JPH0516838A - タイヤリフト装置 - Google Patents

タイヤリフト装置

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Publication number
JPH0516838A
JPH0516838A JP3335139A JP33513991A JPH0516838A JP H0516838 A JPH0516838 A JP H0516838A JP 3335139 A JP3335139 A JP 3335139A JP 33513991 A JP33513991 A JP 33513991A JP H0516838 A JPH0516838 A JP H0516838A
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JP
Japan
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spool
cable
teeth
tire
lift device
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Application number
JP3335139A
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English (en)
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Jr George A Fergison
ジヨージ・エー・フアージソン・ジユニア
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A Manufacturing Inc DU
DU-A Manufacturing Inc
Deuer Manufacturing Inc
Original Assignee
A Manufacturing Inc DU
DU-A Manufacturing Inc
Deuer Manufacturing Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0516838A publication Critical patent/JPH0516838A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D43/00Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements
    • B62D43/02Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body
    • B62D43/04Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body
    • B62D43/045Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body the wheel or its cradle being attached to one or more chains or cables for handling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • B66D1/02Driving gear
    • B66D1/14Power transmissions between power sources and drums or barrels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構成、組立を簡単にして、コストを最低にす
る。スプールのバックアップの防止。ケーブルをスプー
ルに迅速に巻き取る、一方向カップリング手段。 【構成】スプール60は、粉末金属からなる第1、第2
の環状プレート部材62、74からなり、その間にケー
ブル80をスパイラル状に巻回するトラック76が形成
されている。第2プレート部材74に環状の内歯歯車9
6が一体に形成されている。粉末金属からなる制御プレ
ート115に内歯歯車96内に位置する外歯歯車118
が一体に形成されている。内歯歯車96は、周方向に離
間した内側突出歯98を有し、外歯歯車118は、上記
内側突出歯98に係合する外側突出歯119を有してお
り、上記両歯車のそれぞれの歯は、前縁面及び後縁面を
有している。そして、外歯歯車118の異なった2つの
歯の前縁面及び後縁面は、内歯歯車96の歯の対応する
後縁面及び前縁面に同時に2点124で接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【背景技術】自動車のスペヤタイヤのリフト装置が、U
