JPH05172359A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH05172359A
JPH05172359A JP3343487A JP34348791A JPH05172359A JP H05172359 A JPH05172359 A JP H05172359A JP 3343487 A JP3343487 A JP 3343487A JP 34348791 A JP34348791 A JP 34348791A JP H05172359 A JPH05172359 A JP H05172359A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
case
auxiliary pipe
fan motor
rear plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3343487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Okuda
健志 奥田
Hiroyuki Tokita
博之 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3343487A priority Critical patent/JPH05172359A/ja
Publication of JPH05172359A publication Critical patent/JPH05172359A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】空気調和機の室内ユニットにおいて、ファンモ
ータのシャフトを短縮して軸受負荷等を軽減し、それに
よりモータ信頼性向上が図るとともに、ファンモータの
巻線温度上昇の抑制対策を簡単な構成で得、それにより
製作能率の向上を図り、かつケーシングの設計自由度の
向上等も図る。 【構成】室内ユニットのケース11側面側の内部に、熱
交換器補助パイプ15、電気部品箱17、ファンモータ
18およびドレンホース20の引出し部20aを配設
し、熱交換器補助パイプ15を、ケース11の後板16
を通してその外部に取出す構造において、熱交換器補助
パイプ15のケース11内の配置を、電気部品箱17、
ファンモータ18およびドレンホース20の引出し部2
0aの反対側に設定する。また、ケース11の後板16
の一部を、熱交換器補助パイプ引出し位置で後板本体部
16aに着脱可能な別ピース16bとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプリットタイプの空気
調和機に係り、特に室内ユニットの熱交換器補助パイプ
取付け構造を改良した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スプリットタイプの空気調和機と
して、例えば図5に示す構成の室内ユニットを備えたも
のが知られている。
【0003】すなわち、ケース1内に室内熱交換器2お
よび横流ファン3を収納し、室内熱交換器2を図示しな
い室外ユニットに冷媒配管4を含む熱交換器補助パイプ
5で接続した構成のものである。
【0004】このような構成の空気調和機においては、
一般に図5に示すように、室内ユニットのケース1の左
右いずれかの側面側の内部にまとめて、熱交換器補助パ
イプ5の引出し部5a、電気部品箱6、横流ファン3に
シャフト7aを介して連結される駆動用のファンモータ
7、およびドレンパン8のドレン孔に接続されるドレン
ホース9の引出し部9a等を配設した構成とされてい
る。
【0005】熱交換器補助パイプ5は、ケース1の後板
10に開けた補助パイプ貫通孔10aを通して外部に取
出され、ドレンホース9とともにケース1の背面側の左
右いずれかの方向に延在されて室外に導かれる。
【0006】また、後板10は通常、横流ファン3およ
びファンモータ7の背面側および側面側を覆う配置で、
全体として一体構成とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述したよう
に、室内ユニットのケース1の左右いずれかの側面側の
内部にまとめて、熱交換器補助パイプ5の引出し部5
a、電気部品箱6、ファンモータ7およびドレンホース
9の引出し部9a等を配設した従来の空気調和機におい
ては、スペース的制約等から図6に示すように、熱交換
器補助パイプ5の取回し位置が横流ファン3とファンモ
ータ7との間に配置することが多い。
【0008】このため、ファンモータ7のシャフト7a
の長さlを、本来必要とする値に加えて熱交換器補助パ
イプ5および後板10の挿入分だけ大きくせざるを得
ず、軸受へのラジアル方向の負荷が大きくなる等、ファ
ンモータ7の信頼性に影響を及ぼしている。
【0009】また、後板10に開けられる補助パイプ貫
通孔10aがファンモータ7に近接した配置となり、こ
の補助パイプ貫通孔10aを介して後板10の背面から
流入する空気でファンモータ7の冷却効果が低減される
可能性があるため、従来ではこれを防ぐ目的で補助パイ
プ貫通孔10aを断熱材等の別部品によって閉塞する
等、余分な手間が必要となって組立作業能率低下の原因
となっていた。
【0010】また、後板10は補助パイプ貫通孔10a
以外の部分が塞がれた状態であるため、熱交換器補助パ
イプ5の着脱が面倒であり、この面からも製作時の作業
