JPH02503550A - タイヤ持上/支持ウインチ用溝車板及びケーブル組立体 - Google Patents

タイヤ持上/支持ウインチ用溝車板及びケーブル組立体

Info

Publication number
JPH02503550A
JPH02503550A JP89503681A JP50368189A JPH02503550A JP H02503550 A JPH02503550 A JP H02503550A JP 89503681 A JP89503681 A JP 89503681A JP 50368189 A JP50368189 A JP 50368189A JP H02503550 A JPH02503550 A JP H02503550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cable
groove
assembly
cable end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP89503681A
Other languages
English (en)
Inventor
レムピンスキー ドナルド アール
ブリット ドナルド アール
Original Assignee
スパートン コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スパートン コーポレーション filed Critical スパートン コーポレーション
Publication of JPH02503550A publication Critical patent/JPH02503550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • B66D1/28Other constructional details
    • B66D1/30Rope, cable, or chain drums or barrels
    • B66D1/34Attachment of ropes or cables to drums or barrels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D43/00Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements
    • B62D43/02Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body
    • B62D43/04Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body
    • B62D43/045Spare wheel stowing, holding, or mounting arrangements external to the vehicle body attached beneath the vehicle body the wheel or its cradle being attached to one or more chains or cables for handling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Pulleys (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 タイヤ持上/支持ウインチ用溝車板及びケーブル組立体発明の分野 本発明は、タイヤ持上/支持用に特に有効なウィンチに関し、詳しくは、そのよ うなウィンチの溝車組立体に用いる単一の溝車板及びケーブル組立体に関する。
溝車板及びケーブル組立体を製造する方法も、開示される。
発明の背景 車両のクイヤ持上/支持ウィンチ機構が、乗用車、トラック、などのような車両 の真下にスペアタイヤを保管するために過去に用いられてきた。
イイダ(Iida)に1977年11月22日付与の米国特許第4゜059.1 97号、ドール(Dorr)他に1985年8月20日付与の米国特許第4,5 35,973号、デンマン(Denman )他に1985年10月1日付与の 米国特許第4,544,136号、及びデンマン他に1986年12月2日付与 の米国特許第4,625゜947号は、スペアタイヤ支持フレームに連結された ケーブルを巻いたり、巻き戻したりさせる回転におけるウィンチの溝車組立体の 駆動で機構的な長所を備えるために偏心ギヤ構造を採用するタイヤ持上/支持用 ウィンチ機構を開示する。
