JPH05170784A - 抗真菌性物質be−29602 - Google Patents

抗真菌性物質be−29602

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JPH05170784A
JPH05170784A JP33252691A JP33252691A JPH05170784A JP H05170784 A JPH05170784 A JP H05170784A JP 33252691 A JP33252691 A JP 33252691A JP 33252691 A JP33252691 A JP 33252691A JP H05170784 A JPH05170784 A JP H05170784A
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JP
Japan
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strain
compound
culture
fusarium
present
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JP33252691A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Okada
裕正 岡田
Masao Nagashima
正生 長嶋
Hajime Suzuki
肇 鈴木
Shigeru Nakajima
中島  茂
Hiroyuki Suda
寛之 須田
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MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 式 【化1】 で表される化合物、その製法及びその用途並びに新規微
生物フザリウム・エスピー(Fusarium s
p.)に関する。 【効果】 本発明のBE−29602は、抗真菌剤とし
ての利用が期待される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬の分野で有用であ
り、さらに詳細には、抗真菌効果を発揮する新規化合
物、その製法及びその用途並びに新規微生物フザリウム
・エスピー F29602(Fusarium sp.
F29602)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】細菌感染症に対する化学療法の分野にお
いては、すでに多くの化合物が医薬として実用化されて
いる。しかしながら、これらの化学療法剤の使用等によ
り、カビ、酵母などいわゆる真菌類の感染による深在性
真菌症が臨床上の大きな問題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】真菌に対してより強い
抗真菌活性を有する新しい抗真菌剤を見出すことが本発
明が解決しようとする課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、抗真菌活性を有する物質について微生物
代謝産物を広くスクリーニングした結果、後記一般式で
表される化合物が優れた抗真菌作用を示すことを見出し
て本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、式
【0006】
【化2】 で表される新規な抗真菌性物質BE−29602又はそ
の薬学的に許容しうる塩、その製造法及びその用途、並
びに、本発明はBE−29602を産生する能力を有す
るフザリウム(Fusarium)属に属する微生物に
関するものである。
【0007】以下に、本発明化合物の理化学的性状を示
す。BE−29602の理化学的性状 性状:白色粉末 分子式:C456216 マススペクトル:高分解能FAB−MS;m/z 85
9.4147[M+H]+ UVスペクトル:λ[MeOH,max,nm]20
4,226,230(Shoulder),263 IRスペクトル(KBr,cm-1):3418,293
2,2860,1710,1641,1620,134
4,1269,1149,1071,1038,100
2 H−NMRスペクトル(300MHz,CD3OD,δ
ppm):0.90(3H,t,J=6.8),0.9
1(3H,t,J=6.8),1.22〜1.50(1
2H,m),2.06(2H,m),2.33(2H,
m),2.38(2H,m),3.46(2H,m),
3.68(1H,t,J=6.2),3.75(1H,
brs),3.78(1H,brd,J=11.8),
3.91〜4.05(3H,m),4.15(2H,
m),4.24(1H,dd,J=11.6,6.
2),4.34(1H,d,J=7.4),4.36
(1H,d,J=10.2),5.00(1H,d,J
=12.8),5.04(1H,d,J=12.8),
5.42(1H,dd,J=10.2,8.2),5.
56(1H,dd,J=15.2,6.7),5.67
(1H,dt,J=15.0,6.9),5.84〜
6.36(10H,m),7.28(1H,dd,J=
15.6,10.8),7.70(1H,dd,J=1
5.6,11.8) C−NMRスペクトル(100MHz,CD3OD,δ
ppm):14.8(2×c),24.1(2×c),
29.7,30.6(2×c),33.0(2×c),
34.1,42.8,62.0,65.2,70.8,
72.3,73.1(2×c),74.4(2×c),
75.2,75.3,76.9,78.3,100.
5,103.5,106.0,112.4,117.
