JPH05170136A - 自動車の後部車体構造およびその組立方法 - Google Patents

自動車の後部車体構造およびその組立方法

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JPH05170136A
JPH05170136A JP3338679A JP33867991A JPH05170136A JP H05170136 A JPH05170136 A JP H05170136A JP 3338679 A JP3338679 A JP 3338679A JP 33867991 A JP33867991 A JP 33867991A JP H05170136 A JPH05170136 A JP H05170136A
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JP
Japan
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package tray
body structure
mounting
vehicle
automobile
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Application number
JP3338679A
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English (en)
Inventor
Toshinori Sakamoto
敏則 坂本
Koji Nakao
浩二 中尾
Hideki Ono
英樹 小野
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の軽量化と車体剛性の確保とを図り且つ
パッケージトレイの組付性の向上を図り得るようにする
とともに、パッケージトレイを車室内空気の排出通路と
して利用できるようにする。 【構成】 リヤウインド1の下方におけるリヤシート2
後方に収納空間3を有する自動車の後部車体構造におい
て、前記リヤウインド1の下端部を支持するとともに両
サイドパネル4,4間を連結するリヤデッキメンバ5と
前記リヤシート2との間に、合成樹脂製閉断面構造のパ
ッケージトレイ6を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車の後部車体構
造およびその組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リヤウインドの下方であってリ
ヤシートの後方に収納空間を有するタイプの自動車にお
いては、該収納空間の上方をパッケージトレイで覆蓋す
る構成とされることとなっており、従来から良く知られ
ているものでは、パッケージトレイにリヤウインドの下
端部を支持するリヤデッキメンバを一体形成するように
したものがある(例えば、実開昭61ー117066号
公報参照)。
【0003】そして、上記公知例の場合、リヤデッキメ
ンバは、後に組み付けられるリヤウインドを支持するた
めに必要なので、ボディ組立ラインにおいて予め組み付
けなければならないところから、これと一体構成とされ
ているパッケージトレイも必然的にボディ組立ラインで
組み付けられることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにボディ組
立ラインにおいてパッケージトレイが組み付けられてし
まうと、パッケージトレイ付近に後から組み付けられる
部品(例えば、サスペンション装置等)の組付に支障をき
たす場合がある。
【0005】即ち、サスペンション装置上端を支持する
サスタワーの上方までパッケージトレイで覆うようにし
た場合、サスペンション装置の上方からの組付がパッケ
ージトレイに邪魔されてできなくなるため、パッケージ
トレイのサスタワー上方部分を切除する等の工夫を凝ら
す必要が生ずる。
【0006】上記のような不具合を解消することは、自
動車の後部車体構造における解決を要する課題となって
いる。
【0007】本願発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、パッケージトレイをリヤデッキ
メンバから分離し且つパッケージトレイを合成樹脂製閉
断面構造とすることにより、軽量化と車体剛性の確保と
を図り且つパッケージトレイの組付性の向上を図り得る
ようにするとともに、パッケージトレイを車室内空気の
排出通路として利用できるようにすることを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、リヤウインドの下