能率が低下していた。
【0011】さらに、熱交換器補助パイプ5およびドレ
ンホース9の各引出し部5a,9aが同一の側に配置さ
れているものでは、室内ユニット設置位置の関係で、こ
れら熱交換器補助パイプ5およびドレンホース9を各引
出し部5a,9aとは反対の側に延在させる必要がある
場合、例えば図7に示すように、ケーシング1の裏側に
形成されるガイド溝1aに熱交換器補助パイプ5および
ドレンホース9等の両方を挿通する必要があるため、こ
のガイド溝1aの高さhを大きくせざるを得ず、したが
ってケーシング1の設計自由度が制約されるという不具
合もあった。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、室内ユニットに関して、ファンモータのシャフ
トを短縮して軸受負荷等を軽減でき、それによりモータ
信頼性向上が図れるとともに、ファンモータの巻線温度
上昇の抑制対策が簡単な構成で得られ、それにより製作
能率の向上も図れ、合わせてケーシングの設計自由度の
向上等も図れる空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、室内ユニットのケース側面側の内部に、
熱交換器補助パイプ、電気部品箱、ファンモータおよび
ドレンホース引出し部を配設し、前記熱交換器補助パイ
プを、前記ケースの後板を通してその外部に取出す構造
の空気調和機において、前記熱交換器補助パイプの前記
ケース内の配置を、前記電気部品箱、ファンモータおよ
びドレンホース引出し部の反対側に設定するとともに、
前記ケースの後板の一部を前記熱交換器補助パイプ引出
し位置で後板本体部に着脱可能な別ピースとしたことを
特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によると、熱交換器補助パイプをファン
モータと反対側のケース側面側に配置したので、ファン
モータを横流ファンに近接した配置とすることが可能と
なる。したがって、シャフトを短縮して、軸受へのラジ
アル方向の負荷等を抑制することができ、それによりモ
ータ信頼性向上が図れるようになる。
【0015】また、前記配置構成により、ファンモータ
側の後板に熱交換器補助パイプの貫通孔を設ける必要が
なくなるので、従来のような貫通孔を閉塞する等の余分
な作業も必要としないで、後板に沿う空気の流れを直接
的に効率よくファンモータへ当てることができる。した
がって、ファンモータの巻線温度上昇の抑制対策が簡単
な構成で得られ、それにより製作能率の向上も図れる。
【0016】さらに、熱交換器補助パイプおよびドレン
ホースの各引出し部が互いに異なる側に配置されている
ので、これらの配管を右取り、左取りいずれの側に延在
させる場合でも、ケーシング裏面側のガイド溝等の配管
スペースとしては、熱交換器補助パイプまたはドレンホ
ースのいずれか一方を通すだけでよくなる。したがっ
て、ガイド溝の高さ低減等、ケーシング裏面側の配管ス
ペースを従来に比して小さくすることができ、ケーシン
グの設計自由度もそれだけ向上できるようになる。
【0017】また、熱交換器補助パイプの引出し位置
で、ケースの後板の一部を後板本体部に着脱可能な別ピ
ースとしたので、室内熱交換器に対する熱交換器補助パ
イプの着脱等の作業が、この別ピースからなる後板の一
部を外した状態で行え、したがって、この点からも熱交
換器組立等に係る作業能率の向上が図れるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を参照
して説明する。
【0019】図1は本実施例による空気調和機の室内ユ
ニット内部構成を正面から示している。
【0020】ケース11内に室内熱交換器12および横
流ファン13が収納され、室内熱交換器12は図示しな
い室外ユニットに冷媒配管14を含む熱交換器補助パイ
プ15によって接続されている。
【0021】補助パイプ15の室内熱交換器12からの
引出し部15aは、ケース11の例えば左側の内部に配
置されている。そして、この熱交換器補助パイプ15
は、ケース11の後板16に開けた補助パイプ貫通孔1
6cを通して外部に取出され、ケース11の背面側から
例えば右方向に延在されて室外に導かれる。
【0022】一方、ケース11の例えば右側の内部に
は、電気部品箱17、横流ファン13にシャフト18a
を介して連結される駆動用のファンモータ18、および
ドレンパン19のドレン孔に接続されるドレンホース2
0の引出し部20a等が配置されている。
【0023】また、図2に示すように、ケース11の後
板16の一部は熱交換器補助パイプ15の引出し位置、
すなわちケース11の左側上部隅角位置で、後板本体部
16aに着脱可能な別ピース16bとされている。この
別ピース16bとして後板の一部は、例えば両端部に突
設した係止爪21を、後板本体部16aの係止孔22に
係止することにより着脱される構成となっている。
【0024】このような構成の本実施例によると、熱交
換器補助パイプ15をファンモータ18と反対側のケー
ス側面側に配置したので、例えば図3に示すように、フ
ァンモータ18を横流ファン13に近接した配置とする
ことが可能となる。したがって、シャフト18aを短縮
して、軸受へのラジアル方向の負荷等を抑制することが
でき、それによりモータ信頼性を向上することができ
る。
【0025】また、前記配置構成により、ファンモータ
