JPH05170109A - 作業車の操縦部構造 - Google Patents

作業車の操縦部構造

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JPH05170109A
JPH05170109A JP33377791A JP33377791A JPH05170109A JP H05170109 A JPH05170109 A JP H05170109A JP 33377791 A JP33377791 A JP 33377791A JP 33377791 A JP33377791 A JP 33377791A JP H05170109 A JPH05170109 A JP H05170109A
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JP
Japan
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handle
buckled
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steering
post
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JP33377791A
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Kenji Matsuda
賢二 松田
Osami Fujiwara
修身 藤原
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最も上方に突出する操縦ハンドル部の高さを
ボンネットよりも操作容易に低められるようにして、運
搬時の芝刈機体の積載段数を増やしたい。 【構成】 操縦ハンドルを支持するハンドルポストHを
後方下方へ揺動移動可能な腰折れ構造の屈曲機構Aを装
備するとともに、ハンドルポストHが腰折れ変位した状
態では操縦ハンドル又はハンドル軸7がエンジンボンネ
ット19の高さよりも低くなるように、屈曲機構の腰折
れ変位量を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝刈機やトラクタ等に
おける操縦部構造に係り、詳しくは、ハンドルポストを
操縦ハンドル部分が作業機本体側の部分に対して腰折れ
揺動できるようにさせ、機体高さを低める技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】芝刈機やトラクタ等の作業車では、ステ
アリングハンドル部が、あるいはこれと運転座席との双
方がボンネットに対して上方へ突出した形態を呈するも
のが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】芝刈機をコンテナ等の
移送手段で運搬する場合、積み込み台数を多くするため
に複数機を上下に積み重ねるようにするのが一般的であ
る。ところが、前述したように芝刈機ではハンドル部や
運転座席が上方へ突出しており、そのため積み重ね段数
が制限され、比較的嵩低い作業車であるにも拘らず運搬
コストが割高なものになっていた。そこで、ハンドル部
や座席を機体から外して運搬時の嵩を低くして積み重ね
段数を増すことが経済的であるが、座席については単に
ボルト等の取付手段を外せば良いのに対し、操向輪を操
向操作するための連係部分等を伴うステアリングハンド
ル部は着脱できるように構成するのが困難であって、辛
うじてハンドル単品のみがハンドル軸から外せるに止ま
り、依然としてハンドル軸が上方に突出していることに
なって積み重ね段数増加の妨げになっていた。本発明は
上記実情に鑑み、操縦ハンドル部の高さを操作容易によ
り低められるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、操縦ハンドルを支持するハンドルポストを下
方へ揺動移動可能な腰折れ構造に構成するとともに、ハ
ンドルポストが腰折れ変位した状態では操縦ハンドルを
着脱可能に装備するハンドル軸がボンネットの高さより
も低くなるように、ハンドルポストの腰折れ変位量を設
定してあることを特徴とする。
【0005】
【作用】すなわち、ハンドルポストを腰折れ構造にすれ
ば、ステアリングの連係機構類には多少の調節操作程度
が必要になることはあっても、それらの分解や再組付と
いった大袈裟な作業を行うことなく上方に突出した操縦
ハンドル部の高さを低めることが可能になる。そして、
その低めた場合にハンンドル軸がボンネット高さよりも
低くなるようにしておけば、ハンドル単品を外すだけの
簡単な操作を行うことによって、前述した積載段数が操
縦ハンドル部分の当たりによって制限されることがない
ようにでき、従来よりも積載段数を多くすることが可能
になる。
【0006】
【発明の効果】その結果、機体の構成部分の中で最も上
方に突出するステアリングハンドル部分の高さを、比較
的操作間単にして低めることができ、運搬時の積み重ね
段数の増大が図れて運搬コストの低減が期待できる操縦
