JP2997859B2 - 霧状整髪剤組成物 - Google Patents
霧状整髪剤組成物Info
- Publication number
- JP2997859B2 JP2997859B2 JP4350603A JP35060392A JP2997859B2 JP 2997859 B2 JP2997859 B2 JP 2997859B2 JP 4350603 A JP4350603 A JP 4350603A JP 35060392 A JP35060392 A JP 35060392A JP 2997859 B2 JP2997859 B2 JP 2997859B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- mist
- hair styling
- hair
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はべたつき、フレーキング
（頭髪に噴霧した後、頭髪に白い粉状の小片が付着する
現象）等の問題を生じることなくセット力が高く、適度
な整髪時間が取れ、かつ樹脂皮膜平滑性（樹脂皮膜のす
べり）に優れた均一系の霧状整髪剤組成物に関する。
（頭髪に噴霧した後、頭髪に白い粉状の小片が付着する
現象）等の問題を生じることなくセット力が高く、適度
な整髪時間が取れ、かつ樹脂皮膜平滑性（樹脂皮膜のす
べり）に優れた均一系の霧状整髪剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り内容物を霧状に吐出する頭髪用スプレイ化粧料が多数
開発されているが、最近の消費者は髪型への意識の高ま
り及びその多様性によりセット力が高く、適度な整髪時
間が取れる霧状整髪剤を好む傾向にある。本来、この性
能は、泡沫状に吐出し使用するムース整髪料に求められ
るものであるが、ムース整髪料では一旦手に取り、使用
後に手を洗うといった煩雑さが伴なう。また、セット力
が強くなればなるほど手を清浄しにくくなるといった問
題点もある。従って、ムース整髪料のような煩雑さを伴
なわずに、整髪時間が取れ、セット力および平滑性など
の使用感に優れた頭髪用スプレイ化粧料の開発が望まれ
ている。
り内容物を霧状に吐出する頭髪用スプレイ化粧料が多数
開発されているが、最近の消費者は髪型への意識の高ま
り及びその多様性によりセット力が高く、適度な整髪時
間が取れる霧状整髪剤を好む傾向にある。本来、この性
能は、泡沫状に吐出し使用するムース整髪料に求められ
るものであるが、ムース整髪料では一旦手に取り、使用
後に手を洗うといった煩雑さが伴なう。また、セット力
が強くなればなるほど手を清浄しにくくなるといった問
題点もある。従って、ムース整髪料のような煩雑さを伴
なわずに、整髪時間が取れ、セット力および平滑性など
の使用感に優れた頭髪用スプレイ化粧料の開発が望まれ
ている。
【０００３】しかし、従来のヘアスプレイでは非水系の
ためにすぐ乾いてしまい整髪する時間が取れなかった。
この欠点の解決を図る目的でヘアスプレーに水を配合す
ることが試みられており、特開昭５２−７００３４号公
報、特開昭５５−３８３１０号公報に水配合のヘアスプ
レイ組成物が開示されているが、これらは噴射剤に圧縮
ガスを用いており、そのために霧性状が悪く、乾燥する
までの時間が長すぎるといった欠点がある。さらに、特
開平３−１１２９１８号公報には整髪用樹脂、水および
ジメチルエーテルからなるエアゾール整髪用組成物が開
示されているが、整髪用樹脂を水、ジメチルエーテルの
どちらか、あるいは両者に溶解した二相エアゾールヘア
スプレーなので、使用時によく振とうする必要があり、
不均一のまま使用すれば十分な性能が得られないという
欠点がある。従って、従来のエアゾールヘアスプレーの
ように使用時に振とうする必要もなく、充分な整髪時間
が取れ、且つ、強いセット力と優れた使用感を満足させ
る霧状整髪剤組成物は未だ見い出されていないのが現状
である。
ためにすぐ乾いてしまい整髪する時間が取れなかった。
この欠点の解決を図る目的でヘアスプレーに水を配合す
ることが試みられており、特開昭５２−７００３４号公
報、特開昭５５−３８３１０号公報に水配合のヘアスプ
レイ組成物が開示されているが、これらは噴射剤に圧縮
ガスを用いており、そのために霧性状が悪く、乾燥する
までの時間が長すぎるといった欠点がある。さらに、特
開平３−１１２９１８号公報には整髪用樹脂、水および
ジメチルエーテルからなるエアゾール整髪用組成物が開
