JPH05170005A - 急発進防止制御装置 - Google Patents
急発進防止制御装置Info
- Publication number
- JPH05170005A JPH05170005A JP30451091A JP30451091A JPH05170005A JP H05170005 A JPH05170005 A JP H05170005A JP 30451091 A JP30451091 A JP 30451091A JP 30451091 A JP30451091 A JP 30451091A JP H05170005 A JPH05170005 A JP H05170005A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accelerator
- control
- rapid
- driver
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アクセルが急踏み込みされたときに、踏み込ま
れる前の状態を判断しライン圧を制限する制御手段を設
ける事により、急発進を防止する。 【構成】急踏み込みを判断７により検出した時、踏み込
み前のアクセル位置が判断８により設定値より踏まれて
いない状態で、かつ、踏み込み前の車速が判断９により
停止または低速の状態で、かつ、運転者が急発進を行い
たい意図で本制御を禁止するスイッチを判断１０により
操作していない場合には、運転者が意図しない急踏み込
みと判断し、ライン圧低下制御１１により油圧を低下さ
せ、トルクコンバータのトルク伝達を低下させて急発進
を防止する。
れる前の状態を判断しライン圧を制限する制御手段を設
ける事により、急発進を防止する。 【構成】急踏み込みを判断７により検出した時、踏み込
み前のアクセル位置が判断８により設定値より踏まれて
いない状態で、かつ、踏み込み前の車速が判断９により
停止または低速の状態で、かつ、運転者が急発進を行い
たい意図で本制御を禁止するスイッチを判断１０により
操作していない場合には、運転者が意図しない急踏み込
みと判断し、ライン圧低下制御１１により油圧を低下さ
せ、トルクコンバータのトルク伝達を低下させて急発進
を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】電子制御式オートマチックトラン
スミッションを備えた車両において、運転者が誤ってア
クセルを踏み込んだ時の急発進を防止する。
スミッションを備えた車両において、運転者が誤ってア
クセルを踏み込んだ時の急発進を防止する。
【０００２】
【従来の技術】従来は走行レンジであれば、アクセルが
踏込まれれば一義的に発進または加速の制御を行なって
おり、また特開昭49−38050 号で示されるように、踏み
込み量が多いほどライン圧を高圧にしてトルクコンバー
タのトルク伝達を高めていた。
踏込まれれば一義的に発進または加速の制御を行なって
おり、また特開昭49−38050 号で示されるように、踏み
込み量が多いほどライン圧を高圧にしてトルクコンバー
タのトルク伝達を高めていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、運転
者が停車したい意図であっても、ブレーキとアクセルを
踏み違えてアクセルを踏めば加速を行う。特に始動直後
にクリープ現象などで思わぬ走行を始めた時など急激に
ブレーキを踏もうとするため、この時にアクセルと踏み
違えれば急発進してしまい、重大な事故が起こる原因と
なっていた。
者が停車したい意図であっても、ブレーキとアクセルを
踏み違えてアクセルを踏めば加速を行う。特に始動直後
にクリープ現象などで思わぬ走行を始めた時など急激に
ブレーキを踏もうとするため、この時にアクセルと踏み
違えれば急発進してしまい、重大な事故が起こる原因と
なっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】アクセルが急踏み込みさ
れた時、踏み込まれる前の状態より意図的に踏み込まれ
たと判断された場合以外の時に、トルクコンバータのト
ルク伝達を低下させ、車両の急発進を防ぐ。
れた時、踏み込まれる前の状態より意図的に踏み込まれ
たと判断された場合以外の時に、トルクコンバータのト
ルク伝達を低下させ、車両の急発進を防ぐ。
【０００５】
【作用】アクセルの状態の変化から、アクセルの踏み込
み速度と踏み込み前のアクセル位置を算出し、車速信号
から車両の状態を決定する。また、運転者が急発進した
い時にだけ操作するスイッチを設け、運転者の意図を取
り込む。急発進させないためには、ソレノイドを駆動し
てトルクコンバータの油圧を制御し、エンジントルクが
車体へ伝達されにくい状態にする。
み速度と踏み込み前のアクセル位置を算出し、車速信号
から車両の状態を決定する。また、運転者が急発進した
い時にだけ操作するスイッチを設け、運転者の意図を取
り込む。急発進させないためには、ソレノイドを駆動し
てトルクコンバータの油圧を制御し、エンジントルクが
車体へ伝達されにくい状態にする。
【０００６】
【実施例】電子制御式オートマチックトランスミッショ
ンのシステム構成図を図１に示す。
ンのシステム構成図を図１に示す。
【０００７】エンジンの駆動力をトランスミッションに
伝達するトルクコンバータ１、そのトルクコンバータ内
の油圧を制御するライン圧コントロールソレノイド２，
本制御を行う制御ユニット３，アクセル位置センサ４，
車速センサ５，本制御を意図的に禁止する操作スイッチ
６から成る。制御ユニット３はアクセル位置センサ４の
信号を取り込み、一定時間毎にアクセル位置を記憶す
る。また一定時間毎のアクセル位置を検出し、前回との
変化量よりアクセルの踏み込み速度を算出する。また車
速センサ５の信号を取り込み、一定時間毎に車速を算
出，記憶する。次に本発明の制御フローチャートを図２
に示す。
伝達するトルクコンバータ１、そのトルクコンバータ内
の油圧を制御するライン圧コントロールソレノイド２，
本制御を行う制御ユニット３，アクセル位置センサ４，
車速センサ５，本制御を意図的に禁止する操作スイッチ
６から成る。制御ユニット３はアクセル位置センサ４の
信号を取り込み、一定時間毎にアクセル位置を記憶す
る。また一定時間毎のアクセル位置を検出し、前回との
変化量よりアクセルの踏み込み速度を算出する。また車
速センサ５の信号を取り込み、一定時間毎に車速を算
出，記憶する。次に本発明の制御フローチャートを図２
に示す。
【０００８】踏み込み速度の判断７，アクセル位置の判
断８，停止または低速の判断９，操作スイッチの判断１
０，ライン圧低下制御１１から成る。制御ユニット３に
より算出されたアクセルの踏み込み速度が予め設定され
た速度よりも速い場合には、踏み込み速度の判断７よ
り、急踏み込みであると判断し、次の判断を行う。制御
ユニット３に記憶されている踏み込み前のアクセル位置
が、設定値よりも踏み込まれていた場合は、運転者は急
踏み込み前にアクセルを踏んでいる意図があったためア
クセル位置の判断８より、本制御は回避される。また、
制御ユニット３に記憶されている急踏み込み前の車速
