JPH05170356A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH05170356A
JPH05170356A JP3336958A JP33695891A JPH05170356A JP H05170356 A JPH05170356 A JP H05170356A JP 3336958 A JP3336958 A JP 3336958A JP 33695891 A JP33695891 A JP 33695891A JP H05170356 A JPH05170356 A JP H05170356A
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JP3336958A
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English (en)
Inventor
Junichi Tanigawa
淳一 谷川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿検出手段又は光検出手段からの信号によ
って搬送ユニットが非全閉位置になったことを判断する
制御手段を構成することにより、低コストで小型の画像
読取装置を提供する。 【構成】 第1原稿検出センサー26a及び第2原稿検出
センサー26bは、上搬送ユニット20が全閉位置でなけれ
ば搬送路内において原稿を検出できないように配置され
ている。挿入口20aから原稿束がセットされ、原稿の分
離搬送が開始された後に設定された時間だけ第1原稿検
出センサー26aと第2原稿検出センサー26bが継続して未
検出状態であった場合、制御部は上搬送ユニット20が非
全閉位置になったものと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置,複
写装置等の画像読取装置に係り、特に装置本体と共に原
稿を挾持する開閉可能な搬送ユニットを備えた画像読取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の画像読取装置の一例を示
す構成図である。
【0003】1は装置本体であり、20は装置本体1に対
して回動軸20aを中心として回動することにより開閉可
能な上搬送ユニットである。
【0004】装置本体1は、コンタクトガラス2の方向
に照射光L1照射する蛍光灯3,コンタクトガラス2上
で反射された反射光L2をミラー4及びレンズ5を介し
て検出する受光素子6等を備える。
【0005】また、上搬送ユニット20内には複数のロー
ラ21,22,23が配置されており、ローラ21,22,23は、
上搬送ユニット20が閉状態において装置本体1のローラ
7,8,9と共に原稿を分離搬送するためのローラ対を
構成している。
【0006】上搬送ユニット20に形成された挿入口20b
に挿入された原稿束は、ストッパー24に先端を当接さ
せ、かつ押圧板25によって上方から押圧された状態で、
第1原稿検出センサー26aによって検出される。図示を
省略した制御部は、第1原稿検出センサー26aから出力
された原稿検出信号−1によって原稿束がセットされた
ことを判断し、また原稿検出信号−1がオフすることに
よりすべての原稿が搬送されたことを判断する。
【0007】制御部は、原稿束が挿入口20bにセットさ
れた状態で図示しないホスト装置等からの読取信号が入
力すると、ピックアップコロ10を回転させると共に、ス
トッパー24を先端が僅かに持上がるように回転させ、原
稿束の中から下方のものをローラ21及びローラ7から構
成される分離搬送ローラ対に移動させる。分離搬送ロー
ラ対によって一枚に分離された原稿は、ローラ8,22に
よって搬送され、第2原稿検出センサー26bによって検
出される。
【0008】制御部は、第2原稿検出センサー26bから
出力された原稿検出信号−2に同期させて蛍光灯3を点
灯させ、コンタクトガラス2上に移動する原稿に形成さ
れている画像を受光素子6によって読取らせる。また原
稿検出信号−2がオフすることにより、制御部は原稿の
後端部を判断して原稿の読取りを終了させる。画像が読
取られた原稿は、ローラ9,23によって搬送されて排紙
トレー27に排出される。
【0009】また、制御部は第1原稿検出センサー26a