示されているが、整髪用樹脂を水、ジメチルエーテルの
どちらか、あるいは両者に溶解した二相エアゾールヘア
スプレーなので、使用時によく振とうする必要があり、
不均一のまま使用すれば十分な性能が得られないという
欠点がある。従って、従来のエアゾールヘアスプレーの
ように使用時に振とうする必要もなく、充分な整髪時間
が取れ、且つ、強いセット力と優れた使用感を満足させ
る霧状整髪剤組成物は未だ見い出されていないのが現状
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者はこれらの欠点
を解消すべく鋭意研究を重ねた結果、整髪用高分子、ジ
メチルポリシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、
水、及びジメチルエーテルをある特定の割合で含有せし
めることにより、べたつき、フレーキング等の問題を生
じることがなく、セット力が高く、適度な整髪時間が取
れ、かつ樹脂皮膜の平滑性に優れ、使用時に振とうする
必要のない、均一系の霧状整髪剤組成物が得られること
を見出だし、本発明を完成するに至った。即ち、本発明
の要旨は、整髪用高分子１．０〜４．０重量％、一般式
（１）
を解消すべく鋭意研究を重ねた結果、整髪用高分子、ジ
メチルポリシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、
水、及びジメチルエーテルをある特定の割合で含有せし
めることにより、べたつき、フレーキング等の問題を生
じることがなく、セット力が高く、適度な整髪時間が取
れ、かつ樹脂皮膜の平滑性に優れ、使用時に振とうする
必要のない、均一系の霧状整髪剤組成物が得られること
を見出だし、本発明を完成するに至った。即ち、本発明
の要旨は、整髪用高分子１．０〜４．０重量％、一般式
（１）
【０００５】
【化２】
【０００６】［式中、ａは１〜５、ｂは７〜１５、ｃは
０〜４、ｍは５〜１００、ｎは１〜７の数をそれぞれ示
し、Ｒは水素原子または炭素数１〜５のアルキル基を示
す。］で表されるジメチルポリシロキサンポリオキシア
ルキレン共重合体０．１〜０．５重量％、水１５〜４０
重量％、及びジメチルエーテル３０〜５０重量％を含有
することを特徴とする霧状整髪剤組成物を提供するもの
である。
０〜４、ｍは５〜１００、ｎは１〜７の数をそれぞれ示
し、Ｒは水素原子または炭素数１〜５のアルキル基を示
す。］で表されるジメチルポリシロキサンポリオキシア
ルキレン共重合体０．１〜０．５重量％、水１５〜４０
重量％、及びジメチルエーテル３０〜５０重量％を含有
することを特徴とする霧状整髪剤組成物を提供するもの
である。
【０００７】本発明に用いられる整髪用高分子としては
両性高分子、アニオン性高分子等が挙げられる。これら
の整髪用高分子は一般にエタノールなどで希釈されたも
のが市販されており、その１種を単独であるいは２種以
上を組み合わせて用いることができる。ここに両性高分
子とはアニオン性及びカチオン性の両方の官能基を有す
る高分子をいい、特に限定されるものではない。例え
ば、ジアルキルアミノエチルメタクリレート重合体のモ
ノクロル酢酸両性化物（ユカフォーマーＡＭ７５、三菱
油化製）、オクチルアクリルアミド／ブチルアミノメチ
ルメタクリレート／アクリル酸／アクリル酸エステル共
重合体（ＡＭＰＨＯＭＥＲ、ＮＳＣ製）などが挙げられ
る。また、アニオン性高分子としては、アニオン性の官
能基を有する高分子であれば、特に限定されるものでは
ない。例えば、アクリル酸エステル／メタアクリル酸エ
ステル共重合体（プラサイズ、互応化学製）、酢酸ビニ
ル／クロトン酸共重合体（レジン２８−１３１０、ＮＳ
Ｃ製）、酢酸ビニル／クロトン酸／ビニルネオデカネー
ト共重合体（レジン２８−２９３０、ＮＳＣ製）、メチ
ルビニルエーテルマレイン酸ハーフエステル共重合体
（ガントレッツＥＳ、ＩＳＰ製）などが挙げられる。本
発明においては、これらの両性高分子、アニオン性高分
子のいずれも用いることができるが、特に両性高分子が
好適に使用される。
両性高分子、アニオン性高分子等が挙げられる。これら
の整髪用高分子は一般にエタノールなどで希釈されたも
のが市販されており、その１種を単独であるいは２種以
上を組み合わせて用いることができる。ここに両性高分
子とはアニオン性及びカチオン性の両方の官能基を有す
る高分子をいい、特に限定されるものではない。例え
ば、ジアルキルアミノエチルメタクリレート重合体のモ
ノクロル酢酸両性化物（ユカフォーマーＡＭ７５、三菱