SP再発行特許No.33、303及びNo. 4、969、
630に、開示されており、この開示内容が、本発明で
参照されている。タイヤリフト装置の大きさ及び重量を
最小にすること、加えて、構成及び組立てを簡単にし
て、コストを最低にすることが望まれている。
【0002】また、自動車が振動しても、自動車の下側
にスペヤタイヤがしっかりと固定されているようにする
ために、タイヤ持上げケーブルがスプールに一杯に巻込
まれれたとき、スプールを回転する機械駆動システム
が、スプールのバックアップを防止する構成になってい
ることが望ましい。
【0003】更に、ケーブルをスプールに速く巻き取
り、またスペヤタイヤを、駆動ツールにより、保管位置
に引上げる一方向カップリング手段を設けることが望ま
れている。これにより、初めに自動車を組立てる際に、
スペヤタイヤを自動車に組込む時間を最小にし、クラン
クを用いることなく、タイヤが外されるのを防止する。
【0004】
【発明の開示】本発明は、上記USPNo. 4、969、
630に開示されているタイヤリフト装置を改善し、上
記の望ましい特徴、効果を備えたタイヤリフト装置を提
供することを目的としている。
【0005】本発明のタイヤリフト装置の一実施例で
は、スプールは2つの粉末金属プレート部材から構成さ
れ、これらプレート部材は、ケーブルがスパイラル状に
巻かれるように、ケーブルの直径とほぼ等しい幅の環状
トラックを形成するように結合されている。一方のプレ
ート部材は、一体のハブ部を有しており、これはケーブ
ルの内側端部に固定されたフィッティングを受入れるア
ンダタカットキャビティを有している。また、上記の一
方のプレート部材は、他方のプレート部材の内側に突出
するラグを受入れる一対の凹部を有している。上記他方
のプレート部材には、一体にリングギヤが形成されてい
る。外歯歯車が上記リングギャ内に配置され、上記外歯
歯車は、制御プレートに粉末金属で一体に形成されてい
る。また、制御プレートは、駆動軸に支持された粉末金
属偏芯カムを受入れる。
【0006】偏芯カムは、トルク制限クラッチカムに一
体に形成してもよい。このトルク制限クラッチカムは、
駆動軸に固定された粉末金属クラッチプレートに設けら
れた弾性ワイヤばねに係合するローブ(lobe)を有して
いる。
【0007】アンチバツクアップ機構は、リングギヤの
2つの歯の前縁面及び後縁面と、外歯歯車の2つの歯の
対応する後縁面及び前縁面に同時に係合する構成になっ
ている。
【0008】スプールには、その中をケーブルが通る、
爪状のダウンストップが設けられている。爪は、ケーブ
ルが完全に伸ばされた後に、スプールが回転を続けると
きに、ケーブルにより、スプール内のノッチに係合する
よう回動されるようになっている。
【0009】本発明の他の特徴、効果は、次の詳細説
明、添付図面及びクレームから明らかになるだろう。
【0010】
【実施例】図1は、タイヤのリフト装置25を示す。こ
れは、剛なプラスチック材料からなるフレーム状のハウ
ジングボディ即ちシュラウド36の両側に、逆L形の金
属板即ちブラケット32及び34を設けて構成されてい
る。ブラケット32及び34は、外側に突出するフラン
ジ38及び39を有している。これらフランジには、ブ
ラケットを自動車のブディ即ちフレームにねじ止めする
ための孔(図示せず)があけられている。取付けブラケ
ット32及び34は、装置25の組立て後に、端部に管
状部を有する3本のリベット42の該端部を拡げること
により相互に固定される。シュラウド36の各側には、
近接する取付けブラケット内の対応する孔に突出する3
つの位置決めスタッド43がある。
【0011】金属板即ちブラケット32及び34には、
駆動軸48を回転可能に支持する、中央ベアリングハブ
44及び46が、対応して形成されている。軸48は、
アクチュエータを接続するための貫通孔51を有する拡
径円筒部49を有しており、また、円形ストップフラン
ジ53に隣接して、直径方向で対向する一対のフラット
52を備えた駆動部を有している。
【0012】図2及び7を参照して、環状スプール60
が、ハウジング28内で、駆動軸48に回転可能に支持
されている。この環状スプール60は、円筒フランジ部
63を有する、一体粉末金属からなる第1プレート部材
62を含んでいる。このプレート部材62には、材料及
び重量軽減のため円形孔64が周方向に離間してあけら
れている。プレート部材62には、アンダカットキャビ
ティ71(図3)及び周方向に離間した対をなす凹部7
2を有するハブ部68が一体に形成されている。これら
凹部はすべて、ハブ部68の軸方向全体に亘って延びて
いる。
【0013】スプール60は、また、粉末金属からなる
第2の環状のプレート部材74を含んでいる。このプレ
