JPH06199639A - 霧状整髪剤組成物 - Google Patents
霧状整髪剤組成物Info
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- JPH06199639A JPH06199639A JP36075292A JP36075292A JPH06199639A JP H06199639 A JPH06199639 A JP H06199639A JP 36075292 A JP36075292 A JP 36075292A JP 36075292 A JP36075292 A JP 36075292A JP H06199639 A JPH06199639 A JP H06199639A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】整髪用高分子、ノニオン性オリゴマーおよびト
リ高級脂肪酸グリセリルを含有してなる霧状整髪剤組成
物に関する。本組成物は整髪用高分子を１．０〜４．０
重量％とノニオン性オリゴマーを該整髪用高分子の１／
１５〜１／５（重量比）含有することが好ましい。また
整髪用高分子として両イオン性重合体が好適に使用され
る。 【効果】本発明によれば、使用に際し詰まりもなく、フ
レーキングも伴わず、強いセット力を有し、かつ樹脂皮
膜の平滑性に優れた霧状整髪剤組成物を得ることができ
る。
リ高級脂肪酸グリセリルを含有してなる霧状整髪剤組成
物に関する。本組成物は整髪用高分子を１．０〜４．０
重量％とノニオン性オリゴマーを該整髪用高分子の１／
１５〜１／５（重量比）含有することが好ましい。また
整髪用高分子として両イオン性重合体が好適に使用され
る。 【効果】本発明によれば、使用に際し詰まりもなく、フ
レーキングも伴わず、強いセット力を有し、かつ樹脂皮
膜の平滑性に優れた霧状整髪剤組成物を得ることができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、霧状整髪剤組成物に関
する。更に詳しくは、フレ−キングや詰まり等の問題を
生じることなく、セット力が高く、かつ樹脂皮膜の平滑
性に優れた頭髪用の霧状整髪剤組成物に関する。
する。更に詳しくは、フレ−キングや詰まり等の問題を
生じることなく、セット力が高く、かつ樹脂皮膜の平滑
性に優れた頭髪用の霧状整髪剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より内容物を霧状に吐出する頭髪用の霧状整髪剤（ヘア
スプレイ）が多数開発されているが、最近の消費者はセ
ット力の高い霧状整髪剤を好む傾向がある。このような
消費者の嗜好を満足させるため整髪用高分子（セット
剤）を多量に配合する傾向がある。しかし、整髪用高分
子を多量に配合した製品では、噴霧口などで整髪用高分
子が乾燥し正常な噴霧を損なう、いわゆる「詰まり」現
象を生じたり、頭髪に噴霧した後、頭髪に白い粉状の小
片が付着するフレーキングといった問題を生じる場合が
あった。更に、樹脂皮膜の平滑性（すべり）が低くなり
ゴワつき感が強くなることも問題であった。
より内容物を霧状に吐出する頭髪用の霧状整髪剤（ヘア
スプレイ）が多数開発されているが、最近の消費者はセ
ット力の高い霧状整髪剤を好む傾向がある。このような
消費者の嗜好を満足させるため整髪用高分子（セット
剤）を多量に配合する傾向がある。しかし、整髪用高分
子を多量に配合した製品では、噴霧口などで整髪用高分
子が乾燥し正常な噴霧を損なう、いわゆる「詰まり」現
象を生じたり、頭髪に噴霧した後、頭髪に白い粉状の小
片が付着するフレーキングといった問題を生じる場合が
あった。更に、樹脂皮膜の平滑性（すべり）が低くなり
ゴワつき感が強くなることも問題であった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明者はこれらの欠点
を解消すべく研究を重ねた結果、整髪用高分子、ノニオ
ン性オリゴマー、及びトリ高級脂肪酸グリセリルを特定
の割合で配合することにより、「詰まり」現象やフレー
キングを生じることなく、且つ、強いセット力を有し、
樹脂皮膜の平滑性の高い、使用感に優れた霧状整髪剤組
成物が得られることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
を解消すべく研究を重ねた結果、整髪用高分子、ノニオ
ン性オリゴマー、及びトリ高級脂肪酸グリセリルを特定
の割合で配合することにより、「詰まり」現象やフレー
キングを生じることなく、且つ、強いセット力を有し、
樹脂皮膜の平滑性の高い、使用感に優れた霧状整髪剤組
成物が得られることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
【０００４】本発明の要旨は、（１）整髪用高分子、ノ
ニオン性オリゴマーおよびトリ高級脂肪酸グリセリルを
含有してなる霧状整髪剤組成物、（２）整髪用高分子を
１．０〜４．０重量％とノニオン性オリゴマーを該整髪
用高分子の１／１５〜１／５（重量比）含有することを
特徴とする前記（１）記載の霧状整髪剤組成物、（３）
