JPH0892045A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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- JPH0892045A JPH0892045A JP25616894A JP25616894A JPH0892045A JP H0892045 A JPH0892045 A JP H0892045A JP 25616894 A JP25616894 A JP 25616894A JP 25616894 A JP25616894 A JP 25616894A JP H0892045 A JPH0892045 A JP H0892045A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 整髪固定力(セット力)、固定持続力(セッ
ト持続力)に優れ、かつ、高温高湿下での固定持続力
(セット持続力)に優れた毛髪化粧料を提供する。 【構成】 例えば、メタクリル酸20%、ステアリルア
クリレート35%、ブチルアクリレート35%、メチル
メタクリレート10%からなる重合性単量体を共重合
し、アミノメチルプロパノールのような水溶性有機塩基
性物質で中和したアクリル樹脂アルカノールアミン液
と、一般式がRnSiO(4-n)/2(Rは炭素数1〜6の炭
化水素基またはフェニル基を表し、nは1.0〜1.8
の値を表す。)を平均的な構成単位とする平均分子量が
1,500〜10,000の有機シリコーン樹脂とを配
合する。
ト持続力)に優れ、かつ、高温高湿下での固定持続力
(セット持続力)に優れた毛髪化粧料を提供する。 【構成】 例えば、メタクリル酸20%、ステアリルア
クリレート35%、ブチルアクリレート35%、メチル
メタクリレート10%からなる重合性単量体を共重合
し、アミノメチルプロパノールのような水溶性有機塩基
性物質で中和したアクリル樹脂アルカノールアミン液
と、一般式がRnSiO(4-n)/2(Rは炭素数1〜6の炭
化水素基またはフェニル基を表し、nは1.0〜1.8
の値を表す。)を平均的な構成単位とする平均分子量が
1,500〜10,000の有機シリコーン樹脂とを配
合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪に対し優れたセッ
ト力を与え、かつ、高温高湿下においても優れたセット
持続力を付与する毛髪化粧料に関する。
ト力を与え、かつ、高温高湿下においても優れたセット
持続力を付与する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、毛髪化粧料には毛髪を固定する目的でポリビニルピ
ロリドン系ポリマー、酸性ポリビニルエーテル系ポリマ
ー、酸性アクリル系ポリマー、カチオン性ポリマー等の
樹脂が配合されている。また近年では、アクリル樹脂ア
ルカノールアミンよりなる液化石油ガス(LPG)に対
する溶解性のよい整髪用樹脂も開発されている(特開平
3−206023号公報、特開平3−203024号公
報)。しかしながら、これらの樹脂を配合した毛髪化粧
料は、雨天時のような高湿下、特に高温高湿下におい
て、長時間セットが保持できないという問題点があっ
た。
来、毛髪化粧料には毛髪を固定する目的でポリビニルピ
ロリドン系ポリマー、酸性ポリビニルエーテル系ポリマ
ー、酸性アクリル系ポリマー、カチオン性ポリマー等の
樹脂が配合されている。また近年では、アクリル樹脂ア
ルカノールアミンよりなる液化石油ガス(LPG)に対
する溶解性のよい整髪用樹脂も開発されている(特開平
3−206023号公報、特開平3−203024号公
報)。しかしながら、これらの樹脂を配合した毛髪化粧
料は、雨天時のような高湿下、特に高温高湿下におい
て、長時間セットが保持できないという問題点があっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な問題点を克服すべく、鋭意研究を行った。その結果、
特定のアクリル樹脂アルカノールアミン液と特定の有機
シリコーン樹脂とを組み合わせれば、高温高湿下におい
ても優れたセット持続力を有することを見い出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
な問題点を克服すべく、鋭意研究を行った。その結果、
特定のアクリル樹脂アルカノールアミン液と特定の有機
シリコーン樹脂とを組み合わせれば、高温高湿下におい
ても優れたセット持続力を有することを見い出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明は次の成分(A)と、成
分(B)とを配合することを特徴とする毛髪化粧料であ
る。
分(B)とを配合することを特徴とする毛髪化粧料であ
る。
【0005】(A)次の重合性単量体a〜dを共重合
し、水溶性有機塩基性物質で中和してなる整髪用樹脂。 a.アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からな
る群より選ばれた少なくとも1種の単量体 6.0〜3