及び第2原稿検出センサー26bからの信号によって、先
に搬送された原稿と、後に搬送される原稿との搬送路内
における搬送間隔を一定距離にするように、それぞれの
原稿の搬送開始タイミングを制御する。
【0010】また、原稿画像の読取りは、画像を正常に
読取るため原稿をコンタクトガラス2に近接させた読取
位置で行う必要がある。上搬送ユニット20には、コンタ
クトガラス2上に搬送されてきた原稿をコンタクトガラ
ス2の読取位置に保持するためのガイド板28が配置され
ている。しかし、原稿搬送時に上搬送ユニット20が完全
に閉っていない場合、ガイド板28とコントタクトガラス
2とが、所定の距離よりも離間するため、原稿を読取位
置に保持することができなくなり、正常に原稿画像を読
取ることができなくなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の画像読取装
置においては、上搬送ユニット20が非全閉位置にあると
きに画像読取りが行われることを防止するため、装置本
体1に上搬送ユニット20に対する開閉検出センサー11を
設けてあり、制御部は開閉検出センサー11からの信号に
よって、上搬送ユニット20の位置を判断し、上搬送ユニ
ット20が全閉位置にない場合、ユーザーに対するアラー
ム表示や装置に対するインターロック制御を行い、また
開閉検出センサー11からの信号によって上搬送ユニット
20が全閉位置なったことを判断した場合、アラーム表示
やインターロック制御のリセット処理を行う。
【0012】しかし、上記の画像読取装置は、上搬送ユ
ニット20に対する開閉検出センサー11を備えなければア
ラーム表示及びインターロック制御、又はアラーム表示
及びインターロック制御に対するリセット信号を行うこ
とができないため、使用するセンサー数が多くなるので
コスト低減が困難であり、さらに開閉検出センサー11の
取付スペースも必要となるので装置の小型化も困難とな
る。
【0013】本発明の目的は、原稿検出手段又は光検出
手段からの信号によって搬送ユニットの非全閉位置を判
断する制御手段を構成することにより、低コストで小型
な画像読取装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、原稿を搬送路に沿って搬送する搬送手段
と、装置本体に対して開閉自在であり、かつ全閉位置で
装置本体と共に前記搬送路を構成する搬送ユニットとを
備えた画像読取装置において、前記搬送ユニットが全閉
位置で搬送路内の原稿を検出するための原稿検出手段を
所定の位置に複数設け、しかも原稿搬送時にすべての原
稿検出手段が、未検出状態を予め設定された時間継続し
た場合、搬送ユニットが非全閉位置になったと判断する
制御手段を設けたことを特徴とする。
【0015】また、原稿画像の読取位置に対して光を照
射する光照射手段と、前記読取位置で反射された前記光
を検出するための光検出手段と、装置本体に対して開閉
自在であり、かつ全閉位置で読取位置に原稿を保持する
搬送ユニットとを備えた画像読取装置において、原稿画
像の読取時に、前記光検出手段によって原稿から読取位
置までの距離の変化に対応した光強度の変化を検出さ
せ、しかも前記光強度の変化を監視することにより、又
は検出されている光の光強度と予め設定されている基準
光強度とを比較することにより、前記搬送ユニットが非
全閉位置にあることを判断する制御手段を備えたことを
特徴とする。
【0016】さらに、前記搬送ユニットを、全閉位置に
おいて前記光照射手段からの光を前記光検出手段に対し
て所定の光強度で反射するように構成し、しかも前記制
御手段によって原稿が装置にセットされている場合に光
照射手段を駆動させ、さらに原稿画像の非読取時に搬送
ユニットの移動に対応した前記光強度の変化を監視する
ことにより、又は検出されている光の光強度を前記基準
光強度と比較することにより、前記搬送ユニットが非全
閉位置にあることを判断するように構成したことを特徴
とする。
【0017】さらに、前記制御手段によって、前記基準
光強度を前記光照射手段の設置位置における雰囲気温
度、又は消灯状態にあった光照射手段が点灯開始してか
らの時間に対応させて補正するように構成したことを特
徴とする。
【0018】さらに、前記制御手段によって、前記基準
光強度を前記光照射手段の累計点灯時間に対応させて補
正するように構成したことを特徴とする。