油化製）、オクチルアクリルアミド／ブチルアミノメチ
ルメタクリレート／アクリル酸／アクリル酸エステル共
重合体（ＡＭＰＨＯＭＥＲ、ＮＳＣ製）などが挙げられ
る。また、アニオン性高分子としては、アニオン性の官
能基を有する高分子であれば、特に限定されるものでは
ない。例えば、アクリル酸エステル／メタアクリル酸エ
ステル共重合体（プラサイズ、互応化学製）、酢酸ビニ
ル／クロトン酸共重合体（レジン２８−１３１０、ＮＳ
Ｃ製）、酢酸ビニル／クロトン酸／ビニルネオデカネー
ト共重合体（レジン２８−２９３０、ＮＳＣ製）、メチ
ルビニルエーテルマレイン酸ハーフエステル共重合体
（ガントレッツＥＳ、ＩＳＰ製）などが挙げられる。本
発明においては、これらの両性高分子、アニオン性高分
子のいずれも用いることができるが、特に両性高分子が
好適に使用される。
【０００８】該整髪用高分子は、霧状整髪剤組成物全量
に対して通常１．０〜４．０重量％であって、１．５〜
３．５重量％が特に好ましい。配合量が１．０重量％未
満であれば十分なセット力が得られず、４．０重量％を
越えればフレーキングを生じやすくなる。なお、アニオ
ン性の官能基を有する整髪用高分子を用いる場合には、
必要に応じて、その官能基の一部又は全部を２−アミノ
−２−メチル−１−プロパノール、トリエタノールアミ
ン等の有機アミン類又は水酸化カリウムなどのアルカリ
で中和して用いる。
に対して通常１．０〜４．０重量％であって、１．５〜
３．５重量％が特に好ましい。配合量が１．０重量％未
満であれば十分なセット力が得られず、４．０重量％を
越えればフレーキングを生じやすくなる。なお、アニオ
ン性の官能基を有する整髪用高分子を用いる場合には、
必要に応じて、その官能基の一部又は全部を２−アミノ
−２−メチル−１−プロパノール、トリエタノールアミ
ン等の有機アミン類又は水酸化カリウムなどのアルカリ
で中和して用いる。
【０００９】本発明に用いられるジメチルポリシロキサ
ンポリオキシアルキレン共重合体としては、一般式
（１）に示される化合物が用いられ、例えばＫＦ３５１
Ａ、ＫＦ３５２Ａ（信越化学製）、ＳＨ３７７１Ｃ、Ｓ
Ｈ３７４８（東レシリコン製）などが市販されており、
これらを用いることができる。この配合量は、霧状整髪
剤組成物全量に対して通常０．１〜０．５重量％であっ
て、０．１５〜０．４５重量％が特に好ましい。配合量
が０．１重量％未満であれば樹脂皮膜の平滑性が十分得
られず、０．５重量％を越えれば樹脂皮膜にべたつきを
生じ、使用感を損なう。
ンポリオキシアルキレン共重合体としては、一般式
（１）に示される化合物が用いられ、例えばＫＦ３５１
Ａ、ＫＦ３５２Ａ（信越化学製）、ＳＨ３７７１Ｃ、Ｓ
Ｈ３７４８（東レシリコン製）などが市販されており、
これらを用いることができる。この配合量は、霧状整髪
剤組成物全量に対して通常０．１〜０．５重量％であっ
て、０．１５〜０．４５重量％が特に好ましい。配合量
が０．１重量％未満であれば樹脂皮膜の平滑性が十分得
られず、０．５重量％を越えれば樹脂皮膜にべたつきを
生じ、使用感を損なう。
【００１０】本発明に用いられる水の配合量は、霧状整
髪剤組成物全量に対して通常１５〜４０重量％であっ
て、好ましくは２０〜３５重量％である。配合量が１５
重量％未満であれば乾燥時間が早く、十分な整髪時間が
取れない。また、４０重量％を越えれば乾燥時間が遅く
なりすぎ、べたつきを生じると共に霧性状が悪くなり、
水鉄砲状に内容物を噴射するようになってしまう。
髪剤組成物全量に対して通常１５〜４０重量％であっ
て、好ましくは２０〜３５重量％である。配合量が１５
重量％未満であれば乾燥時間が早く、十分な整髪時間が
取れない。また、４０重量％を越えれば乾燥時間が遅く
なりすぎ、べたつきを生じると共に霧性状が悪くなり、
水鉄砲状に内容物を噴射するようになってしまう。
【００１１】本発明に用いられるジメチルエーテルの配
合量は霧状整髪剤組成物全量に対して通常３０〜５０重
量％であって、３５〜４５重量％が特に好ましい。配合
量が３０重量％未満であれば霧状に噴射せず水鉄砲状に
噴射し、５０重量％を越えれば低温時の安定性が損なわ
れる。
合量は霧状整髪剤組成物全量に対して通常３０〜５０重
量％であって、３５〜４５重量％が特に好ましい。配合
量が３０重量％未満であれば霧状に噴射せず水鉄砲状に
噴射し、５０重量％を越えれば低温時の安定性が損なわ
れる。
【００１２】本発明の霧状整髪剤組成物は常法によりジ
メチルエーテル以外の成分を均一に混合溶解した後、こ
の混合液とジメチルエーテルを耐圧容器に充填すること
