JPH05170950A - ポリアミノビスマレイミドプリプレグの製造方法 - Google Patents
ポリアミノビスマレイミドプリプレグの製造方法Info
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- JPH05170950A JPH05170950A JP34331991A JP34331991A JPH05170950A JP H05170950 A JPH05170950 A JP H05170950A JP 34331991 A JP34331991 A JP 34331991A JP 34331991 A JP34331991 A JP 34331991A JP H05170950 A JPH05170950 A JP H05170950A
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂のゲルタイムが長く、多層化接着プレス
成形時に樹脂の流動性が良好なプリプレグの製造法を提
供する。 【構成】 ビスマレイミド化合物(a)とジアミン化合
物(b)と、必要に応じてエポキシ化合物(c)とから
なるプレポリマー化の反応溶媒として、アルキレングリ
コールアルキルエーテルを用いてポリアミノビスマレイ
ミドを合成し、そのワニスに反応性制御溶媒としてケト
ン系溶媒を添加し、得られたワニスを基材に含浸後、溶
媒を加熱乾燥除去する。
成形時に樹脂の流動性が良好なプリプレグの製造法を提
供する。 【構成】 ビスマレイミド化合物(a)とジアミン化合
物(b)と、必要に応じてエポキシ化合物(c)とから
なるプレポリマー化の反応溶媒として、アルキレングリ
コールアルキルエーテルを用いてポリアミノビスマレイ
ミドを合成し、そのワニスに反応性制御溶媒としてケト
ン系溶媒を添加し、得られたワニスを基材に含浸後、溶
媒を加熱乾燥除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリアミノビスマレイミ
ドプリプレグの製造方法に関し、さらに詳しくは多層化
接着プレス成形時、樹脂の流動性が良好なプリプレグの
製造方法に関する。
ドプリプレグの製造方法に関し、さらに詳しくは多層化
接着プレス成形時、樹脂の流動性が良好なプリプレグの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高度な耐熱性、寸法安定性、電気
特性等を要求される耐熱性プリプレグや積層板の分野に
は、特公昭46−23250号公報に示されているよう
なN、N’−4、4’−ジフェニルメタンビスマレイミ
ドと4、4’−ジアミノジフェニルメタンよりなるポリ
アミノビスマレイミドや、特公昭57−33288号公
報に示されているようなエポキシ変性ポリアミノビスマ
レイミドが使用されてきた。
特性等を要求される耐熱性プリプレグや積層板の分野に
は、特公昭46−23250号公報に示されているよう
なN、N’−4、4’−ジフェニルメタンビスマレイミ
ドと4、4’−ジアミノジフェニルメタンよりなるポリ
アミノビスマレイミドや、特公昭57−33288号公
報に示されているようなエポキシ変性ポリアミノビスマ
レイミドが使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのポリアミノビ
スマレイミドを用いたプリプレグには、非常に低粘度で
硬化速度も遅く、よく流動するタイプのものから、高粘
度で硬化速度が速く、ほとんど流動しないタイプのもの
まで、種々の流動性を有するプリプレグが要求される。
この要求に対し、樹脂配合が一度決まると、溶融粘度、
硬化速度が決まり、それより低い溶融粘度や、遅い硬化
速度にする方法がなく、配合をやり直す必要があった。
(より高い溶融粘度にする方法としては、塗工温度をあ
げ、Bステージ化をより進める方法がある。)
スマレイミドを用いたプリプレグには、非常に低粘度で
硬化速度も遅く、よく流動するタイプのものから、高粘
度で硬化速度が速く、ほとんど流動しないタイプのもの
まで、種々の流動性を有するプリプレグが要求される。
この要求に対し、樹脂配合が一度決まると、溶融粘度、
硬化速度が決まり、それより低い溶融粘度や、遅い硬化
速度にする方法がなく、配合をやり直す必要があった。
(より高い溶融粘度にする方法としては、塗工温度をあ
げ、Bステージ化をより進める方法がある。)
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