【0019】さらに、前記制御手段によって前記搬送ユ
ニットが非全閉位置にあると判断された場合、表示部に
対して搬送ユニットが非全閉位置にあることをアラーム
として表示させ、しかも前記アラームを解除するための
操作部が操作されることにより、制御手段がアラームの
表示をオフさせ、かつ搬送ユニットの全閉を認識するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0020】
【作用】上記の手段によれば、搬送ユニットが全閉位置
において搬送路内の原稿を検出するための複数の原稿検
出手段と、原稿検出手段からの検出信号が入力して論理
的な判断を行う制御手段とによって、原稿搬送時にすべ
ての原稿検出手段が未検出状態を設定時間だけ継続した
ことにより、搬送ユニットが非全閉位置になったことを
判断できる。
【0021】また、全閉位置で原稿を読取位置に保持す
る搬送ユニットと、原稿の読取時に光強度の変化を検出
するための光検出手段と、光検出手段からの信号が入力
して論理的な判断を行う制御手段とによって、光強度の
変化を監視することにより、又は検出された光強度と基
準光強度を比較することにより、原稿読取時に搬送ユニ
ットが非全閉位置にあることを判断できる。
【0022】さらに、全閉位置において光照射手段から
の光を所定の光強度で光検出手段に対して反射する搬送
ユニットと、装置に原稿がセットされている場合に光検
出手段からの信号が入力して論理的な判断を行う制御手
段によって、搬送ユニットからの反射光の光強度の変化
を監視することにより、又は検出された光強度を基準光
強度と比較することにより、原稿セット時に搬送ユニッ
トが非全閉位置にあることを判断できる。
【0023】さらに、前記基準光強度を光照射手段の設
置位置における雰囲気温度、及び光照射手段が点灯開始
してからの時間に対応させて補正する制御手段によっ
て、実際の光強度に対応する基準光強度を高精度に算出
できる。
【0024】さらに、前記基準光強度を光照射手段の累
計点灯時間に対応させて補正する制御手段によって、実
際の光強度に対応する基準光強度を高精度に算出でき
る。
【0025】さらに、表示部に対して搬送ユニットが非
全閉位置にあることをアラーム表示させ、しかも操作部
からの信号が入力する制御手段によって、ユーザー等に
対してはアラームを表示でき、しかも操作部を操作する
ことにより、制御手段に対して搬送ユニットが全閉であ
ることを認識させることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0027】以下の各図面において図6に基づいて説明
した部材に対応する部材については、同一符号を付して
説明を省略する。
【0028】図1は、本発明の第1実施例を示す構成図
である。
【0029】図2は、第1実施例における制御部の説明
図である。
【0030】上搬送ユニット20の第1原稿検出センサー
26a及び第2原稿検出センサー26bは、上搬送ユニット20
が全閉位置でなければ、搬送路内の原稿を検出できない
位置にそれぞれ配置されている。
【0031】また、図2に示すように制御部30は、第1
原稿検出センサー26a,第2原稿検出センサー26b,表示
操作部31等に対して各種の信号の入出力を行う。
【0032】図3は、第1実施例における原稿検出セン
サーの原稿検出信号のタイミングチャートである。
【0033】装置に原稿束がセットされると第1原稿検
出センサー26aがオンする。ここで第1原稿検出センサ
ー26aは、挿入口20b内の所定の位置に原稿がセットされ
ている状態ではオン状態を継続する。
【0034】セットされている原稿が搬送開始される
と、t1秒後に第2原稿検出センサー26bがオンし、t
2秒間オン状態を継続する。さらに原稿を連続搬送して
いる場合、第2原稿検出センサー26bはt2秒間オン状
態を継続した後にオフし、t1秒後に再びオン状態とな
る。以後、原稿搬送が継続している期間、同じサイクル
で第2原稿検出センサー26bはオン,オフを繰り返す。
ここで、時間t1秒は先に搬送された原稿の後端と後に
搬送された原稿の先端との距離に対応し、また時間t2
秒は原稿の搬送方向の長さに対応する時間である。
【0035】制御部30は、第2原稿検出センサー26bの
原稿検出信号−2がオフしている期間に破線A1で示す
ように、第1原稿センサー26aの原稿検出信号−1がオ