これら特許のウィンチ機構では、溝車組立体は、典型的にはリベットのような適 当な締結具によって間隔をへだてた関係で保持される1対の溝車側板と、溝車組 立体の回転方向に応じてケーブルを巻いたり、巻き戻したりさせるケーブル巻き トラックを形成する周縁を有する回転可能な溝車中央板とを含む。溝車側板の間 の間隔を、溝車組立体を回転させるとき、ケーブルをそれ自体に巻きつけさせる ように選択する。
典型的にウィンチケーブルは、ケーブル端部に拡大円筒形スリ−ブ部材を固定し 、ケーブル端部に固定した拡大スリーブ部材を受は入れるために溝車側板と溝車 中央板とに並んだ孔を形成することによって、満車組立体に取り付けられる。特 に、拡大スリーブは、溝車側板の孔の中に延び、かつ溝車組立体を回転させる孔 を構成する側板のリムに乗るように、必要な大きさにされる。
英国特許第316,977号は、常に牽引車から被牽引車にビンと張られて延び るケーブルを維持するために牽引車に取り付は可能なばね付勢ドラム及びケーブ ル組立体を示す。このドラムは、ケーブルの一端部が受入られ、溶接、リベット 或いは楔によってドラムに固定されたらせん溝を含む。
発明の要約 本発明は、溝車板が円弧状ケーブル巻きトラックを有する外周縁を含み、ケーブ ルの一端部が周縁を通して溝車板の中に延び、ケーブルのまわりを鋳造(例えば ダイカスト)された滑車板の一部によって溝車板肉に捕捉されるタイヤ持上/支 持ウィンチのような、ウィンチ用の満車板及びケーブル組立体を意図する。それ によって、単一の滑車板及びケーブル組立体が、ウィンチ用に提供される。
本発明は又、捕捉されたケーブル端部の厚さが溝車板の厚さ以下であり、それに よって、ケーブルは滑車板の側面を越えて突き出さない、前述の節の溝車及びケ ーブル組立体を意図する。
本発明は更に、ウィンチケーブルの端部の相補する形状の部分を受は入れて捕捉 するために特別な形体の内部通路と内部キャビティとを有する滑車板を意図する 。。
本発明は更に、間に配置された単一の滑車板及びケーブル組立体とを有する一対 の溝車側板をもつウィンチ溝車組立体を意図する。
本発明は更に、ケーブル端部を一体的に捕捉するためにケーブル端部のまわりに 滑車板を、ダイカストのような鋳造によって溝車板及びケーブル組立体を製造す る方法を意図する。
本発明の典型的な作動態様では、溝車板及びケーブル組立体は、間に板厚を構成 する間隔をへだてた側面を有し、側面と相互に連結し円弧状ケーブル巻きトラッ クを含む外周縁を有するダイカスト金属の滑車板を備える。溝車及びケーブル組 立体は更に、周縁のケーブル入口溝を通して滑車板の中に延びるケーブル端部を 有し、かつケーブル端部のまわりの溝車板ダイカストによって溝車板肉に捕捉さ れる金属ケーブルを備える。ケーブル端部は、溝車板の側面の間に延び、ケーブ ル端部の厚さは、溝車板の厚さ以下であり、それによって、溝車組立体を形成す るために側板の間に組立てるとき、ケーブル端部は側面を越えて延びず、隣接す る溝車側板から間隔をへだてられる。
ケーブル端部は好ましくは、溝車板の回転軸のまわりに延び、滑車板がケーブル 端部のまわりにダイカストされるとき、溝車板肉の狭いキャビティ内にたまるよ うになっている平坦形状を有する細長いヘッド部分で終わる円弧状ねじれ部分を 含む。ケーブルの円弧状部分は、好ましくは円形横断面を有し、一方細長い平坦 ヘッド部分は好ましくは、厚さが円弧状部分の直径以下である卵形横断面を有す る。それによって、ケーブル端部の円弧状部分と平坦ヘッド部分とは、それらの 交点で肩部を形成する。相補する拘束肩部が、ケーブルが引張り状態のとき、ケ ーブル端部を引出し力に対して溝車板肉に固定するためにケーブル端部の肩部に 対向関係で溝車板肉に形成される。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明によるタイヤ持上/支持ウィンチの分解図である。
第2図は、本発明による単一の溝車板上よびケーブル組立体の倒立面図である。
第3図は、第1図の溝車板及びケーブル組立体の縁立面図である。
第4図は、第2図の4−4線における断面図である。
第5図は、中に配置されたケーブル端部を有するダイカスト型の断面図である。
発明の実施する最良の態様 第1図を参照すると、タイヤ持上/支持ウィンチWが、駆動軸2と、ねじ8、l Oをもつばね板6を有するトルク制限組立体4と、ばね板に隣接した偏心板12 と、偏心カム13と、トルクアームのベントタブ14aによって取り付けられた 駆動ギヤ16を有するトルクアーム14と、環状従動ギヤ18と、溝車組立体2 0とを含んで示される。これらのウィンチ構成部品は、対向したハウジング板2 2.24の間の駆動軸2上に作動的に並んだ関係で配置され、これらは、リベッ ト26のような適当な手段によって互いに連結され、ウィンチ構成部品を取り囲 む。各ハウジング板22.24は、ハウジング板の端部にリベット受入孔22a 、24aを含む。
各ハウジング板22.24は、それぞれ同軸孔22b、24bを含んで駆動軸2 の両端を先行技術で周知の仕方で回動自在に受イヤ支持具(図示せず)を持上あ るいは下げるために回転させる横孔2bを含む。