点を解決すべく検討した結果、ポリアミノビスマレイミ
ドワニスに特定の溶媒を添加することにより、プリプレ
グ樹脂の硬化速度が遅くなり流動性が良好となることを
見出し、本発明に至った。次に本発明について詳細に説
明する。本発明のポリアミノビスマレイミドプリプレグ
の製造方法は、ビスマレイミド化合物(a)とジアミン
化合物(b)とのプレポリマー化の反応溶媒として、ア
ルキレングリコールアルキルエーテルを用いてポリアミ
ノビスマレイミドを合成し、そのワニスに反応性制御溶
媒としてケトン系溶媒を添加し、得られたワニスを基材
に含浸後、溶媒を加熱乾燥除去することを特徴とする。
点を解決すべく検討した結果、ポリアミノビスマレイミ
ドワニスに特定の溶媒を添加することにより、プリプレ
グ樹脂の硬化速度が遅くなり流動性が良好となることを
見出し、本発明に至った。次に本発明について詳細に説
明する。本発明のポリアミノビスマレイミドプリプレグ
の製造方法は、ビスマレイミド化合物(a)とジアミン
化合物(b)とのプレポリマー化の反応溶媒として、ア
ルキレングリコールアルキルエーテルを用いてポリアミ
ノビスマレイミドを合成し、そのワニスに反応性制御溶
媒としてケトン系溶媒を添加し、得られたワニスを基材
に含浸後、溶媒を加熱乾燥除去することを特徴とする。
【0005】本発明で使用するポリアミノビスマレイミ
ド樹脂としては、N,N’−エチレンビスマレイミド、
N,N’−m−フェニレンビスマレイミド、N,N’−
p−フェニレンビスマレイミド、N,N’−ヘキサメチ
レンビスマレイミド、N,N’−4,4’−ジフェニル
メタンビスマレイミド、2、2−ビス〔4−(4−マレ
イミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、ビス〔4−
(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕メタン、1、
1、1、3、3、3−ヘキサフルオロ−2、2−ビス
〔4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕プロパ
ン、N,N’−4,4’−ジフェニルジメチルシリルビ
スマレイミド、N,N’−4,4’−ジフェニルエーテ
ルビスマレイミド、N,N’−4,4’−ジフェニルス
ルホンビスマレイミド、N,N’−ジシクロヘキシルメ
タンビスマレイミド、N,N’−m−キシレンビスマレ
イミド、N,N’−(3、3’−ジクロロ−4,4’−
ビスフェニレン)ビスマレイミド、N,N’−(3、
3’−ジフェニルオキシ)ビスマレイミド等のビスマレ
イミドと、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジ
アミン、3、3’−ジメチル−4、4’−ジアミノビフ
ェニル、3、3’−ジメトキシベンジジン、4、4’−
ジアミノジフェニルメタン、1、1−ビス(4−アミノ
フェニル)エタン、ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕スルホン、ビス〔4−(3−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕スルホン、ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4−(3−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、2、2−
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパ
ン、1、1、1、3、3、3−ヘキサフルオロ−2、2
−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、2、2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕プロパン、2、2−ビス(4−アミノフェニ
ル)プロパン、2、2−ビス(4−アミノフェニル)へ
キサフルオロプロパン、2、2−ビス(4−アミノフェ
ニル)1、3−ジクロロ−1、1−3、3−テトラフル
オロプロパン、4、4’−ジアミノジフェニルエーテ
ル、4、4’−ジアミノジフェニルスルファイド、4、
4’−ジアミノジフェニルスルホキシド、4、4’−ジ
アミノジフェニルスルホン、3、3’−ジアミノジフェ