整髪用高分子が両イオン性重合体である前記（１）又は
（２）記載の霧状整髪剤組成物、並びに（４）ノニオン
性オリゴマーがアクリル系および／又はメタクリル系モ
ノマーに由来する親水性オリゴマーである前記（１）、
（２）又は（３）記載の霧状整髪剤組成物に関する。
ニオン性オリゴマーおよびトリ高級脂肪酸グリセリルを
含有してなる霧状整髪剤組成物、（２）整髪用高分子を
１．０〜４．０重量％とノニオン性オリゴマーを該整髪
用高分子の１／１５〜１／５（重量比）含有することを
特徴とする前記（１）記載の霧状整髪剤組成物、（３）
整髪用高分子が両イオン性重合体である前記（１）又は
（２）記載の霧状整髪剤組成物、並びに（４）ノニオン
性オリゴマーがアクリル系および／又はメタクリル系モ
ノマーに由来する親水性オリゴマーである前記（１）、
（２）又は（３）記載の霧状整髪剤組成物に関する。
【０００５】本発明で用いる整髪用高分子としては、通
常両イオン性重合体、アニオン性重合体、ノニオン性重
合体等が使用される。ここに両イオン性重合体とは、ア
ニオン性及びカチオン性の両方の官能基を有する高分子
一般をいい、特に限定されるものではない。例えば、ジ
アルキルアミノエチルメタクリレート重合体のモノクロ
ル酢酸両性化物（ユカフォーマーＡＭ７５、三菱油化
製）、オクチルアクリルアミド／ブチルアミノメチルメ
タクリレート／アクリル酸／アクリル酸エステル共重合
体（ＡＭＰＨＯＭＥＲ、ＮＳＣ製）などが挙げられる。
常両イオン性重合体、アニオン性重合体、ノニオン性重
合体等が使用される。ここに両イオン性重合体とは、ア
ニオン性及びカチオン性の両方の官能基を有する高分子
一般をいい、特に限定されるものではない。例えば、ジ
アルキルアミノエチルメタクリレート重合体のモノクロ
ル酢酸両性化物（ユカフォーマーＡＭ７５、三菱油化
製）、オクチルアクリルアミド／ブチルアミノメチルメ
タクリレート／アクリル酸／アクリル酸エステル共重合
体（ＡＭＰＨＯＭＥＲ、ＮＳＣ製）などが挙げられる。
【０００６】また、アニオン性重合体としては、アニオ
ン性の官能基を有する高分子であれば、特に限定される
ものではない。例えば、アクリル酸エステル／メタアク
リル酸エステル共重合体（プラスサイズ、互応化学
製）、酢酸ビニル／クロトン酸共重合体（レジン２８−
１３１０、ＮＳＣ製）、酢酸ビニル／クロトン酸／ビニ
ルネオデカネート共重合体（レジン２８−２９３０、Ｎ
ＳＣ製）、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフエス
テル共重合体（ガントレッツＥＳ、ＩＳＰ製）などが挙
げられる。
ン性の官能基を有する高分子であれば、特に限定される
ものではない。例えば、アクリル酸エステル／メタアク
リル酸エステル共重合体（プラスサイズ、互応化学
製）、酢酸ビニル／クロトン酸共重合体（レジン２８−
１３１０、ＮＳＣ製）、酢酸ビニル／クロトン酸／ビニ
ルネオデカネート共重合体（レジン２８−２９３０、Ｎ
ＳＣ製）、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフエス
テル共重合体（ガントレッツＥＳ、ＩＳＰ製）などが挙
げられる。
【０００７】又、ノニオン性重合体としては、ポリビニ
ルピロリドン（ＰＶＰ、ＩＳＰ製）、ビニルピロリドン
／酢酸ビニル共重合体（ルビスコールＶＡ，ＢＡＳＦ
製）、ビニルピロリドン／ジメチルアミノエチルメタク
リレート共重合体（コポリマー９３７、ＩＳＰ製）等が
挙げられる。
ルピロリドン（ＰＶＰ、ＩＳＰ製）、ビニルピロリドン
／酢酸ビニル共重合体（ルビスコールＶＡ，ＢＡＳＦ
製）、ビニルピロリドン／ジメチルアミノエチルメタク
リレート共重合体（コポリマー９３７、ＩＳＰ製）等が
挙げられる。
【０００８】これら整髪用高分子のうち、特にオクチル
アクリルアミド／ブチルアミノメチルメタクリレート／
アクリル酸／アクリル酸エステル共重合体等の両イオン
性重合体、アクリル酸エステル／メタアクリル酸エステ
ル共重合体、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフエ
ステル共重合体等のアニオン性重合体が、セット力の点
から好ましい。
アクリルアミド／ブチルアミノメチルメタクリレート／
アクリル酸／アクリル酸エステル共重合体等の両イオン
性重合体、アクリル酸エステル／メタアクリル酸エステ
ル共重合体、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフエ
ステル共重合体等のアニオン性重合体が、セット力の点
から好ましい。
【０００９】該重合体の配合量は固形分として組成物全
量に対して１．０〜４．０重量％であって、１．５〜
３．０重量％が特に好ましい。配合量が１．０重量％未
満であれば十分なセット力が得られず、４．０重量％を
越えるとフレーキング等の問題を生じる。なお、両イオ
ン性又はアニオン性の整髪用高分子を用いる場合には、
必要に応じてその官能基の一部又は全部を２−アミノ−
２−メチル−１−プロパノール、トリエタノールアミン
等の有機アミン類，水酸化カリウム等のアルカリで中和