方におけるリヤシート後方に収納空間を有する自動車の
後部車体構造において、前記リヤウインドの下端部を支
持するとともに両サイドパネル間を連結するリヤデッキ
メンバと前記リヤシートとの間に、合成樹脂製閉断面構
造のパッケージトレイを設けている。
【0009】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1記載の自動車の後部車
体構造において、前記パッケージトレイを、上下方向に
貫通するスピーカ取付穴を有するブロー成形品により構
成している。
【0010】請求項3の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1あるいは2記載の自動
車の後部車体構造において、前記パッケージトレイに、
車室内空気の入口および出口を形成して、該パッケージ
トレイ内の空間部を車室内空気の排出経路としている。
【0011】請求項4の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1〜3のいずれかに記載
の自動車の後部車体構造において、前記パッケージトレ
イの車幅方向両端部に板状の取付部を一体形成するとと
もに、該取付部を、サスペンション装置を支持すべく構
成されたサスタワー上面から突出された取付ボルトに対
して固定するようにしている。
【0012】請求項5の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、リヤウインドの下端部を支持すると
ともに両サイドパネル間を連結するリヤデッキメンバと
リヤシートとの間に合成樹脂製閉断面構造のパッケージ
トレイを組み付けるに当たって、サスペンション装置の
取付ボルトをサスタワーを貫通させて突出させた後、該
取付ボルトに対して前記パッケージトレイの車幅方向両
端部に形成された板状の取付部を共締めするようにして
いる。
【0013】請求項6の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項5記載の自動車の後部車
体組立方法において、前記リヤデッキメンバを、アッパ
部材とロア部材とによる閉断面構造とするとともに、前
記ロア部材の車幅方向端部を、サイドパネルの内面側を
構成するインナ部材上に接合した後、ロア部材の車幅方
向端部上にサイドパネルの外面側を構成するアウタ部材
を接合するようにしている。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
【0015】即ち、リヤデッキメンバとパッケージトレ
イとが分離された構成とされているため、パッケージト
レイの後組付(即ち、ボディ組立後の組付)が可能とな
る。
【0016】請求項2の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0017】即ち、スピーカ取付穴がパッケージトレイ
の成形と同時に形成できることとなる。
【0018】請求項3の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0019】即ち、ドア閉止時等においてパッケージト
レイの内部空間を通って車室内空気の排出がなされるこ
ととなる。
【0020】請求項4の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0021】即ち、パッケージトレイの組付をサスペン
ション装置の取付ボルトを利用して行うことができる。
【0022】請求項5の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0023】即ち、パッケージトレイの組付とサスペン
ション装置の組付とを上方からの作業により同時に行う
ことができる。
【0024】請求項6の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0025】即ち、リヤデッキメンバにおけるロア部材
の車幅方向端部が、サイドパネルを構成するインナ部材
とアウタ部材との間に挟った状態で結合されることとな
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リヤウインド
の下方におけるリヤシート後方に収納空間を有する自動
車の後部車体構造において、前記リヤウインドの下端部
を支持するとともに両サイドパネル間を連結するリヤデ
ッキメンバと前記リヤシートとの間に、合成樹脂製閉断
面構造のパッケージトレイを設けるようにして、リヤデ
ッキメンバとパッケージトレイとが分離された構成とし
たので、パッケージトレイの後組付(即ち、ボディ組立
後の組付)が可能となり、パッケージトレイ自身の組付