0,122.2(2×c),128.0,131.6,
132.5,132.6,134.5,136.6,1
41.7,142.0,143.8,146.0,14
6.5,155.1,162.1,169.1,16
9.5溶解性:メタノール、ジメチルスルホキシドに溶
け易く、クロロホルム、水に溶けにくい。
【0008】酸性、中性、塩基性物質の区別:弱酸性物
質 Rf値:0.45(メルク社製、キーゼルゲル60使
用,展開溶媒:クロロホルム/メタノール(4:1)) 呈色反応:過マンガン酸カリウム反応 陽性、硫酸反応
陽性BE−29602の薬理作用 寒天希釈法によるBE−29602の最小発育阻止濃度
(MIC,単位 μg/ml)を第1表に示す。
【0009】
【表1】 上記の通り、BE−29602は、各種酵母、一部のカ
ビ、グラム陽性菌に対して強い発育阻害活性を示す。従
って、本発明は抗真菌剤として有用である。
【0010】次に、BE−29602の製造法について
説明する。
【0011】本発明の抗真菌性物質BE−29602の
製造に使用する微生物又はその変異株は、BE−296
02を産生するものならばいずれでも良いが、例えば以
下の菌学的性状を有する微生物F29602を挙げるこ
とができる。 1.形態 F29602のフィアライドは変形した円筒状で、気生
菌糸から単生し、表面は滑面、大きさは11〜15×
3.0〜3.5μmである。大型分生子は三日月型で、
1〜5隔壁を有し、1〜3隔壁の胞子の大きさは42〜
55×3.5〜4.0μm、4〜5隔壁の胞子の大きさ
は、53〜67×3.0〜4.0μmである。また、下
記の培地では、小型分生子、子のう胞子及び厚膜胞子は
形成されない。 2.培養性状 各種寒天培地を用い、25℃で10日間培養した結果を
第2表に示す。
【0012】
【表2】 表中、( )内はメツエン・ハンドブック・オブ・カラ
ー(MethuenHandbook of Colo
r)、第3版、1984年による色名の記載である。
【0013】F29602株の生育温度範囲は10〜3
5℃、至適温度は25℃である。また生育pH範囲はp
H4.0〜9.5、至適pHはpH7.5である。本菌
株の生育はやや遅く、コロニーは扁平な盾形、中央部に
は白色から赤色のなわ状菌糸束を形成する。
【0014】以上の菌学的諸性質により、F29602
株は、フザリウム属に属すると考えられる。したがっ
て、F29602株をフザリウム・エスピー・F296
02(Fusarium sp. F29602)と称
することとした。
【0015】なお、本菌株は通商産業省工業技術院微生
物工業技術研究所に寄託されており、その微工研受託番
号は微工研菌寄第12503号(FERM P−125
03)である。
【0016】本発明で使用する抗真菌性物質BE−29
602を産生する微生物の変異株は、例えばX線若しく
は紫外線等の照射処理、例えばナイトロジェン・マスタ
ード、アザセリン、亜硝酸、2−アミノプリン若しくは
N−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン
(NTG)等の変異誘起剤による処理、ファージ接触、
形質転換、形質導入又は接合等の通常用いられる菌種変
換処理方法によりBE−29602産生菌を変異させた
微生物である。
【0017】本発明のBE−29602を製造するにあ
たり、BE−29602の生産菌株を栄養源含有培地に
接種して好気的に発育させることにより、BE−296
02を含む培養物が得られる。栄養源としては、真菌の
栄養源として公知のものが使用できる。例えば、炭素源
としては、市販されているブドウ糖、グリセリン、麦芽
糖、デンプン、庶糖、糖蜜又はデキストリンなどが単独
又は混合物として用いられる。窒素源としては、市販さ
れている大豆粉、コーンスティープリカー、肉エキス、
酵母エキス、綿実粉、ペプトン、小麦胚芽、魚粉、無機
アンモニウム塩又は硝酸ナトリウムなどが単独又は混合
物として用いられる。無機塩としては、市販されている
炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸
マグネシウム又は各種リン酸塩などを使用することがで
きる。その他必要に応じて、鉄、マンガン又は亜鉛など
の重金属塩を微量添加することもできる。また、発泡の
著しい時には、消泡剤として、例えば大豆油又は亜麻仁
油等の植物油、オクタデカノール等の高級アルコール
類、各種シリコン化合物等を適宜添加しても良い。これ
らのもの以外でも、該生産菌が利用し、BE−2960
2の生産に役立つものであれば、いずれも使用すること
ができる。
【0018】培養方法としては、一般の微生物代謝産物
の生産方法と同様に行えばよく、固体培養でも液体培養
でもよい。液体培養の場合は、静置培養、攪拌培養、振
盪培養又は通気培養などのいずれを実施してもよいが、
特に振盪培養又は深部通気攪拌培養が好ましい。培養温
度は20℃〜37℃が適当であるが、好ましくは25℃
〜30℃である。好ましい培地のpHは4〜8の範囲
で、培養時間は48時間〜240時間、好ましくは12