駆動軸2は、ばね板6の開口部6aを通して延び、ばね板の横溝6bに駆動関係 に受入られた直径ビン2Cを有する。駆動軸2は又、偏心カム13の開口部13 aを通して延び、この偏心カム13は駆動軸2と共に回転可能に駆動軸2にプレ ス嵌め、キー止め、あるいはその他の方法で固定される。
−偏心板12は、トルクアーム14に向かって軸方向に延びるハブ12aを含む 。ハブ12aは、偏心カムI3を受は入れ、偏心カム13にキー止めされる。ト ルクアーム14はハブ12aおよびハブ12a内の偏心カム13を受は入れる開 口部14aを含み、かつ細長溝14cを有する延長部14bを含む。細長溝14 cは、ハウジング板22.24を一緒に保持するリベット26の1つの中間軸2 6aを受は入れる。溝付延長部14bおよびリベットの中間軸26aは、駆動軸 2が回転されるときに、周知の仕方で協働して振動動作をトルクアーム14およ びトルクアーム14上の駆動ギヤ16に伝える。
環状従動ギヤ18は、トルクアーム14に取付けられた駆動ギヤ16を受は入れ る中央開口部18aを含み、かつ駆動ギヤ16の外歯16bと噛み合う多数の内 歯18bを含む。従動ギヤ18は、溝車組立体20の側板50に向く側面18c を含む。従動ギヤの側面18cは、互い4こ平行に、かつ駆動軸2の回転軸Rの 方に延びる複数の一体形成スタッド18dを含む。
スタッド18dは、軸Rのまわりの回転で溝車組立体20を駆動するために側板 50に形成されたそれぞれ同軸に整合する孔50a内にプレス嵌めされる。
溝車組立体20は、側板50と、側板50から間隔をへだてた他の側板51と、 側板5v、51の間に配置された本発明の中央板及びケーブル組立体58とを含 む。ケーブル組立体58は、溝車中央板52と、以乍に説明するように中央板5 2に一体に取り付けたケーブル40とを含む。
溝車側板50.51および溝車中央板52は、溝車板50.51.52それぞれ に整合した孔50a、51a、52aを通して延びる3つのリベット53によっ て、互いに連結され溝車組立体20を形成する。溝車板50.51.52はそれ ぞれ、駆動軸2が通して延びる中央開口部50b、51b、52bを有する。
溝車板50.51,52は、駆動軸と軸受は関係にある。
第1図に示すウィンチでは、駆動軸2の回転は、リベット中間軸26aに対する トルクアーム14の溝付延長部14bの往復運動と、軸Rのまわりの回転の環状 従動ギヤ18の対応する駆動とによって制御されるように、駆動ギヤ16の振動 をひき起こす。
環状従動ギヤ18は、溝車側板50の孔50aにプレス嵌めされたスタッド18 dを介して満車組立体20を駆動して回転させ、溝車組立体20を時計回りに回 転させるときにケーブル40を中央溝車板52に巻きつけ、滑車組立体を反時計 口りに回転させるときにケーブルを巻きもどす。この形式のギヤ列およびその作 動は、前述の米国特許第4.059,197号及び第4,544゜136号に示 され、これらの教示を参考として組み込む。
ウィンチ構成部品を組立てたとき、ケーブルガイド部材65がハウジング板22 .24に配置される。詳しくは、ケーブルガイド65は、ハウジング板24の底 壁の孔24cと整合した溝65aを含む。ケーブル40は、ハウジングの外側の これらの溝を車両のスペアタイヤ支持具(図示せず)の方に通して延びる。
逆転防止つめ67が又、ウィンチ構造に設けられ、溝67b付のフォークアーム 67aを含む。フォークアームは、ガイド部材65の平坦面[35bの上に位置 し、従って溝67bは、溝65aをまたいでいる。ケーブル40は、ケーブル4 0が上述した溝24c、65aを通してウィンチWを出るあるいは入るように溝 67bを貫通する。つめ67は又、つめアーム67cを含み、このつめアーム6 7cは、偏心板12の軸方向に延びる耳12bと係合するようになっており、米 国特許第4,535.973号に十分説明されるように巻き戻し方向(反時計回 り回転)の滑車組立体20の過度の回転を阻止し、かつ間違った方向の滑車組立 体20の巻き戻しを阻止する。この教示を参考としてここに組み込む。耳12b は、偏心板12の4つの直線側面のそれぞれの中心に置かれる。
トルク制限組立体4は、タイヤ持上/支持が最終位置に十分に持上げられたか、 あるいは何かの理由でその動きが妨害された場合のような、ケーブル40が過負 荷状況にさらされる場合に駆動軸2を自由に回転させる。詳しくは、駆動軸2は 駆動軸の直径ビン2cによってばね板6にキー止めされる。過負荷状態があると き、ばね8.10は偏心板12の耳121)を歪めて駆動軸2を自由に回転させ る。駆動軸2をそのような状況で自由に回転させることが、ウィンチの他の構成 部品を損傷から保護する。かかるトルク制限組立体の作動は、例えば米国特許第 4,544.13(i号に説明されるように先行技術で周知である。