は勿論のこと、パッケージトレイ付近に組み付けられる
部品(例えば、サスペンション装置等)の組付も容易とな
るという優れた効果がある。
【0027】また、請求項1の発明によれば、パッケー
ジトレイが合成樹脂製閉断面構造となしているので、軽
量で十分な剛性を有するものとなり、車体の軽量化およ
び剛性確保に大いに寄与するという効果もある。
【0028】請求項2の発明によれば、パッケージトレ
イを、上下方向に貫通するスピーカ取付穴を有するブロ
ー成形品により構成するようにしているので、スピーカ
取付穴がパッケージトレイの成形と同時に形成できるこ
ととなり、スピーカ取付穴の形成作業が不要となるとい
う優れた効果がある。
【0029】請求項3の発明によれば、パッケージトレ
イに、車室内空気の入口および出口を形成して、ドア閉
止時等においてパッケージトレイの内部空間を通って車
室内空気の排出がなされようにしたので、パッケージト
レイ内を排出空気通路に兼用できることとなり、特別な
排出空気通路を車体部分に形成する必要がなくなって車
体構造の簡略化が図れるという優れた効果がある。
【0030】請求項4の発明によれば、パッケージトレ
イの車幅方向両端部に板状の取付部を一体形成するとと
もに、該取付部を、サスペンション装置を支持すべく構
成されたサスタワー上面から突出された取付ボルトに対
して固定するようにしたので、パッケージトレイの組付
をサスペンション装置の取付ボルトを利用して行うこと
ができることとなり、パッケージトレイの組付性が著し
く向上するという優れた効果がある。
【0031】請求項5の発明によれば、リヤウインドの
下端部を支持するとともに両サイドパネル間を連結する
リヤデッキメンバとリヤシートとの間に合成樹脂製閉断
面構造のパッケージトレイを組み付けるに当たって、サ
スペンション装置の取付ボルトをサスタワーを貫通させ
て突出させた後、該取付ボルトに対して前記パッケージ
トレイの車幅方向両端部に形成された板状の取付部を共
締めするようにしたので、パッケージトレイの組付とサ
スペンション装置の組付とを上方からの作業により同時
に行うことができることとなり、パッケージトレイおよ
びサスペンション装置の組付性が著しく向上するという
効果がある。
【0032】請求項6の発明によれば、リヤデッキメン
バを、アッパ部材とロア部材とによる閉断面構造とする
とともに、前記ロア部材の車幅方向端部を、サイドパネ
ルの内面側を構成するインナ部材上に接合した後、ロア
部材の車幅方向端部上にサイドパネルの外面側を構成す
るアウタ部材を接合するようにして、ロア部材の車幅方
向端部が、サイドパネルを構成するインナ部材とアウタ
部材との間に挟った状態で結合されるようにしたので、
リヤデッキメンバとサイドパネルとの結合部の剛性が強
化されることとなり、車体後部の強度向上に大いに寄与
するという優れた効果がある。
【0033】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
【0034】実施例1 図1ないし図6には、本願発明の実施例1にかかる自動
車の後部車体構造が示されている。本実施例は、請求項
1〜6の発明に対応するものである。
【0035】本実施例の自動車の後部車体後部において
は、図6に示すように、リヤウインド1の下方であって
リヤシート2の後方に収納空間3が形成されており、前
記リヤウインド1の下端部を支持するとともに左右のサ
イドパネル4,4(図5参照)間を連結するリヤデッキメ
ンバ5と前記リヤシート2との間には、前記収納空間3
を覆蓋するパッケージトレイ6が設けられている。符号
7はフロアパネル、8はトランクリッド、9はルーフパ
ネルである。
【0036】前記リヤデッキメンバ5は、図5に示すよ
うに、相互に接合される細長いアッパ部材10とロア部
材11とによる閉断面構造とされており、該アッパ部材
10の前部には、前記パッケージトレイ6の後端部が係
止される段部12が形成されている。また、このアッパ
部材10の後端には、レインレール13が一体に延設さ
れている。
【0037】そして、このリヤデッキメンバ5は、前記
ロア部材11の車幅方向端部11aを前記サイドパネル
4の内面側を構成するインナ部材14上(具体的には、
インナ部材14上端に水平方向に延設されたフランジ部
14a上)に接合せしめた後、その上にサイドパネル4の
外面側を構成するアウタ部材15(具体的には、アウタ
部材15の上端に水平方向に延設されたフランジ部15
aを接合せしめることによりサイドパネル4に結合され
ることとなっており、その後ロア部材11に対してアッ
パ部材10が接合せしめられる。
【0038】このように構成したことにより、ロア部材
11の車幅方向端部11aが、サイドパネル4を構成す