部の構造を、ステアリングハンドル部としての機能を損
なうことがなく、信頼性を維持し得る状態で提供するこ
とができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1、図2にフロントモア式の乗用型芝刈機に
おけるステアリングポスト構造が示されている。1はス
テアリングのギヤボックス2を介して機体に固定される
受台、3は下回動軸、4は中回動軸、5はステアリング
ハンドル、6はハンドル5が固定された上回動軸(ハン
ドル軸に相当)7を回動自在に支持するチルト台、8は
チルト台6を横軸心P回りで前後揺動可能に枢着する支
持体であり、中回動軸4と上回動軸7とを連動連結する
上側の自在継手11の折れ曲がり点を横軸心Pに一致さ
せてある。ハンドル5はチルト機構Cによって前後チル
ト可能であるが、その詳細構造については公知技術につ
きこれ以上の説明は省略する。
【0008】受台1は、水平な板状の基板1bに左右一
対の縦板1a,1aを立設固着して構成されている。支
持体8は、屈曲機構Aによって左右向きの支点X周りに
後方下方に腰折れ変位可能に受台1に支持されている。
すなわち、前記支点Xは下側の自在継手12の折れ曲が
り点に一致させてあり、受台1の縦板1aに、円弧状の
長孔14,15を形成して屈曲機構Aが構成されてい
る。つまり、2個の取付けボルト16,16を、支持体
8に固定されるフロントカバー17の操作用孔18,1
8を通してナット止めさせるのである。従って、2個の
取付けボルト16,16の締め付け及び弛緩操作によ
り、ハンドルポストHを、図1に示す起立させた操縦姿
勢(約30度の傾き)と、後方に倒し込んだ図2に示す
積載姿勢(約75度の傾き)との各姿勢に係止維持自在
である。図3に参考として芝刈機の実際のコンテナへの
段積み状態を示してある。取付けナット(図示せず)を
外してハンドル5を上回動軸7上端に形成されたネジ部
(図示せず)から取り外した状態で、ハンドルポストH
を積載姿勢に倒し込むとともに、前後の車輪、運転座席
等が取り去られた状態で積み重ねられ、上下の機体どう
しが接当しそうなまでに接近させてスペースの有効利用
を図ってある。このとき、上回動軸7の上端はボンネッ
ト19よりも低くなっている。尚、図4は完成状態の芝
刈機である。
【0009】〔別実施例〕図5に示すように、円弧状の
長孔14、及び取付けボルト16が一組である屈曲機構
Aでも良い。但し、この場合では、ハンドルポストHを
確実に操縦姿勢に維持できるように、操縦姿勢でのみ受
台1と支持体8とを位置決めボルト9で固定させるよう
にしてある。10はフロントカバー17の位置決めボル
ト9用の孔である。また、ハンドルポストHを図3に示
す状態よりもさらに倒し込めるようにして、装着状態で
のハンドル5がボンンネット19よりも低くなるように
すれば、運搬時でのハンドル5の着脱操作が不要にな
り、より好都合である。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】屈曲機構の構造を示す側面図
【図2】積載姿勢でのハンドルポストを示す側面図
【図3】コンテナへの段積み状態を示す側面図
【図4】芝刈機の側面図
【図5】屈曲機構の別構造を示す側面図
【符号の説明】
5 操縦ハンドル 7 ハンドル軸 19 ボンネット H ハンドルポスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦ハンドル(5)を支持するハンドル
    ポスト(H)を下方へ揺動移動可能な腰折れ構造に構成
    するとともに、前記ハンドルポスト(H)が腰折れ変位
    した状態では前記操縦ハンドル(5)を着脱可能に装備
    するハンドル軸(7)がボンネット(19)の高さより
    も低くなるように、前記ハンドルポスト(H)の腰折れ
    変位量を設定してある作業車の操縦部構造。
JP3333777A 1991-12-18 1991-12-18 芝刈作業車の操縦部構造 Expired - Fee Related JP2729000B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030876U (ja) * 1983-08-09 1985-03-02 セイレイ工業株式会社 ハンドルの構造
JPS6148885U (ja) * 1984-09-04 1986-04-02
JPS61153672U (ja) * 1985-03-15 1986-09-24

Patent Citations (3)

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JPS6030876U (ja) * 1983-08-09 1985-03-02 セイレイ工業株式会社 ハンドルの構造
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JPS61153672U (ja) * 1985-03-15 1986-09-24

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