ウィンチWは、ハウジング22の取付はフランジ22cによって、およびフラン ジ22cに設けられた孔を通して延びる適当な締結具(図示せず)によって車両 の底に取り付けられる。
本発明によれば、ケーブル40は溝車中央板52に一体に取付けられ、溝車板及 びケーブル組立体58を形成する。好ましくは、ケーブル40は、一般的な円形 横断面のワイヤケーブルに形成された亜鉛被覆カーボンスチールワイヤの多数の ストランドを含む「航空機ケーブル」として知られるものからなる。しかし、本 発明は「航空機ケーブル」に限定されず、他の形式のケーブル、マルチストラン ドあるいはジングルストランドのどちらでも本発明に用いることができる。
第2図から竿5図を参照すると、溝車中央板52は、はぼ平行な側面60と、側 面60と相互に連結する外周縁62とを含む。
前述した孔52aは、リベット53を受は入れるために側面60を貫通して設け られ、そして開口部52bは、駆動軸2を軸受は関係で受は入れるために側面6 0を貫通して設けられる。
溝車中央板60の外周縁62は、外周縁62の長さの大部分に沿って円弧状ケー ブル巻きトラック64を含む。ケーブル巻きトラック64は、直線部分66と一 定半径部分68とを含む。直線部分66は、一定半径部分68と混合する円弧状 移行部分69と交差する。溝車中央板52のケーブル巻きトラック64は、溝車 中央板52より大きい直径を備えた溝車側板50,51の間に配置され、ウィン チ構成部品を作動的に並んだ関係で組立だときにケーブル巻きトラック64のま わりに狭い溝を形成し、初めにケーブル巻きトラック64に、次いで溝車組立体 20が軸Rのまわりに回転されるとケーブル自体に巻き付けられる。
直線部分66は、第2図に示すように、ケーブル巻きトラック64の長さを中断 するケーブル人口溝70の一方の側面を形成する。ケーブル人口溝70の他方の 側面は、外周縁の、鋭い半径部分74と、直線部分76および78とによって形 成される。溝70の内端は、外周縁の直線端壁部分80によって形成される。
第2図に最も良く示されるように、ケーブル40はケーブル入口溝70の端壁部 分80を横断して溝車板52内に延びるケーブル端部100を含む。ケーブル端 100は、溝車板52の回転軸Rのまわりに延び、卵形の横断面をもつ細長い平 坦ヘッド部分104で終わる円弧状のねじれ部分102を含む。ケーブル端部1 00の円弧状のねじれ部分102は、102aと102bで恒久的に捩じられ、 以下に説明される理由のためケーブル端部100に直線的に延びる部分102c 、102d、102eを形成する。
ケーブル端部100のヘッド部分104の卵形横断面は、円弧状ケーブル部分1 02の直径り以下の厚さ寸法TH(平面104a間で構成される)と、円弧状部 分102の直径り以上の幅寸法WH(円弧状側面104b間で構成される)とを 含む。結果として、収束する拘束肩部106は、円弧状部分102とケーブル端 部100のヘッド部分104との交点に形成される。ケーブル端部の平坦卵形ヘ ッド部分104は、所望の卵形形状が得られるまで液圧プレス(図示せず)の対 向するダイ(図示せず)の間でケーブル端部を塑性的に変形することによってケ ーブル端部100に形成される。勿論、他の成形技術をケーブル端部100に平 坦ヘッド部分104を設けるために用いても良い。
溝車板52の側板60間の間隔は、板厚TPを構成する。ケーブル端部100の 円弧状部分102の直径りおよびヘッド部分104の厚さTHは、溝車板52の 厚さTP以下に選択される。
円弧状部分102の直径りおよびヘッド部分104の厚さTHは、溝車板52の 厚さTP以下であり、溝車板をそれらのまわりにダイカストするときケーブル端 部100を溝車板26の側面60の間にすっぽり包むのが好ましく(第3図から 第4図参照)、それによって、ケーブル端部は側面60を越えて突き出さない。
ダイカスト溝車板52は、まわりに溝車板を鋳造することによって、ケーブル端 部100の円弧状ねじれ部分102の形状に相補する形状を有する内側円弧状通 路110を含む。更に、ダイカスト溝車板52は、同じ理由のため、平坦ヘッド 部分104の形状と相補する形状を有する狭い、細長キャビティ112を含む。
詳しくは、円弧状ねじれ通路110は、円形横断面を有し、溝車板52の回転軸 Rのまわりに延びる。狭い、細長キャビティ112は、平面で見るときの矩形輪 郭と卵形横断面とを含む。卵形横断面は、側面60にほぼ平行である平面112 aを含み、平面112aの間にキャビティの厚さ寸法TCを構成する。卵形横断 面の円弧状側面112bは、その間にキャビティの幅寸法WCを構成する。キャ ビティ112の厚さ寸法TCは、通路110の直径以下であり、−刃幅寸法WC は、通路110の直径以上である。結果として、収束する拘束肩部114は、通 路110とキャビティ112の交点で溝車板52に形成される。