5.0重量% b.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数10〜
18の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも
1種の単量体 15.0〜50.0重量% c.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数4〜8
の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも1種
の単量体 15.0〜50.0重量% d.その他のビニル系単量体 15.0〜50.0重量
%
し、水溶性有機塩基性物質で中和してなる整髪用樹脂。 a.アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からな
る群より選ばれた少なくとも1種の単量体 6.0〜3
5.0重量% b.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数10〜
18の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも
1種の単量体 15.0〜50.0重量% c.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数4〜8
の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも1種
の単量体 15.0〜50.0重量% d.その他のビニル系単量体 15.0〜50.0重量
%
【0006】(B)一般式(I):
【0007】
【化4】RnSiO(4-n)/2 …(I)
【0008】(式中、Rは炭素数1〜6の炭化水素基ま
たはフェニル基を表し、nは1.0〜1.8の値を表
す。)を平均的な構成単位とする平均分子量が1,50
0〜10,000の有機シリコーン樹脂の1種または2
種以上。
たはフェニル基を表し、nは1.0〜1.8の値を表
す。)を平均的な構成単位とする平均分子量が1,50
0〜10,000の有機シリコーン樹脂の1種または2
種以上。
【0009】また、本発明においては成分(A)の単量
体として、さらに次のe成分を加えたものが含まれる。
体として、さらに次のe成分を加えたものが含まれる。
【0010】e.一般式(II):
【0011】
【化5】
【0012】(式中、R3およびR4は水素原子またはメ
チル基、R5は炭素原子数が1〜8のアルキル基または
C(CH3)2CHCOCH3である。)で表されるN−
アルキル置換アクリルアミドから選ばれた少なくとも1
種の単量体 5.0〜50.0重量%
チル基、R5は炭素原子数が1〜8のアルキル基または
C(CH3)2CHCOCH3である。)で表されるN−
アルキル置換アクリルアミドから選ばれた少なくとも1
種の単量体 5.0〜50.0重量%
【0013】本発明で使用する成分(A)の整髪用樹脂
において、前記単量体aは樹脂の親水性や洗髪性に関与
し、その使用量は6.0〜35.0重量%、好ましくは
10.0〜30.0重量%である。前記使用量が6.0
重量%未満の時、得られるフィルムは水に難溶で洗髪性
が不良となり、一方、それが35.0重量%を超える
と、吸湿量が多くなり、粘着性が顕著となる。単量体a
としては、アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸
からなる群より選ばれた不飽和カルボン酸単量体を単独
または併用で使用することができる。
において、前記単量体aは樹脂の親水性や洗髪性に関与
し、その使用量は6.0〜35.0重量%、好ましくは
10.0〜30.0重量%である。前記使用量が6.0
重量%未満の時、得られるフィルムは水に難溶で洗髪性
が不良となり、一方、それが35.0重量%を超える
と、吸湿量が多くなり、粘着性が顕著となる。単量体a
としては、アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸
からなる群より選ばれた不飽和カルボン酸単量体を単独
または併用で使用することができる。
【0014】単量体bは、樹脂の親油性、柔軟性、洗髪
性に関与し、その使用量は15.0〜50.0重量%、
好ましくは20.0〜45.0重量%である。前記使用
量が15.0重量%未満のとき、得られるフィルムは硬
く、フレーキング現象を生じ易くなる。一方、それが5
0.0重量%を超えると、得られるフィルムは非常に柔
らかくなって粘着性を示すようになり、洗髪性は不良と
なる。単量体bの具体例として、例えば、デシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ミ
リスチル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、オレイ
ル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレ
ート等の合成アルコールの(メタ)アクリレート等を単