0時間〜168時間である。
【0019】培養物から目的とするBE−29602を
採取するには、微生物の生産する代謝物を培養物から採
取するのに通常使用される分離手段が適宜利用される。
【0020】BE−29602は主に菌体中に存在する
ので、菌体より通常の分離手段、例えば溶媒抽出法、イ
オン交換樹脂法又は吸着若しくは分配クロマトグラフィ
ー法及びゲル濾過法等を単独又は組合せて行うことによ
り精製できる。また高速液体クロマトグラフィーや薄層
クロマトグラフィーなども抽出精製に利用可能である。
【0021】好ましい分離−精製の例としては次の方法
が挙げられる。まず培養液を濾過し、菌体を得る。得ら
れた菌体からメタノール又はアセトン等の有機溶媒を用
いて抽出する。この菌体抽出液を減圧下で溶媒を除去
後、酢酸エチル、クロロホルムあるいはメチルエチルケ
トンなどの水と混和しにくい有機溶媒を用いて抽出す
る。抽出液を濃縮乾固後、クロロホルム−メタノールを
溶出液とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー、次
いでメタノールを溶出液としたセファデックスLH20
を用いたゲル濾過カラムクロマトグラフィーに付せば、
BE−29602の白色固体を得ることができる。
【0022】本発明化合物を抗真菌剤として使用する際
に、本発明の化合物は薬学的に許容しうる塩としても使
用される。薬学的に許容しうる塩の典型例としては、ナ
トリウム、カルシウム等のアルカリ金属又はアルカリ土
類金属塩等を挙げることができる。
【0023】本発明化合物を抗真菌剤として使用する際
の投与形態としては各種の形態を選択でき、例えば錠
剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤若しくは液剤等の経口
剤、又は例えば溶液若しくは懸濁液等の殺菌した液状の
非経口剤が挙げられる。
【0024】固体の製剤は、そのまま錠剤、カプセル
剤、顆粒剤又は粉末の形態として製造することもできる
が、適当な添加物を使用して製造することもできる。そ
のような添加物としては、例えば乳糖若しくはブドウ糖
等の糖類、例えばトウモロコシ、小麦若しくは米等の澱
粉類、例えばステアリン酸等の脂肪酸、例えばメタケイ
酸アルミン酸マグネシウム若しくは無水リン酸カルシウ
ム等の無機塩、例えばポリビニルピロリドン若しくはポ
リアルキレングリコール等の合成高分子、例えばステア
リン酸カルシウム若しくはステアリン酸マグネシウム等
の脂肪酸塩、例えばステアリルアルコール若しくはベン
ジルアルコール等のアルコール類、例えばメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース
若しくはヒドロキシプロピルメチルセルロース等の合成
セルロース誘導体、その他、水、ゼラチン、タルク、植
物油、アラビアゴム等通常用いられる添加物が挙げられ
る。
【0025】これらの錠剤、カプセル剤、顆粒剤及び粉
末等の固形製剤は一般的には0.1〜100重量%、好
ましくは5〜100重量%の有効成分を含む。
【0026】液状製剤は、水、アルコール類又は例えば
大豆油、ピーナツ油若しくはゴマ油等の植物由来の油等
液状製剤において通常用いられる適当な添加物を使用
し、懸濁液、シロップ剤若しくは注射剤等の形態として
製造される。
【0027】特に、非経口的に筋肉内注射、静脈内注射
又は皮下注射で投与する場合の適当な溶剤としては、例
えば注射用蒸留水、塩酸リドカイン水溶液(筋肉内注射
用)、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、エタノール、静脈
内注射用液体(例えばクエン酸及びクエン酸ナトリウム
等の水溶液)若しくは電解質溶液(点滴静注及び静脈内
注射用)等、又はこれらの混合溶液が挙げられる。
【0028】これらの注射剤は予め溶解したものの他、
粉末のまま或いは適当な添加物を加えたものを用時溶解
する形態もとり得る。これらの注射液は、通常0.1〜
10重量%、好ましくは1〜5重量%の有効成分を含
む。
【0029】また、経口投与の懸濁剤又はシロップ剤等
の液剤は、0.5〜10重量%の有効成分を含む。
【0030】本発明の化合物の実際に好ましい投与量
は、配合された組成物の種類、適用頻度及び治療すべき
特定部位、宿主によって変化することに注意すべきであ
る。例えば、1日当りの成人1人当りの投与量は、経口
投与の場合、10〜500mgであり、非経口投与、好
ましくは静脈内注射の場合、1日当り10〜100mg
である。なお、投与回数は投与方法及び症状により異な
るが、1回ないし5回である。
【0031】次に実施例を挙げ、本発明を具体的に説明
する。しかしながら、本発明は実施例に限定されるもの
ではなく、実施例の修飾手段はもちろん、本発明によっ
て明らかにされたBE−29602の性状に基づいて、
公知の手段を用いてBE−29602を生産、濃縮、抽
出、精製する方法すべてを包含する。
【0032】
【実施例】
実施例1 斜面寒天培地に培養した真菌F29602株をポリペプ