ート部材74は、プレート部材62のハブ部68上を軸
方向にスライドし、ディスク即ちフランジ部63と共
に、狭い環状トラック76を画している。このトラック
76の幅は、このトラック内に、図3に示すように、ス
パイラル状に重ねて巻かれる、可撓ステンレス鋼ケーブ
ル80の径とほぼ同じになっている。円筒状のフィッテ
ィング82(図3)が、ケーブル80の内側端にクリン
プ即ち固定され、このフィッティング82が、凹部71
内に係止されて、ケーブルの内側端をスプール60に接
続している。図1を参照して、他のフィッティング即ち
フェルール(ferrule )84が、ケーブル80の他端に
固定即ちクリンプされて、金属板からなるリフト部材即
ちプレート86を支持している。前記特許No. 4、96
9、630に開示されているように、リフトプレート8
6は、中央孔を通って、スペヤタイヤホィール内に挿入
され、肩88がホィールの中心部に係合するようになっ
ている。
【0014】図7を参照して、スプール60の一体成形
粉末金属プレート部材74には、プレート部材62のハ
ブ部68内の凹部72内に進入する、一対のラグ即ちタ
ブ92が周方向に離間して形成されている。プレート部
材62及び74を相互に接続して、プレート部材74
が、プレート部材62のハブ部68上を回転するのを防
止している。また、プレート部材74は、ケーブル80
の内側端部及びフィッティング82を、ハブ部68の凹
部71内に押さえている。
【0015】凹部即ちノッチ101(図4、7)が、ス
プール60のプレート部材74の外周内に形成され、ク
ロスピン即ちリベツト104に枢着されている金属板爪
103を受けるようになっている。爪103は、剛プラ
スチック材料からなるベース部106にモールドして、
接続されている。ベース部106は、リベツト104に
枢着されている。ベース部106には、爪103の孔を
貫通して突出するピン107がモールドして一体に形成
され、爪103をベース部106に固定している。
【0016】図3を参照して、チャンネル即ち通路10
9が、爪103のベース部106内に形成されており、
ケーブル80が、シュラウド36内の孔111を通り、
ハウジング28から出る直前で、通路内を延びている。
ケーブル80のトラック76への通常の巻き及び巻き戻
し時には、爪103は、図3に示す引込み位置にある。
ケーブル80が伸びきった(図7)とき、ケーブルの内
側端部がスプール60と共に、反時計回り方向に移動
し、爪103を時計回り方向に回動させる。こうして、
爪がスプール106に、ノッチ101内で係合し、スプ
ールが更に反時計回り方向に回転することを防止する。
スプールが、ケーブル80をトラック76内に巻くため
に、時計回り方向に回されると、爪103は、ノッチの
傾斜部及びケーブルにより、外側へ引込み位置へと回動
される。こうして、爪103は、スプールのいずれの方
向への回転も邪魔しないようになる。
【0017】図2、4、5を参照して、制御プレート1
15が、粉末金属で、外歯歯車118と一体に形成され
ている。この外歯歯車は、内歯リングギヤ96内に位置
し、外周に外側に突出する歯119を離間して有してい
る。一体の制御プレート115及び外歯歯車118は、
同じく粉末金属からなる偏芯カム120に回転可能に取
付けられている。そして、この偏芯カム120は、駆動
軸48に回転可能に取付けられている。制御プレート1
15は、リベット42を受けるスリット123を有す
る、外側突出耳部122(図5)を有している。こうし
て、制御プレートの回転を防止し、一方、制御プレート
が外歯歯車118と共に、カム120の回転に対応して
動き得るようになっている。
【0018】図4を参照して、内歯リングギヤ96の内
側突出歯98及び外歯歯車118の外側突出歯119の
それぞれは、前縁面及び後縁面を有している。相対的
に、丸歯98は小さく、丸歯119は大きくなってい
る。そして、歯の形は、内歯リングギヤ96の離間した
2つの歯98の前縁面及び後縁面が、外歯歯車118の
離間した2つの歯119の対応する後縁面及び前縁面
に、2つの点124で同時に接触するようになってい
る。この歯98及び119の二重接触が、スプール60
のアンチバックアップを構成している。すなわち、内歯
歯車96(図4)に、タイヤの重量及びケーブル80の
張力により作用する反時計回り方向のトルクは、外歯歯
車118をカム120の周りに回転させる力を生じさせ
ない。
【0019】トルク制限即ちスリップクラッチ125
(図6)が、ケーブル80がスプール60のトラック7
6内に完全に巻込まれたとき、スプール60を回転させ
るトルクの最大値を押さえる。クラッチ125は、前述
の特許No. 4、969、630に開示されているトルク
制限クラッチと同様な構成になっている。クラッチ12
5は、カム120上の同心ハブ即ちボス129を受入れ
