JPH0742882Y2 - 渦巻きばねの懸架構造 - Google Patents

渦巻きばねの懸架構造

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JPH0742882Y2
JPH0742882Y2 JP15236489U JP15236489U JPH0742882Y2 JP H0742882 Y2 JPH0742882 Y2 JP H0742882Y2 JP 15236489 U JP15236489 U JP 15236489U JP 15236489 U JP15236489 U JP 15236489U JP H0742882 Y2 JPH0742882 Y2 JP H0742882Y2
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JP
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spring
spiral spring
shaft
winding
roller
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JP15236489U
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善幸 水野
紀彦 藁科
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富士オートリブ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は渦巻きばねの懸架構造に係り、特に、渦巻き
ばねの内端部と出力を取り出す軸部とを止着する構成に
おいて、渦巻きばねの軸方向への浮き上がりを防止する
ための構造に関する。
[従来の技術] 一般に、渦巻きばねを用いた機器は多いが、とりわけ車
両用安全ベルト装置には、ウエビング(シートベルト)
の巻取りをするために、リールを回転させる巻取軸を常
時回転付勢する渦巻きばねがリトラクタに設けられてい
る。
ところで、渦巻きばねは帯状で薄い金属片をゼンマイ状
に巻いてなり、その内端部に巻取軸等の被付勢側の軸
を、また、その外端部を収納ケース等の固定側にそれぞ
れ止着する。内端部を止着するには、第8図に示したよ
うに、収納ケースを兼ねたラチェット車16の中心に軸孔
16aを穿設し、その軸孔16aを貫通して軸5と係合するロ
ーラー19に切り込み部19aを設け、その切り込み部19aに
渦巻きばね18の内端部18aを挿入してローラー19に巻き
付けていた。なお、第8図における前記以外の参照符号
に付いての構成の説明は、本書の実施例に記載した事項
と実質的に同じであるから、省略する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の渦巻きばねの懸架装置によれ
ば、渦巻きばね18が伸び縮みすると、その解旋作動によ
る動きで渦巻きばね18全体が収納ケース16の内底面から
浮き上がり、渦巻きばね18が収納ケース16の内底面若し
くは収納ケース16を覆う蓋体20に摺接して解旋の支障を
来し、ローラー19の円滑な所期の回転を損ない、所定の
出力が取り出せない恐れがある。
そこで、この考案は上記不都合を解消することを目的と
してなされたものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題の解決を図るため、渦巻きばねの内
端部を係止する切り込み部を備えた出力軸部を円錐形に
形成し、その径小端部に同心で所定半径の円盤を連結
し、該円盤を渦巻きばねが摺接する当て座となるように
した渦巻きばねの懸架構造を考案した。
[作用] 上記構成に係るこの考案によれば、渦巻きばねは円錐形
の出力軸部に捲回して巻き締められるので、渦巻きばね
の断面部は、受け座側に傾斜して押圧され、また、渦巻
きばねが解旋するときはその押圧力で軸方向へ浮き上が
ることなく動作するとともに、受け座が渦巻きばねと収
納ケースとを隔離し、したがって、渦巻きばねが収納ケ
ースの内底面や蓋体に摺接して解旋力を低下させること
を阻止する。
[実施例] 次に、この考案の実施例を図面に基づき説明する。第8
図に対応する第1図から第3図に示したように、基板1
に穿設した軸孔1aからシートベルト巻取り装置本体35の
巻取軸2を突出させ、その巻取軸2には第1の歯車3を
嵌着する。この歯車3と噛合する第2の歯車4の軸4a
(第4図(B)参照)を基板1に穿設した軸孔1fに回転
可能に支承し、その歯車4は軸部5を一体形成してな
り、その軸部5には端部に小判形断面のローラー装着部
6が形成されている。ローラー装着部6は、第4図
(A),(B)に示したように、その中心部に軸孔7が
軸方向へ形成されるとともに、直径方向で相対向して軸
方向へ割り溝8,8が形成され、かつ、円弧部外周面には
突起部9,9が形成されている。この第2の歯車4と噛合
するとともに、前記第1の歯車3と同じ歯車からなる第
3の歯車3a,3aを、前記巻取軸2を頂点とした正三角形
の残りの頂点部において基板1に突設した軸1b,1bに、
それぞれ回転自在に軸支させる。そしてこれら歯車3,3
a,3aと噛合する内周歯部10aを形成した内歯車10を前記
軸部5に遊嵌させる。内周歯部10aと歯車4,3,3aの各歯
数比は3:1に設定されている。内歯車10は断面略凸字形
の筒体であって、巻取軸2よりも直径の大なる軸部11を
備え、その軸部11に前記軸部5を遊嵌する軸孔12が穿設
されている。軸部11は渦巻きばねからなる主巻取りばね
14の内端部14aを係止する切り込み部13,13を有する。こ
の主巻取りばね14と副巻取りばね18をそれぞれ収納する
胴室15,15aを形成した断面H形の収納ケースであるラチ
ェット車16が軸部5に遊嵌される。ラチェット車16は、
外周面にラチェット歯部17を有する。主巻取りばね14と
副巻取りばね18の各外端部14b,18bは、それぞれ胴室15,
15aの内周縁に形成されたばね掛け用の突起部に係止さ
れる。また、副巻取りばね18の内端部18aは、前記軸部
5のローラー装着部6に嵌合するローラー19の係止溝19
a,19aのいずれかに係止され、主巻取りばね14と副巻取