により製造することができる。また、本発明では、その
性能を損なわない範囲でさらにエタノールなどの溶剤、
界面活性剤、防腐剤、香料、色素、殺菌剤などの公知の
成分を適宜配合することができる。このようにして得ら
れる本発明の霧状整髪剤組成物は、耐圧の密閉容器に充
填されたヘアスプレイ組成物であり、使用時には振とう
しなくても霧状に噴射される。
メチルエーテル以外の成分を均一に混合溶解した後、こ
の混合液とジメチルエーテルを耐圧容器に充填すること
により製造することができる。また、本発明では、その
性能を損なわない範囲でさらにエタノールなどの溶剤、
界面活性剤、防腐剤、香料、色素、殺菌剤などの公知の
成分を適宜配合することができる。このようにして得ら
れる本発明の霧状整髪剤組成物は、耐圧の密閉容器に充
填されたヘアスプレイ組成物であり、使用時には振とう
しなくても霧状に噴射される。
【００１３】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明をさら
に詳しく説明するが本発明は実施例に限られるものでは
ない。また、表１、表２中の「％」は「重量％」を意味
する。
に詳しく説明するが本発明は実施例に限られるものでは
ない。また、表１、表２中の「％」は「重量％」を意味
する。
【００１４】実施例１〜１０、比較例１〜８ まず、表１、表２に示す実施例及び比較例の処方に基づ
き、ジメチルエーテル以外の成分を均一に混合溶解し、
得られた混合液とジメチルエーテルを耐圧容器に充填し
て霧状整髪剤組成物（以下サンプルと略す）を調製し
た。これを用いてセット力、フレーキング、皮膜のべた
つき（乾燥中、乾燥後）、皮膜の平滑性、乾燥時間（整
髪に取れる時間）、霧性状、低温時の均一性について下
記の方法により評価した。
き、ジメチルエーテル以外の成分を均一に混合溶解し、
得られた混合液とジメチルエーテルを耐圧容器に充填し
て霧状整髪剤組成物（以下サンプルと略す）を調製し
た。これを用いてセット力、フレーキング、皮膜のべた
つき（乾燥中、乾燥後）、皮膜の平滑性、乾燥時間（整
髪に取れる時間）、霧性状、低温時の均一性について下
記の方法により評価した。
【００１５】
【表１】
【００１６】
【表２】
【００１７】（評価方法） （１）セット力（カールリテンション試験） ロッドを用いて予めカールした長さ１７５ｍｍ、２ｇの
毛束に実施例及び比較例の各サンプルを３ｇ噴霧し、相
対湿度９０％以上の雰囲気中につり下げておく。３時間
後、その長さを測定し、次式によりセット保持率（％）
を算出する。セット保持率が大きいほど、セット力が強
い。
毛束に実施例及び比較例の各サンプルを３ｇ噴霧し、相
対湿度９０％以上の雰囲気中につり下げておく。３時間
後、その長さを測定し、次式によりセット保持率（％）
を算出する。セット保持率が大きいほど、セット力が強
い。
【００１８】
【数１】
【００１９】判定基準 ○：８０％以上 △：６０％以上８０％未満 ×：６０％未満 （２）フレーキング 毛束に実施例及び比較例の各サンプルを３ｇ噴霧し、乾
燥後フレーキングの状態を目視で評価した。 判定基準 ○：フレーキングがみられない △：部分的にフレーキングがある ×：多数のフレーキングがある （３）乾燥中の皮膜のべたつき ガラス板に実施例及び比較例の各サンプルを１ｇ噴霧
し、専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：べたつかない △：ややべたつく ×：非常にべたつく
燥後フレーキングの状態を目視で評価した。 判定基準 ○：フレーキングがみられない △：部分的にフレーキングがある ×：多数のフレーキングがある （３）乾燥中の皮膜のべたつき ガラス板に実施例及び比較例の各サンプルを１ｇ噴霧
し、専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：べたつかない △：ややべたつく ×：非常にべたつく
【００２０】（４）乾燥後の皮膜のべたつき ガラス板に実施例及び比較例の各サンプルを１ｇ噴霧
し、５分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：べたつく △：ややべたつく ×：非常にべたつく （５）皮膜の平滑性 ガラス板に実施例及び比較例の各サンプルを１ｇ噴霧
し、５分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：良好 △：ややひっかかりがある ×：非常にひっかかりがある （６）乾燥時間（整髪に取れる時間） 毛束に実施例及び比較例の各サンプルを３ｇ噴霧し、２