独または併用で使用することができる。
性に関与し、その使用量は15.0〜50.0重量%、
好ましくは20.0〜45.0重量%である。前記使用
量が15.0重量%未満のとき、得られるフィルムは硬
く、フレーキング現象を生じ易くなる。一方、それが5
0.0重量%を超えると、得られるフィルムは非常に柔
らかくなって粘着性を示すようになり、洗髪性は不良と
なる。単量体bの具体例として、例えば、デシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ミ
リスチル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)ア
クリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、オレイ
ル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレ
ート等の合成アルコールの(メタ)アクリレート等を単
独または併用で使用することができる。
【0015】単量体cも整髪用樹脂の親油性、柔軟性、
洗髪性に関与し、その使用量は15.0〜50.0重量
%、好ましくは20.0〜45.0重量%である。前記
使用量が15.0重量%未満のとき、液化石油ガスに対
する溶解性が不良となり、一方、それが50.0重量%
を超えると洗髪性が不良となる。単量体cの具体例とし
ては、例えば、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、ターシャリーブチル(メ
タ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート等を単独または併用で使用
することができる。前記単量体bと単量体cを比較する
と、樹脂の親油性に対する寄与および洗髪性を不良にす
る作用は前者が後者より大であるが、液化石油ガスに対
する溶解性に対する寄与も前者が後者より大である。液
化石油ガスに対する溶解性をより高めるために、単量体
bと単量体cの合計量が41.0重量%以上であること
が好ましい。
洗髪性に関与し、その使用量は15.0〜50.0重量
%、好ましくは20.0〜45.0重量%である。前記
使用量が15.0重量%未満のとき、液化石油ガスに対
する溶解性が不良となり、一方、それが50.0重量%
を超えると洗髪性が不良となる。単量体cの具体例とし
ては、例えば、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、ターシャリーブチル(メ
タ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート等を単独または併用で使用
することができる。前記単量体bと単量体cを比較する
と、樹脂の親油性に対する寄与および洗髪性を不良にす
る作用は前者が後者より大であるが、液化石油ガスに対
する溶解性に対する寄与も前者が後者より大である。液
化石油ガスに対する溶解性をより高めるために、単量体
bと単量体cの合計量が41.0重量%以上であること
が好ましい。
【0016】単量体dは、フィルムの硬さや液化石油ガ
スへの溶解性に関与し、その使用量は0〜25.0重量
%であり、必要に応じて使用される。前記使用量は、所
期の効果を十分に得るためには1.0重量%以上である
ことが好ましいが、それが25.0重量%を超えると液
化石油ガスへの溶解性が不良となる。単量体dの具体例
としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、エ
トキシエチル(メタ)アクリレート、アクリロニトリ
ル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、スチレン、
ビニルピロリドン等を単独または併用で使用することが
できる。前記単量体dの内、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、エトキシエチ
ルアクリレート、アクリロニトリル、アクリルアミド、
ビニルピロリドンを使用した場合は比較的柔軟なフィル
ムが得られ、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、プロピルメタクリレート、エトキシエチルメタク
リレート、メタクリルアミド、酢酸ビニル、スチレンを
使用した場合は前者に比べて硬く、粘着性の少ないフィ
ルムが得られる。
スへの溶解性に関与し、その使用量は0〜25.0重量
%であり、必要に応じて使用される。前記使用量は、所
期の効果を十分に得るためには1.0重量%以上である
ことが好ましいが、それが25.0重量%を超えると液
化石油ガスへの溶解性が不良となる。単量体dの具体例
としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、エ
トキシエチル(メタ)アクリレート、アクリロニトリ
ル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、スチレン、
ビニルピロリドン等を単独または併用で使用することが