溝車板に形成された拘束肩部114は、ケーブル端部100に形成された肩部1 06と対向した衝合関係にあり、肩部106の移動を制限し、かくしてケーブル −40が引張り状態にあるとき、ケーブル端部100のヘッド部分104は軸線 引出し方向にあることは明らかである。
キャビティ112の反対の端部107は、ヘッド部分104の他端部105に対 向した衝合関係にあり、その反対方向への移動を制限することも明らかである。
更に、ヘッド部分104の横移動は、まわりを鋳造されることによってヘッド部 分に衝合し、ケーブル端部のヘッド部分104に接触するキャビティ112の隣 接する横側面によって制限される。
本発明がケーブル端部100の円弧状ねじれ部分102および平坦ヘッド部分1 04について、および溝車板52の相当する通路110およびキャビティ112 について、示された横断面形状に限定されないことを、当業者は認識するだろう 。これらの主要物の他の形状は本発明の範囲内で可能である。
第5図は、半型152.154を有するダイカスト型】50を概略的に示し、こ の半型152.154は、それらの間に型キャビティ156を構成するように形 作られる。型キャビティ156は、溶融亜鉛のような、適当な鋳造材が導入され て、その中で凝固したときに、所望のモールド溝単板形状を備えるように輪郭が 作られる。ケーブル端部100は、型キャビティ156の外側に配置され露出し たケーブル40と係合するクランプ158によって半型152.154の間の型 キャビティ156の中心に置かれる。ケーブル端部100の円弧状部分102の ねじれ102a。
102bは、それらを型キヤビテイ156内に配置するときに、ケーブル端部1 00に所望の円弧状形状を形成し、保持するように設けられる。ピン(図示せず )が、型キャビティ156に挿入され、溝車板52を貫通する拡大孔71を形成 する。このピンは、ケーブル端部100を型キャビティ156に位置決めするの を助ける。ピンのまわりにダイカストすることによって溝車板52を貫通して形 成された孔71は、ウィンチ構成部品の組立中、組立ガイドピンの孔として機能 する。一旦、ケーブル端部100が型キヤビテイ156内に適当に位置決めされ ると、溶融亜鉛のような、鋳造材をケーブル端部のまわりの型キャビティ156 に導入させ、ケーブル端部のまわりに凝固させてダイカスト溝車板52内にケー ブル端部100を一体に捕捉する。ダイカスト工程は、在来の亜鉛ダイカスト手 順により行われる。他の鋳造工程は、本発明の範囲内である。
このように形成された単一の溝車板及びケーブル組立体58は、半型152.1 54を開放することによって型キャビティ156から取り出される。
溝車板52とケーブル端部100とは、ダイカスト工程中、互いに冶金学的に結 合され、溝車板及びケーブル組立体58の引出し力、すなわちケーブル端部10 0を溝車板52から引出すのに必要とする力を増大させるのが好ましい。例えば 、溶融亜鉛を亜鉛被覆ワイヤをもつケーブル端部100のまわりの型キャビティ 156に注入することによって溝車板が形成されたとき、冶金学的結合が溝車板 52とケーブル40のワイヤの亜鉛被覆との間で行われ、ケーブル端部100を 溝車板52から引出すのに必要な力を増大させる。
溝車板及びケーブル組立体58は、ケーブル端部にタップ又は別の方法で固定し た別々の溝車部材を用いる以前の機械的満車組立体と比較して構造上簡単であり 、僅かの構成部品しか含まず、コストが低い。更に、捕捉されたケーブル端部1 00は溝車板52の側面60を越えて突き出さず、結果として、溝車の側板50 .51から間隔かへだてられるので、ケーブル端部を受は入れるために先行技術 の溝車の組立で必要とされたように、ケーブル端部100を受は入れて保持する のに溝車側板50.51に孔を設ける必要性がなく、これらの孔を溝車側板に整 合させる必要性もない。かくして、溝車板の組立は、本発明では容易にされてい る。
上述した本発明の好ましい実施例では、溝車板52全体は、ケーブル端部100 のまわりのダイカストとして示される。しかし、本発明はそれに限定されず、型 キャビティのケーブル端部100のまわりに溝車板52の一部を鋳造してケーブ ル端部100を捕捉することも考えられる。
本発明を特定の実施例の用語で説明したが、それに限定されることを意図するも のではなく、以下の請求の範囲に記載される範囲にのみ限定される。
国際調査報告

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)回転軸と、円弧状ケーブル巻きトラックを含む外側の周縁とを有する 溝車板と、(b)周縁を通して溝車板の中に延びるケーブル端部を有し、ケーブ ル端部のまわりに鋳造された前記溝車板の一部によって溝車板内に捕捉されたケ ーブルとからなり、前記ケーブルは、溝車板を回転軸のまわりに回転させるとき 前記トラックに巻き付けられる、溝車板及びケーブル組立体。