分後の毛束のくし通り性を専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：良好 △：ややひっかかりがある ×：非常にひっかかりがある
し、５分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：べたつく △：ややべたつく ×：非常にべたつく （５）皮膜の平滑性 ガラス板に実施例及び比較例の各サンプルを１ｇ噴霧
し、５分間乾燥させた後専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：良好 △：ややひっかかりがある ×：非常にひっかかりがある （６）乾燥時間（整髪に取れる時間） 毛束に実施例及び比較例の各サンプルを３ｇ噴霧し、２
分後の毛束のくし通り性を専門パネラーが評価した。 判定基準 ○：良好 △：ややひっかかりがある ×：非常にひっかかりがある
【００２１】（７）霧性状 １５ｃｍ離したアルコール感知紙に実施例及び比較例の
各サンプルを噴霧し、目視で評価した。 判定基準 ○：良好 △：やや水鉄砲状 ×：水鉄砲状 （８）低温時の均一性 耐圧ビンに実施例及び比較例の各サンプルを充填し、−
５℃の恒温室に２４時間放置したあと、曇を生じていな
いかどうかを目視で評価した。 判定基準 ○：良好 △：白濁 ×：沈澱 （９）総合評価 前記の（１）〜（８）の各評価結果に基づき、総合評価
を行った。 判定基準 ○：８項目すべて○の場合 △：１項目でも△があった場合 ×：１項目でも×があった場合 その結果、本発明の霧状整髪剤組成物は比較例のものと
は異なり、いずれも良好な評価結果であった。
各サンプルを噴霧し、目視で評価した。 判定基準 ○：良好 △：やや水鉄砲状 ×：水鉄砲状 （８）低温時の均一性 耐圧ビンに実施例及び比較例の各サンプルを充填し、−
５℃の恒温室に２４時間放置したあと、曇を生じていな
いかどうかを目視で評価した。 判定基準 ○：良好 △：白濁 ×：沈澱 （９）総合評価 前記の（１）〜（８）の各評価結果に基づき、総合評価
を行った。 判定基準 ○：８項目すべて○の場合 △：１項目でも△があった場合 ×：１項目でも×があった場合 その結果、本発明の霧状整髪剤組成物は比較例のものと
は異なり、いずれも良好な評価結果であった。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、べたつき、フレーキン
グを生じることがなく、セット力に優れ、適度なスタイ
リング性能を有し、かつ樹脂皮膜の平滑性に優れた、均
一系の霧状整髪剤組成物が得られる。
グを生じることがなく、セット力に優れ、適度なスタイ
リング性能を有し、かつ樹脂皮膜の平滑性に優れた、均
一系の霧状整髪剤組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61K 7/11 A61K 7/00
Claims (2)
- 【請求項１】 整髪用高分子１．０〜４．０重量％、一
般式（１） 【化１】 ［式中、ａは１〜５、ｂは７〜１５、ｃは０〜４、ｍは
５〜１００、ｎは１〜７の数をそれぞれ示し、Ｒは水素
原子または炭素数１〜５のアルキル基を示す。］で表さ
れるジメチルポリシロキサンポリオキシアルキレン共重
合体０．１〜０．５重量％、水１５〜４０重量％、及び
ジメチルエーテル３０〜５０重量％を含有することを特
徴とする霧状整髪剤組成物。 - 【請求項２】 整髪用高分子が両性高分子である請求項
１記載の霧状整髪剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4350603A JP2997859B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 霧状整髪剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4350603A JP2997859B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 霧状整髪剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06172144A JPH06172144A (ja) | 1994-06-21 |
