616794A Pending JPH0892044A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0892044A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1192336A (ja) * 1997-09-24 1999-04-06 Kao Corp 毛髪及び頭皮処理用水性ローション組成物
JP2007063186A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Arimino Kagaku Kk 整髪料組成物
WO2008004502A1 (fr) 2006-07-03 2008-01-10 Shiseido Co., Ltd. Préparation cosmétique pour les cheveux
WO2017099158A1 (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 花王株式会社 毛髪化粧料
WO2019245024A1 (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 花王株式会社 エアゾール化粧料

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1192336A (ja) * 1997-09-24 1999-04-06 Kao Corp 毛髪及び頭皮処理用水性ローション組成物
JP2007063186A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Arimino Kagaku Kk 整髪料組成物
WO2008004502A1 (fr) 2006-07-03 2008-01-10 Shiseido Co., Ltd. Préparation cosmétique pour les cheveux
WO2017099158A1 (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 花王株式会社 毛髪化粧料
JP2017109994A (ja) * 2015-12-11 2017-06-22 花王株式会社 毛髪化粧料
WO2019245024A1 (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 花王株式会社 エアゾール化粧料
JP2020002126A (ja) * 2018-06-21 2020-01-09 花王株式会社 エアゾール化粧料
KR20210002586A (ko) * 2018-06-21 2021-01-08 카오카부시키가이샤 에어로졸 화장료
CN112203637A (zh) * 2018-06-21 2021-01-08 花王株式会社 气溶胶化妆品
CN112203637B (zh) * 2018-06-21 2023-02-17 花王株式会社 气溶胶化妆品
TWI808204B (zh) * 2018-06-21 2023-07-11 日商花王股份有限公司 噴霧式化妝料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04360812A (ja) 新規共重合体及びこれを含有する化粧料
JP2004503626A (ja) ケラチン基質の処理のための分岐状/ブロック共重合体
JP5747519B2 (ja) ブロックポリマー
JPH04359912A (ja) 新規共重合体及びこれを含有する化粧料
JPH04359913A (ja) 新規共重合体及びこれを含有する化粧料
US20140219927A1 (en) Hair Fixative Compositions
DE69926613T2 (de) Aerosol-haarfixiermittel
JPH107537A (ja) ヘアスタイリングムース
JP2009256212A (ja) 毛髪化粧料用基剤及び毛髪化粧料
JPH0892044A (ja) 毛髪化粧料
JP2003081739A (ja) 化粧料用基剤およびそれからなる化粧料
JPH04359914A (ja) 新規共重合体及びこれを含有する化粧料
JP2011026250A (ja) 毛髪化粧料用基剤及び毛髪化粧料
JP2005239557A (ja) 毛髪化粧料
JPH0892046A (ja) 毛髪化粧料
JP4711458B2 (ja) 毛髪化粧料用基剤及びそれを用いた毛髪化粧料
JP2005325041A (ja) 整髪料組成物およびスプレー式整髪料
JP2002523532A (ja) カチオン性ポリマーとその使用
JP2002167308A (ja) ゲル状整髪料
JPH06102613B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2930810B2 (ja) 整髪剤用基剤
JP4129940B2 (ja) 毛髪化粧料用基剤を用いた毛髪化粧料
JP3878889B2 (ja) 毛髪用の化粧料
JP4711457B2 (ja) 毛髪化粧料用基剤及びそれを用いた毛髪化粧料
JPH0892045A (ja) 毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020528