ニルスルホン、3、3’−ジアミノベンゾフェノン、
4、4’−ジアミノベンゾフェノン、3、4’−ジアミ
ノベンゾフェノン等のジアミンとを単独あるいは併用し
て加熱反応させることにより得られる。
ド樹脂としては、N,N’−エチレンビスマレイミド、
N,N’−m−フェニレンビスマレイミド、N,N’−
p−フェニレンビスマレイミド、N,N’−ヘキサメチ
レンビスマレイミド、N,N’−4,4’−ジフェニル
メタンビスマレイミド、2、2−ビス〔4−(4−マレ
イミドフェノキシ)フェニル〕プロパン、ビス〔4−
(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕メタン、1、
1、1、3、3、3−ヘキサフルオロ−2、2−ビス
〔4−(4−マレイミドフェノキシ)フェニル〕プロパ
ン、N,N’−4,4’−ジフェニルジメチルシリルビ
スマレイミド、N,N’−4,4’−ジフェニルエーテ
ルビスマレイミド、N,N’−4,4’−ジフェニルス
ルホンビスマレイミド、N,N’−ジシクロヘキシルメ
タンビスマレイミド、N,N’−m−キシレンビスマレ
イミド、N,N’−(3、3’−ジクロロ−4,4’−
ビスフェニレン)ビスマレイミド、N,N’−(3、
3’−ジフェニルオキシ)ビスマレイミド等のビスマレ
イミドと、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジ
アミン、3、3’−ジメチル−4、4’−ジアミノビフ
ェニル、3、3’−ジメトキシベンジジン、4、4’−
ジアミノジフェニルメタン、1、1−ビス(4−アミノ
フェニル)エタン、ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕スルホン、ビス〔4−(3−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕スルホン、ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4−(3−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、ビス〔4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、2、2−
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパ
ン、1、1、1、3、3、3−ヘキサフルオロ−2、2
−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、2、2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕プロパン、2、2−ビス(4−アミノフェニ
ル)プロパン、2、2−ビス(4−アミノフェニル)へ
キサフルオロプロパン、2、2−ビス(4−アミノフェ
ニル)1、3−ジクロロ−1、1−3、3−テトラフル
オロプロパン、4、4’−ジアミノジフェニルエーテ
ル、4、4’−ジアミノジフェニルスルファイド、4、
4’−ジアミノジフェニルスルホキシド、4、4’−ジ
アミノジフェニルスルホン、3、3’−ジアミノジフェ
ニルスルホン、3、3’−ジアミノベンゾフェノン、
4、4’−ジアミノベンゾフェノン、3、4’−ジアミ
ノベンゾフェノン等のジアミンとを単独あるいは併用し
て加熱反応させることにより得られる。
【0006】この様なポリアミノビスマレイミド樹脂と
しては、N,N’−4,4’−ジフェニルメタンビスマ
レイミドあるいは2、2−ビス〔4−(4−マレイミド
フェノキシ)フェニル〕プロパンと、4、4’−ジアミ
ノジフェニルメタンあるいは2、2−ビス〔4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕プロパンとを反応させた
ポリアミノビスマレイミド樹脂が代表的である。
しては、N,N’−4,4’−ジフェニルメタンビスマ
レイミドあるいは2、2−ビス〔4−(4−マレイミド
フェノキシ)フェニル〕プロパンと、4、4’−ジアミ
ノジフェニルメタンあるいは2、2−ビス〔4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕プロパンとを反応させた
ポリアミノビスマレイミド樹脂が代表的である。
【0007】本発明に使用する変性用のエポキシ化合物
(c)は二官能タイプとビスフェノールA型エポキシ樹