できる。前記単量体dの内、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、エトキシエチ
ルアクリレート、アクリロニトリル、アクリルアミド、
ビニルピロリドンを使用した場合は比較的柔軟なフィル
ムが得られ、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、プロピルメタクリレート、エトキシエチルメタク
リレート、メタクリルアミド、酢酸ビニル、スチレンを
使用した場合は前者に比べて硬く、粘着性の少ないフィ
ルムが得られる。
【0017】本発明の整髪用樹脂は基本的には前述した
a〜dの重量性単量体を共重合するが、さらに次の単量
体eを配合することが好ましい。
a〜dの重量性単量体を共重合するが、さらに次の単量
体eを配合することが好ましい。
【0018】単量体eは、液化石油ガスへの溶解性を阻
害せずに高温および高湿下のセット力向上に寄与すると
共に、フィルムの硬さを調整するものである。その使用
量は5.0〜50.0重量%、好ましくは10.0〜4
5.0重量%である。前記使用量が5.0重量%未満の
とき、高温および高湿下のセットの向上がなく、一方、
それが50.0重量%を超えると、フィルムが硬くな
り、風合いを損なうことになる。単量体eの具体例とし
ては、例えば、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプ
ロピル(メタ)アクリルアミド、N−オクチル(メタ)
アクリルアミド等を単独または併用で使用することがで
きる。単量体eが特にジアセトンアクリルアミドの場
合、高温および高湿下において優れたセット力を持続さ
せることができる。
害せずに高温および高湿下のセット力向上に寄与すると
共に、フィルムの硬さを調整するものである。その使用
量は5.0〜50.0重量%、好ましくは10.0〜4
5.0重量%である。前記使用量が5.0重量%未満の
とき、高温および高湿下のセットの向上がなく、一方、
それが50.0重量%を超えると、フィルムが硬くな
り、風合いを損なうことになる。単量体eの具体例とし
ては、例えば、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプ
ロピル(メタ)アクリルアミド、N−オクチル(メタ)
アクリルアミド等を単独または併用で使用することがで
きる。単量体eが特にジアセトンアクリルアミドの場
合、高温および高湿下において優れたセット力を持続さ
せることができる。
【0019】これらのa〜dあるいはa〜eの重合性単
量体を共重合し、得られた樹脂含有液に水溶性有機塩基
性物質を加えることにより、共重合樹脂を好ましくは5
0.0〜100%の中和率で中和すると共に水溶性にす
る。水溶性有機塩基性物質としては、例えば、アンモニ
ア水、モルホリン、(モノ、ジまたはトリ)エタノール
アミン、(モノ、ジまたはトリ)イソプロパノールアミ
ン、アミノメチルプロパノールアミン、アミノエチルプ
ロパノールアミン、アミノメチルプロパンジオール、ア
ミノエチルプロパンジオール等を単独または併用で使用
することができる。特に有機アミンを使用すると、水を
含有しない樹脂組成物が得られるので、水を忌避するエ
アゾールの製造には好適である。前記のようにして得ら
れた樹脂組成物は、共重合体の平均分子量が5,000
〜200,000程度であり、前記共重合で得られた親
油性溶媒溶液のままで、あるいは含水溶媒系として使用
することができる。成分(A)の整髪用樹脂を毛髪化粧
料に配合する時の配合量は0.1〜30.0重量%、好
ましくは1.0〜20.0重量%である。0.1重量%
未満では目的の効果は得られず、30.0重量%を超え
るとべたつきを生じることがある。
量体を共重合し、得られた樹脂含有液に水溶性有機塩基
性物質を加えることにより、共重合樹脂を好ましくは5
0.0〜100%の中和率で中和すると共に水溶性にす
る。水溶性有機塩基性物質としては、例えば、アンモニ
ア水、モルホリン、(モノ、ジまたはトリ)エタノール
アミン、(モノ、ジまたはトリ)イソプロパノールアミ
ン、アミノメチルプロパノールアミン、アミノエチルプ
ロパノールアミン、アミノメチルプロパンジオール、ア
ミノエチルプロパンジオール等を単独または併用で使用
することができる。特に有機アミンを使用すると、水を
含有しない樹脂組成物が得られるので、水を忌避するエ
アゾールの製造には好適である。前記のようにして得ら
れた樹脂組成物は、共重合体の平均分子量が5,000
〜200,000程度であり、前記共重合で得られた親
油性溶媒溶液のままで、あるいは含水溶媒系として使用
することができる。成分(A)の整髪用樹脂を毛髪化粧
料に配合する時の配合量は0.1〜30.0重量%、好
ましくは1.0〜20.0重量%である。0.1重量%
未満では目的の効果は得られず、30.0重量%を超え
るとべたつきを生じることがある。
【0020】本発明で用いられる成分(B)の有機シリ
コーン樹脂は、R3SiO1/2単位、R2SiO単位、R
SiO3/2単位、SiO2単位のうちの適当な組み合わせ
からなり、その割合は平均の構成単位が一般式:RnS