  2. 2.前記ケーブル端部は、回転軸のまわりに溝車板を通して延びる円弧状部分を 含む、請求の範囲第1項の組立体。
  3. 3.円弧状部分は、その長さに沿ってねじれ部を含む、請求の範囲第2項の組立 体。
  4. 4.ケーブル端部は、溝車板内の平坦ヘッド部分で終わる、請求の範囲第1項ま たは第2項の組立体。
  5. 5.ケーブル端部の円弧状部分と平坦ヘッド部分は、円弧状部分と平坦ヘッド部 分の交点で肩部を構成し、前記溝車板は、ケーブルが引張り状態のときに引出し 力によるヘッド部分の移動を制限するための対向した衝合拘束肩部を含む、請求 の範囲第4項の組立体。
  6. 6.ケーブル端部は、ほぼ円形横断面を有し、平坦ヘッドは、ほぼ卵形横断面を 含む、請求の範囲第4項の組立体。
  7. 7.溝車板は、ケーブル端部のまわりのダイカストである、請求の範囲第1項の 組立体。
  8. 8.溝車板とケーブル端部とは、冶金学的に結合される、請求の範囲第7項の組 立体。
  9. 9.周縁は、その長さの大部分に沿ったケーブル巻きトラックと、ケーブル巻き トラックを中断し前記ケーブル巻きトラックの内方に凹んだケーブル入口溝とを 含み、前記ケーブル端部は、前記ケーブル入口溝を通して溝車板の中に延びる、 請求の範囲第1項の組立体。
  10. 10.(a)板厚を構成する間隔をへだてた側面をもち、側面と相互に連結する 外周縁を有し、その外周縁に円弧状ケーブル巻きトラックを含む溝車板と、(b )側面間の溝車板の中に延びるケーブル端部を有し、ケーブル端部のまわりに鋳 造された前記溝車板の一部によって溝単板に捕捉されたケーブルとからなり、前 記ケーブル端部は、板厚以下の厚さを有する、溝車板及びケーブル組立体。
  11. 11.ケーブル端部は、溝車板の回転軸のまわりに延びる円弧状部分を含む、請 求の範囲第10項の組立体。
  12. 12.円弧状部分は、その長さに沿ってねじれ部を含む、請求の範囲第11項の 組立体。
  13. 13.前記円弧状部分は、直径が板厚以下である円形横断面を有する、請求の範 囲第11項の組立体。
  14. 14.円弧状部分は、厚さが板厚以下である平坦ヘッド部分で終わる、請求の範 囲第13項の組立体。
  15. 15.平坦ヘッドは、卵形横断面を有する、請求の範囲第14項の組立体。
  16. 16.ケーブル端部の円弧状部分と平坦ヘッド部分とは、それらの交点で肩部を 構成し、前記溝車板は、ケーブルが引張り状態にあるとき、引出し力によるヘッ ド部分の移動を制限するように溝車板の内側に対向する衝合拘束肩部を含む、請 求の範囲第14項の組立体。
  17. 17.板厚を構成する間隔をへだてた側面と、該側面と相互に連結し、円弧状ケ ーブル巻きトラックを含む外側周縁とを有するダイカスト金属の溝車板と、側面 の間の溝車板の中に延び、まわりの前記溝車板のダイカストによって溝車板内に 捕捉されたケーブル端部を有する金属ケーブルとからなり、ケーブル端部は板厚 以下の厚さを有し、それによって捕捉されたケーブル端部は溝車板の側面の間に 閉じ込められる、溝車板及びケーブル組立体。
  18. 18.ケーブル端部は、溝車板の回転軸のまわりに延びる円弧状ねじれ部分を含 む、請求の範囲第17項の組立体。
  19. 19.前記円弧状部分は、直径が板厚以下である円形横断面を有する、請求の範 囲第18項の租立体。
  20. 20.円弧状部分は、厚さが板厚以下である平坦ヘッド部分で終わる、請求の範 囲第19項の組立体。
  21. 21.平坦ヘッドは、卵形横断面を有する、請求の範囲第18項の組立体。
  22. 22.ケーブル端部の円弧状部分と平坦ヘッド部分とは、それらの交点で肩部を 構成し、前記溝車板は、ケーブルが引張り状態にあるとき、引出し力によるヘッ ド部分の移動を制限するように対向する衝合拘束肩部を含む、請求の範囲第20 項の組立体。
  23. 23.対向する間隔をへだてた側面と、側面と相互に連結し、円弧状ケーブル巻 きトラックを含む外周縁と、側面の間の溝車板を通して外周縁から円弧状に延び 、側面の間の内部の細長キャビティで終わる内部通路とからなり、前記キャビテ ィと通路は、それらの交点でケーブル拘束肩部を形成する、ウインチ用溝車板。
  24. 24.ダイカスト板である、請求の範囲第23項の溝車板。
  25. 25.通路は、円形横断面を有する、請求の範囲第23項の溝車板。
  26. 26.細長キャビティは、卵形横断面を有する、請求の範囲第23項の溝車板。
  27. 27.通路は、溝車板の回転軸のまわりに円弧状に延びる、請求の範囲第23項 の溝車板。
  28. 28.通路は、その長さに沿ってねじれ部を含む、請求の範囲第27項の溝車板 。