脂や、多官能タイプのエポキシ樹脂である。エポキシ樹
脂の変性量はポリアミノビスマレイミド樹脂100重量
部に対し、エポキシ樹脂200重量部以下好ましくは1
0〜70重量部の範囲である。エポキシ樹脂を200重
量部以下配合すると耐熱性が低下してしまう。
(c)は二官能タイプとビスフェノールA型エポキシ樹
脂や、多官能タイプのエポキシ樹脂である。エポキシ樹
脂の変性量はポリアミノビスマレイミド樹脂100重量
部に対し、エポキシ樹脂200重量部以下好ましくは1
0〜70重量部の範囲である。エポキシ樹脂を200重
量部以下配合すると耐熱性が低下してしまう。
【0008】本発明において反応溶媒として用いられ
る、アルキレングレコールアルキルエーテルとしては、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノn−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノメチルエーテル、3メチル3メトキ
シブタノール等があげられる。
る、アルキレングレコールアルキルエーテルとしては、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノn−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノメチルエーテル、3メチル3メトキ
シブタノール等があげられる。
【0009】更に、本発明に反応制御溶媒として用いら
れるケトン系溶媒としては、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロペンタノン、2
−ペンタノン、3−ペンタノン、シクロヘキサノン、2
−ヘキサノン、4−メチル−2ーペンタノン、2−ヘプ
タノン、3−ヘプタノン、2、4−ジメチル−3−ペン
タノン、2−オクタノン、2、6−ジメチル−4−ヘプ
タノン、アセトフェノン、4−メチル−3−ペンテン−
2−オン、4−メチル−4−ペンテン−2−オン、2、
4−ペンタンジオン等がある。これらのケトン系溶媒を
添加する時のワニス温度は、15〜50℃の範囲である
ことが好ましい。15℃より低い温度であると、ワニス
に析出が生じる場合があり、又、50℃より高い温度で
あると、プレポリマーの硬化速度が著しくなる場合があ
る。
れるケトン系溶媒としては、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロペンタノン、2
−ペンタノン、3−ペンタノン、シクロヘキサノン、2
−ヘキサノン、4−メチル−2ーペンタノン、2−ヘプ
タノン、3−ヘプタノン、2、4−ジメチル−3−ペン
タノン、2−オクタノン、2、6−ジメチル−4−ヘプ
タノン、アセトフェノン、4−メチル−3−ペンテン−
2−オン、4−メチル−4−ペンテン−2−オン、2、
4−ペンタンジオン等がある。これらのケトン系溶媒を
添加する時のワニス温度は、15〜50℃の範囲である
ことが好ましい。15℃より低い温度であると、ワニス
に析出が生じる場合があり、又、50℃より高い温度で
あると、プレポリマーの硬化速度が著しくなる場合があ
る。
【0010】ケトン系溶媒の沸点は、アルキレングリコ
ールアルキルエーテルの沸点より低い方が好ましく、さ
らには、その沸点の差が20℃以内である方が好まし
い。この理由は、溶媒の加熱乾燥時にケトン系溶剤が先
に蒸発するので、大量のケトン系溶剤がプリプレグ中に
残存することがなく、著しく硬化速度を遅くすることが
ない。又、沸点の差が20℃より大きいと、プリプレグ
の外観が悪くなることがある。これらのケトン系溶剤
は、その分子中に炭素、水素、酸素だけを含んでおり、
窒素や硫黄を含まないことが好ましい。分子中に窒素や
硫黄を含むと、微量に残存する溶媒の窒素を硫黄原子が
触媒作用をするため、硬化反応が速くなってしまう。
ールアルキルエーテルの沸点より低い方が好ましく、さ
らには、その沸点の差が20℃以内である方が好まし
い。この理由は、溶媒の加熱乾燥時にケトン系溶剤が先
に蒸発するので、大量のケトン系溶剤がプリプレグ中に
残存することがなく、著しく硬化速度を遅くすることが
ない。又、沸点の差が20℃より大きいと、プリプレグ
の外観が悪くなることがある。これらのケトン系溶剤
は、その分子中に炭素、水素、酸素だけを含んでおり、
窒素や硫黄を含まないことが好ましい。分子中に窒素や
硫黄を含むと、微量に残存する溶媒の窒素を硫黄原子が