るインナ部材14とアウタ部材15との間に挟った状態
で結合されることとなり、リヤデッキメンバ5とサイド
パネル4との結合部の剛性が強化されることとなる。従
って、車体後部の強度向上に大いに寄与する。
【0039】一方、前記パッケージトレイ6は、図1な
いし図4に示すように、合成樹脂のブロー成形によって
閉断面構造を有するように製作されており、上下方向に
貫通する左右一対のスピーカ取付穴16,16と該スピ
ーカ取付穴16,16間にあって上下方向に貫通する矩
形状の救急箱収納用穴17がブロー成形時に形成される
こととなっている。符号23はスピーカ、24はスピー
カ23を取り付けるための環状リブである。
【0040】また、前記パッケージトレイ6の車幅方向
両端部には、サスペンション装置18の上端が取り付け
られるサスタワー19に上面に当接されるべき板状の取
付部6a,6aが一体に形成されている。
【0041】さらに、前記パッケージトレイ6の前端面
および後端面には、車室内空気の入口20および出口2
1がそれぞれ形成されており、該出口21は、前端リヤ
デッキメンバ5におけるアッパ部材10に形成された連
通穴22を介してリヤデッキメンバ5内の空間に連通せ
しめられることとなっている。このことにより、ドア閉
止時等において、車室内空気Fが、パッケージトレイ6
内の空間、リヤデッキメンバ5内の空間を通って車室外
へ排出され得ることとなるのである。
【0042】前記サスペンション装置18は、全体構成
が図示省略されており、構成の一部であるショックアブ
ソーバ25の上部のみが図示されている。
【0043】該ショックアブソーバ25は、上下スプリ
ング受26,27間に介設されたスプリング28を備え
ており、上部スプリング受26上面に固着された取付板
29には、3個の取付ボルト30,30,30が上向きに
固着されている。符号31は取付板29を固着するため
のボルト、32は該ボルト31に螺着されるナットであ
る。そして、前記各取付ボルト30は、前記サスタワー
19に形成された取付孔33を貫通して上方に突出せし
められることとなっている。
【0044】前記パッケージトレイ6における取付部6
aには、前記取付ボルト30,30,30が挿通されるべ
き取付孔34,34,34が形成されている。
【0045】そして、前記パッケージトレイ6は、その
後端縁をリヤデッキメンバ5のアッパ部材10における
段部12に係止した状態で、取付部6aを、その取付孔
34,34,34に対して取付ボルト30,30,30を挿
通しつつサスタワー19上面に当接し、その後各取付ボ
ルト30に対してナット35を螺着せしめることにより
取り付けられることとなっている。
【0046】即ち、サスペンション装置18(具体的に
は、ショックアブソーバ25)を取り付けるための取付
ボルト30に対してパッケージトレイ6の取付部6aが
共締めされることとなり、パッケージトレイ6の組付と
サスペンション装置18の組付とを上方からの作業によ
り同時に行うことができるのである。従って、パッケー
ジトレイ6およびサスペンション装置18の組付性が著
しく向上することとなるのである。
【0047】上記のようにしてパッケージトレイ6の組
付が完了した後、パッケージトレイ取付部6a上方およ
び前方は、略L字状のカバー部材36によって覆蓋され
る。このことにより、パッケージトレイ取付部6aの目
隠しがなされ、外観良好となる。符号37はサイドパネ
ル4の内面側に配設されるトリムである。
【0048】実施例2 図7ないし図10には、本願発明の実施例2にかかる自
動車の後部車体構造が示されている。本実施例は、請求
項1〜6の発明に対応するものである。
【0049】本実施例の場合、パッケージトレイ6に形
成される車室内空気の入口20が、取付部6aから立ち
上がる壁部に形成されている。従って、本実施例の場
合、カバー部材36の上面側にも、空気取り入れ口38
が形成されている。このことにより、ドア閉止時等にお
いて、車室内空気Fは、空気取り入れ口38およびカバ
ー部材36内方を経てパッケージトレイ6内の空間へ導
かれることとなる。その他の構成および作用効果は実施
例1の場合と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0050】実施例3 図11には、本願発明の実施例3にかかる自動車の後部
車体構造におけるパッケージトレイが示されている。本
実施例は、請求項1〜6の発明に対応するものである。
【0051】本実施例の場合、パッケージトレイ6の上
下壁6b,6cに、ブロー成形時に適宜個数の車体前後方
向に並ぶ内向きリブ39,40を互い違いにそれぞれ一
体に形成している。このように構成したことにより、パ
ッケージトレイ6の剛性が強化されるとともに、車外か