る中央孔を有する、被駆動金属ディスク即ちプレート1
28を有すると共に、カム120上に軸方向に突出する
キー132を受入れるキー溝を有している。こうして、
クラッチプレート128が、カム120を駆動するよう
になっている。クラッチプレート128は、直径方向に
対向する一対の耳134を有している。これら耳は、フ
ック状端部139を有する一対の湾曲金属板ばね138
のカーブ部136内に軸方向に突入している。ばね13
8は、ばね138の端部を受入れ保持する一対のT形凹
部143を有するクラッチ駆動プレート142に取付け
られている。クラッチ駆動プレート142は、駆動軸4
8(図2)のハブ部52と係合する、対向する2つのフ
ラット147を有する中心孔146を有している。こう
して、クラッチプレート142は、駆動軸48により、
駆動されるようになっている。万一、過度なトルクが、
駆動軸48に作用したときは、耳134がばね138を
内側に押し、プレート142が、プレート128に対し
て回転を継続できるようになっている。
【0020】タイヤリフト装置25の作用は、前記特許
No. 4、969、630に開示されているタイヤリフト
装置の作用とほぼ同じである。すなわち、軌道歯車駆動
機構による高い機械効率が、スプール60を1回転させ
るのに、駆動軸48を多数回転させることを必要とす
る。こうして、重いスペヤタイヤが、タイヤリフト装置
25により、駆動軸48への比較的低いトルクによっ
て、上昇、下降される。上述のように、ダウンストップ
爪103が、レーブル80が完全に伸ばされた後に、ス
プール60が更に回転することを防止する。また、トル
ク制限クラッチ125が、ケーブル80がスプール60
に完全に巻き取られ、スペヤタイヤが自動車にしっかり
と取付けられ後に、過度なトルクが駆動軸48に作用し
て、タイヤリフト装置が破損することを防止する。
【0021】図8〜10を参照して、自動車に、タイヤ
リフト装置25及びスペヤタイヤを初めから組込む場合
には、スペヤタイヤがリフトプレート86に取付けられ
たら、ケーブル80をスプール60に迅速に巻き取る動
力駆動ツールを設けておくことが望ましいことがある。
駆動軸125は、駆動軸48と同じ構成であるが、更
に、連結プレート即ちブラケット34の軸サポート46
から突出する、カムタイプ駆動ラグ162状の一方向カ
ップリングを有している。ランプ状ラグ162は、スペ
ード状ビットをラグ162の間に受入れるようになって
おり、駆動ツールにより、軸を時計回り方向(図9)に
回し、ケーブル80をスプール60に巻くようになって
いる。若し、ビットが反時計回り方向に回されると、ビ
ットはラグ162から押出される。こうして、スプール
60は、スペヤタイヤを地上に降ろす、反対方向には回
転されないようになっている。かくて、一方向駆動ラグ
162は、駆動ツールにより、駆動軸158を一方向に
のみ迅速に回転させるアンチセフト(anti−theft )手
段を備えている。
【0022】図11及び12は、軸168を駆動するア
ンチセフト駆動カップリングの他の例を示す。これは、
駆動軸48と同様な構成であるが、径小ネック部172
を有する突出端部169を有している。軸168を一方
向にのみ回転させるカップリングは、円筒スリーブ17
7で囲まれた、円筒ベース部174を有する六角管状フ
ィッティング173を有している。クロスピン178が
軸168内の孔を貫通し、駆動カップリングのベース部
174内に、直径方向に対向して形成された一対のラン
プ即ちカム面181に係合する対向端部を有している。
ロックピン183が、フィッティング173内の孔に圧
入され、ネック部171を囲む環状凹部内に保持される
内部を有している。
【0023】こうして、フィッティング173が、軸1
68に押込まれ、一方向に回転されると、クロスピン1
78が、図11に示すごとく、係合することにより、フ
ィッティング173が、軸168を回転駆動する。しか
し、若しフィッティング173が反対方向に回転される
と、フィッティング173は、軸168の端部上を、外
側即ち軸方向にシフトし、カム面181の作用により、
フィッティング173は軸168の上を自由に回転す
る。ロックピン183は、図12に示すごとく、フィッ
ティング173が、軸168の端部169の上まで軸方
向にシフトすることを許容するが、フィッティングが端
部から離れることを防止する。
【0024】図13及び14に、上述のスリップクラッ
チ125の代わりに、トルク制限即ちスリップクラッチ
190を用いた本発明のタイヤリフト装置の変形例を示
す。図13に示す変形例では、偏芯カム192及びクラ
ッチカム194が、粉末金属ににより一体に成形され、
駆動軸48に回転可能に支持されている。クラッチカム
194は、等配された3のカムローブ196を有してお