触媒作用をするため、硬化反応が速くなってしまう。
【0011】更に、本発明では、上記ポリアミノビスマ
レイミド、エポキシ樹脂の他に必要に応じて、ジアリル
フタレート樹脂、イソシアネート樹脂、シアネートエス
テル樹脂、多価マレイミド樹脂、ポリブタジエン等の変
性樹脂、又は、ガラスパウダー、溶融シリカ、炭酸カル
シウム、クレー、タルク等の充填剤、及びハロゲン系、
リン系、アンチモン系の難燃剤等を併用することも可能
である。本発明のポリアミノビスマレイミドプリプレグ
は、従来行われている、溶剤を用いる乾式塗工方式で作
製される。すなわち、前記のポリアミノビスマレイミド
組成物ワニスを基材に含浸させてから、溶剤を加熱乾燥
除去してプリプレグとする。基材としてはガラスクロ
ス、石英ガラスクロス、芳香族ポリアミド繊維布、ガラ
ス不織布、紙、有機繊維布等、従来知られている基材は
いずれも使用可能である。又、溶剤の乾燥温度は、最も
沸点の高い溶媒の沸点以上の温度が好ましい。この様に
して得られたプリプレグを所定枚数積層して、必要に応
じ片側あるいは両側に銅はくあるいは内層回路板を重
ね、加熱加圧硬化する方法で積層板が作製される。加熱
加圧硬化させる条件は、温度が150〜250℃の範囲
が好ましく、反応時間は30〜480分の範囲が好まし
い。反応温度、反応時間が上記範囲をはずれると、得ら
れる積層板の耐熱性が低下してしまう。
レイミド、エポキシ樹脂の他に必要に応じて、ジアリル
フタレート樹脂、イソシアネート樹脂、シアネートエス
テル樹脂、多価マレイミド樹脂、ポリブタジエン等の変
性樹脂、又は、ガラスパウダー、溶融シリカ、炭酸カル
シウム、クレー、タルク等の充填剤、及びハロゲン系、
リン系、アンチモン系の難燃剤等を併用することも可能
である。本発明のポリアミノビスマレイミドプリプレグ
は、従来行われている、溶剤を用いる乾式塗工方式で作
製される。すなわち、前記のポリアミノビスマレイミド
組成物ワニスを基材に含浸させてから、溶剤を加熱乾燥
除去してプリプレグとする。基材としてはガラスクロ
ス、石英ガラスクロス、芳香族ポリアミド繊維布、ガラ
ス不織布、紙、有機繊維布等、従来知られている基材は
いずれも使用可能である。又、溶剤の乾燥温度は、最も
沸点の高い溶媒の沸点以上の温度が好ましい。この様に
して得られたプリプレグを所定枚数積層して、必要に応
じ片側あるいは両側に銅はくあるいは内層回路板を重
ね、加熱加圧硬化する方法で積層板が作製される。加熱
加圧硬化させる条件は、温度が150〜250℃の範囲
が好ましく、反応時間は30〜480分の範囲が好まし
い。反応温度、反応時間が上記範囲をはずれると、得ら
れる積層板の耐熱性が低下してしまう。
【0012】
【作用】このようにして製造された本発明によるポリア
ミノビスマレイミドプリプレグは、プレス成形時に硬化
速度が遅く、流動性が良好である。この理由としては、
微量に残存するケトン系溶剤が三次元硬化反応を抑制す
るためと考えられる。
ミノビスマレイミドプリプレグは、プレス成形時に硬化
速度が遅く、流動性が良好である。この理由としては、
微量に残存するケトン系溶剤が三次元硬化反応を抑制す
るためと考えられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明について実施例をもって詳細に
説明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。
説明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。
【実施例1】冷却管、攪拌機、温度計を具備した4つ口
フラスコを用いて以下の合成を行った。N,N’−4,
4’−ジフェニルメタンビスマレイミド(BMI)81
重量部と、4、4’−ジアミノジフェニルメタン(DD
M)19重量部とを70重量部のエチレングリコールモ
ノメチルエーテル(沸点125℃)中にてオイルバス温
度130℃で30分間攪拌し、加熱反応させてポリアミ
ノビスマレイミドのワニスを得た。その後20℃まで冷
却し、このワニスにメチルイソブチルケトン(沸点11
7℃)30重量部を添加し、均一になるまでよく攪拌し
た。このワニスを、0.10mm厚のガラスクロス、日
東紡績社製G−7010−BXに含浸させた後、塗工温
度170℃、塗工速度3m/minで、溶剤除去するた
めの乾燥塗工を行い、プリプレグを得た。このプリプレ
グから樹脂の粉だけをもみほぐし、ゲル板上で170℃