iO(4-n)/2(式中、Rは炭素数1〜6の炭化水素基ま
たはフェニル基を表し、nは1.0〜1.8の値を表
す。)を満足するように選ばれる。Rが炭素数6を超え
るものである時は、被膜が軟らかくなりすぎる。またn
が1.0より小さいものである時は、被膜のなめらかさ
に欠け、1.8を超えるものである時は、粘度が出過
ぎ、化粧品への配合には好ましくない。この有機シリコ
ーン樹脂の平均分子量は約1,500〜10,000で
あることが望ましい。
コーン樹脂は、R3SiO1/2単位、R2SiO単位、R
SiO3/2単位、SiO2単位のうちの適当な組み合わせ
からなり、その割合は平均の構成単位が一般式:RnS
iO(4-n)/2(式中、Rは炭素数1〜6の炭化水素基ま
たはフェニル基を表し、nは1.0〜1.8の値を表
す。)を満足するように選ばれる。Rが炭素数6を超え
るものである時は、被膜が軟らかくなりすぎる。またn
が1.0より小さいものである時は、被膜のなめらかさ
に欠け、1.8を超えるものである時は、粘度が出過
ぎ、化粧品への配合には好ましくない。この有機シリコ
ーン樹脂の平均分子量は約1,500〜10,000で
あることが望ましい。
【0021】上記有機シリコーン樹脂は、各種の方法で
慣用的に製造し得る。一例を挙げると、一般式R3Si
X、R2SiX2、RSiX3、SiX4(ここで、Xは加
水分解し得る基、例えば塩素、臭素、フッ素等のハロゲ
ン;メトキシ、エトキシ等のアルコキシ基;アシルオキ
シ基等を表す。)で示される化合物を、目的とする樹脂
組成に応じてトルエン、ベンゼン、キシレン等のような
適当な有機溶媒に添加し、次いでこの溶媒を適当な酸性
溶媒中における希望する加水分解および共縮合を得るに
十分な量の水中に加える。こうして得られた二層系から
水層を除去し、残留する樹脂状物質を重炭酸ナトリウム
あるいは他のアルカリ性物質の十分量を用いて中和し、
溶媒を除去すれば目的の有機シリコーン樹脂が得られ
る。本発明に用いられる有機シリコーン樹脂の配合量
は、毛髪化粧料の0.01〜25.0重量%である。
0.01重量%未満では高温高湿下においてセット保持
効果を発揮できず、一方、25.0重量%を超えて含有
させても、さらなる効果の向上はみられないからであ
る。この有機シリコーン樹脂は、1種だけを用いてもよ
く、あるいは2種以上を併せて用いてもよい。
慣用的に製造し得る。一例を挙げると、一般式R3Si
X、R2SiX2、RSiX3、SiX4(ここで、Xは加
水分解し得る基、例えば塩素、臭素、フッ素等のハロゲ
ン;メトキシ、エトキシ等のアルコキシ基;アシルオキ
シ基等を表す。)で示される化合物を、目的とする樹脂
組成に応じてトルエン、ベンゼン、キシレン等のような
適当な有機溶媒に添加し、次いでこの溶媒を適当な酸性
溶媒中における希望する加水分解および共縮合を得るに
十分な量の水中に加える。こうして得られた二層系から
水層を除去し、残留する樹脂状物質を重炭酸ナトリウム
あるいは他のアルカリ性物質の十分量を用いて中和し、
溶媒を除去すれば目的の有機シリコーン樹脂が得られ
る。本発明に用いられる有機シリコーン樹脂の配合量
は、毛髪化粧料の0.01〜25.0重量%である。
0.01重量%未満では高温高湿下においてセット保持
効果を発揮できず、一方、25.0重量%を超えて含有
させても、さらなる効果の向上はみられないからであ
る。この有機シリコーン樹脂は、1種だけを用いてもよ
く、あるいは2種以上を併せて用いてもよい。
【0022】なお、本発明において、有機シリコーン樹
脂を溶解するために低沸点油や低粘度シリコーン油を配
合するのが好ましい。ここで低沸点油とは、常圧におけ
る沸点が260℃以下の油をいう。また低粘度シリコー
ン油とは、常温における粘度が5〜50cpsのシリコ
ーン油をいう。低沸点油としては、例えば、ヘキサメチ
ルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメ
チルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサ
ン、ヘキサデカメチルヘプタシロキサン等の低沸点鎖状
シリコーン油;オクタメチルシクロテトラシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、テトラデカメチル
シクロヘプタシロキサン等の低沸点環状シリコーン油;
エクソン(株)製のアイソパー(登録商標)A、同C、
同D、同E、同G、同H、同K、同L、同M、シェル
(株)製のシェルゾール(登録商標)71、フィリップ
(株)製のソルトロール(登録商標)100、同13、
同220等の常圧における沸点が60〜260℃の範囲
にある低沸点イソパラフィン系炭化水素油;トリクロロ
トリフロロエタンやテトラクロロジフロロエタン等の炭
化水素のフルオロクロロ置換体等が挙げられ、特にイソ
パラフィン系炭化水素油が最も好適に用いられる。低粘
度シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキ
サン(5〜50cps)、メチルフェニルポリシロキサ