| JP2997859B2 true JP2997859B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=18411595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4350603A Expired - Fee Related JP2997859B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 霧状整髪剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2997859B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2748392B1 (fr) | 1996-05-13 | 1998-08-07 | Oreal | Compositions pour le traitement des matieres keratiniques contenant l'association d'un polymere polyampholyte et d'un organopolysiloxane non-volatil et insoluble dans l'eau |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP4350603A patent/JP2997859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06172144A (ja) | 1994-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4859455A (en) | Hydrocarbon tolerant hair fixing compositions | |
| JP4237345B2 (ja) | 堅い触感のヘアスタイリング組成物 | |
| KR100287807B1 (ko) | 모발컨디셔닝조성물 | |
| AU652303B2 (en) | Hair treatment composition | |
| JPS5846482B2 (ja) | モウハツコチヤクソセイブツ | |
| EP0445714A2 (en) | Alginate hair setting compositions | |
| JPH0834712A (ja) | ヘアセット剤組成物 | |
| US6998114B2 (en) | Hair grooming formulations and methods for the use thereof | |
| JP2997859B2 (ja) | 霧状整髪剤組成物 | |
| US4933170A (en) | Hydrocarbon tolerant hair fixing compositions | |
| JPH0720851B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
| JPH02145510A (ja) | 優れたシャンプー除去性を有する炭化水素許容度の高い髪固定組成物 | |
| JP2997860B2 (ja) | 霧状整髪剤組成物 | |
| JP2000319145A (ja) | 改良されたヘアボリュームおよびヘア保持性能を提供するヘアスタイリング組成物 | |
| JP3484883B2 (ja) | 噴霧型整髪剤 | |
| JP2002370941A (ja) | 毛髪化粧料 | |
| JP3766441B2 (ja) | シリコーンコポリオール配合ヘアスプレー組成物 | |
| JP3200449B2 (ja) | セット保持性毛髪化粧料 | |
| JPH06100418A (ja) | 毛髪化粧料 | |
| JPS628409B2 (ja) | ||
| JP3081683B2 (ja) | 頭髪用ポンプ式スプレー化粧料 | |
| JP3531264B2 (ja) | 噴霧型整髪剤 | |
| JP3518116B2 (ja) | エアゾール組成物 | |
| JP3170029B2 (ja) | 透明ゲル状整髪料 | |
| JP2003246712A (ja) | 霧状毛髪化粧料 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990914 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |