JP5949460B2 - 自動車の側部構造 - Google Patents
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Description
すなわち、アーチモールをボディ側に取付ける構造と、アーチモールをドア側(リヤサイドドア側)に取付ける構造との2種類である。
なお、図5において、89aはドアアーチモール89に一体形成した下端突起部、90はドアトリム、91はドア側に固定されたシール部材としてのウエザストリップ、92はボディ側に固定されたシール部材としてのウエザストリップ、93はタイヤ(バンプ時)、94はリヤサイドドア83の閉時に、下端突起部89aと濡縁側パネル85の車外側縦壁部85a下部との間に形成される空隙である。
因に、濡縁部にダストが付着すると、リヤサイドドア開時の見栄えが悪化するとともに、後席に対する乗員の乗降時に当該乗員の衣服が汚れるが、この実施態様においては、ダスト付着の低減により、見栄えの悪化防止を図ることができると共に、乗降時に乗員の衣服が汚れることもない。
図面は自動車の側部構造を示し、図1は当該側部構造を示す全体側面図、図2はドアアーチモールを備えたリヤサイドドアの斜視図、図3は図1のA−A線に沿う要部拡大断面図である。
また車室の上方をルーフパネル4で覆うと共に、車室の後部側方をリヤフェンダパネル5で覆っている。さらに、車室前部の前席乗降口6をフロントサイドドア7で開閉可能に覆うと共に、車室後部の後席乗降口8をリヤサイドドア9で開閉可能に覆っている。
図中、10は前輪、11は当該前輪10のタイヤ、12は後輪、13は当該後輪12のタイヤ(図3においては、タイヤ13の最もバンプした時の外径を示している)である。
また、前輪10側のアーチモール14の後端下部と、後輪12側のドアアーチモール16の前端下部とが側面視で連続するように、フロントサイドドア7およびリヤサイドドア9の下端側のボディには、車両の前後方向に延びるアーチモール18が取付けられている。
上述のアーチモール14,17,18およびドアアーチモール16は、何れも合成樹脂部材により構成されている。なお、図1では、これら各アーチモール14,16,17,18の配設部位を明確化するため、図面にハッチングを施して図示している。
同図に示すように、車体のリヤサイドドア開口部24は、リヤサイドドア9の開時(但し、図3ではドア閉時の状態を示している)に露出する濡縁側パネル25とホイールハウス側パネル26の車外側の端部が接合された閉断面27を有する閉断面体を成している。
上述の濡縁側パネル25は、最も車幅方向内側に位置する縦壁部25aと、この縦壁部25aの下端から車外側に延びる横壁部25bと、横壁部25bに角部25cを介して下方に延びる縦壁部25dと、該縦壁部25dの下端から車外側に延びる横壁部25eと、横壁部25eの車外側に角部25fを介して下方に延びる縦壁部25gと、縦壁部25gの下端から斜め下方外方に延びる傾斜壁部25hと、この傾斜壁部25hの下端から車外側に延びる横壁部25iと、横壁部25iに角部25jを介して下方に延びる縦壁部25kと、を一体形成したものである。
上述の各角部25c,25f,25jのうち、角部25jは最も車外側に位置する角部である。
そして、車幅方向内側においては、濡縁側パネル25の縦壁部25aとホイールハウス側パネル26の縦壁部26aとを、スポット溶接などの手段により接合固定して接合部28を形成し、車幅方向外側においては、濡縁側パネル25の車外側端部に位置する縦壁部25kとホイールハウス側パネル26の車外側端部に位置する縦壁部26eとを、スポット溶接などの手段により接合固定して接合部29を形成したものである。
また、該ドアアーチモール16の反取付け部位側の端部16cで、図1に示すように、側面視にて後輪ホイールアーチ15の前縁側部を隠蔽している。
さらに、ドアアーチモール16の反取付け部位側の端部16cには、後輪ホイールアーチ15の側端部の全域で車幅方向内向きに突出する突起部16dを一体形成している。
最大バンプ時のタイヤ13外縁(2点鎖線)と、ホイールハウス側パネルが最も近接する部分は、接合部29の下端部となり、この下端部とタイヤ外縁との間には所定長さの空隙を設けなければならない。
図4に仮想線で示す従来のホイールハウス側パネル86の車幅方向の幅W1(但し、従来例においては両パネル85,86の車外側端部の接合縁が内折り処理されているので、この内折り端までの幅とした)と、実線で示す実施例のホイールハウス側パネル26の車幅方向の幅W2とは、W1<W2となり、車幅方向の幅W2が大きい実施例のものがスペース的に有利となる。車幅方向の幅W2が大きい実施例のものは、2点鎖線で示すように、より一層タイヤ13を車外側に配置することができ、トレッドを拡大して走行性能を向上させることができる。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
また、上記濡縁側パネル25とホイールハウス側パネル26との車外側の端部の接合部29が、上記濡縁側パネル25の最も車外側の角部25jからホイールセンタX(図1参照)に向けて下垂する縦壁部25kの向きと一致しているものである(図3参照)。
さらに、上記ドアアーチモール16は、上記後輪ホイールアーチ15の側端部の全域で車幅方向内向きに突出する突起部16dを有し、上記リヤサイドドア9の閉時に該突起部16dと上記接合部29との間で車幅方向に連通する空隙32をなし、当該空隙32が車幅方向内向きに指向しているものである(図3参照)。
因に、濡縁部にダストが付着すると、リヤサイドドア開時の見栄えが悪化すると共に、後席に対する乗員の乗降時に当該乗員の衣服が汚れるが、この実施例においては、ダスト付着の低減により、見栄えの悪化防止を図ることができると共に、乗降時に乗員の衣服が汚れることもない。
15…後輪ホイールアーチ
16…ドアアーチモール
16d…突起部
21…アウタパネル
21a…下縁部
24…リヤサイドドア開口部
25…濡縁側パネル
25j…角部
25k…縦壁部
26…ホイールハウス側パネル
29…接合部
32…空隙
X…ホイールセンタ
Claims (3)
- 車体の後輪ホイールアーチの前縁側部が、リヤサイドドアの下縁部に取付けられて後輪ホイールアーチに合致した形状を有するドアアーチモールにより側面視で隠蔽される自動車の側部構造であって、
車体のリヤサイドドア開口部は、ドア開時に露出する濡縁側パネルとホイールハウス側パネルの車外側の端部が接合された閉断面体をなしており、
上記濡縁側パネルの最も車外側の角部が、上記後輪ホイールアーチに沿った部位にわたって、ドア閉時のリヤサイドドアのアウタパネルの下縁部よりも、車幅方向外側に突出して形成された
自動車の側部構造。 - 上記濡縁側パネルとホイールハウス側パネルとの車外側の端部の接合部がホイールセンタに向けて延びる方向と、
上記濡縁側パネルの最も車外側の角部からホイールセンタに向けて下垂する縦壁部の向きとが一致している
請求項1記載の自動車の側部構造。 - 上記ドアアーチモールは、上記後輪ホイールアーチの側端部の全域で車幅方向内向きに突出する突起部を有し、
上記リヤサイドドアの閉時に該突起部と上記接合部との間で車幅方向に連通する空隙をなし、
当該空隙が車幅方向内向きに指向している
請求項2記載の自動車の側部構造。
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