トン0.3%、グルコース1%、小麦胚芽1.0%、グ
ルテンミール0.5%、麦芽エキス0.3%、マルトー
ス3.0%、塩化ナトリウム0.2%、硝酸ナトリウム
0.1%、リン酸一カリウム0.1%、硫酸マグネシウ
ム0.05%、硫酸第一鉄0.0002%、塩化第二銅
0.00004%、塩化マンガン0.00004%、塩
化コバルト0.00004%、硫酸亜鉛0.00008
%、ホウ酸ナトリウム0.00008%及びモリブデン
酸アンモニウム0.00024%からなる培地(pH
6.0)110mlを含む500ml容の三角フラスコ
4本に接種し、28℃で72時間、回転振盪機(毎分1
80回転)上で培養した。この培養液を2mlずつ、上
記の培地を110ml含む500ml容の三角フラスコ
100本に接種し、28℃で72時間、回転振盪機(毎
分180回転)上で培養した。
【0033】培養によって得られた培養液(約10L)
を濾過し、菌体を得た。菌体にメタノール約4Lを加え
室温で1時間撹拌した後、菌体を濾去し、メタノール抽
出液を得た。メタノール抽出を再度行い、合わせて約8
Lのメタノール抽出液を減圧下に約600mlに濃縮し
た。この濃縮液より酢酸エチル1Lを2回に分けて用い
て抽出し、得られた酢酸エチル抽出液を減圧濃縮乾固し
た。この粗物質をシリカゲルのカラムクロマトグラフィ
ー(内径3cm,長さ45cm,キーゼルゲル60,メ
ルク社)にかけ、クロロホルム(500ml)で洗浄
後、クロロホルム/メタノールの混合溶媒(9:1)1
L、(4:1)1Lを用いて順次溶出を行った。BE−
29602を含む画分を減圧下で濃縮乾固し、粗物質5
50mgを得た。次いで、この粗物質をシリカゲルカラ
ム(内径2cm、長さ45cm)にかけ、クロロホルム
/メタノールの混合溶媒(9:1)1L、(4:1)1
Lを用いたクロマトグラフィーを行った。活性画分を減
圧下で濃縮乾固し、得られた粗BE−29602(22
0mg)を、メタノールを溶出液とするセファデックス
LH20 カラムクロマトグラフィー(内径1.5c
m、長さ90cm)に2度かけ、純粋なBE−2960
2を含む画分を減圧下、濃縮乾固することにより、1
6.0mgのBE−29602を白色固体として得た。
【0034】
【発明の効果】本発明のBE−29602は、第1表に
示した如く抗真菌活性を有する。したがって、BE−2
9602は抗真菌剤としての利用が期待される。
【0035】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:77) (C12P 19/44 C12R 1:77) (72)発明者 中島 茂 東京都目黒区下目黒2丁目9番3号 萬有 製薬株式会社中央研究所内 (72)発明者 須田 寛之 東京都目黒区下目黒2丁目9番3号 萬有 製薬株式会社探索研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 で表される化合物又はその製薬上許容される塩。
  2. 【請求項2】請求項1記載の化合物を有効成分とするこ
    とを特徴とする抗真菌剤。
  3. 【請求項3】請求項1記載の化合物を産生する微生物又
    はその変異株を培養することを特徴とする請求項1記載
    の化合物の製法。
  4. 【請求項4】フザリウム・エスピー F29602(F
    usarium sp.F29602)株又はその変異
    株を培養することを特徴とする請求項3記載の製法。
  5. 【請求項5】抗真菌性物質BE−29602を産生する
    能力を有するフザリウム(Fusarium)属に属す
    る微生物又はその変異株。
  6. 【請求項6】フザリウム・エスピー F29602(F
    usarium sp.F29602)株又はその変異
    株であることを特徴とする請求項5記載の微生物。
JP33252691A 1991-11-21 1991-11-21 抗真菌性物質be−29602 Pending JPH05170784A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10508599A (ja) * 1994-11-07 1998-08-25 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー 安定した有機化合物の精製
WO1999016777A1 (en) * 1997-09-30 1999-04-08 Abbott Laboratories Antifungal corynecandin
WO2004013342A1 (ja) * 2002-08-02 2004-02-12 Meiji Seika Kaisha, Ltd. 新規抗真菌活性物質pf1237a、bおよびm物質
KR100701429B1 (ko) * 2005-09-02 2007-03-30 한국전자통신연구원 수신모듈 및 이를 포함한 수신기

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