  29. 29.外周縁は、その長さの大部分に亘るケーブル巻きトラックを含み、ケーブ ル巻きトラックの内方に凹んだケーブル入口溝を含み、入口壁内で終わる、請求 の範囲第23項の溝車板。
  30. 30.円弧状通路は、前記入口壁を直角に横切る、請求の範囲第29項の溝車板 。
  31. 31.回転軸を有し、第1側板と、第1側板から間隔をへだてた第2側板と、並 んだ関係で前記側板の間に配置された中央板とからなり、前記中央板は間隔をへ だてた側面を有してその間に板厚を構成し、側面と相互に連結する外周縁を有し 、第1側板と第2側板との間に配置された円弧状ケーブル巻きトラックを含み、 前記ケーブルは前記側面の間の中央板の中に延びるケーブル端部を有し、まわり をモールドされた前記溝車板の一部によって溝車板に捕捉され、ケーブル端部は 板厚以下の厚さを有し、それによって、捕捉されたケーブル端部は前記側面の間 に閉じ込められ、前記側板から間隔をへだてている、タイヤ持上/支持ウインチ 用に有効な溝車組立体。
  32. 32.中央板は、前記ケーブル端部を一体に捕捉するためのケーブル端部のまわ りのダイカストである、請求の範囲第31項の組合わせ。
  33. 33.ケーブル端部は溝車組立体の回転軸のまわりに延びる円弧状部分を含む、 請求の範囲第31項の組合わせ。
  34. 34.ケーブル端部の円弧状部分は、その長さに沿ってねじれ部を含む、請求の 範囲第33項の組合わせ。
  35. 35.ケーブル端部の円弧状部分は、平坦ヘッド部分で終わる、請求の範囲第3 3項の組合わせ。
  36. 36.ケーブル端部の円弧状部分と平坦ヘッド部分とは、その間に拘束肩部を形 成する、請求の範囲第35項の組合わせ。
  37. 37.中央板は、ケーブルが引張り状態にあるとき、平坦ヘッド部分の移動を制 限するように拘束肩部に対向する衝合関係の相補する拘束肩部を含む、請求の範 囲第36項の組立体。
  38. 38.溝車板の形状に相補して形作られた肩キャビティ内にケーブルの一定長さ を配置し、鋳造材を型キャビティの中に導入してケーブルの長さのまわりに溝車 板を鋳造して単一の溝車板及びケーブル組立体を形成する、ことからなる溝車板 及びケーブル組立体の製造方法。
  39. 39.溝車板の厚さが溝車板に捕捉されたケーブルの厚さ以上である鋳造を含む 、請求の範囲第38項の方法。
  40. 40.前記長さの一部を円弧状形状に形成することを含む、請求の範囲38項の 方法。
  41. 41.円弧状形状にねじれ部を形成することを含む請求の範囲第40項の方法。
  42. 42.円弧状部分の端部に細長いヘッドを形成するため前記長さの一部を平坦に することを含む、請求の範囲第40項の方法。
  43. 43.ケーブル端部のまわりに溝車板をダイカストするために溶融金属を型キャ ビティ内に導入することを含む、請求の範囲第38項の方法。
JP89503681A 1988-03-18 1989-03-17 タイヤ持上/支持ウインチ用溝車板及びケーブル組立体 Pending JPH02503550A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17028188A 1988-03-18 1988-03-18
US170,281 1988-03-18
PCT/US1989/001103 WO1989008602A1 (en) 1988-03-18 1989-03-17 Sheave plate and cable assembly for a tire lift/carrier winch

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02503550A true JPH02503550A (ja) 1990-10-25

Family

ID=22619275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP89503681A Pending JPH02503550A (ja) 1988-03-18 1989-03-17 タイヤ持上/支持ウインチ用溝車板及びケーブル組立体

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPH02503550A (ja)
GB (1) GB2235911B (ja)
WO (1) WO1989008602A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5290014A (en) * 1991-04-01 1994-03-01 Deuer Manufacturing Inc. Compact tire lift unit
WO2012075270A2 (en) * 2010-12-01 2012-06-07 Cequent Performance Products. Inc. Winch assembly