ン(5〜50cps)等が挙げられる。これら低沸点
油、低粘度シリコーン油は、任意の1種または2種以上
を用いることができ、合計の配合量は、有機シリコーン
樹脂に対して1〜50倍(重量)が好ましい。
脂を溶解するために低沸点油や低粘度シリコーン油を配
合するのが好ましい。ここで低沸点油とは、常圧におけ
る沸点が260℃以下の油をいう。また低粘度シリコー
ン油とは、常温における粘度が5〜50cpsのシリコ
ーン油をいう。低沸点油としては、例えば、ヘキサメチ
ルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメ
チルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサ
ン、ヘキサデカメチルヘプタシロキサン等の低沸点鎖状
シリコーン油;オクタメチルシクロテトラシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、テトラデカメチル
シクロヘプタシロキサン等の低沸点環状シリコーン油;
エクソン(株)製のアイソパー(登録商標)A、同C、
同D、同E、同G、同H、同K、同L、同M、シェル
(株)製のシェルゾール(登録商標)71、フィリップ
(株)製のソルトロール(登録商標)100、同13、
同220等の常圧における沸点が60〜260℃の範囲
にある低沸点イソパラフィン系炭化水素油;トリクロロ
トリフロロエタンやテトラクロロジフロロエタン等の炭
化水素のフルオロクロロ置換体等が挙げられ、特にイソ
パラフィン系炭化水素油が最も好適に用いられる。低粘
度シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキ
サン(5〜50cps)、メチルフェニルポリシロキサ
ン(5〜50cps)等が挙げられる。これら低沸点
油、低粘度シリコーン油は、任意の1種または2種以上
を用いることができ、合計の配合量は、有機シリコーン
樹脂に対して1〜50倍(重量)が好ましい。
【0023】本発明の剤型は任意であり、可溶化系、乳
化系、粉末分散系、油−水の2相系、油−水−粉末の3
層系など、いずれでも構わず、各種添加剤を加えてヘア
クリーム、ヘアローション、ヘアミスト(ノンガスタイ
プ)とすることができる。
化系、粉末分散系、油−水の2相系、油−水−粉末の3
層系など、いずれでも構わず、各種添加剤を加えてヘア
クリーム、ヘアローション、ヘアミスト(ノンガスタイ
プ)とすることができる。
【0024】さらに、噴射剤と共に加圧封入してエアゾ
ールとすることができる。前記噴射剤としては、プロパ
ン、ブタンおよびイソブタンを主成分とする液化石油ガ
ス(LPG)、ジメチルエーテルおよび炭酸ガス、窒素
ガス等の圧縮ガス等の単独またはそれらの混合物を使用
することができる。これらのうち、特に液化石油ガス
(LPG)が好ましい。前記成分(A)と成分(B)を
含む原液と噴射剤との配合比は、原液5〜95重量部に
対して噴射剤95〜5重量部が好ましい。
ールとすることができる。前記噴射剤としては、プロパ
ン、ブタンおよびイソブタンを主成分とする液化石油ガ
ス(LPG)、ジメチルエーテルおよび炭酸ガス、窒素
ガス等の圧縮ガス等の単独またはそれらの混合物を使用
することができる。これらのうち、特に液化石油ガス
(LPG)が好ましい。前記成分(A)と成分(B)を
含む原液と噴射剤との配合比は、原液5〜95重量部に
対して噴射剤95〜5重量部が好ましい。
【0025】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに詳細に説明する。本発明はこれによって限定される
ものではない。配合量は全て重量%である。
らに詳細に説明する。本発明はこれによって限定される
ものではない。配合量は全て重量%である。
【0026】原料製造例1(整髪用樹脂Aの製造) 還流冷却器、温度計、窒素置換用ガラス管、滴下ロート
および攪拌機を取り付けた1l四ツ口フラスコに、a.
メタクリル酸20%、b.ステアリルアクリレート35
%、c.ブチルアクリレート35%、d.メチルメタク
リレート10%からなる重合性単量体200部、エチル
アルコール100部、重合開始剤0.5〜4部を加え、
窒素気流下、還流状態(約80℃)で5時間重合を行
う。重合後、冷却し、50℃にて水溶性有機塩基性物質
(アミノメチルプロパノール(AMP))のエチルアル
コール溶液を添加して整髪用樹脂Aを得た。
および攪拌機を取り付けた1l四ツ口フラスコに、a.
メタクリル酸20%、b.ステアリルアクリレート35
%、c.ブチルアクリレート35%、d.メチルメタク
リレート10%からなる重合性単量体200部、エチル
アルコール100部、重合開始剤0.5〜4部を加え、
窒素気流下、還流状態(約80℃)で5時間重合を行
う。重合後、冷却し、50℃にて水溶性有機塩基性物質
(アミノメチルプロパノール(AMP))のエチルアル
コール溶液を添加して整髪用樹脂Aを得た。
【0027】原料製造例2(整髪用樹脂Bの製造) 還流冷却器、温度計、窒素置換用ガラス管、滴下ロート
および攪拌機を取り付けた1l四ツ口フラスコに、a.