り、同様に粉末金属から成形された、円形クラッチディ
スク即ちプレート198により、時計回り方向(図1
3)に駆動される。プレート198は、駆動軸48の駆
動部52を受入れる、2つのフラットを有する中心孔を
有している。また、クラッチプレート198の外周に
は、周方向に離間した、組をなすオフセット部即ちポケ
ット203及び204が形成され、それぞれ折曲げ端部
207を有する3つのワイヤばね206の端部を受入れ
ている。ワイヤばね206は、対応するカムローブ19
6に係合し、クラッチカム194を時計回り方向に駆動
する(図13)。
【0025】ケーブル80が完全に巻き取られ、スペヤ
タイヤが自動車ボディにしっかり保持され、また、駆動
軸48及びクラッチプレート198が、駆動軸に接続さ
れたハンドクランクにより回転されると、ワイヤばね2
06が、カムローブ196の周りに外側に変形し、クラ
ッチプレート198が、クラッチカム194に対して時
計周り方向(図13)に回転することを許容する。
【0026】
【発明の効果】図面及び上記説明から、本発明のタイヤ
リフト装置が、望ましい特徴及び効果を備えていること
は明らかである。例えば、タイヤリフト装置25は、部
材を結合する粉末金属部分を有しており、装置を構成す
る部材の数を大幅に少なくしている。これにより、部品
のコスト並びに部品組立ての時間及び工数を大幅に低減
している。加えて、周方向に離間している歯車の歯の前
縁及び後縁面が、2つの点124で接触する、アンチバ
ックアップ機構を備えている。従って、自動車を長時間
に亘って運転する間に、ケーブル80が少しでも巻き戻
されることがない。他の好ましい特徴は、ダウンストッ
プ即ち爪103が、ケーブル80が伸び切ったことを検
知し、スプール60が更に同じ方向に回転することを阻
止する。これにより、ケーブル80がシャープに曲げら
れて、スプール上に曲がった方向に巻き取られることを
防止する。また、図8〜12に示す、駆動カップリング
は、タイヤリフト装置を自動車に組込む際に、ケーブル
を迅速に巻き取り、スペヤタイヤを持上げる。そして、
また、人間が、駆動軸の他端部に、クランクを接続し
て、ケーブルを延ばし、スペヤタイヤを下ろすことを不
要にする。図13及び14に示すトルク制限クラッチ
は、構成が簡単な経済的な構造のスリップクラッチであ
り、タイヤリフト装置の全体の製造コストを更に低減す
ることができる。
【0027】上記説明のタイヤリフト装置は、発明の好
ましい実施例であり、上記詳細構造に限定されるもので
なく、クレームに規定された本発明の意図を逸脱しない
範囲で変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤリフト装置の一実施例の側面図
をタイヤリフトプレートの断面図と共に示す図。
【図2】図1の2−2矢視断面図。
【図3】図1の3−3矢視断面図。
【図4】図1の4−4矢視断面図。
【図5】図1の5−5矢視断面図。
【図6】図1の6−6矢視断面図。
【図7】図4と類似の断面図であるが、外歯歯車及び偏
芯カムが除かれている。
【図8】本発明の変形例の一方向駆動カップリングを有
する駆動軸の平面図。
【図9】図8の端面図。
【図10】図8、9に示す駆動軸端部の説明図。
【図11】本発明の他の実施例の駆動軸及び一方向駆動
カップリングの平面図。
【図12】図11の12−12矢視断面図。
【図13】本発明の他の変形例によるトルク制限クラッ
チの端面図。
【図14】図13の14−14矢視断面図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸(48)と;この駆動軸を回転支
    持する離間した壁(32、34)を有するハウジング
    (28)と;上記ハウジング内で、上記駆動軸に支持さ
    れて、上記軸に対して相対回転する環状スプール(6
    0)と;両端部を有する長い可撓ケーブル(80)と;
    上記ケーブルの一端部に設けられたタイヤ支持手段(8
    4、86、88)と;上記ケーブルの他端部を上記スプ
    ールに接続する手段(71、82)と;上記駆動軸の多
    数の回転に応じ、上記駆動軸に対し、上記スプールを1
    回転させる高い機械効率の駆動手段(91、115)と
    を備え、上記スプールは、上記ケーブルの径とほぼ同じ
    幅の狭い環状トラック(76)を有し、上記ケーブルを
    スパイラル状に重ねて半径方向外側に巻回するようにな
    っているタイヤリフト装置で、 上記スプールは、第1及び第2の環状プレート部材(6
    2、74)からなり、上記第1プレート部材(62)
    は、これと一体のほぼ円筒状のハブ部(68)から外側
    に突出する第1環状面を有し、上記第2プレート部材
    (74)は、上記第1環状面に対向して、この面と共