フし、さらに原稿検出信号−1がオフしてからt1秒経
過しても再び原稿検出信号−2がオンしない場合、上搬
送ユニット20が非全閉位置に移動したものと判断する。
また制御部30は、時間t1及び時間t2より短く設定さ
れた時間t3より短い時間内に破線B1で示すように原
稿検出信号−1がオフし、続いて原稿検出信号−2がオ
フした場合にも、上搬送ユニット20が非全閉位置に移動
したものと判断する。
【0036】この時、制御部30は表示操作部31に対して
読取可能信号の出力を中止して読取可能ランプ31aを消
灯させ、さらに搬送ユニット開信号を出力して搬送ユニ
ット異常ランプ31bを点灯させる。また、制御部30は搬
送ユニット開信号を出力すると共に、図示を省略した装
置のエンジン部に対してインターロック制御を行い、原
稿搬送や画像読取等の装置の動作を強制的に停止させ
る。
【0037】ユーザーは、搬送ユニット異常ランプ31b
によって上搬送ユニット20が全閉位置にないことを判断
すると、搬送途中の原稿を搬送路内から回収した後に上
搬送ユニット20を全閉位置に移動させ、アラームリセッ
トボタン31cを押下する。
【0038】制御部30は、アラームリセットボタン31c
が押下されることにより出力されたアラームリセット信
号によって、上搬送ユニット20が全閉位置にあると認識
し、エンジン部に対するインターロック制御を中止す
る。
【0039】以上、説明したように第1実施例によれ
ば、装置にセットされた原稿に対する搬送時に、第1原
稿検出センサー26a及び第2原稿検出センサー26bから信
号が所定時間継続して出力されないことにより、制御部
30によって上搬送ユニット20が非全閉位置に移動したこ
とを判断できるため、さらにアラームリセットボタン31
cを押下することにより、アラームリセット信号を出力
させて制御部に対してアラームのリセット処理を行わせ
ることができるため、搬送ユニット20に対する開閉検知
を行うためのセンサーが不要となるので、装置に使用さ
れるセンサーの個数を減少でき、さらにセンサーの設置
スペースを省略することができる。
【0040】図4は、本発明の第2実施例を示す構成図
である。
【0041】全閉位置にある上搬送ユニット20におい
て、コンタクトガラス2の対向位置に配置されたガイド
板29の対向面29aは、所定の反射率を備える白色の塗料
が塗布されている。
【0042】図示を省略した制御部は、第1原稿検出セ
ンサー26aが挿入口20bにセットされた原稿束を検知した
とき、蛍光灯3を点灯開始させ、すべての原稿が搬送完
了したと判断されるまで継続して蛍光灯3を点灯させ
る。蛍光灯3の照射光L1は対向面29aによって受光素
子6方向に反射され、反射光L2は受光素子6によって
光強度が検出される。
【0043】図5は、第2実施例における上搬送ユニッ
トの開閉位置に対応する光強度の変化を示す特性図であ
る。
【0044】受光素子6によって検出される対向面29a
からの反射光L2の光強度は、上搬送ユニット20が全閉
位置から係止機構によって係止されていない不完全な閉
位置となった場合、反射光L2の光軸が変位すること
や、対向面29aと蛍光灯3との距離が変化することによ
り急峻に低下する。
【0045】また、原稿画像の読取時においても上搬送
ユニット20が不完全な閉位置となった場合、コンタクト
ガラス2の対向位置において読取位置に原稿を保持する
ガイド板29が所定の位置から変位するので、原稿からの
反射光L2の光強度も、正常に原稿を読取っているとき
とは異なるパターンで急峻に低下する。
【0046】制御部は、光強度の一定値以上の変化を監
視して、さらに光強度に一定値以上の変化があった場
合、検出された光強度を基準光強度と比較し、検出され
た光強度が基準光強度よりも低いとき、上搬送ユニット
20が全閉位置から移動したと判断する。
【0047】第2実施例の制御部も、上搬送ユニット20
が非全閉位置にあると判断した場合、前述した第1実施
例の制御部と同様にアラーム表示及びインターロック制
御を行う。
【0048】前述した基準光強度は、蛍光灯3からの照
射光L1の光強度が変化する場合、蛍光灯3の光強度に
対応させて補正を行う。
【0049】一般に点灯開始直後において蛍光灯3の光
強度は不安定であり、さらに雰囲気温度による影響を受
けやすい。
【0050】図7は、蛍光灯の点灯開始後の経過時間と