メタクリル酸20%、b.ステアリルアクリレート35
%、c.ブチルアクリレート25%、d.メチルメタク
リレート10%、e.イソプロピルアクリルアミド10
%からなる重合性単量体200部、エチルアルコール1
00部、重合開始剤0.5〜4部を加え、窒素気流下、
還流状態(約80℃)で5時間重合を行う。重合後、冷
却し、50℃にて水溶性有機塩基性物質(アミノメチル
プロパノール(AMP))のエチルアルコール溶液を添
加して整髪用樹脂Bを得た。
および攪拌機を取り付けた1l四ツ口フラスコに、a.
メタクリル酸20%、b.ステアリルアクリレート35
%、c.ブチルアクリレート25%、d.メチルメタク
リレート10%、e.イソプロピルアクリルアミド10
%からなる重合性単量体200部、エチルアルコール1
00部、重合開始剤0.5〜4部を加え、窒素気流下、
還流状態(約80℃)で5時間重合を行う。重合後、冷
却し、50℃にて水溶性有機塩基性物質(アミノメチル
プロパノール(AMP))のエチルアルコール溶液を添
加して整髪用樹脂Bを得た。
【0028】実施例1,2、比較例1〜5 次の表1に示す配合処方によってヘアスプレーを調製し
た。表中、整髪用樹脂A、整髪用樹脂Bは上記の各原料
製造例で製造したもので、樹脂固型分100%に換算し
た量である。
た。表中、整髪用樹脂A、整髪用樹脂Bは上記の各原料
製造例で製造したもので、樹脂固型分100%に換算し
た量である。
【0029】得られたヘアスプレーの(1)セット力、
(2)セット持続力を評価した結果を併せて表1に示
す。なお、各評価方法は以下の通りである。
(2)セット持続力を評価した結果を併せて表1に示
す。なお、各評価方法は以下の通りである。
【0030】(1)セット力 専門パネラー50人に各サンプルを使用してもらい、塗
布、乾燥後のセット力が優れているか否かを官能評価し
てもらった。
布、乾燥後のセット力が優れているか否かを官能評価し
てもらった。
【0031】(2)セット持続力 専門パネラー50人に各サンプルを塗布してもらい、2
5℃,湿度90%の条件の恒温室に6時間居てもらい、
6時間後のセット力が優れているか否かを官能評価して
もらった。
5℃,湿度90%の条件の恒温室に6時間居てもらい、
6時間後のセット力が優れているか否かを官能評価して
もらった。
【0032】上記(1)〜(2)の項目ごとに、優れて
いると感じたパネル数が1〜20人のとき×、21〜4
0人のとき△、41〜45人のとき○、46〜50人の
とき◎と評価した。
いると感じたパネル数が1〜20人のとき×、21〜4
0人のとき△、41〜45人のとき○、46〜50人の
とき◎と評価した。
【0033】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ───── ────────────── 1 2 1 2 3 4 5 ─────────────────────────────────── ブチレングリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 ポリエチレン(40) 硬化ヒマシ油エステル 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 ジメチルポリシロキサン 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 (5cps) RnSiO(4-n)/2 2.0 2.0 2.0 − − − 2.0 (R:メチル基,n=1.2) 整髪用樹脂A 4.0 − − 4.0 − − − 整髪用樹脂B − 4.0 − − 4.0 − − ポリビニルピロリドン/ 酢酸ビニル共重合体 − − − − − 4.0 4.0 エタノール 30.0 30.0 34.0 32.0 32.0 32.0 30.0 イオン交換水 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 LPG(4.0kg/cm2 at20℃) 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 ─────────────────────────────────── (1)セット力 ◎ ◎ × ◎ ◎ ○ ○ (2)セット持続力 ○ ◎ × × △ △ △ ───────────────────────────────────
【0034】実施例3,4、比較例6〜10 次の表2に示す配合処方によってヘアムースを調製し、
実施例1と同様に評価した。
実施例1と同様に評価した。
【0035】
【表2】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ───── ────────────── 3 4 6 7 8 9 10 ─────────────────────────────────── プロピレングリコール 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 ホ゜リオキシエチレン(10)ホ゜リオキシ フ゜ロヒ゜レン(20)テ゛シルテトラテ゛シルエーテル 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 ホ゜リオキシエチレン(9)ラウリルエーテル 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 合成イソパラフィン 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 RnSiO(4-n)/2 3.0 3.0 3.0 − − − 3.0 (R:エチル基,n=1.0) 整髪用樹脂A 5.0 − − 5.0 − − − 整髪用樹脂B − 5.0 − − 5.0 − − ポリビニルピロリドン/ 酢酸ビニル共重合体 − − − − − 5.0 5.0 エタノール 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 イオン交換水 55.0 55.0 60.0 58.0 58.0 58.0 55.0 LPG(4.0kg/cm2 at20℃) 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 ─────────────────────────────────── (1)セット力 ◎ ◎ × ◎ ◎ ○ ○ (2)セット持続力 ○ ◎ × × △ △ △ ───────────────────────────────────
