JPH0516908Y2 - - Google Patents

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JPH0516908Y2
JPH0516908Y2 JP14469487U JP14469487U JPH0516908Y2 JP H0516908 Y2 JPH0516908 Y2 JP H0516908Y2 JP 14469487 U JP14469487 U JP 14469487U JP 14469487 U JP14469487 U JP 14469487U JP H0516908 Y2 JPH0516908 Y2 JP H0516908Y2
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JP
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case
handling
handling barrel
combine harvester
threshing
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JP14469487U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自脱型の脱穀装置を装備したコンバイ
ンに関する。
〔従来の技術〕
長時間に亘つて刈取り及び脱穀作業を行うと扱
胴にワラ屑が絡み付いてきたり、受網に目詰まり
が生じてきて脱穀効率が低下してくるので、例え
ば実開昭59−150321号公報に開示されているよう
に扱胴を回転駆動自在に支持した上部扱胴ケース
を下部扱胴ケースに対して上下揺動自在に取付け
て、脱穀装置の扱室を大きく開放して内部を容易
に清掃点検できるようにしているコンバインがあ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
圃場に植付けられている穀稈が濡れていると、
前述のような扱胴へのワラ屑の絡み付き現象や受
網の目詰まり現象が多くなつてくるので、扱胴を
備えた上部扱胴ケースを上方に持ち上げることの
できる型式は非常に有用なのであるが、雨上り時
等のように穀稈がひどく濡れている場合は脱穀負
荷が大きくなりすぎて、刈取りながらの脱穀作業
が行えなくなり、収穫予定を変更せざるを得なく
なつていた。
ここで本考案はこのような状況に着目して、穀
稈の濡れがひどいような場合でも対応できるよう
なコンバインを得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は扱胴を備えた上部扱胴ケースを
上方に持ち上げることのできるコンバインを次の
ように構成していることに在る。つまり、穀稈を
挾持搬送するフイードチエーンと挾持レールとを
前記下部扱胴ケース側に取付けてあることにあ
り、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
前述のように構成すると、上部扱胴ケースを上
方に持ち上げ操作しても、フイードチエーンと挾
持レールは上部扱胴ケースを閉じた通常の脱穀作
業状態での所定位置に位置していることになるの
で、上部扱胴ケースを上方に持ち上げ操作しても
刈取前処理部から送られてくる穀稈を脱穀せずに
フイードチエーンと挾持レールで支障なく機体後
方に挾持搬送して行くことができるのである。
このようにして刈取つた穀稈は、乾燥させたの
ち適時コンバインを用いて枕脱穀の要領で手差し
供給して脱穀処理するのである。
〔考案の効果〕
以上のように、扱胴を備えた上部扱胴ケースを
持ち上げ操作できる型式を有効に利用し、これに
若干の改造を施すだけでコンバインを穀稈の刈取
りにのみ支障なく使用することができるようにな
つて、雨上り時でもコンバインで穀稈を刈取るこ
とができるようになつた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例であるコンバインについ
て図面に基づいて説明する。
第3図はコンバインの全体平面であり、機体前
部の刈取前処理部1で刈取られて来た穀稈Aは横
倒れ姿勢となつて、脱穀装置2におけるフイード
チエーン3と挾持レール4とで挾持されながら機
体後部の結束装置5に送られ、結束処理されて機
体後方に放出されて行くのである。
前記脱穀装置2は第1図及び第2図に示すよう
に下部扱胴ケース6に対して、扱胴7を横軸芯
P1周りに回転駆動自在に支持した上部扱胴ケー
ス8が下部扱胴ケース6の横軸芯P2周りに揺動
開閉自在に支持されており、上部扱胴ケース8に
は下部扱胴ケース6側の係止部9に下方から係合
して上部扱胴ケース8を閉状態で固定するロツク
レバー10が取付けられている。そして、ロツク
レバー10の先端を前記係止部9から下方に外す
ことによつて扱胴7及び上部扱胴ケース8を第1
図に示す状態にまで持ち上げ操作することができ
るのである。又、下部扱胴ケース6の前側壁6b
から上部扱胴ケース8のロツクレバー10近傍に
亘りガスシリンダ11が架設してあり、これによ
り上部扱胴ケース8が持ち上げ状態で支えられる
のである。
次に、前記フイードチエーン3及び挾持レール
4の支持構造について詳述すると第1,2,3図
に示すように、下部扱胴ケース6の側壁6aにフ
イードチエーン3が取付けられると共に、下部扱
胴ケース6の前側壁6bから側壁6a方向に第1
フレーム12が延出され、この第1フレーム12
の前端とコンバインの後部側壁とに亘り第2フレ
ーム13が架設されている。そして、第2フレー
ム13に挾持レール4がスプリング14によりフ
イードチエーン3側に付勢されて取付けられてい
る。以上の構造により、上部扱胴ケース8を上方
に持ち上げ操作しても、第1図に示すようにフイ
ードチエーン3と挾持レール4は下部扱胴ケース
6の所定位置に位置することになる。
又、第1図に示すように下部扱胴ケース6には
受網16が配置してあるが、同図のように上部扱
胴ケース8を持ち上げて脱穀せずに刈取作業のみ
を行う場合、受網16の前後巾に相当する長さの
ガイド板17を受網16の網目に嵌め込んで取付
けておくと、脱穀装置2内で穀稈Aを搬送する場
合に穀稈Aが受網16に接触して脱粒してしまう
ような現象が防止されるのである。
さらに、第3図に示すように刈取前処理部1の
左側に固定式の第1分草杆18、脱穀装置2の側
部に折り畳み式の第2分草杆19が取付けられる
と共に、折り畳み式のステツプ20が取付けられ
て、作業者がこのステツプ20の上に立ち上部扱
胴ケース8の持ち上げ操作や他の作業を行えるよ
うにしている。又、このステツプ20は前記第
1・第2分草杆18,19と同様の機能も有する
ことになるのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示
し、第1図は扱胴を備えた上部扱胴ケースを上方
に持ち上げ操作した状態を示す脱穀装置の正面
図、第2図は扱胴を備えた上部扱胴ケースを閉じ
操作した状態を示す脱穀装置の正面図、第3図は
コンバインの全体平面図である。 3……フイードチエーン、4……挾持レール、
6……下部扱胴ケース、8……上部扱胴ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱胴7を回転駆動自在に支持する上部扱胴ケー
    ス8を、上下に揺動開閉自在に下部扱胴ケース6
    に支持してある自脱型脱穀装置を装備したコンバ
    インであつて、穀稈を挾持搬送するフイードチエ
    ーン3と挾持レール4とを前記下部扱胴ケース6
    側に取付けてあるコンバイン。
JP14469487U 1987-09-22 1987-09-22 Expired - Lifetime JPH0516908Y2 (ja)

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JP14469487U JPH0516908Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JP14469487U JPH0516908Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS6449030U JPS6449030U (ja) 1989-03-27
JPH0516908Y2 true JPH0516908Y2 (ja) 1993-05-07

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