光強度の変化とを示す特性図である。
【0051】図7においては雰囲気温度が5℃以下にお
ける光強度の変化を実線で示し、また36℃以上における
光強度の変化を破線で示している。光強度は雰囲気温度
によって異る変化を示すが、点灯開始後、約60秒で同一
レベルの安定光強度VHとなる。
【0052】また、安定状態における安定光強度V
Hは、蛍光灯3の累計点灯時間に対応して変化する。
【0053】図8は、蛍光灯の累計点灯時間と光強度の
変化とを示す特性図である。
【0054】図8における縦軸は初期の光強度を1.00と
した場合の光強度比Rであり、横軸は累計点灯時間であ
る。
【0055】蛍光灯3の光強度は、累計点灯時間の増加
と共に徐々に減少する。
【0056】本実施例における制御部のメモリーには、
雰囲気温度及び点灯開始後経過時間に対応する光強度を
データとして設定されたデータテーブルが構成されてい
る。
【0057】表1にメモリーに構成されたデータテーブ
ルの一例を示す。
【0058】
【表1】
【0059】さらに、制御部のメモリーには累計点灯時
間に対応する光強度比Rを記憶させており、制御部は実
際の累計点灯時間に対応する光強度比Rによって、表1
のデータテーブルの光強度V及び安定光強度VHを補正
する。
【0060】制御部は、点灯後0秒から60秒においては
表1のデータテーブルの光強度V及び60秒以後は安定光
強度VHに所定の係数α(0<α<1)を乗算して基準光
強度を算出する。
【0061】制御部によって上搬送ユニット20が非全閉
位置になったことを検出するための基準光強度を雰囲気
温度,点灯後の経過時間又は累計点灯時間に対応させて
補正することにより、基準光強度を高精度に算出して設
定できる。
【0062】以上、説明したように本発明の第1実施例
又は第2実施例によれば、上搬送ユニット20が非全閉位
置になったことを、上搬送ユニット20に対する開閉検出
センサーを設けることなく検出できるため、使用するセ
ンサーを減少でき、さらにセンサーの設置スペースも減
少できるので低コストで小型な画像読取装置を提供でき
る。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
複数の原稿検出手段と、原稿検出手段からの信号が入力
する制御手段とによって、原稿検出手段が未検出状態を
設定時間だけ継続したことにより、原稿搬送時に搬送ユ
ニットが非全閉位置になったことを判断でき、また原稿
を読取位置に保持する搬送ユニットと、光検出手段と、
光検出手段からの信号が入力する制御手段とによって、
光強度の変化を監視することにより、又は光強度を基準
光強度と比較することにより、原稿読取時に搬送ユニッ
トが非全閉位置にあることを判断でき、さらに全閉位置
において光を所定の強度で光検出手段に対して反射する
搬送ユニットによって、光強度の変化を監視することに
より、又は光強度を基準光強度と比較することにより、
原稿セット時に搬送ユニットが非全閉位置にあることを
判断でき、以上の結果として搬送ユニットの開閉に対す
るセンサー等の検出手段を単独に設ける必要がなくな
り、使用するセンサー等の個数を減少できるため、装置
コストの低減及び装置の小型化が可能となり、さらに前
記基準光強度を雰囲気温度及び光照射手段の点灯開始し
てからの時間、若しくは光照射手段の累計点灯時間によ
って補正することにより、基準光強度を高精度に算出で
きるので、搬送ユニットの位置検出を高精度に行え、さ
らに表示部に対して搬送ユニットが非全閉位置にあるこ
とをアラーム表示させ、しかも制御手段が操作部からの
信号が入力することにより搬送ユニットの全閉位置を認
識する制御手段によって、ユーザー等はアラーム内容を
確認することにより、搬送ユニットを全閉位置にするこ
とができ、しかもユーザー等が操作部を操作することに
より、例えば、制御手段によってアラーム状態のリセッ
ト処理を行わせることができる画像読取装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】第1実施例における制御部の説明図である。
【図3】第1実施例における原稿検出センサーの原稿検
出信号のタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図5】第2実施例における上搬送ユニットに対応する