らの騒音等がパッケージトレイ6内の空間を通って車室
内へ入ってくるのを抑制できるのである。その他の構成
および作用効果は実施例1の場合と同様なので重複を避
けて説明を省略する。
【0052】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例1にかかる自動車の後部車体
構造の要部を示す縦断面図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかる自動車の後部車体
構造の要部を示す斜視図である。
【図3】図2のIII−III拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV拡大断面図である。
【図5】本願発明の実施例1にかかる自動車の後部車体
構造におけるリヤデッキメンバとサイドパネルとの組付
順序を示す分解斜視図である。
【図6】本願発明の実施例1にかかる自動車の後部車体
構造を示す縦断面図である。
【図7】本願発明の実施例2にかかる自動車の後部車体
構造の要部を示す縦断面図である。
【図8】本願発明の実施例2にかかる自動車の後部車体
構造の要部を示す斜視図である。
【図9】図8のIX−IX拡大断面図である。
【図10】図8のX−X拡大断面図である。
【図11】本願発明の実施例3にかかる自動車の後部車
体構造の要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1はリヤウインド、2はリヤシート、3は収納空間、4
はサイドパネル、5はリヤデッキメンバ、6はパッケー
ジトレイ、6aは取付部、10はアッパ部材、11はロ
ア部材、11aは車幅方向端部、14はインナ部材、1
5はアウタ部材、16はスピーカ取付穴、18はサスペ
ンション装置、19はサスタワー、20は入口、21は
出口、30は取付ボルト、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤウインドの下方におけるリヤシート
    後方に収納空間を有する自動車の後部車体構造であっ
    て、前記リヤウインドの下端部を支持するとともに両サ
    イドパネル間を連結するリヤデッキメンバと、該リヤデ
    ッキメンバと前記リヤシートとの間に設けられた合成樹
    脂製閉断面構造のパッケージトレイとを備えたことを特
    徴とする自動車の後部車体構造。
  2. 【請求項2】 前記パッケージトレイは、上下方向に貫
    通するスピーカ取付穴を有するブロー成形品により構成
    されていることを特徴とする前記請求項1記載の自動車
    の後部車体構造。
  3. 【請求項3】 前記パッケージトレイには、車室内空気
    の入口および出口が形成されており、該パッケージトレ
    イ内の空間部が車室内空気の排出経路とされていること
    を特徴とする前記請求項1あるいは2記載の自動車の後
    部車体構造。
  4. 【請求項4】 前記パッケージトレイの車幅方向両端部
    には板状の取付部が一体形成されており、該取付部は、
    サスペンション装置を支持すべく構成されたサスタワー
    上面から突出された取付ボルトに対して固定されている
    ことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の
    自動車の後部車体構造。
  5. 【請求項5】 リヤウインドの下端部を支持するととも
    に両サイドパネル間を連結するリヤデッキメンバとリヤ
    シートとの間に合成樹脂製閉断面構造のパッケージトレ
    イを組み付けるに当たって、サスペンション装置の取付
    ボルトをサスタワーを貫通させて突出させた後、該取付
    ボルトに対して前記パッケージトレイの車幅方向両端部
    に形成された板状の取付部を共締めすることを特徴とす
    る自動車の後部車体組立方法。
  6. 【請求項6】 前記リヤデッキメンバは、相互に接合さ
    れるアッパ部材とロア部材とによる閉断面構造とされて
    おり、前記ロア部材の車幅方向端部を、サイドパネルの
    内面側を構成するインナ部材上に接合した後、ロア部材
    の車幅方向端部上にサイドパネルの外面側を構成するア
    ウタ部材を接合するようにしたことを特徴とする前記請
    求項5記載の自動車の後部車体組立方法。
JP3338679A 1991-12-20 1991-12-20 自動車の後部車体構造およびその組立方法 Pending JPH05170136A (ja)

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