りばね18とは、ラチェット車16を介し所謂シリーズ(直
列)で軸部5にそれぞれ連結されており、主巻取りばね
14は予巻きされ、また副巻取りばね18は巻き締められて
それぞれ収納される。なお、主巻取りばね14は、その回
転トルクを4分の3、副巻取りばね18の回転トルクは4
分の1としてある。したがって、副巻取りばね18は、主
巻取りばね14よりも小型コンパクトであり、そのばね力
も小さく(3分の1)形成されている。
上記副巻取りばね18の出力軸部であるローラー19は、第
5図(A),(B)に示したように、前記巻取軸2より
も直径が大なる合成樹脂製の円錐体からなり、その中心
部には前記ローラー装着部6の突起部9,9を嵌合して抜
け止めとする小判形の段孔19bが穿設されている。した
がって、ローラー19とローラー装着部6の嵌合形状は、
副巻取りばね18のトルクによるローラー19の浮き上がり
を防止し、内部抵抗の増加を防止できる構造である。19
aは副巻取りばね18の内端部18aを止着する切り込み部で
あり、また、19cはローラー19に連結して副巻取りばね1
8の当て座を形成するための金属製の円盤である。この
当て座19cは、胴室15aの半径よりも小さくて、副巻取り
ばね18が解旋して径大となる所定の半径を有し、その中
心部に形成した立ち上がり部19dがローラー19に埋め込
み一体形成される。
そして、上記ラチェット車16には、副巻取りばね18を覆
う蓋体20が冠着される。さらに、前記ラチェット歯部17
と係脱可能なレバー27を一体形成したアーム28が、基板
1に突設した軸1cに回動可能に支持され、そのアーム28
はソレノイド29からなる駆動手段のプランジャー30にス
プリングピン31を介して連結されている。アーム28には
ばね32の一端部が係止され、ばね32は軸1cを捲回して基
板1のばね掛け部1dに係止され、レバー27はプランジャ
ー30側へ回転付勢されている。ソレノイド29は基板1の
固定部1eに固定され、その駆動は配線33を介してベルト
のタングをバックルに挿入し或いはドアを閉めるとON操
作されるスイッチで電気的に行われる。なお、基板1に
は、これを被覆するカバー26が設けられ、このカバー26
と基板1を複数本の固定部材34で巻取り装置の本体35に
固定する。本体35は、前記巻取軸2を回転自在に支承す
る枠体36と、巻取軸2と一体に回転できるリール37と、
本体35が振動し或いは巻取軸2が引き出し方向に急激に
回転すると巻取軸2の回転を阻止する緊急ロック機構38
とからなる。リール37には、シートベルト39の一端部を
止着し、且つ、時計方向に巻き付る。
上記の構成において、シートベルト39が予巻きされた副
巻取りばね18で巻き取られている状態にあっては、第6
図に示したように、内端部18bがローラー19の外周面に
沿って巻き締められ、副巻取りばね18の断面が総て当て
座19cに向けて内側に傾斜して当て座19cに押圧された状
態であり、これが解旋するときは、第7図に示したよう
に、副巻取りばね18が当て座19cに押圧された状態のま
ま径を拡大する。したがって、副巻取りばね18は当て座
19cから軸方向へ浮き上がり、蓋体20の内側に摺接する
事なく、また、当て座19cに接する面で径の縮小・拡大
動作をするので、ラチェット車16の内底面とは関係なく
回転自在であって、ローラー19の回転に支障を来す事は
ない。
[考案の効果] 以上説明したこの考案によれば、渦巻きばねの内端部を
係止する切り込み部を備えた出力軸部を円錐形に形成
し、その径小端部に同心で所定半径の円盤を連結し、該
円盤を渦巻きばねが摺接する当て座となるようにしたか
ら、渦巻きばねは円錐形の出力軸部に捲回して巻き締め
られるので、渦巻きばねの断面部は、当て座側に傾斜し
て押圧され、また、渦巻きばねが解旋するときはその押
圧力で軸方向へ浮き上がることなく動作するとともに、
当て座が渦巻きばねと収納ケースとを隔離し、したがっ
て、渦巻きばねが収納ケースの内底面若しくは蓋体に摺
接して解旋力を低下させることを解消させる、等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は
配置構成の総括的断面正面図、第3図は配置構成の総括
的断面側面図、第4図(A),(B)は要部の正面図及
び半断面側面図、第5図(A),(B)は出力軸の正面
図及び断面側面図、第6図及び第7図は作用説明図、第
8図は従来例の分解斜視図である。 1……巻取軸、16……ラチェット車(収納ケース)、18
……渦巻きばね、18a……内端部、19……ローラー(出
力軸部)、19a……切り込み部、19b……軸孔、19c……
当て座、19d……立ち上がり部、37……リール、39……
シートベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】渦巻きばねの内端部を係止する切り込み部
    を備えた出力軸部を円錐形に形成し、その径小端部に同
    心で所定半径の円盤を連結し、該円盤を渦巻きばねが摺
    接する当て座としたことを特徴とする渦巻きばねの懸架
    構造。
JP15236489U 1989-12-27 1989-12-27 渦巻きばねの懸架構造 Expired - Lifetime JPH0742882Y2 (ja)

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JPH0388965U JPH0388965U (ja) 1991-09-11
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DE10320836A1 (de) * 2003-05-08 2004-12-02 Takata Corp. Gurtaufroller und Gurtaufroller-Federkassettengehäuse für einen Gurtaufroller

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JPH0388965U (ja) 1991-09-11

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