18側の後板16に熱交換器補助パイプの貫通孔を設け
る必要がなくなるので、従来のような貫通孔を閉塞する
等の余分な作業も必要としないで、後板16に沿う空気
の流れを直接的に効率よくファンモータ18へ当てるこ
とができる。したがって、ファンモータ18の巻線温度
上昇の抑制対策が簡単な構成で得られ、それにより製作
能率の向上も図れる。
【0026】さらに、熱交換器補助パイプ15およびド
レンホース20の各引出し部15a,20aが互いに異
なる側に配置されているので、これらの配管を右取り、
左取りいずれの側に延在させる場合でも、例えば図4に
示すように、ケーシング11の裏面側のガイド溝23等
の配管スペースとしては、熱交換器補助パイプ15また
はドレンホース20のいずれか一方を通すだけでよくな
る(図4はガイド溝23に熱交換器補助パイプ15を通
した状態を示している)。したがって、ガイド溝23の
高さ低減等、ケーシング11裏面側の配管スペースを従
来に比して小さくすることができ、ケーシング11の設
計自由度もそれだけ向上することができる。
【0027】また、熱交換器補助パイプ15の引出し位
置で、ケース11の後板16の一部を後板本体部16a
に着脱可能な別ピース16bとしたので、室内熱交換器
12に対する熱交換器補助パイプ15の着脱等の作業
が、この別ピース16bを外した状態で行え、したがっ
て、この点からも熱交換器組立等に係る作業能率の向上
が図れるようになる。
【0028】なお、前記実施例では、熱交換器補助パイ
プ15をケース11の左側に配置し、電気部品箱17、
ファンモータ18およびドレンホース20等を右側に配
置したが、これらの配置を逆としてもよいことは勿論で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、室内ユニ
ットにおける熱交換器補助パイプのケース内での配置
を、電気部品箱、ファンモータおよびドレンホースと反
対側の側面に配置したことにより、ファンモータのシャ
フト短縮による軸受負荷等の軽減ひいてはモータ信頼性
向上が図れるとともに、ファンモータの巻線温度上昇の
抑制対策が簡単な構成で得られることによる製作能率の
向上、およびケーシングの設計自由度の向上等が図れ、
また熱交換器補助パイプの引出し位置でケースの後板の
一部を後板本体部着脱可能な別ピースとしたことで、室
内熱交換器への熱交換器補助パイプの着脱作業を容易と
して作業能率の向上が図れる等、種々の効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の一実施例を示すもの
で、室内ユニットの部品配置構成を正面側から表す全体
図。
【図2】図1の一部を拡大して示す斜視図。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図
【図4】前記実施例の使用状態を示すケース下部の側断
面図。
【図5】従来例を示すもので図1に対応する全体図。
【図6】図5のB−B線に沿う拡大断面図
【図7】従来例による使用状態を示すケース下部の側断
面図
【符号の説明】
11 ケース 15 熱交換器補助パイプ 15a 熱交換器補助パイプ引出し部 16 後板 16a 後板本体部 16b 別ピース 17 電気部品箱 18 ファンモータ 20 ドレンホース 20a ドレンホース引出し部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットのケース側面側の内部に、
    熱交換器補助パイプ、電気部品箱、ファンモータおよび
    ドレンホース引出し部を配設し、前記熱交換器補助パイ
    プを、前記ケースの後板を通してその外部に取出す構造
    の空気調和機において、前記熱交換器補助パイプの前記
    ケース内の配置を、前記電気部品箱、ファンモータおよ
    びドレンホース引出し部の反対側に設定するとともに、
    前記ケースの後板の一部を前記熱交換器補助パイプ引出
    し位置で後板本体部に着脱可能な別ピースとしたことを
    特徴とする空気調和機。
JP3343487A 1991-12-25 1991-12-25 空気調和機 Pending JPH05172359A (ja)

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JP3343487A JPH05172359A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 空気調和機

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JP3343487A JPH05172359A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 空気調和機

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ID=18361906

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JP3343487A Pending JPH05172359A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 空気調和機

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