が、設定値よりも高速な場合も、運転者は走行している
意図があったため停止または低速の判断９より、本制御
は回避される。以上の３つの判断より通常の緩踏み込み
による発進や、走行中の追い越しの為などの急踏み込み
では本制御が回避されるため従来技術どおりの性能を損
なわない。しかし、最終的にアクセルを誤って踏んだの
か、意図的に踏んだのかを以上の判断で決定することは
不可能であるために意図的に急踏み込みしたい時に、本
制御を禁止する操作スイッチ６が押されていることを操
作スイッチの判断１０により行う。以上の判断が全て満
たされた時、ライン圧低下制御１１によりライン圧コン
トロールソレノイド２に制御信号を与えてライン圧を低
下させる。これによりトルクコンバータ１のトルク伝達
を低下させて車両の加速性能を低下させ、急発進を防止
する。
断８，停止または低速の判断９，操作スイッチの判断１
０，ライン圧低下制御１１から成る。制御ユニット３に
より算出されたアクセルの踏み込み速度が予め設定され
た速度よりも速い場合には、踏み込み速度の判断７よ
り、急踏み込みであると判断し、次の判断を行う。制御
ユニット３に記憶されている踏み込み前のアクセル位置
が、設定値よりも踏み込まれていた場合は、運転者は急
踏み込み前にアクセルを踏んでいる意図があったためア
クセル位置の判断８より、本制御は回避される。また、
制御ユニット３に記憶されている急踏み込み前の車速
が、設定値よりも高速な場合も、運転者は走行している
意図があったため停止または低速の判断９より、本制御
は回避される。以上の３つの判断より通常の緩踏み込み
による発進や、走行中の追い越しの為などの急踏み込み
では本制御が回避されるため従来技術どおりの性能を損
なわない。しかし、最終的にアクセルを誤って踏んだの
か、意図的に踏んだのかを以上の判断で決定することは
不可能であるために意図的に急踏み込みしたい時に、本
制御を禁止する操作スイッチ６が押されていることを操
作スイッチの判断１０により行う。以上の判断が全て満
たされた時、ライン圧低下制御１１によりライン圧コン
トロールソレノイド２に制御信号を与えてライン圧を低
下させる。これによりトルクコンバータ１のトルク伝達
を低下させて車両の加速性能を低下させ、急発進を防止
する。
【０００９】
【発明の効果】本発明を利用すると、発進時に誤ってア
クセルを急踏み込みしても急発進をしないので、ブレー
キとアクセルの踏み違いによる交通事故を減少させるこ
とができる。
クセルを急踏み込みしても急発進をしないので、ブレー
キとアクセルの踏み違いによる交通事故を減少させるこ
とができる。
【図１】システム構成図を示す。
【図２】本発明の制御フローチャートを示す。
１…トルクコンバータ、２…ライン圧コントロールソレ
ノイド、３…制御ユニット、４…アクセル位置センサ、
５…車速センサ、６…操作スイッチ、７，８，９，１０
…判断、１１…ライン圧低下制御。
ノイド、３…制御ユニット、４…アクセル位置センサ、
５…車速センサ、６…操作スイッチ、７，８，９，１０
…判断、１１…ライン圧低下制御。
Claims (1)
- 【請求項１】電子制御式オートマチックトランスミッシ
ョンの制御方法において、車速とアクセル位置とアクセ
ル踏み込み速度と運転者が操作するスイッチの状態を検
出し、ライン圧を制御することを特徴とする急発進防止
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30451091A JPH05170005A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 急発進防止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30451091A JPH05170005A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 急発進防止制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05170005A true JPH05170005A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=17933908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30451091A Pending JPH05170005A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 急発進防止制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05170005A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11278092A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-10-12 | Isuzu Motors Ltd | オートマチック車暴走防止装置 |
| JP2009190597A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Kanto Auto Works Ltd | 車両制御装置 |
| KR101394166B1 (ko) * | 2014-03-19 | 2014-05-14 | 국방과학연구소 | 기계식 신관기술을 응용한 자동차 급발진 방지 장치 |
| KR102077802B1 (ko) * | 2018-08-16 | 2020-02-14 | 이승환 | 차량용 가속 차단 장치 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP30451091A patent/JPH05170005A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11278092A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-10-12 | Isuzu Motors Ltd | オートマチック車暴走防止装置 |
| JP2009190597A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Kanto Auto Works Ltd | 車両制御装置 |
| JP4671242B2 (ja) * | 2008-02-15 | 2011-04-13 | 関東自動車工業株式会社 | 車両制御装置 |
| KR101394166B1 (ko) * | 2014-03-19 | 2014-05-14 | 국방과학연구소 | 기계식 신관기술을 응용한 자동차 급발진 방지 장치 |
| KR102077802B1 (ko) * | 2018-08-16 | 2020-02-14 | 이승환 | 차량용 가속 차단 장치 |
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