【0036】 実施例5 ヘアリキッド ポリエチレングリコール 2.0 重量% ポリオキシエチレン(5) デシルテトラデシルエーテル 2.0 ジメチルポリシロキサン(8cps) 10.0 RnSiO(4-n)/2 2.0 (Rは10%がフェニル基で、残りはメチル基,n=1.3) 整髪用樹脂B 4.0 エタノール 60.0 イオン交換水 20.0 香料 適量
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の毛髪化粧
料は、整髪固定力(セット力)、固定持続力(セット持
続力)に優れ、かつ、高温高湿下での固定持続力(セッ
ト持続力)に優れたものである。
料は、整髪固定力(セット力)、固定持続力(セット持
続力)に優れ、かつ、高温高湿下での固定持続力(セッ
ト持続力)に優れたものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 次の成分(A)と、成分(B)とを配合
することを特徴とする毛髪化粧料。 (A)次の重合性単量体a〜dを共重合し、水溶性有機
塩基性物質で中和してなる整髪用樹脂。 a.アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からな
る群より選ばれた少なくとも1種の単量体 6.0〜3
5.0重量% b.アクリル酸および/またはメタクリル酸の炭素数1
0〜18の脂肪族アルコールのエステルからなる少なく
とも1種の単量体 15.0〜50.0重量% c.アクリル酸および/またはメタクリル酸の炭素数4
〜8の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも
1種の単量体 15.0〜50.0重量% d.その他のビニル系単量体 0〜25.0重量% (B)一般式(I): 【化1】RnSiO(4-n)/2 …(I) (式中、Rは炭素数1〜6の炭化水素基またはフェニル
基を表し、nは1.0〜1.8の値を表す。)を平均的
な構成単位とする平均分子量が1,500〜10,00
0の有機シリコーン樹脂の1種または2種以上。 - 【請求項2】 次の成分(A)と、成分(B)とを配合
することを特徴とする毛髪化粧料。 (A)次の重合性単量体a〜eを共重合し、水溶性有機
塩基性物質で中和してなる整髪用樹脂。 a.アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からな
る群より選ばれた少なくとも1種の単量体 6.0〜3
5.0重量% b.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数10〜
18の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも
1種の単量体 15.0〜50.0重量% c.アクリル酸及び/又はメタクリル酸の炭素数4〜8
の脂肪族アルコールのエステルからなる少なくとも1種
の単量体 15.0〜50.0重量% d.その他のビニル系単量体 0〜25.0重量% e.一般式(II): 【化2】 (式中、R3およびR4は水素原子またはメチル基、R5
は炭素原子数が1〜8のアルキル基またはC(CH3)2
CH2COCH3である。)で表されるN−アルキル置換
アクリルアミドから選ばれた少なくとも1種の単量体
5.0〜50.0重量% (B)一般式(I): 【化3】RnSiO(4-n)/2 …(I) (式中、Rは炭素数1〜6の炭化水素基またはフェニル
基を表し、nは1.0〜1.8の値を表す。)を平均的
な構成単位とする平均分子量が1,500〜10,00
0の有機シリコーン樹脂の1種または2種以上。 - 【請求項3】 成分(A)の配合量が0.1〜30.0
重量%であり、成分(B)の配合量が0.01〜25.
0重量%である請求項1または2記載の毛髪化粧料。 - 【請求項4】 成分(A)および成分(B)を含み、室
温にて液状である原液5〜95重量部と、液化ガス推進
剤95〜5重量部からなるエアゾールタイプである請求
項1または2記載の毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25616894A JPH0892045A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25616894A JPH0892045A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 毛髪化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0892045A true JPH0892045A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17288857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25616894A Pending JPH0892045A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0892045A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540461A (ja) * | 2005-05-27 | 2008-11-20 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 2つのコポリマーを含有する耐水分性ヘアスタイリング組成物 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP25616894A patent/JPH0892045A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540461A (ja) * | 2005-05-27 | 2008-11-20 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 2つのコポリマーを含有する耐水分性ヘアスタイリング組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020702 |