でのゲルタイムを測定した。その結果、ゲルタイムは5
10秒であった。又、この樹脂の粉を用いて、コーンプ
レート粘度計により、130℃での樹脂の溶融粘度を測
定した。その結果、溶融粘度は31Pa・sであり、低
粘度であった。内層回路が形成されている両面板2枚の
間に、このプリプレグ2枚を載置し多層化接着プレスを
行った後、ボイドの有無を観察した結果、ボイドの発生
は無く良好な成形性を示した。
フラスコを用いて以下の合成を行った。N,N’−4,
4’−ジフェニルメタンビスマレイミド(BMI)81
重量部と、4、4’−ジアミノジフェニルメタン(DD
M)19重量部とを70重量部のエチレングリコールモ
ノメチルエーテル(沸点125℃)中にてオイルバス温
度130℃で30分間攪拌し、加熱反応させてポリアミ
ノビスマレイミドのワニスを得た。その後20℃まで冷
却し、このワニスにメチルイソブチルケトン(沸点11
7℃)30重量部を添加し、均一になるまでよく攪拌し
た。このワニスを、0.10mm厚のガラスクロス、日
東紡績社製G−7010−BXに含浸させた後、塗工温
度170℃、塗工速度3m/minで、溶剤除去するた
めの乾燥塗工を行い、プリプレグを得た。このプリプレ
グから樹脂の粉だけをもみほぐし、ゲル板上で170℃
でのゲルタイムを測定した。その結果、ゲルタイムは5
10秒であった。又、この樹脂の粉を用いて、コーンプ
レート粘度計により、130℃での樹脂の溶融粘度を測
定した。その結果、溶融粘度は31Pa・sであり、低
粘度であった。内層回路が形成されている両面板2枚の
間に、このプリプレグ2枚を載置し多層化接着プレスを
行った後、ボイドの有無を観察した結果、ボイドの発生
は無く良好な成形性を示した。
【0014】
【比較例1】実施例1においてメチルイソブチルケトン
を添加しないで、エチレングリコールモノメチルエーテ
ルの添加量を100重量部に変更すること以外は実施例
1と同様にしてポリアミノビスマレイミドプリプレグを
作製した。このプリプレグから樹脂の粉だけをもみほぐ
し、ゲル板上で170℃でのゲルタイムを測定した。そ
の結果、ゲルタイムは350秒であった。又、この樹脂
の粉を用いて、コーンプレート粘度計により、130℃
での樹脂の溶融粘度を測定した。その結果、溶融粘度は
50Pa・sであり、高粘度であった。このプリプレグ
を用いて、実施例1と同様にしてボイドの観察を行った
結果、ボイドが発生しており、プリプレグの流動性が充
分でないことが分かった。
を添加しないで、エチレングリコールモノメチルエーテ
ルの添加量を100重量部に変更すること以外は実施例
1と同様にしてポリアミノビスマレイミドプリプレグを
作製した。このプリプレグから樹脂の粉だけをもみほぐ
し、ゲル板上で170℃でのゲルタイムを測定した。そ
の結果、ゲルタイムは350秒であった。又、この樹脂
の粉を用いて、コーンプレート粘度計により、130℃
での樹脂の溶融粘度を測定した。その結果、溶融粘度は
50Pa・sであり、高粘度であった。このプリプレグ
を用いて、実施例1と同様にしてボイドの観察を行った
結果、ボイドが発生しており、プリプレグの流動性が充
分でないことが分かった。
【0015】
【実施例2】N,N’−4,4’−ジフェニルメタンビ
スマレイミド(BMI)75重量部と、2、2−ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン
(BAPP)25重量部とを91重量部のプロピレング
リコールモノメチルエーテル(沸点120℃)中にてオ
イルバス温度130℃で60分間攪拌し、加熱反応させ
てポリアミノビスマレイミド樹脂のワニスを得た。この
ワニスにフェノールノボラック型エポキシ樹脂、ダウケ
ミカル社製DEN−438を30重量部を添加し、85
〜95℃で30分間反応させた。さらに、このワニスを
20℃まで冷却した後、メチルイソブチルケトンを39
重量部添加し、エポキシ変性ポリアミノビスマレイミド
のワニスを得た。このワニスを用いて実施例1と同様に
してエポキシ変性ポリアミノビスマレイミドプリプレグ
を得た。このプリプレグから樹脂の粉だけをもみほぐ
し、ゲル板上で170℃でのゲルタイムを測定した。そ
の結果、ゲルタイムは410秒であった。又、この樹脂
の粉を用いて、コーンプレート粘度計により、130℃
での樹脂の溶融粘度を測定した。その結果、溶融粘度は
20Pa・sであり、低粘度であった。このプリプレグ
を用いて、実施例1と同様にしてボイドの観察を行った
結果、ボイドの発生が無く、良好な成形性を示した。
スマレイミド(BMI)75重量部と、2、2−ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン
(BAPP)25重量部とを91重量部のプロピレング
リコールモノメチルエーテル(沸点120℃)中にてオ
イルバス温度130℃で60分間攪拌し、加熱反応させ
てポリアミノビスマレイミド樹脂のワニスを得た。この
ワニスにフェノールノボラック型エポキシ樹脂、ダウケ
ミカル社製DEN−438を30重量部を添加し、85
〜95℃で30分間反応させた。さらに、このワニスを
20℃まで冷却した後、メチルイソブチルケトンを39
重量部添加し、エポキシ変性ポリアミノビスマレイミド
のワニスを得た。このワニスを用いて実施例1と同様に
してエポキシ変性ポリアミノビスマレイミドプリプレグ
を得た。このプリプレグから樹脂の粉だけをもみほぐ
し、ゲル板上で170℃でのゲルタイムを測定した。そ
の結果、ゲルタイムは410秒であった。又、この樹脂
の粉を用いて、コーンプレート粘度計により、130℃
での樹脂の溶融粘度を測定した。その結果、溶融粘度は
20Pa・sであり、低粘度であった。このプリプレグ
を用いて、実施例1と同様にしてボイドの観察を行った
結果、ボイドの発生が無く、良好な成形性を示した。
【0016】
【比較例2】実施例2においてメチルイソブチルケトン
を添加しないで、プロピレングリコールモノメチルエー
テルの添加量を130重量部に変更すること以外は実施
例2と同様にしてエポキシ変性ポリアミノビスマレイミ
ドプリプレグを作製した。このプリプレグから樹脂の粉
だけをもみほぐし、ゲル板上で170℃でのゲルタイム
を測定した。その結果、ゲルタイムは170秒と短かっ
た。又、この樹脂の粉を用いて、コーンプレート粘度計
により、130℃での樹脂の溶融粘度を測定した。その
結果、溶融粘度は21Pa・sであった。このプリプレ
グを用いて、実施例1と同様にしてボイドの観察を行っ
た結果、ボイドの発生しており、プリプレグのゲルタイ
ムが短いため流動性が充分でないことが分かった。
を添加しないで、プロピレングリコールモノメチルエー
テルの添加量を130重量部に変更すること以外は実施
例2と同様にしてエポキシ変性ポリアミノビスマレイミ
ドプリプレグを作製した。このプリプレグから樹脂の粉
だけをもみほぐし、ゲル板上で170℃でのゲルタイム
を測定した。その結果、ゲルタイムは170秒と短かっ
た。又、この樹脂の粉を用いて、コーンプレート粘度計
により、130℃での樹脂の溶融粘度を測定した。その
結果、溶融粘度は21Pa・sであった。このプリプレ
グを用いて、実施例1と同様にしてボイドの観察を行っ
た結果、ボイドの発生しており、プリプレグのゲルタイ
ムが短いため流動性が充分でないことが分かった。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきた様に、本発明の製造方
法によると、樹脂のゲルタイムが長く、又、樹脂の最低
溶融粘度が低く、多層化接着プレス時樹脂の流動性が良
好なポリアミノビスマレイミドプリプレグを容易に製造
することができ、その工業的価値は大である。
法によると、樹脂のゲルタイムが長く、又、樹脂の最低
溶融粘度が低く、多層化接着プレス時樹脂の流動性が良
好なポリアミノビスマレイミドプリプレグを容易に製造
することができ、その工業的価値は大である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ビスマレイミド化合物(a)とジアミン
化合物(b)とのプレポリマー化の反応溶媒として、ア
ルキレングリコールアルキルエーテルを用いてポリアミ
ノビスマレイミドを合成し、そのワニスに反応性制御溶
媒としてケトン系溶媒を添加し、得られたワニスを基材
に含浸後、溶媒を加熱乾燥除去することを特徴とするポ
リアミノビスマレイミドプリプレグの製造方法。 - 【請求項2】 ビスマレイミド化合物(a)とジアミン
化合物(b)とエポキシ化合物(c)とのプレポリマー
化の反応溶媒として、アルキレングリコールアルキルエ
ーテルを用いてエポキシ変性ポリアミノビスマレイミド
を合成し、そのワニスに反応性制御溶媒としてケトン系
溶媒を添加し、得られたワニスを基材に含浸後、溶媒を
加熱乾燥除去することを特徴とするポリアミノビスマレ
イミドプリプレグの製造方法。 - 【請求項3】 反応性制御溶媒としてケトン系溶媒を添