して用いる。
量に対して１．０〜４．０重量％であって、１．５〜
３．０重量％が特に好ましい。配合量が１．０重量％未
満であれば十分なセット力が得られず、４．０重量％を
越えるとフレーキング等の問題を生じる。なお、両イオ
ン性又はアニオン性の整髪用高分子を用いる場合には、
必要に応じてその官能基の一部又は全部を２−アミノ−
２−メチル−１−プロパノール、トリエタノールアミン
等の有機アミン類，水酸化カリウム等のアルカリで中和
して用いる。
【００１０】本発明に用いられるノニオン性オリゴマー
とはイオン性官能基を有しない重合体で平均分子量２０
０〜５０００程度のものをいい、アクリル系および／又
はメタクリル系モノマーに由来する親水性オリゴマーが
好適に使用される。例えばアクリル酸メトキシエチル／
アクリル酸ヒドロキシエチル共重合体（プラスサイズ，
互応化学製）、アクリル酸メトキシエチル／アクリル酸
ヒドロキシエチル／アクリル酸ブチル共重合体（プラス
サイズ、互応化学製）などが入手でき、本発明に用いる
ことができる。該ノニオン性オリゴマーは配合される整
髪用高分子の固形分の量に対して固形分として１／１５
〜１／５（重量比）の量であって、１／１５〜１／６が
特に好ましい。ノニオン性オリゴマーの配合量が配合さ
れる整髪用高分子の固形分量の１／１５未満であれば
「詰まり」の発生率が高くなり、１／５を越えると樹脂
皮膜の平滑性が低くなる。
とはイオン性官能基を有しない重合体で平均分子量２０
０〜５０００程度のものをいい、アクリル系および／又
はメタクリル系モノマーに由来する親水性オリゴマーが
好適に使用される。例えばアクリル酸メトキシエチル／
アクリル酸ヒドロキシエチル共重合体（プラスサイズ，
互応化学製）、アクリル酸メトキシエチル／アクリル酸
ヒドロキシエチル／アクリル酸ブチル共重合体（プラス
サイズ、互応化学製）などが入手でき、本発明に用いる
ことができる。該ノニオン性オリゴマーは配合される整
髪用高分子の固形分の量に対して固形分として１／１５
〜１／５（重量比）の量であって、１／１５〜１／６が
特に好ましい。ノニオン性オリゴマーの配合量が配合さ
れる整髪用高分子の固形分量の１／１５未満であれば
「詰まり」の発生率が高くなり、１／５を越えると樹脂
皮膜の平滑性が低くなる。
【００１１】本発明に用いられるトリ高級脂肪酸グリセ
リルは、高級脂肪酸のグリセリンエステルであって、こ
の高級脂肪酸は飽和脂肪酸あるいは不飽和脂肪酸のいず
れであってもよく、直鎖あるいは分枝のいずれであって
もよい。さらに、単一脂肪酸あるいは混合脂肪酸のどち
らでもよく、トリカプリン酸グリセリル（パナセート１
００、日本油脂製）、トリオクタン酸グリセリル（Ｔｒ
ｉｆａｔ Ｓ−３０８、日光ケミカルズ製）、トリラウ
リン酸グリセリル（パナセート１２００、日本油脂
製）、トリ（カプリル酸・カプリン酸）グリセリル（パ
ナセート８１０、日本油脂製）、トリイソカプリル酸グ
リセリル、トリ−２−エチルカプリル酸グリセリルなど
が例示できる。
リルは、高級脂肪酸のグリセリンエステルであって、こ
の高級脂肪酸は飽和脂肪酸あるいは不飽和脂肪酸のいず
れであってもよく、直鎖あるいは分枝のいずれであって
もよい。さらに、単一脂肪酸あるいは混合脂肪酸のどち
らでもよく、トリカプリン酸グリセリル（パナセート１
００、日本油脂製）、トリオクタン酸グリセリル（Ｔｒ
ｉｆａｔ Ｓ−３０８、日光ケミカルズ製）、トリラウ
リン酸グリセリル（パナセート１２００、日本油脂
製）、トリ（カプリル酸・カプリン酸）グリセリル（パ
ナセート８１０、日本油脂製）、トリイソカプリル酸グ
リセリル、トリ−２−エチルカプリル酸グリセリルなど
が例示できる。
【００１２】トリ高級脂肪酸グリセリルの配合量は、組
成物全量に対して０．１〜０．４重量％であって、０．
１０〜０．２５重量％が好ましい。高級脂肪酸の炭素数
は６〜１２であって、特に８〜１０のものが好ましい。
配合量が０．１重量％未満であれば、樹脂皮膜の平滑性
が十分得られず、０．４重量％を越えるとべたつきを生
じ好ましくない。また、炭素数が６未満であれば樹脂皮
膜の平滑性が十分得られず、炭素数が１２を越えると樹
脂皮膜の油性感が強くなりべたつきを生じる。
成物全量に対して０．１〜０．４重量％であって、０．
１０〜０．２５重量％が好ましい。高級脂肪酸の炭素数
は６〜１２であって、特に８〜１０のものが好ましい。
配合量が０．１重量％未満であれば、樹脂皮膜の平滑性
が十分得られず、０．４重量％を越えるとべたつきを生
じ好ましくない。また、炭素数が６未満であれば樹脂皮
膜の平滑性が十分得られず、炭素数が１２を越えると樹
脂皮膜の油性感が強くなりべたつきを生じる。
【００１３】本発明の霧状整髪剤組成物は、常法により
各成分をエタノール、エタノール／水混合物などの溶媒
に混合溶解した混合液を調製し、次いで、これを噴射剤
と共に耐圧容器に充填することにより製造することがで
きる。また、噴射剤は、プロパン、ブタン、ペンタン、
ジメチルエーテル等の１種以上を用いることができる。
さらに、本発明では、界面活性剤、防腐剤、香料、油成
分、殺菌剤などの薬効剤、色素など公知の成分を本発明
