JPH0517038Y2 - - Google Patents

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JPH0517038Y2
JPH0517038Y2 JP2374388U JP2374388U JPH0517038Y2 JP H0517038 Y2 JPH0517038 Y2 JP H0517038Y2 JP 2374388 U JP2374388 U JP 2374388U JP 2374388 U JP2374388 U JP 2374388U JP H0517038 Y2 JPH0517038 Y2 JP H0517038Y2
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JP
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harness
washing machine
lead wire
connector
fixing tape
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は洗濯機のハーネスの構造に係り、特に
ハーネス間を接続する接続具の荷電部分に、水滴
などが浸入することがない絶縁性に優れたハーネ
ス構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の洗濯機のハーネス構造を第1図、第3
図、第4図に示す。洗濯機本体1の内部に外槽を
有し、外槽の下部にはモータ、排水バルブ、ブレ
ーキ等の電気部品が取り付けられている。本体1
の上部には操作パネルがあり、ここには、スイツ
チ、タイマー等の電気部品が設けられている。上
部ハーネス2と下部ハーネス3とにより上下の電
気部品は電気的に接続されている。上部ハーネス
2はリード線6、接続具のハウジング4とから構
成されている。ハウジング4の内部には接続端子
5が設けられている。下部ハーネス3は上部ハー
ネス2と同じ構成になつている。ハーネス2は、
第1図に示す如く本体内の外槽の側壁に沿つて下
方に延びているため、外槽から飛散した水滴がリ
ード線6に付着すると、このリード線6に伝わつ
て水滴が接続端子5に浸入し、荷電部に至り、漏
電を引きおこす恐れがある。そこで、第3図に示
すように筒状のポリエチレンシート等よりなる防
水カバー9で上部ハーネス2の接続具のハウジン
グ4を覆うとともに、固定テープ7を巻装してリ
ード線6に固定するようにしている。これによ
り、水滴浸入防止はかなりよくなつたが、リード
線6は複数本を一緒にして固定テープ7で束ねて
いるためリード線5と固定テープ7との間には〓
間が生じ、この〓間より水滴が入るのを確実に止
めることには至つていなかつた。特にリード線6
が多くなればなる程間隙が多く存在し水滴が入り
易いものであつた。8は複数のリード線6を束ね
るための結束テープである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように、従来のものにおいては接続具の
内部に水滴が浸入するのを確実には防止できない
ものであつた。本考案は上述の問題点に鑑み、確
実にしかも簡単な構成により水滴浸入を防止せん
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、防水カバーを固定テープでリード線
に固定した後上部ハーネス防水カバーの直上部分
のリード線をテープ等の固定具を用いてS字状に
折り曲げたことを特徴とするものである。
〔作用〕
リード線はS字状に折り曲げられているので、
リード線を伝わつて流下する水滴は最初の折り曲
がり部分の下端から落下するので接続部に浸入す
ることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第2図を引用して説
明する。上部ハーネス2′は、主としてリード線
6′および接続具のハウジング4′とから構成され
ている。
リード線6′は複数本であるので結束テープ
8′を用いて数個所束ねている。下部ハーネスは
図示していないが、上部ハーネス2′と同じ構成
をとつている。
接続具にかぶせた筒状のポリエチレンシートか
らなる防水カバー9′は下方が開口しており、上
部リード線6′に固定テープ7′を用いて止められ
ている。固定テープ7′はスパイラルに巻装して
防止カバー9′が脱落することがないように止め
るとともに、固定テープの巻き目から水滴が入ら
ないようにしている。
また固定テープ7′の巻き部分は長くとつてお
き、この巻き部分を二つに折り曲げるとともに、
固定テープ7′の巻かれていないところを折り返
して全体としてS字状になるように折り曲げてい
る。このS字状なる折り曲げ部を幅の広いテープ
等の固定具8″でS字状に保持する。
下部ハーネスの接続具は防止カバー9′の内部
にあつて、上部ハーネス2′の接続具と接続され
るものである。
防水カバー9′は下部が大きく開口しているの
で下部ハーネスの接続具との接続は行い易いもの
である。固定具8″は幅広のテープのかわりに針
金を用いてもよい。またS字状に折り曲げられた
部分を全体で抑えないで、固定テープ7′の巻か
れている部分、あるいは固定テープ7′の巻かれ
ている一方と固定テープ7′の巻かれていない部
分を抑えるようにしてもよい。
上部ハーネス2′のリード線6′に付着した水滴
はリード線6′を伝わつて流下するが、S字状に
折り曲げられている折り曲げ下端から落下するの
で、リード線6′と固定テープ7′の〓間を通つて
接続具のハウジング4′内に水滴が浸入すること
はない。
また上部折り曲げ部分のところまで固定テープ
7′を巻いたのは、ここから水滴が浸入するのを
防ぐためである。すなわち、水滴の付着は上下部
ハーネスの全体に及ぶから、もし上部折り曲げ部
分に固定テープ7が巻かれてなく、リード線6′
が露出していると、ここに付着した水滴は下方に
あるリード線6′と固定テープ7′の〓間から浸入
し、接続具の内部に流入してしまうのである。こ
れを防ぐために、上部折り曲げ部分をも固定テー
プ7′でおおうようにしたのである。
上下に走る上下ハーネスは、洗たく機の運転振
動等により洗たく機本体の外枠内壁に接触するこ
とがある。接続具に水滴が流入し、しかもリード
線に水滴がついていたりすると、外枠に漏電する
ことがあり、極めて危険である。漏電に至らない
にしても、接続具内部に水が浸入し、絶縁抵抗が
低下して接続具内部のシヨートにより接続具が破
損することもあり得る。本考案によればこのよう
な不具合は抑えられるのである。
〔考案の効果〕
本考案によれば上下ハーネスの接続具内部に水
滴が浸入するのを防止できるので漏電の危険を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図は従来のハーネス構造
を示すもので、第1図は洗濯機の概略図、第3図
は上部ハーネスの拡大図、第4図は接続具の断面
図、第2図は本考案の一実施例を示すもので上部
ハーネスの拡大図である。 1……洗濯機、2,2′……上部ハーネス、3
……下部ハーネス、4,4′……接続具のハウジ
ング、5……接続端子、6,6′……リード線、
7,7′……固定テープ、8″……固定具、9,
9′……防水カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯機本体上部の電気部品と本体下部のモータ
    等の電気部品を、上部ハーネス及び下部ハーネス
    を用いて接続し、上部及び下部ハーネスは複数の
    リード線及び内部に接続端子を有する接続具ハウ
    ジングでそれぞれ構成し、上部及び下部ハーネス
    の接続具ハウジングを被う絶縁性の防水カバーを
    上部ハーネスに取り付けるとともに、この取り付
    け部に固定テープを巻装したものにおいて、固定
    テープを施した上記取り付け部を含む上部ハーネ
    スのリード線を固定具によりS字状に折り曲げて
    固定したことを特徴とする洗濯機のハーネス構
    造。
JP2374388U 1988-02-26 1988-02-26 Expired - Lifetime JPH0517038Y2 (ja)

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JP2374388U JPH0517038Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

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JP2374388U JPH0517038Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26

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JPH01128781U JPH01128781U (ja) 1989-09-01
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