加する時のワニス温度が、15〜50℃の範囲である請
求項1または2に記載のポリアミノビスマレイミドプリ
プレグの製造方法。 - 【請求項4】 ケトン系溶媒の沸点が、アルキレングリ
コールアルキルエーテルの沸点より低く、その差が20
℃以内である請求項1または2に記載のポリアミノビス
マレイミドプリプレグの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343319A JP2616623B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ポリアミノビスマレイミドプリプレグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343319A JP2616623B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ポリアミノビスマレイミドプリプレグの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05170950A true JPH05170950A (ja) | 1993-07-09 |
JP2616623B2 JP2616623B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18360604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3343319A Expired - Lifetime JP2616623B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ポリアミノビスマレイミドプリプレグの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616623B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6072933A (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-25 | Hitachi Chem Co Ltd | ポリアミノビスマレイミド樹脂積層板の製造方法 |
JPS635423A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子機器 |
JPH0345626A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 付加型イミド樹脂プレポリマーの製造方法、プリプレグおよび積層板 |
JPH03264347A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Hitachi Chem Co Ltd | 難燃性ポリアミノビスマレイミド樹脂積層板の製造方法 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3343319A patent/JP2616623B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6072933A (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-25 | Hitachi Chem Co Ltd | ポリアミノビスマレイミド樹脂積層板の製造方法 |
JPS635423A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子機器 |
JPH0345626A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 付加型イミド樹脂プレポリマーの製造方法、プリプレグおよび積層板 |
JPH03264347A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Hitachi Chem Co Ltd | 難燃性ポリアミノビスマレイミド樹脂積層板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2616623B2 (ja) | 1997-06-04 |
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