    に、上記トラックを画する第2環状面を有しており;上
    記第2プレート部材を、上記第1プレート部材のハブ部
    (68)に接続して、上記第1及び第2プレート部材の
    相対回転を防ぐ接続手段(72、92)を有し;環状の
    内歯歯車(96)が上記第2プレート部材(74)に一
    体に形成された;コンパクトで安価なタイヤリフト装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2のプレート部材(6
    2、74)は、それぞれ粉末金属で一体に形成されてい
    る請求項1に記載のタイヤリフト装置。
  3. 【請求項3】 上記ハブ部(68)は、端面で、この端
    面から上記ハブ部内に延びるアンダカットキャビティ
    (71)を有しているものと;上記ケーブルの他端部に
    固定され、上記キャビティ内に配されるフェルール(8
    2)と;を有しており、上記フェルールは、上記ハブ部
    (68)に取付けられる第2プレート部材(74)によ
    り保持されている請求項1に記載のタイヤリフト装置。
  4. 【請求項4】 上記環状内歯歯車(96)は、周方向に
    離間した内側突出歯(98)を有し;上記内歯歯車内に
    配される環状外歯歯車(118)は、上記内側突出歯に
    係合する外側突出歯(119)を有しており;上記両歯
    車のそれぞれの歯は、前縁面及び後縁面を有しており、 上記外歯歯車の異なった2つの歯の上記前縁面及び後縁
    面は、上記内歯歯車の歯の対応する後縁面及び前縁面に
    同時に接触(124)し、上記ケーブルが上記スプール
    に巻かれ、タイヤが上記ケーブルにより支持された後
    は、いかなる条件のもとでも、上記駆動手段のバックア
    ップを防止するようになっている請求項1に記載のタイ
    ヤリフト装置。
  5. 【請求項5】 上記内歯歯車(96)の内側突出歯(9
    8)及び上記外歯歯車の外側突出歯(119)は円形を
    なしており、上記外側突出歯のそれぞれの曲率半径は、
    上記内側突出歯(98)の曲率半径より大きくなってい
    る請求項4に記載のタイヤリフト装置。
  6. 【請求項6】 上記スプール(60)にノッチ(10
    1)が形成され;爪(103)が、引込み位置と上記ノ
    ッチへの係合位置との間を動き得るように、上記ハウジ
    ングに回動可能に支持されており、 上記爪には、上記スプールが回されるときに、上記ケー
    ブルが貫通するチャンネル(109)が形成され、上記
    爪(103)は、上記ケーブルが上記スプールから延び
    きった後の、上記ケーブルのハウジング内での上記スプ
    ールに対する横動きに対応して、上記引込み位置から上
    記係合位置へ回動するようになっている請求項1に記載
    のタイヤリフト装置。
  7. 【請求項7】 上記爪(103)は、上記スプールに係
    合する金属部と、上記金属部に固定される剛プラスチッ
    ク材料からなるベース部(106)とを有しており、上
    記ベース部には上記ケーブルを受入れる上記チャンネル
    (109)が形成されている請求項6に記載のタイヤリ
    フト装置。
  8. 【請求項8】 上記駆動軸は、上記ハウジングから突出
    した端部を有しており、この駆動軸の突出端部に、パワ
    ーツールにより上記駆動軸を一方向に回転して、上記ス
    プール上に上記ケーブルを巻回する一方向カップリング
    手段(158、162、178、181)が接続されて
    いる請求項1に記載のタイヤリフト装置。
  9. 【請求項9】 上記カップリング手段は、上記駆動軸か
    ら軸方向に突出する、周方向に間隔を存して設けられた
    一対のカム状ラグで構成され、その間にスペード状ツー
    ルを受入れるようになっている請求項8に記載のタイヤ
    リフト装置。
  10. 【請求項10】 上記駆動手段は、上記軸(48)に相
    対回転するよう支持された偏芯カム(192)と、上記
    軸を所定のトルク以上では上記スプールを回転させるこ
    となく、回転させるトルク制限クラッチ(190)とを
    有しており、このクラッチは、上記偏芯カム(192)
    に、一体に形成されたクラッチカム(194)と;上記
    軸に取り付けられたクラッチプレート(198)と;こ
    のクラッチプレート(198)に支持され、上記クラッ
    チカム(194)に係合する少なくとも1つの可撓ばね
    手段(206)と;を含んでいる請求項1に記載のタイ
    ヤリフト装置。
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