の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
各成分をエタノール、エタノール／水混合物などの溶媒
に混合溶解した混合液を調製し、次いで、これを噴射剤
と共に耐圧容器に充填することにより製造することがで
きる。また、噴射剤は、プロパン、ブタン、ペンタン、
ジメチルエーテル等の１種以上を用いることができる。
さらに、本発明では、界面活性剤、防腐剤、香料、油成
分、殺菌剤などの薬効剤、色素など公知の成分を本発明
の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【００１４】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。また、実施例及び比較例中の配合量は
重量％を示す。
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。また、実施例及び比較例中の配合量は
重量％を示す。
【００１５】実施例１〜１６、比較例１〜１６ 表１〜表４に示す実施例及び比較例に記載の各サンプル
を製造し、これらを用いて、セット力、詰まり、フレー
キング、皮膜のべたつき、皮膜の平滑性について下記の
方法により評価した。
を製造し、これらを用いて、セット力、詰まり、フレー
キング、皮膜のべたつき、皮膜の平滑性について下記の
方法により評価した。
【００１６】
【表１】
【００１７】
【表２】
【００１８】
【表３】
【００１９】
【表４】
【００２０】（評価方法） （１）セット力（カールリテンション試験） ロッドを用いて予めカールした長さ１７５ｍｍ、２ｇの
毛束に実施例及び比較例の各サンプルを３ｇ噴霧し、相
対湿度９０％以上の雰囲気中につり下げておく。３時間
後、その長さを測定し、次式によりセット保持率（％）
を算出する。セット保持率が大きいほど、セット力が強
い。 判定基準 ○：８０％以上 △：６０％以上８０％未満 ×：６０％未満
毛束に実施例及び比較例の各サンプルを３ｇ噴霧し、相
対湿度９０％以上の雰囲気中につり下げておく。３時間
後、その長さを測定し、次式によりセット保持率（％）
を算出する。セット保持率が大きいほど、セット力が強
い。 判定基準 ○：８０％以上 △：６０％以上８０％未満 ×：６０％未満
【００２１】
【数１】
【００２２】（２）詰まり試験 一度噴霧した実施例および比較例の各サンプルを４５℃
恒温室中に１２時間置いた後、０℃恒温室中に１２時間
放置し、噴霧する操作を３０回くり返し、噴霧状態の変
化を評価する。 評価基準 ○：噴霧状態が良好 △：噴霧状態が不良 ×：ほとんど詰まる
恒温室中に１２時間置いた後、０℃恒温室中に１２時間
放置し、噴霧する操作を３０回くり返し、噴霧状態の変
化を評価する。 評価基準 ○：噴霧状態が良好 △：噴霧状態が不良 ×：ほとんど詰まる
【００２３】（３）フレーキング 毛束に実施例及び比較例の各サンプルを２ｇ噴霧し、乾
燥後フレーキングの状態を目視で評価した。 判定基準 ○：フレーキングがみられない △：部分的にフレーキングがある ×：多数のフレーキングがある
燥後フレーキングの状態を目視で評価した。 判定基準 ○：フレーキングがみられない △：部分的にフレーキングがある ×：多数のフレーキングがある
【００２４】（４）皮膜のべたつき ガラス板に実施例及び比較例の各サンプルを１ｇ噴霧
し、３分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：べたつく △：ややべたつく ×：非常にべたつく
し、３分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：べたつく △：ややべたつく ×：非常にべたつく
【００２５】（５）皮膜の平滑性 ガラス板に実施例及び比較例の各サンプルを１ｇ噴霧
し、３分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：良好 △：ややひっかかりがある ×：非常にひっかかりがある
し、３分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：良好 △：ややひっかかりがある ×：非常にひっかかりがある
【００２６】（６）総合評価 測定基準 ○：５項目すべて○の場合 △：１項目でも△があった場合 ×：１項目でも×があった場合 結果を表１〜表４に示す。これらの結果から本発明の霧
状整髪剤組成物は、使用する際に詰まることもなく、フ
レーキングを伴なわず、強いセット力を有し、且つ、平
滑性に優れていることがわかる。
状整髪剤組成物は、使用する際に詰まることもなく、フ
レーキングを伴なわず、強いセット力を有し、且つ、平
滑性に優れていることがわかる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、使用に際し詰まりもな
く、フレーキングも伴わず、強いセット力を有し、かつ
樹脂皮膜の平滑性に優れた霧状整髪剤組成物を得ること
ができる。
く、フレーキングも伴わず、強いセット力を有し、かつ