USD839527S1 (en) 2016-11-29 2019-01-29 Horizon Global Americas Inc. Winch housing
USD844927S1 (en) 2017-07-10 2019-04-02 Horizon Global Americas Inc. Winch housing

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB316977A (en) * 1928-08-07 1930-09-25 Emile Andre Henry Improvements in hauling or towing devices for vehicles and the like
GB1506244A (en) * 1975-02-01 1978-04-05 Manno Kogyo Co Ltd Spare tyre carriers
US4166311A (en) * 1978-05-08 1979-09-04 Belden Corporation Apparatus for trimming a cable terminal lug and assembling a fastener bolt thereon
US4544136A (en) * 1981-06-25 1985-10-01 Joseph Deuer Tire lift/carrier
US4625947A (en) * 1984-07-02 1986-12-02 Deuer Manufacturing, Inc. Tire lift/carrier
US4535973A (en) * 1984-01-11 1985-08-20 Kent Products, Inc. Vehicle tire carrier

Also Published As

Publication number Publication date
GB2235911B (en) 1991-12-18
GB2235911A (en) 1991-03-20
GB8925695D0 (en) 1990-03-21
WO1989008602A1 (en) 1989-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5251877A (en) Sheave plate and cable assembly for a tire lift/carrier winch
US6474587B2 (en) Seat belt retractor
US5125628A (en) Sheave and cable assembly for a tire lift/carrier winch
US5415377A (en) Sheave assembly for a tire lift/carrier winch
US6409454B1 (en) Suspending member breakage preventing mechanism in spare wheel holding apparatus
JPH02503550A (ja) タイヤ持上/支持ウインチ用溝車板及びケーブル組立体
US5110093A (en) Sheave plate and cable assembly for a tire lift/carrier winch
CN209126688U (zh) 卷收器、安全装置及汽车
JP2667195B2 (ja) 駆動車輪用支持・懸架アーム
GB2414429A (en) Pulley Block Straps
CN2344373Y (zh) 内装式螺纹驱动摩擦制动卷扬机
CA2374010C (en) Hoisting/pulling device
KR19980032637A (ko) 차량의 바퀴용 미끄럼 방지장치
CN217015106U (zh) 一种改进型速差自控器
JP2768661B2 (ja) 予備タイヤ保持装置
KR19990046572A (ko) 와이어로프식전동호이스트
CN214523699U (zh) 一种安全带卷收器及其定轴结构
JP2612817B2 (ja) 巻上・牽引装置
CN2109379U (zh) 舞台吊杆用单绳单卷筒
CN2250894Y (zh) 分体式自行车锁
CN2374446Y (zh) 一种绳端固定头
AU2002323890B1 (en) Wheel-mountable winch
SU1138380A1 (ru) Устройство дл креплени ленточного т гового органа грузоподъемной машины
JPH01317889A (ja) 自動二輪車のリャアーム
JP2589121Y2 (ja) 微速機構付大形ホイスト