光強度の変化を示す特性図である。
【図6】従来の画像読取装置の一例を示す構成図であ
る。
【図7】蛍光灯の点灯開始後の経過時間と光強度の変化
とを示す特性図である。
【図8】蛍光灯の累計点灯時間と光強度の変化とを示す
特性図である。
【符号の説明】
1…装置本体、 3…蛍光灯、 6…受光素子、 20…
上搬送ユニット、 26a…第1原稿検出センサー、 26b
…第2原稿検出センサー、 29…ガイド板、29a…対向
面、 30…制御部、 31…表示操作部、 31b…搬送ユ
ニット異常ランプ、 31c…アラームリセットボタン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送路に沿って搬送する搬送手段
    と、装置本体に対して開閉自在であり、かつ全閉位置で
    装置本体と共に前記搬送路を構成する搬送ユニットとを
    備えた画像読取装置において、前記搬送ユニットが全閉
    位置で搬送路内の原稿を検出するための原稿検出手段を
    所定の位置に複数設け、しかも原稿搬送時にすべての原
    稿検出手段が、未検出状態を予め設定された時間継続し
    た場合、搬送ユニットが非全閉位置になったと判断する
    制御手段を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像の読取位置に対して光を照射す
    る光照射手段と、前記読取位置で反射された前記光を検
    出するための光検出手段と、装置本体に対して開閉自在
    であり、かつ全閉位置で読取位置に原稿を保持する搬送
    ユニットとを備えた画像読取装置において、原稿画像の
    読取時に、前記光検出手段によって原稿から読取位置ま
    での距離の変化に対応した光強度の変化を検出させ、し
    かも前記光強度の変化を監視することにより、又は検出
    されている光の光強度と予め設定されている基準光強度
    とを比較することにより、前記搬送ユニットが非全閉位
    置にあることを判断する制御手段を備えたことを特徴と
    する画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送ユニットを、全閉位置において
    前記光照射手段からの光を前記光検出手段に対して所定
    の光強度で反射するように構成し、しかも前記制御手段
    によって原稿が装置にセットされている場合に光照射手
    段を駆動させ、さらに原稿画像の非読取時に搬送ユニッ
    トの移動に対応した前記光強度の変化を監視することに
    より、又は検出されている光の光強度を前記基準光強度
    と比較することにより、前記搬送ユニットが非全閉位置
    にあることを判断するように構成したことを特徴とする
    請求項2の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段によって、前記基準光強度
    を前記光照射手段の設置位置における雰囲気温度、又は
    消灯状態にあった光照射手段が点灯開始してからの時間
    に対応させて補正するように構成したことを特徴とする
    請求項2又は請求項3の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段によって、前記基準光強度
    を前記光照射手段の累計点灯時間に対応させて補正する
    ように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4
    の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段によって前記搬送ユニット
    が非全閉位置にあると判断された場合、表示部に対して
    搬送ユニットが非全閉位置にあることをアラームとして
    表示させ、しかも前記アラームを解除するための操作部
    が操作されることにより、制御手段がアラームの表示を
    オフさせ、かつ搬送ユニットの全閉を認識するように構
    成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6の画像読
    取装置。
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