樹脂皮膜の平滑性に優れた霧状整髪剤組成物を得ること
ができる。
Claims (4)
- 【請求項１】 整髪用高分子、ノニオン性オリゴマーお
よびトリ高級脂肪酸グリセリルを含有してなる霧状整髪
剤組成物。 - 【請求項２】 整髪用高分子を１．０〜４．０重量％と
ノニオン性オリゴマーを該整髪用高分子の１／１５〜１
／５（重量比）含有することを特徴とする請求項１記載
の霧状整髪剤組成物。 - 【請求項３】 整髪用高分子が両イオン性重合体である
請求項１又は２記載の霧状整髪剤組成物。 - 【請求項４】 ノニオン性オリゴマーがアクリル系およ
び／又はメタクリル系モノマーに由来する親水性オリゴ
マーである請求項１，２又は３記載の霧状整髪剤組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4360752A JP2997860B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 霧状整髪剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4360752A JP2997860B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 霧状整髪剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199639A true JPH06199639A (ja) | 1994-07-19 |
| JP2997860B2 JP2997860B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=18470771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4360752A Expired - Fee Related JP2997860B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 霧状整髪剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2997860B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010126517A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
| JP2011251930A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Nakano Seiyaku Kk | スタイリング化粧料 |
| JP2013177352A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Milbon Co Ltd | エアゾール式スプレー |
| JP2014162728A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Nakano Seiyaku Kk | スタイリング化粧料およびヘアスプレー用組成物 |
| JP2020143033A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 株式会社アリミノ | ヘアスプレー用整髪料原液、ヘアスプレー用組成物 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4360752A patent/JP2997860B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010126517A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
| JP2011251930A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Nakano Seiyaku Kk | スタイリング化粧料 |
| JP2013177352A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Milbon Co Ltd | エアゾール式スプレー |
| JP2014162728A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Nakano Seiyaku Kk | スタイリング化粧料およびヘアスプレー用組成物 |
| JP2020143033A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 株式会社アリミノ | ヘアスプレー用整髪料原液、ヘアスプレー用組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2997860B2 (ja) | 2000-01-11 |
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